鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2020/12/16 9:06:01|釣り用語の解説
釣りにおけるミミズの呼び方

先日オンラインで行った
『海辺の環境教育フォーラム2020』で、出会った、
若いイソミミズ研究家さんのお話しが、
余りにも衝撃的で、
しかも楽しく興味深かかったので、
ミミズの事が何故か気になってしまいます(^_^;)

でもミミズについて、
自分はどれくらい知っているんだろう・・・。
そんな風に考えると、
本当に僅かな知識しかないなあ・・・。
って、つくづく思い知らされています(>_<)

ところで、魚釣りで使うミミズは、
そりゃあ、本当に色んな魚が釣れる万能エサであり、
対象魚によっても、使うミミズが異なったりして、
呼び方も一つではないんです。

そこでこの投稿では、
魚釣りにおけるミミズの呼び方とその種類。
そして、釣れる対象魚について、
あくまで釣り人目線で書いてみようと思って、
書いて居ります。
暫し、お付き合い下さいませ(^_^;)

さて、イチバン多く使われているのは、
やはり『キヂ』でしょう。
このミミズは、何処でも見かける『シマミミズ』です。

対象魚としては、渓流でのヤマメ・イワナに、
アマゴ、ニジマス・・・。
みんな大好きです。

更に川を下って清流釣りでは、
ウグイ・オイカワ・・・。
なんかも良く釣れますよ。

そして、町を流れる都市河川だとか、
田舎の里を流れる畦川や、
堤など、ちょっと流れが淀んでいる里川で、
良く使うのが『ボッタ』ですね。
このミミズは、『イトミミズ』の事です。

イトミミズは、割とひとかたまりになって、
泥に頭を突っ込んでいる場合が多く、
エサに使う際も、一匹を付けるのではなく、
塊にしてぼったり付けるからだと言われています。

ボッタで良く釣れるのは、
コイ・フナ・タナゴ・モツゴと云った、
コイ科のオールスター達です。

更に、中流域から下流域
もっと川を下って河口部まで良く使うのが、
『オカンナリ』とか、『カミナリ』って呼ぶ、
大きな『ドバミミズ』です。
ナマズなんかも大好物ですよ。

更に、キヂなんかは、ハゼの好エサですし、
セイゴ(フッコ)も大丈夫ですね(^_^)v

とまあ、ミミズ使いのバリエーションは、
とてつもなく広範囲に及び、
しかも何処で良く釣れる―。
って、云うのが特徴かも!?

加えて、『イソミミズ』なんて、
ミミズまでいるんだって知ったら、
このミミズを釣りエサにした時にゃ、
なんて呼べばいいんだい!?

いっこ思いついたのは、
貧毛類だって云う事と、
海岸周辺の土壌で採取できるってことで、
『ハゲイソメ』
ダメかなあ・・・(>_<)

言うなれば、ミミズと云う生きものが、
様々な土壌に適応できる生きものであり、
水質のバロメーターにもなっていたりと、

とてつもない生きものである―。
そう云う事だとも思うし、
食物連鎖の底辺付近に棲息しながら、
非常に多くの生きもの達の命を支えている、
大切な生きものだと云う事なんでしょう。

いやあ、ミミズってすげえ!!

左の写真は、
上から1枚目 シマミミズ(キヂ)

2枚目    イトミミズ(ボッタ)

3枚目    ドバミミズ(オカンナリ)です。








 







2020/12/15 9:06:01|トピック
釣りの防寒着は優秀ですよ(^_^)v
いやあ、寒くなりましたね。

さて、自分が釣り具屋さんだった頃、
この時季の主力商品と云えば、
『防寒着(服)』でした。

まあ、コレは今でも同じでしょうが、
当時と何が違うかと云えば、

何より、デザインがオシャレで、
センスがグッと良くなった事に加え、
その防寒力も、インナーからアウターまで、
とにかく温かくなっています。

当時の釣り用防寒着と云えば、
ホント、着膨れるばかりで、
デザインも、ジジむさかったのでありますが、
今はとってもカッコ良くなりました。

元々、寒い野外で長時間、
しかもそんなに動かずに釣るのが、
冬の釣りのスタイルですから、
温かいは温かかったのではありますが、

加えて更に機能的になり、
特殊な素材によって、
軽くて、しかも保温力が高い服が増えてきました。

なので、これからますます冷える時季ですので、
だまされたと思って、釣り用の防寒着を、
選んで着てみて下さいな。

なんでも、今週からは強い寒気が流れ込むそうで、
年末に向けて、しんしんと冷えて来そうです。

備えあれば憂い無し!!
釣り用の防寒着、優秀ですよ(^_^)v
 







2020/12/14 9:06:01|釣魚料理
信州のお正月に添えられる魚
もう、師走も半分が過ぎようとしています。
そろそろ、お正月の準備を始めないといけないですね。

来年のお正月は、もしかしたら帰省も自粛となって、
寂しいお正月になってしまうかもしれませんね。
それと、おせち料理の詰め合わせなどの予約が
好調なんだそうですが、大きなお重タイプではなくって、
個別に取れる様に、
一人用のお重の需要が高いんだそうですね。

ところで、おせち料理には、
色々な意味合いが込められていますし、
その土地土地によって、
食材も様々ですよね。

おめでたい事ですから、
魚介類も割と華やかな魚介が使われていますよね。
鯛の塩焼きとか、鰤の照り焼きだとか、
エビの鬼ガラ焼きとか、
紅白なますにもイクラがが入っていたりしますよね。

一方で、海産物が手に入りにくい内陸県でも、
貴重なタンパク源である魚介は、
やはりおせちには欠かせない逸品です。

地元の山梨も、ご存じの通り海はありませんが、
割と海産物の加工品は、昔から食べられていますよね。
『アワビの煮貝』などは、その最たるものかと思います。
乾燥したホッキ貝を「姥貝(うばがい)」として、
上手に料理に取り入れる事もしていました。

これがお隣の長野県(信州)に行くと、
山梨以上に淡水魚の食利用が盛んであり、
お正月のおせちや、
ハレの日の食卓にも添えられたりしています。

中でも、やはり「鯉」は、滋養の効果も高いので、
信州ではごちそうとして、珍重されています。

上の左の写真は、
『鯉のうま煮』で、鯉をそれこそ丸ごと煮込んだ料理で、
でっかい甘露煮ですよね。
年の瀬ともなると、スーパーにもたくさん並びます。

我が家はほぼ長野県との県境なので、
甲府に出るより諏訪の方が近いんです。
だから、長野県のスーパー事情も、
ちょっと知ってますよ(^_^)v

妻の出身が長野県の木曽なので、
お正月に実家にあいさつに行くと、良く出してくれます。
骨もウロコも全て食べられて、滋味深くて美味しいですよ。
因みに、子どもの頃に山梨に来ているので、
妻は完全な山梨っこです(^_-)

また、右の写真は、諏訪地域で良く食べられている、
『鮒のすずめ焼き』です。けれど、鯉と同じように、
丸煮で食べたりもするそうですよ。

一度、お正月明けに諏訪湖畔の民宿に泊まった際、
鮒の甘露煮が出て、ちょっとビックリしたのを覚えています。
美味しかったですけどね。食べた事なかったので、
ちょいカルチャーショックでした(^_^;)

また、食べた事はないのですが、
信州では、ウグイも良く食べられていて、
田楽にしたり、焼き干しにしたウグイのダシで、
お雑煮を作る地域もあるそうです。

川の恵みに感謝し、大切に戴く食文化って、
素敵だと思いませんか!?

いずれにしても、おせち料理は、
命に感謝し、地域の繁栄と人々の安寧を願った、
素晴らしい食文化って事だと思います。

感謝していただいて、2021年の繁栄を祈りましょう!!


 







2020/12/13 9:06:01|お気に入りの場所
お気に入りの釣りのうた
ありうそうで、あまりないのが、
魚釣りを題材にした歌かもしれません。

釣りをしている最中は、
結構な集中をしていますし、
なかなか男女のカップルで仲良く釣りしてる―。
って、云うのも余り釣り場では見かけないので、
曲になりにくいかもしれないですね。

けれど、ミュージシャンやアーティストで、
釣りが好きな方は、
意外にもたくさんいらっしゃるんですよ。

その中のお一人で、
しかも僭越ながら、自分と同郷って云う事で、
釣りが好きなミュージシャンと云えば、
THE・BOOMの宮沢 和史さんです。

そして、宮沢さんの作られた曲の中に、
とってもかわいらしい釣りの歌があるんです。
ファンの方なら、云わずともお分かりでしょうが、
『釣りに行こう』って、云う楽曲で、
矢野顕子さんデュエットされています。

元々は、BOOMの楽曲ですが、
ソロ活動もされる中で、矢野顕子さんとのコラボした
この曲が大好きなんです。

この曲の世界観が、とっても好きで、
実は、自分の結婚式でも、
使わせてもらっちゃっいました(^o^)

妻が最初のお色直しで退席する際の、
BGMとして使ったんです。
当時の自分は、まだ釣り具屋さんでしたしね(^_-)

歌のイメージに合うイラストないかなあ・・・。って、
思って、無料の素材を探していたら、
このイラストが見つかって、
あっ、いいかもぉ!!
って、思って貼ってみました。

ところで、
この歌の物語の主人公は、
「僕」と「君」で、
ご近所同士の男の子・女の子のペア。
以前から、とっても仲の良い事が想像できます。
この二人の小さな思い出を歌っています。

女の子は、一緒に釣りに行くと、
自分より背のおっきな男の子の、
顎のホクロを、いつも眺めています。

そのうち眠たくなって寝てしまうのですが、
目が覚めると男のは、
「大きいのが釣れた・・・」と、
いつも嘘ばかりついているのを知っています。
でも、いつもだまされたふりをしています。

一方、
「僕」は、となりでいつもねている「君」を、
いつも心配そうに見ています。
釣り竿も握ったままだし、魚が引いても、
「君」は、知らん顔です。
気になって仕方ありません。

時々、真似をして目を閉じても、
柳の葉っぱがくすぐったくて、眠れません。
大人になってまたあの場所に行っても、
きっとまだ「君」は、眠っていそうだな・・・

ふたりの、
「つりにいこう!!」と、
かけあうサビのリフレインが、とっても心地よくって、

魚釣りが、このふたりにとって大切な、
コミュニケーションなんだってことが、
ほっこり、じんわりと伝わってきます。

雨がやんだら迎えに行くね。
いつもの場所に迎えに行くね!!

二人が一緒に釣りをしたのは、
きっと、山梨のどこかの川だと思います。
一緒に釣りに行ったのは、
自分の場合、4つ上の兄ちゃんですが、

柳の木が上にあるよな釣り場、
一カ所、思い浮かぶ場所があるんですよね~。
何処だとは、当然言えませんけど・・・(^_^;)

ああ、でも自分なんて、、
妻と一緒に釣りをしたのは2回だけです(>_<)
なかなか歌のようにはいきませんねえ・・・
 







2020/12/12 9:06:01|お気に入りの場所
THIS is HACHIJYOU の魚も釣れる!!
今年は、年間を通じて、
最大の仕事である、八丈島でのキャンプが、
このコロナ禍で中止となってしまいました。
そのせいもあって、ステイホームを埋めるために、
当ブログの毎日更新を始めた訳です。

来年の事を云うと、
鬼に笑われそうですが、絶対にやって欲しい―。
そう思いながらも、
ここに来て感染者が拡大している状況を見ると、
まだまだ先行きは不透明です。

このブログでも、何度か「ビバ八丈!!」と、
題して、これまでに釣れたお魚を紹介して来ました。
中でも、上の写真の『ユウゼン』こそ、
THIS is HATHIJYOUの魚です。

八丈島を訪れる多くのダイバーさん達が、
先ず探すのが、この『ユウゼン』で、
『ナズマド』と、云うダイビングスポットが、
よく知られています。

『ユウゼン玉』と、云って、
この美しい模様のユウゼンが玉の様に固まって、
群れで泳ぐ姿は圧巻なんだそうです。

が、このユウゼンさえも、
ご覧の通り、
堤防でサビキで釣れちゃったりする訳ですよ!!

『ユウゼン』は、チョウチョウウオ科の魚で、
食用にはなりにくいのですが、
別に毒があるわけではありません。
それに、15㌢以上はあるので、
塩焼きにしても、そこそこ身はありそうです。

なので、もし来年になって無事に八丈に行けて、
このユウゼンが釣れたら、
一度、食べてみようかなあ・・・。
と、思っているのですが、
ダイバーさんからは批判されちゃうかもですね(^_^;)