本日の『海辺の環境教育フォーラム2020 ONLINE』の、 夜の懇親会に参加して来ました。
自分は『フリートーク』の、 懇親会に顔を出したのですが、 やっぱり、スゴい人が来ていました!!
なんと、ミミズに情熱を注ぐ、 若き学生研究者です。
ミミズと云えば、釣りのエサでは定番ですよね。 『キヂ』は、「黄血」から来ているミミズが、 釣りエサになった際の呼び名です。
ハリを刺すと体から、黄色い体液を出すので、 『キヂ』と、呼びます。
で、このミミズにハマってしまったこの学生さん、 我々に熱きミミズ愛で語ってくれました(^o^)
彼が研究の対象としているミミズと云うのが、 タイトルにある『イソミミズ』と、云うミミズで、 どちらかと言えば、ゴカイなどと同じで、 貧毛類だとおっしゃって居ました。
ところで、実際にイソミミズの実物を、 見せて戴いた時に、そう云えば・・・。 と、思い出した生きものの写真がありました。
早速、保存のデータを掘ったところ、 上の写真が見つかりました。
これって、もしや「イソミミズ?」ですかね。 採ったのは、新潟県上越市にかつてあった、 干潟の様なフィールドで、専門学校の学生達と、 ベントスの調査の授業をした時のものです。
引き潮の状態で底をわずかに掘ったら、 こんなん出てきましたぁ!!
で、これが採れた直後、 これをエサにして釣り糸を垂らしたら、 たちまち、キュウセンベラが食って来ました。
今日、彼から聞いた話しでは、 ベラやハゼが大好物なんだそうで、 やっぱり、そうなのかっ!? と、未知の世界の扉を開けてしまったかも・・・。
なんでもこのミミズ、 体から、緑色の発光物質の入った体液を出すそうで、 『ホタルミミズ』とも、云われているみたいです。
結構、全国的に分布している様ですよ。 知らない話しは、ホント興味が尽きません。
集まった全員が、大いに湧いた『イソミミズ』 知らなかっただけで、今までにも採ってたかも!? |