鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2020/06/22 9:06:01|トピック
海の中の宇宙探検 プランクトンを学べる冊子です
前の記事で、プランクトンフィッシングを紹介しました。
この釣りのヒントをもらったのが、この冊子です。

この冊子は、釣りの七要素の冊子を、
一緒に作ってくれた環境教育仲間が手掛けた冊子です。

サブタイトルに、『海の中の宇宙探検』って、
書いてありますよね。そして、星空に描かれている、
何やら宇宙ステーションの様な物体は、
実際にいるプランクトンをイメージして書かれたものです。

海の水を宇宙に例えるならば、
そこに散らばる無数の星々は、
まさしくプランクトンに似ています。
だから、このサブタイトルがとっても気に入っています。

釣りの七要素で、食物連鎖を考えてもらいましたが、
海の生きものたちの食物連鎖の中で、
いちばん重要な役割を果たしているのが、
実はプランクトンです。

生まれてからずっと、浮遊生活をするのは、
終生プランクトンと呼ばれています。

一方、カニやエビ、ヒトデや貝など、
生れたばかりの子どもの時だけ、
浮遊生活をするのは、幼生プランクトンと呼ばれます。

幼生プランクトンは、変てこで、ユーモラスで、
これがあの生きものになるの!?って、
想像できない姿の子もいて、その姿は、
『妖精』と、書き換えてもいいかもしれません。

そんな妖精たちをスケッチしたりするのは、
探検に他ならないかもしれません。

この冊子は、
宇宙の様に想像の翼を広げてくれます。
食物連鎖の長い長い鎖は、
このプランクトンたちによって支えられています。

釣りも一緒で、
自分達がコマセ(撒きエサ)は、終生プランクトンの、
アミやオキアミだったりします。

ちょっとキモいイソメやゴカイ類も、
小さい時は、幼生プランクトンとして海を漂い、
海底や岩場に落ち着いて、
今度はベントスになります。

こうして考えると、
釣りもプランクトン無しでは語る事ができません。

海に漂う無数のプランクトンが、
全ての命を支えているのかもしれません。








2020/06/21 9:06:01|トピック
こんな釣りもやってみませんか!?

さてさて、左側の写真をご覧ください。
いちばん上の写真は、何か釣っていますね〜。
一体、何を釣っているのか想像できますか?
明らかに、海釣りですね。

続いて、真ん中の写真は、
この釣りで釣れた獲物を観察している最中です。
ルーペらしき物で、じっと見てる人もいますね。

で、下の写真は、
釣れた獲物をスケッチした「獲物の姿」です。
何やら、変てこな姿をしていますね〜。
この獲物の正体が、何だか分かりましたか?

ピンとひらめいた方、大正解で〜す!!
そう。この釣りのターゲットは、
海に漂う、プランクトンなんです。
名付けて、『プランクトンフィッシング〜!!』です。
講師に行っていた専門学校の実習での活動です。

プランクトンって云うのは浮遊生物と云う事ですが、
色んな生きものの幼生も居ます。
こんな形のいきものが、カニになるんだあ・・・
とか、貝にヒトデになるんだあ・・・
なんて、思って見てると、なんとも面白いです。

釣りも、結構、楽しいんですよ。
エサは要りませんし、
うまくいくといっぱい釣れます(*^_^*)

竿は、投げ釣り用の竿を使いました。
近くだけじゃなく、遠いポイントからも、
広範囲に探れる様に、
仕掛けをリールで飛ばしましたよ。

それでは、
どんな風にすればプランクトンが釣れるのか、
解説しましょう。ここに書いた限りではありませんが、

この時の仕掛けはと言いますと、
今あまり使わなくなりましたが、
フィルムケースが1つ。

100均などで売っている洗濯機用の、
糸くずを集めるネット(フロート付きが良い)が1つ。

オモリ(丸オモリが便利)1つ(フィルムケースにイン)。
ジェット天秤(投げ釣り用 竿に合わせて)1つ。

以上です。

フィルムケースの上ぶたに穴を空けて、
そこから、洗濯ネットを入れます。
オモリは予めフイルムケースに入れておく。

ネットを入れたら、ガムテなどで目貼りと固定。

投げ釣り用の竿にリールを着けたら、
ガイドを通し、その先端にジェット天秤を装着。
天秤のもう一つのアームに、
ネットを仕込んだフィルムケースを装着。

投げ釣りの要領で海に仕掛けを投入。

水面近くのプランクトンを採取するには、
フロートは付けておく。または、
膨らませておく。

水中や海底付近を採取したい場合は、
フロートを外す、または、
しぼませてから使う。

すると、ネットにはゴミなどが留まり、
プランクトンは、ネットを通り抜けて、
海水と一緒にフィルムケースに溜まる。

仕掛けを回収したら、
広口のビンなどに溜まった海水ごと入れる。

プランクトンが採取できていると、
ぴこぴこ動き廻るので、直ぐ分かります。

スポイトで海水とプランクトンを吸い上げ、
シャーレなどに移し、
ルーペや顕微鏡を使って観察。

それを、スケッチすると・・・
写真の様な、変てこなプランクトンが描けますよ!!

場所や深さを変えて採取すると、
採れるプランクトンも違って更に面白いです(^◇^)

プランクトンを知ると、
海の色んな世界が見えて来ますよ!!

こ〜んな釣りも、やってみませんか(^v^)







2020/06/20 9:06:01|レッツスタディー!!
釣りの七要素6 『食べる(いただきますの意味)』
ついに毎日更新が、今日で二カ月となりました。
でも、それが使命感などではなく、
楽しみながら続けられたのは、
見て下さって居る方がいらっしゃるからこそ!!
いつまで続けられるか分かりませんが、
今日も楽しんで更新させて戴きます(^◇^)/

そして、釣りの七要素の解説も、ついに大詰め、
要素の6つ目は、『食べる』です。

この世に生を受けたもの全て、
生きる為には、「食べる」事で生きていられます。
即ち、食べる事は生きる事と同じであり、
生きる事も、食べる事と同じだと言って良いでしょう。

一方で、「食べる」と、云う行為は、
他の命の犠牲の上に成り立っている事に、
気付かなければいけません。

私たちが食事の前に、
「いただきます」を、云うのも、
命を繋ぐために犠牲になった命に感謝する為で、
「あなたの(命を)いただきます」と、
云う意味で言うのです。

そして、この「食べる」・「食べられる」関係が、
食物連鎖と云う命の鎖で繋がっています。

人は、様々な生きものを食べて来ましたし、
これからも食べていきます。
なので、釣った魚を食べると云う行為は、
自分が食物連鎖の「鎖」の中に、
参加する事に他なりません。

そんな願いもあって、冊子では、
釣った魚の全てを、いただこう!!
そんな「思い」を、込めました。

それでは、ここからレッツスタディー!!
食う・食われるの連鎖を、
この海の生きものから、逆にたどってみて下さい。

その生きものは、『クジラ』です。
世界最大の哺乳類は、シロナガスクジラですが、
海の生きもの中にあっても世界最大の生きものです。

そこで、通常は小さい生きものから、
大きな生きものへと辿る連鎖を、
大きな生きものから、小さな生きものへと
辿ってみて下さい。

クジラは何を食べますか?
クジラに食べられた○○は、何を食べますか?
と、続けてみて下さい。

そして、途中でうまく繋がったか、
もしくは、ある鎖で途切れそうになったとか、
人は、クジラを食べるのかな?とか、

1つ1つの鎖の生きものについても考えてみましょう。
題して、『エサのエサのエサは何?」です。
この活動は、何度かこのブログの中でも、
紹介させて戴いている、「ラボ・ツー・クラス」の、
教材の一つにもなっています。
気になったら、自由にチャレンジしてみて下さい。

エサのエサのエサを辿った時、
気が付いた事は、どんどん疑問を投げかけてみましょう。
図鑑やWEBで調べてみましょう。

人間そのものは、決して大きな生きものではありません。
そんな人間は、鎖でしょうか。
それとも、鎖を断ち切る存在なのでしょうか・・・

だからこそ、関わった命に責任を持たなきゃいけない。
魚釣りは、色んな事を学ばせてくれます。








2020/06/19 9:06:01|釣り用語の解説
ヒラメ40コチ20って何?
いよいよ今日から、プロ野球が開幕しますね。
当所の開幕日からは、おおよそ3カ月遅れ、
でも、やっぱりプロスポーツが見られるのは嬉しいです!!

ところで、タイトルの40と20って、
何だか想像できます!?
ラグビーのスコアみたいな数字ではありますが、
この数字、決してヒラメとコチの人気投票の結果―。
などではありません。

そんな数字だったら、
ダブルスコアでヒラメの勝ちですから、
敢えてここで取りあげる数字じゃないですよね。

ですが、この数字、
船でヒラメやコチを釣る人からすれば、
常識中の常識で知らない人は、いないと思います。
それくら〜い、大事な数字なのです。

それでは、この数字が何なのか、
これから解説させてもらいますね〜(*^_^*)

いきなりですが、ヒラメやコチって、
どんなエサを食べているかご存知ですか?
そうそう。その前に、ここで云うコチっていうのは、
『マゴチ』って云うお魚の事で、
口のおっきな、ワニの様な顔をしたお魚の事で、

高級魚の代表とされるヒラメと肩を並べる程の、
お刺身が美味しい〜っ、お魚なのです。

この高級魚2トップのエサと云うのが、
他の魚を襲って食べる「フィッシュイーター」でして、
この数字が、大きく関わってくるんですよね。

写真は『ヒラメ』ですが、
この口と歯を見てもらえば、何となく分かりますよね。

でっ、この数字は、
両者のエサの食べ方に深く関わって来ます。

どっちも、エサとして狙った魚を仕留めるスタイルは、
待ち受け型でして、追いかけ回す様な事はしません。

警戒心が薄れて近付いて来た魚のお腹あたりに、
先ずはガブっと一撃して、動きを止めます。

その後、徐々に噛みながら呑み込む訳ですが、
一気には呑み込まず、ヒラメはゆっくり40、
コチはゆっくり20数えてから、
アワセないと釣れないよ〜。
と、云う戒めの言葉なのです。

でもね、船の上から見ていると、
実際の捕食している最中は、ずっと、竿の先が、
グングンと引き込まれて曲がるので、
ついつい待ち切れずに、
アワセてしまうんですよね〜。
ホント、じれったいたら、ありゃしない(怒)

そこで、アタリ(魚信)があったら、
カウント開始で、急いた気持ちを抑える様に、
1から40まで、数えてからアワセましょう。


そしてコチは、
その半分の20まで数えてからアワセましょう。
と、ざっくり云うとこう云う事で、

釣る為の極意として、
『ヒラメ40、コチ20』って云う言葉が、
定着しています。

でも、なかなか待てないんだよなあ・・・







2020/06/18 9:06:01|トピック
嗚呼、メジナ釣り!!
磯釣りの記事を書いたので、
磯釣りと言えば―。
の、お魚釣りを、紹介せずにはいられません。

やっぱり、誰もが憧れる磯釣りのターゲットと言えば、
『メジナ』で、しょうね。
只、釣り人は、メジナと呼ぶより、
『グレ』と、呼ぶ人の方が多いと思います。
更に、このグレが、「クチブト」なのか、
「オナガ」なのかによっても、
優劣を付けたがるのが、
釣り人の性(さが)なのでであります。

磯釣りの紹介記事で、
同じ磯でメジナが釣れた―。と、書きましたが、
そのメジナが左の写真、
同行した学生が、ウキのフカセ釣りで仕留めました。
40aに微妙に足りない型でしたが、
割と大きなメジナで、これはクチブトでした。

一方、右の写真はと云いますと、
恥ずかしながら、ワタクシが釣ったメジナ。
で、この魚も、40aに微妙に届かずで、
やっぱり、クチブトでありました。
因みにこのグレは、カゴ釣りで仕留めた魚です。

どちらも伊豆の磯、防波堤で釣れた魚ですが、
じゃあ、伊豆はクチブトが多いのかと言えば、
そんな事はなく、ちゃんとオナガグレもいるんです。

ではでは、このオナガとクチブトの、
和名を書いてみましょう。

オナガグレの和名は、「クロメジナ」。
クチブトグレの和名は、「メジナ」で、
じゃあ、オナガは何が黒いんじゃ!?
と、云う事になりますよね。

ぱっと見た目は、どっちもあんまり変わりませんが、
イチバン大きな特徴は、
クロメジナのえらぶたの横に、
くっきりと黒い線があります。

そして、クチブトよりも、ややスマートで、
尾びれが若干、長いかなあ・・・。
と云うレベルの差です。

にも拘わらず、オナガの方が引くから価値が大きいとか、
いやいや、クチブトの方が重いじゃん!!
とか、自分はどっちが釣れても大喜び(^◇^)/

嗚呼、メジナ釣り。
釣り人浪漫を掻き立てる釣りです!!