更新が途切れましたが、 今日から再開しますよ〜!!
引き続き、ご覧戴けたら有り難いです。 さて、山口県での活動の報告は、 また後日に行うとして、
裏メニューの魚釣りで、 危機一髪で事故を防げた、 かなり「ヤバい」、お魚が釣れてしまったので、 もし、皆さんが知らずに釣ってしまわれた時、 思い出して戴けるように、
こんな魚が釣れた―。 と、云う事で、紹介させて戴きますね。
先ずは上の写真をご覧下さい。 全体のフォルムは『カサゴ』に、似た感じですが、 顔はベチャっと扁平で、異様に背ビレが、 うねっている観がありませんか!? 特段、差別して云う訳ではありませんが、 「ぶちゃいく」な、姿ですよね。
しかし、相当ヤバい魚でして、 この背ビレにうっかり触れてしまったりすると、 激痛が走り、腫れや、まれに呼吸困難なども引き起こす、 スーパーな、「ザ・毒魚」なのです。
その名は、『オニオコゼ』です。 そう云われて顔を見ると、 角がある「鬼」みたいでしょ? このうねる背ビレの棘に猛毒があり、非常に危険です。
実は、山口裏メニューで釣りをした際、 例の釣り女子さんの他に、 スタッフさんが2名、一緒に釣りをされました。 ブラクリにメバル用のワームを付けて、 釣ってもらっていたのです。
お一人が、その少し前に、『カサゴ』を、釣り、 「じゃあ、終わったら食べてみよう」と、 カサゴをキープしていたのですが、 それから割と直ぐに、 別のスタッフさんがこれを釣り上げたので、
横目でチラっと見た時には、 でっかい胸びれが見えて、 てっきりカサゴだと思っていたのです。
で、一度、堤防に釣り上げて、 じゃあ、これをバケツに・・・ なんて仕掛けをはずそうとした時に、 うねる背ビレが広がるのを見て、
「ちょっと、まった〜!!」と、 慌てて、手を止めさせました。
もしかして・・・ とは、思ったのですが、 「ああ、やっぱりだ・・・・(心の声)」
「絶対、触っちゃダメですよ。ヤバい、ヤバすぎる!!」 直ぐにペンチを取り出して、 おそるおそるなんとかハリを外し、 かわいそうだけれど、蹴る様にしてリリース(^_^;)
もし、コイツに触ってしまっていたらと思うと、 救急車レベルだったので、 正に間一髪で間に合った感じでした。
一方で、非常に美味しい魚でもあるため、 専門家であれば、是非とも食べてみて欲しいお魚です。
いくら似ていたからとは言え、 一度、見逃しそうになったのは、 まだまだ修行が足りません。 釣れた時に、ちゃんと確認すべきでした。
幸い事故には至りませんでしたが、 海には、危険な魚や生きものがたくさん居る事も、 改めて認識させられた、一尾でありました。
疑わしきは、絶対に触らないこと―。 是非、皆さんも実践して下さいね。
ああ、本当に無事に済んで良かったです。 |