いきなりですが、 あなたは普段、お友達やご家族から、 どんな風に呼ばれていますか?
お名前のまま、呼ばれているのでしょうか? それとも、ニックネームで呼ばれているのでしょうか? なんでも、最近は「あだ名」って、云うのを、 使わない様にしよう―。
特に学校の現場では、「あだ名」と、云う言葉は、 使わなくなったそうですよ。
自分なんかは、あだ名もニックネームも、 「鯛損」で、ありますが(^_^;) その理由は、正しくあの伝説のボクサーに、 見た目が似てるからなんですけどね(爆)
でも、お陰で、ほぼお会いした方は、 「鯛損」を、一発で覚えてくださいます(^^)
そんな事はさておき、 見た目から親しみを込めて、あだ名を付けられるなら、 「おっ、いいじゃん!!] なんて、思って下さるかもしれないのですが、
全く見た目とは関係のない名前で、 いきなり呼ばれる様になったら、 その方は、困惑してしまうかもしれませんよね。
しかも、それが国の名前とかで、 いきなり呼ばれたら、その国に対しても、 もちろんその方に対してでも、 余り気持ちのよろしいものじゃないでしょうねえ・・・
さて、写真のお魚ですが、 もちろん、正式な和名は存在しているのですが、 釣り人も、おそらく漁師さんも、 この魚が捕れたら、こう呼びますよ。
「おお、エチオピアじゃん!!」 「・・・(^_^;)」 なんで、その名前なん!?
このお魚の正式和名は、 「シマガツオ」って、言います。 見た目から言わせてもらえば、 「これも、あだ名ちゃうん!?」 って、言われてしまいそうですよね。
どうして、このお魚に国の名前が付けられたか―。 って、云うと、諸説あるそうなんですが、 この説が、最も有効なんだそうです。
では、その説を説明しましょうね。 このお魚が捕れ始めて、 広く食卓にもあがるようになったのが、 1930年代後半なんだそうで、丁度その頃、 日本に、エチオピアからご皇族が来日されていて、 事情は良く分からないのですが、 何でもその来日中に、ロマンスの噂が立って、 当時の新聞を賑わわせたそうなんです。
そんな事から、当時の国民がエチオピアと云う国に、 親しみを持ったらしく、 初めてこの魚の実物を見た人が、 その珍しい魚体を見て、『エチオピア』って、 勝手に名付けた―。と、云う説が最も有望らしいんです。
このお魚に聞いてみないとわかりませんが、 まさか、国の名前で呼ばれているとは!? きっと、ギョっとしちゃいますよね(^o^)/
専門に狙いはしないのですが、 普段は深い所に居て、夜になると海面近くまで、 あがって来て、捕食行動をする魚なので、 水圧の調整が上手らしくって、 とにかく、「すげー、引く!!」 って、釣った事のある人は、 みんなそう云いますよ(^_^)v
そうそう。見た目から、 『オッペタンコ』って、呼ばれる場合もあるみたいですよ。 |