さてさて、昨日ついに行って来ましたよ。 清水港のカセ釣りに!! なんとか本日中に、 釣果のご報告をしたいと思って居りますが、 間に合わないといけないので、 関連した投稿を一回はさんでおきますねm(_ _)m
昨日ももちろん使ったのでありますが、 やはり、釣りに絶対に欠くことができないのが、 「釣りバリ」です。 かつては、動物の骨なども釣りバリにされていましたが、 硬く、鋭く、確実に、 魚の口を貫通させなければなりません。
が、実は魚によって、エサも違えば大きさも違いますし、 何しろ、同じエサを使っても、食い方まで違いますから、 日本の釣りで使われる『釣りバリ』は、 非常に種類が多く、特徴的な物が多いのです。
中でもクロダイ釣りに使われるハリはとても多様で、 特に、昨日やって来たカセ釣りには、 様々なハリを使い分ける事も求められます。
一方で、クロダイのエサの食い方は特徴的なので、 広く、確実に釣るには、「ちぬバリ」を、 使うのが、最も確実だと思います。
「ちぬ」と、云うのは、 クロダイの通称ですが、その食い方の特徴として知られるのが、 「平を打つ―」と、云う行動です。
どう云う事かと云うと、 クロダイはエサを咥えると、 身を反転させて逃げる―。そんな行動をします。 なのでちぬバリには、 予め「捻り(ひねり)」が、施されています。
エサを咥えて反転した瞬間に、 更に貫通力が強まって、確実にハリ掛かりさせるのです。 また、釣り方やエサによって、 様々なバリエーションの「ちぬバリ」が、あるのです。
この様に、ちぬバリに限らず、 日本の釣りバリは、釣りの進化とともに、 進化してきた、そんな釣り具でもあります。
もし、釣具屋さんに行く機会がありましたら、 一度、釣りバリのコーナーだけ、じっくり見てみて下さい。
きっと、多くの「釣り文化の遺産」を、 感じる事ができると思います。
釣りバリの小宇宙は、 これからも更に広がりを、見せてくれる事でしょう。
釣果報告、もちょっとお待ち下さいませ!!
写真は、左がオーソドックスな「ちぬバリ」 右が、コーンをエサに使える様に黄色くなった、 「コーンちぬ」です。 |