今日もワカサギ釣りで押してみます。 上の写真は、ある湖のワカサギドーム船内の様子―。 昨年まで、非常勤の講師だった専門学校の授業で、 年に1回、学生達と一緒にワカサギ釣り体験の、 特別授業を行っていた際のものです。
ワカサギのドーム船での釣りは、 近年、非常に人気も高くて、 おおよそ、こんな状況で釣りをします。
例年であれば、このスタイルが最も楽しくて、 ワイワイ、ガヤガヤ、冗談言い合ったり、 そんな和気藹々の感じが魅力でした。
が、今シーズンは、新型コロナウィルス―。 見えない厄介者に感染してしまうかも・・・ そんなリスクが、これからが本番となる 各地のドーム船の営業に、影を落とす事になります。
写真の状況は、もう一目瞭然で「密」ですよね。 こういう状況の中に、 もし仮に一人でも感染者がいたとすれば、 たちまち船内全員が濃厚接触者となって、 クラスターとなってしまいます。
こうなってしまうと、 営業どころではなくなってしまいますよね。
ですから、各地のドーム船では、 こうした密状況を回避する対策を、 早急に講じる必要姓に迫られているでしょう。
今日の投稿は、提案できそうなアイディアを、 幾つか提示してみる事によって、 感染防止対策の一助にして戴けたら・・・。 そんな願いを込めて、書かせて戴きたいと思います。
先ず、感染者を出さない為に、 最も確実なのは、今期のドーム船の営業は停止し、 ボート釣りのみとする―。 これも一案です。 気軽に自分で動いてポイントを探せるボート釣りは、 一定量のゲストは見込めますから、 時が時なだけに、ドーム船のゲストも、 納得して下さる事でしょう。
続いては、 定員制限と、釣り座の間仕切りがあると思います。 写真の通り、おおよそのドーム船は、 対面ではなく、横並びの釣り座ですから、 定員制限を設けた上で、最低2bの間隔を開けて、 釣り座を設定して釣って戴く案です。
只、定員を予め少なくする事で、 単純に収入が減りますから、船の燃料代や、 暖房等に掛かるランニングコストを考慮すると、 減らせばいい―。と、云うだけでは厳しいかもしれません。
その場合、時間制限も設けて、 例えば、午前船・午後船と分けて、 ゲストの回転率を上げる策も考えられます。
間仕切りについては、ビニルハウス型であれば、 そんなに予算は掛からないかもしれませんが、 アクリル板等を設置するとなると、 その経費を掛けた分、 収支の採算が取れるかを、考慮する必要がありますね。
遊漁券収入は、ボート店の収益にはなりませんから、 サービスの付加価値を、 どのように考えるかが重要でしょう。
また、乗船時の検温の実施。 釣り座や、レンタル釣り具の消毒も重要です。 但し、船内をストーブで加温する船が多いので、 その場合、気化し易く、可燃物であるアルコールは、 船内では使えません。充分に、お気を付け下さい。
また、寒い日であっても、30分に1回くらいは、 換気をして、空気を入れ換えれる事も大事ですね。
どの案も一長一短があり、 釣りの期間も各地で異なりますから、 ドーム船の密回避に、釣り人も貢献できるといいですね。
釣りだけでなく、飲食や、仕掛けの購入などで、 少しでも、ボート店さんにお金を落としていきたいものです。
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