今日から7月です。 そして今日から、 小売店などでレジ袋の有料化が始まりました。 ご存じでしたか?
この措置により、少しでもプラゴミが減って、 海洋汚染にブレーキが掛かってくれる事を祈ります。
ところで、想像もつきにくいかもしれないですが、 かつて東京湾には、大きな干潟が広がっていました。 その干潟も開発による埋め立てが進み、 残り少なくなった干潟を、多くの人達が守っています。
干潟の生き物たちの「ゆりかご」となる、 アマモ場を育てたり、 かつての海苔の大漁場であった東京湾に、 再び、アサクサノリのひびたてを行ったり、 干潟の再生に取り組んで居られる方達もいます。
さて皆さんは、『脚立釣り』と、云う チョッと変わった釣りをご存じでしょうか!? 現在は、ほぼ見ることはできなくなりましたが、 東京湾の主要な干潟では、 干潟の海底に脚立を立てて、その上に乗って、 日がな一日、釣りをする―。 そんな光景が見られたそうです。
潮の干満差が大きい干潟では、 潮が引いている状況では、歩いても行ける場所が、 満潮時には、すっかり海底になってしまいます。
この干満の差を逆手に取って、 なら始めから、高い脚立に乗っかって、 釣りをしていれば大丈夫だと云うことで、 始まったのが、この『脚立釣り』です。
そして、何を釣っていたかと云うと、 おおよその場合、「アオギス」でした。 アオギスは、シロギスと同じキスの仲間ですが、 体色が青みが掛かった美しい色で、 シロギスよりも大型になり、食味も良い事から、 多くの釣り人が、この脚立釣りを楽しんでいました。
が、東京湾では、開発に伴いアオギスは激減し、 今では、東京湾のアオギスは、 絶滅してしまいました。
写真でもお分かりの通り、 今の時代にあっては、先ず危険だと云うことになり、 なかなかこの様な「粋(すい)な釣り」は、 できないかもしれませんが、 それでも、こうした釣り文化を復活させようと、 活動されている方々もいらっしゃいます。
干潟の生物の多様性が広く認知される様になり、 海も次第に回復しつつある今、 改めて、この様な釣りが見直され、 また東京の至る場所で、 こんな風に釣り糸を垂れる、そんな時代が、 戻って来たらいいなあ・・・。 なんて、思うのです。
皆さんは、『脚立釣り』やってみたいですか? |