鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2020/11/28 22:48:07|トピック
イソミミズって知っていますか?
本日の『海辺の環境教育フォーラム2020 ONLINE』の、
夜の懇親会に参加して来ました。

自分は『フリートーク』の、
懇親会に顔を出したのですが、
やっぱり、スゴい人が来ていました!!

なんと、ミミズに情熱を注ぐ、
若き学生研究者です。

ミミズと云えば、釣りのエサでは定番ですよね。
『キヂ』は、「黄血」から来ているミミズが、
釣りエサになった際の呼び名です。

ハリを刺すと体から、黄色い体液を出すので、
『キヂ』と、呼びます。

で、このミミズにハマってしまったこの学生さん、
我々に熱きミミズ愛で語ってくれました(^o^)

彼が研究の対象としているミミズと云うのが、
タイトルにある『イソミミズ』と、云うミミズで、
どちらかと言えば、ゴカイなどと同じで、
貧毛類だとおっしゃって居ました。

ところで、実際にイソミミズの実物を、
見せて戴いた時に、そう云えば・・・。
と、思い出した生きものの写真がありました。

早速、保存のデータを掘ったところ、
上の写真が見つかりました。

これって、もしや「イソミミズ?」ですかね。
採ったのは、新潟県上越市にかつてあった、
干潟の様なフィールドで、専門学校の学生達と、
ベントスの調査の授業をした時のものです。

引き潮の状態で底をわずかに掘ったら、
こんなん出てきましたぁ!!

で、これが採れた直後、
これをエサにして釣り糸を垂らしたら、
たちまち、キュウセンベラが食って来ました。

今日、彼から聞いた話しでは、
ベラやハゼが大好物なんだそうで、
やっぱり、そうなのかっ!?
と、未知の世界の扉を開けてしまったかも・・・。

なんでもこのミミズ、
体から、緑色の発光物質の入った体液を出すそうで、
『ホタルミミズ』とも、云われているみたいです。

結構、全国的に分布している様ですよ。
知らない話しは、ホント興味が尽きません。

集まった全員が、大いに湧いた『イソミミズ』
知らなかっただけで、今までにも採ってたかも!?







2020/11/28 19:34:17|お気に入りの場所
波に背を向けるな!!
金言、出ました〜!!
自分が参加した2つ目の分科会のテーマは、
『みんなでセーフティーセンサー』でした。
分科会は、正に参加者達の「お気に入りの場所」です。

この分科会では、
海辺や水辺で活動する際、
我々の様な専門家であったり、
体験が豊富な人であれば、
その「場」に、潜む危険やリスクに対して、
センサーが働いて、活動を行うか否かの判断をしたり、
自身を守る事について防衛能力が、
自然と働きますが、

どうも、体験の度合いや、興味関心の度合いで、
センサーの働きは違うよね―。
そんな共通認識の元、

ある場面を想定する中で、
センサーがどんな風に働いたか―。
危ないと分かっていながらやってしまう心理だとか、

危なかっしい事をやってる、
危なっかしいチャラ男さんたちに、
声を掛ける事をせずスルーしちゃうのは、
別の「セーフティーセンサー」が、
働いちゃっているよね〜!!

などなど、色んな話題がテーブルにあがり、
同室になった皆さんと一緒に、
「ブレーンストーミング」を、やってみました!!

そんな中で、
「釣り人の多くがライフジャケットを着ないのはなぜ?」
そんな質問も出て来ました。

自分は必ず着用して釣りをしてはいますが、
多くの釣り人の心情として、
「ライジャケはじゃまくさい!!」
「自分は溺れんない!!」
「魚が釣れた感動の方が大きくて、
 危険よりも感動が優先してしまう」

等々、思い当たる理由を説明してみました。
が、自分もライジャケを着けてない、
特にベテラン釣り師の方が、
いつも危なっかしいと感じて居ます。

ですが、リスクは等しく襲って来ますし、
絶対安全はないので、
我々として、どのように伝えていくのがいいだろう・・・
と、云う事が、課題として投げられたところで、
時間切れとなりました。

その中で、常連組の参加者から出て来た金言が、
タイトルの、「波に背を向けるな!!」と、
云う力強いひと言でした。

海で活動する者、
決して海を甘く見ず、波に背を向けるな!!
これからも、肝に銘じて活動したいと決意しました(^o^)/

写真は、八丈島底土海岸での、
「スノーケリング」の写真です。

この写真から、あなたのセーフティーセンサーは、
どんな風に働きますか!?







2020/11/28 12:40:39|トピック
間もなく始まります!!
さあ間もなく、
『海辺の環境教育フォーラム2020 ON LINE』が、始まります。
ワクワクしますね!!

参加者はMAXの100人だそうで、
大いに盛り上がると思います!!
学生さんも含めて、たくさんの海の仲間達が集います。

どんな話題が出てくるでしょう。
それでは、マザーシップから、
zoomの部屋へ上陸しましょう。

行って来まーす!!


 







2020/11/28 9:06:01|ニッポンの釣り
冬の釣りっちゃーカワハギずら!!
タイトルを甲州弁にしてみました(^_^;)
今年の11月は暖かですが、
寒い時には、寒い時なりの釣りが、
ニッポンの釣りには、必ず存在します。

季節風も強くて、体感温度もどんどんと下がりますから、
冬の釣りには、おおよそ我慢と忍耐がつきまといます。
が、それでも釣りに行く理由とすれば、
先ず第一に、難しいからこそ釣った時の感激が大きい―。
と、云うのは、必ずあります。

加えて、冬になれば魚だって寒くなるわけで、
服が着られない魚たちは、「脂」を、身に纏って、
厳しい冬を乗り越えるのです。

と、云う事は、断然、身に脂が乗って、
美味しくなるので、釣り人しゅうは、
寒くても、釣りに行くっちゅこんさ。

そん中でも、肝に脂を着けて美味しくなる魚こそ、
「カワハギ」で、冬の釣りっちゃー、
やっぱ、カワハギずら!!
って、こんです。

さあ、甲州弁おふざけはこれくらいにして、
食味以上に、釣り人をアツくさせる理由が、
ちゃんとカワハギ釣りにあるからこそ、
不動の人気を博していると言えるでしょう。

では何故に、そんなにアツくなるのかと云えば、
一にも二にも、難しい―。って、云う事だと思います。

それに、変わった釣り具も色々と使うので、
自然にハマっていってしまうのが、カワハギ釣りです。

以前、「集奇(しゅうき)』と、云う、
ヘンテコな集魚用の釣り具を、
『作ってみよう』の、カテゴリーで紹介しました。

好奇心が旺盛のカワハギは、
先ず集奇が放つ怪しい光に誘われてやって来ます。

そこから、集奇と仕掛けによって、
釣り人様々な釣り方があるのも魅力の一つです。

集奇が途中に付いている―。
と、云う事は、当然ですが、放っておくと、
着底すれば弛む訳です。

そこで、わざと仕掛けを弛ませて、
下を向いてエサを食べようとするカワハギに、
「食う間―」を、与えて一瞬を捉える
『タルマセ釣り』や、

集奇も仕掛けもピーンと張って、
集奇だけかしゃかしゃ叩くように揺らして、
ホバーリングしながらエサを食おうとする
一瞬を捉える『タタキ釣り』とか、
バリエーションが豊富なんですよね。

しかも、仕掛けのイチバン下に付けるオモリすらも、
潮の流れに呼応して仕掛け全体が張れる様に、
オモリに舵が付いた、「舵付オモリ」なる、
そんなオモリを使ったりもするのです。
しかも目立つ様に、夜行色でコーティングされていたり、
そんなバージョンもあるんですよ。

エサ盗り名人―。
との異名を持つ、カワハギとの真剣勝負なので、
寒さもなんのその!!
って、感じでハマってしまうのです(^_^;)

当然、自分もハマっていましたよ〜!!
自分は節操がないので、とにかく釣るために、
タルマセも、タタキも、あの手この手を試しました。

いずれにしても感じたのは、
「間」が、大事な釣りなんだなあ!!って事です。

そしてご褒美と云えば、
釣った後の肝醤油で味わう「お刺身」ですよね。

皮が剥がれるのでカワハギですから、
捌くのもそんなに難しくないし、パンパンに張った肝は、
まあ、フォアグラ以上、あん肝以上に美味しいのです。

ああ、久しぶりにカワハギ釣りに行きたいなあ!!
なので、お次は、カワハギ料理についても、
語っちゃいますよ(^_^)v

 







2020/11/27 9:06:01|トピック
明日から『海辺の環境教育フォーラム2020 ONLINE』開催
これまで各地の海で持ち回りで開催していた、
『海辺の環境教育フォーラム』ですが、

コロナ禍で直接的な交流や、
地域を跨ぐ移動も制限された今年、
明日28日の午後1時から、明後日29日のお昼まで、
ついにオンラインで、開催される事になりました(^_^)v

オンラインですから、これまで
なかなか現地に来られなかった仲間達も、
距離を超えて参加してくれる様です。
中には、海外から参加するメンバーもいるようですよ!!

常連組の自分も、今年はコロナの洗礼をもろに受けて、
夏までの野外での仕事は、ほぼ全部キャンセルとなり、
ギリギリまで参加できるか分からなかったのですが、
なんとか「参加」の運びとなりました。

なので、たくさんの仲間達と話して繋がって、
有意義な2日間にしたいと思います。

フォーラムの軸は、
様々なセッションで構成されていて、
各自が、興味・関心があるセッションへ、
自由に参加して、アツい議論を繰り広げます。

自分も、今回は「セーフティーセンサー」に、ついて、
語り合うセッションで、
話題を提供する予定になっています。

海の活動のない時には、
ファーストエイドの指導にも関わっているので、
活動をするに当たっての、
事故防止や、安全管理には強い関心があるのです。

またコロナ禍で、
ファーストエイドの指導機会は無くなり、
今年は『水の事故』が、多発した現状もありました。
そんな訳で、コロナ禍で安全について、
どのように考えるか―。
何をしなければいけないか―。
そもそも「安全」とは何だ・・・etc

様々なフィールドで活躍する仲間と意見を交わし、
「安全」を、実践していきたいと考えています。

他にも、たくさんのセッションがあるので、
釣りの話題も、きっと出て来るでしょう!!
面白い話題があったら、
可能な限り、リアルタイムで更新したいなあ・・・。
って、考えて居ります。

一方で、話しに夢中になり過ぎて、
もし更新がおぼつかなかったら、ごめんなさい・・・(>_<)

29日には、申し込みされて居ない方でも、
集まって来る海のエキスパート達に、
海の事を、いっぱい聞けちゃう!!
って、云うセッションもあって、
生配信の予定なんだそうですよ。

と、云う訳で、明日と明後日の2日間、
釣りも大いに語って参りますので、
フォーラム明けの更新も、お楽しみに!!

写真は、「ワタシの海」って事で、
やっぱり八丈の海の写真にしました!!

『行ってらっしゃーい!!』
『おもうわよ〜!!』

島を離れる際、島の方達が、
マイボートや、ジェットスキーを駆って、
見送ってくれる最高の光景です。