先日オンラインで行った 『海辺の環境教育フォーラム2020』で、出会った、 若いイソミミズ研究家さんのお話しが、 余りにも衝撃的で、 しかも楽しく興味深かかったので、 ミミズの事が何故か気になってしまいます(^_^;)
でもミミズについて、 自分はどれくらい知っているんだろう・・・。 そんな風に考えると、 本当に僅かな知識しかないなあ・・・。 って、つくづく思い知らされています(>_<)
ところで、魚釣りで使うミミズは、 そりゃあ、本当に色んな魚が釣れる万能エサであり、 対象魚によっても、使うミミズが異なったりして、 呼び方も一つではないんです。
そこでこの投稿では、 魚釣りにおけるミミズの呼び方とその種類。 そして、釣れる対象魚について、 あくまで釣り人目線で書いてみようと思って、 書いて居ります。 暫し、お付き合い下さいませ(^_^;)
さて、イチバン多く使われているのは、 やはり『キヂ』でしょう。 このミミズは、何処でも見かける『シマミミズ』です。
対象魚としては、渓流でのヤマメ・イワナに、 アマゴ、ニジマス・・・。 みんな大好きです。
更に川を下って清流釣りでは、 ウグイ・オイカワ・・・。 なんかも良く釣れますよ。
そして、町を流れる都市河川だとか、 田舎の里を流れる畦川や、 堤など、ちょっと流れが淀んでいる里川で、 良く使うのが『ボッタ』ですね。 このミミズは、『イトミミズ』の事です。
イトミミズは、割とひとかたまりになって、 泥に頭を突っ込んでいる場合が多く、 エサに使う際も、一匹を付けるのではなく、 塊にしてぼったり付けるからだと言われています。
ボッタで良く釣れるのは、 コイ・フナ・タナゴ・モツゴと云った、 コイ科のオールスター達です。
更に、中流域から下流域 もっと川を下って河口部まで良く使うのが、 『オカンナリ』とか、『カミナリ』って呼ぶ、 大きな『ドバミミズ』です。 ナマズなんかも大好物ですよ。
更に、キヂなんかは、ハゼの好エサですし、 セイゴ(フッコ)も大丈夫ですね(^_^)v
とまあ、ミミズ使いのバリエーションは、 とてつもなく広範囲に及び、 しかも何処で良く釣れる―。 って、云うのが特徴かも!?
加えて、『イソミミズ』なんて、 ミミズまでいるんだって知ったら、 このミミズを釣りエサにした時にゃ、 なんて呼べばいいんだい!?
いっこ思いついたのは、 貧毛類だって云う事と、 海岸周辺の土壌で採取できるってことで、 『ハゲイソメ』 ダメかなあ・・・(>_<)
言うなれば、ミミズと云う生きものが、 様々な土壌に適応できる生きものであり、 水質のバロメーターにもなっていたりと、
とてつもない生きものである―。 そう云う事だとも思うし、 食物連鎖の底辺付近に棲息しながら、 非常に多くの生きもの達の命を支えている、 大切な生きものだと云う事なんでしょう。
いやあ、ミミズってすげえ!!
左の写真は、 上から1枚目 シマミミズ(キヂ)
2枚目 イトミミズ(ボッタ)
3枚目 ドバミミズ(オカンナリ)です。
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