鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2020/06/07 9:06:01|レッツスタディー!!
海藻の役割を楽しく学ぼう!!(海藻おしばって知ってる?)
突然ですが、皆さんは海藻を良く食べていますか?
海藻は、日本人の食文化にとって、
昔から重要な食材であると同時に、
海の自然において、非常に重要な役割を果たしている、
そんな存在だと云う認識って、ありますか?

上の写真は、海洋の環境教育の現場で、
海藻の役割などを知る体験として、
良く知られている『海藻おしば』の、作品です。

この作品は、昨年度まで講師に行っていた専門学校の、
実習の中で学生達に取り組んでもらったものです。
直前の記事のアミメハギが採れた実習と同じ実習です。

磯に繁茂している色々な海藻を採取し、
翌日まで暫く乾燥させた後で、
思い思いに海藻を組み合わせて、
「押し花」の様に、1枚の「押し花絵」を、
作ってもらいました。

この時は、採取する形で海藻を集めましたが、
浜辺に漂着する「流れ藻」で、
海藻を収集するやり方が一般的です。
もちろん、許可を戴いて採取したものです。

その時、女性の学生2人が描いたのは、
「恐竜」と、「火の鳥」の、力作でした。

どうです?どっちも大胆で迫力がありますし、
何処かユニークですよね。
どう云う訳か、男性の学生の方が繊細な作品でしたよ。

この後、更に乾燥を続け、
水気が抜けるまで、オモリを乗せてプレスして、
最終的にラミネートの処理をして、
学生に渡しましたが、とても集中して、
取り組んでいた姿を思い出します。

そこで、この『海藻おしば』を、見て戴きながら、
今日のレッツスタディーと参りましょう!!

見て戴ければ分かる通り、
海藻って、緑色や褐色系のもの、黒っぽいものと、
色んな色がありますよね。
これって、どう云う理由があるのでしょうか?

今回も敢えて答えは書かないので、
あれこれ想像してみて下さいネ。

お次の問題は、
海藻って、どんな風にして繁殖するのか分かりますか?
漢字を良く見てもらうと、予想がつくかもしれません。
でも、「海草」って、云うのもあって、
じゃあ海草は、どんな風に繁殖するのでしょう。

最後に、アミメハギの記事でも書いていますけど、
海藻の森の中には、どんな生きものが棲んで居て、
どんな風に利用しているのでしょうか?

この3つについて、調べてみましょう!?

海藻の事が分かって来ると、
その海藻を見ただけで、何が釣れそうかなあ・・・
って、云うのも分かっちゃいます。

そして、海草がどれくらい大事かって事にも、
きっと気付くと思いますよ(^u^)







2020/06/06 9:06:01|お魚紹介
なかなか釣れるお魚ではございませんが・・・
おはようございます。
これまで撮りためていたお魚の写真を、
あれこれ探していたら、
こんな写真が出て来ました。

このお魚、
なかなか釣りで釣れたりするお魚では
ありませんが、
カワイイし、チョッと変わった生態を持ってますので、
場違いなのかもしれないのですが、
ご紹介させて戴きたいと思います(*^_^*)
よろしくお付き合いくださいませ。

さて、以前『レッツスタディー』のカテゴリーで、
『カワハギ』について、皆さんに色々と考えて戴いたり、
カワハギ釣りで使う『集寄』と云う、釣り具を、
作ってみよう―。って、呼び掛けさせて戴きましたよね。

なので、カワハギちゃんの姿はお分かりかと思いますが、
このお魚さん、そっくりですよね。
ってか、ちっちゃいだけで同じに見えますよね。

でも、よ〜く見て戴くと、なんとなく分かるのですが、
カワハギとチョッと、体の模様が違うのが分かりますか?
なんとなく、網目状の模様に見えたら正解です。
実はこのお魚さん、
カワハギの仲間であるには違いありませんが、
『アミメハギ』と、云いまして、
実は、この大きさで、既に成魚なんです。
上に、エビちゃんも映ってますから、
その大きさを想像しやすいと思います。
ちっちゃ!!

写真のこの子は、3センチくらいですが、
最大におっきくなっても、5センチ〜8センチ、
おおよそ、OKサインで作る、
指の輪っかくらいの個体が多いんです。

で、ここから、この『アミメハギ』ちゃんの、
チョッと変わった生態について、
チョッと、お話しさせて下さいね。

皆さん、「産卵行列」って、聞いた事あります?
決して下ネタなんかじゃありませんよ。

実は、アミメハギは一尾の雌(♀)の産卵に、
複数の雄(♂)が、行列を成してついていくんです。
しかもですよ、行列になってついて来る雄を、
品定めでもするように、早く泳いだり、
突然に止まってみたり、方向転換したりと、
より熱烈アタックしてくれる雄を、
その行列の中から選んでペアになるんです。
で、この行列の事を、「産卵行列」と、云います。

これだけでも変わっていますが、
ここから母性あふれる雌のアミメハギの、
子育てが始まります。
多くの魚は、より多くの子孫を残すために、
雄が子育てを担当するケースが多いのですが、

アミメハギちゃんは、お母さんが卵を守ります。
産卵場所は、海藻が生い茂っているような場所で、
その海藻に雌は卵を産み付けます。

割と直ぐに卵は孵りますが、
敵が近付こうとすると、
果敢に向かっていって追い払ったり、
このちっちゃな体を張って、卵を守るのです。

いやあ、まさに「母は、強し!!」ですね〜。
この母性溢れる姿に感動します。

で、雄はと云うと、
行列から弾かれた雄も、見事にペアを勝ち取った雄も、
また、違う雌を求めて、海藻の森を泳ぎ廻るのです。
雌と違って、この雄の軽薄さは、
人の世でも、よくある事なんじゃないんすかね〜。

最後に、なんでアミメハギが海藻の森を、
棲みかにしてるかって云うと、
さあ、お口にご注目!!

このおちょぼな口で、
海藻を咥えて寝るからなんです。

流されない様に、カチっと噛んで眠ります。
稚魚もそうやって眠るし、
なので、海藻と保護色になるように、
こんな模様をしているんです。
ねっ、アミメハギちゃん健気ですよね〜!!

丁度、アミメハギの産卵時期は、5〜8月くらいまでで、
早朝に行われるので、余り見る機会もないですが、
いつか「産卵行列」見てみたいですよね(^◇^)

で、この写真のアミメハギちゃんですが、
釣ったんでも、釣れちゃった訳でもありません。
数年前、講師に行っていた専門学校の実習で、
磯の観察実習をした際に、
ガサっと、網ですくった海藻の中から
見つけたアミメハギちゃんでした。

きっと、まだ寝てたところを起こしちゃったんだね。
ごめんなさい。

海藻の森の中には、他にも色んなお魚さんが居ますよ。







2020/06/05 9:06:01|レッツスタディー!!
釣りの七要素3 釣る(自然を見ながら工夫する・考える)

釣りの七要素の3つ目は、いよいよ現場へ行って、
「釣る」段階へと進みます。

要素の1で、釣る魚をリサーチし、
要素の2で、
その魚を釣る為の『仕掛け』を、作りました。
その要素の1・2を、実践して検証する作業が、
『釣る―』。と、云う行為になります。

が、現場に行って、実際のポイントを見てみると、
いきなり『仮説』を、覆される事も、しばしばあります。
相手は『自然』そのもの―。ですから、
当然ですが、刻々と変化し続けている訳で、
予想に反した状況に、
釣り人側が対応しなければなりません。

まさしく「釣り」は、目の前の状況に合わせて、
観察し、工夫し続ける事に他なりません。

自分は、釣りをしている時の、
脳内の状況を、「ぐるぐる」と、形容します。
状況を見て、釣る場所を決め、
どこから、どのように釣って、どの様に取り込むのか、
そこまでを考える「プランニング(P)」

続いて、そのプランを、
先ずは変えずにやってみる「ドゥーイング(D)」

その結果を捉えて、検証してみる「チェック(C)」
そして、更にブラッシュアップして、
改めて実行する「アクション(A)」
この、PDCAをぐるぐる回す作業が、「釣り」です。
PDCAは、何にでも通じるのです!!

なので、一見のんびりそうに釣っている様に見えても、
実は、頭の中は「ぐるぐる」と、絶えず考えています。

それでは、ここから「釣る」の、レッツスタディー!!
冊誌では、釣りをするポイントを、
足場の良い防波堤にしています。

さあ、防波堤を思い浮かべてみて下さい。
その防波堤には、どんな生きものが居るでしょうか?
魚が居ると云う事は、
その魚がエサにしている生きものも、当然いますよね。
思いつく限り挙げてみましょう。

リンクが貼ってある「ラボ・ツー・クラス」では、
予習として、立体的に疑似堤防を作って、
どんな生きものがどんな場所に居るのかを、
「見える化」する、『段ボール防波堤』を、
紹介しています。
良かったら、みんなで作って、
一緒に考えてみて下さい。

続いて、防波堤にある物の全てを考えます。
そこには、何がありますか?
船? 繋留ロープ?
テトラポッド? 人は、どのくらいいますか?
もしかしたら、灯台もあるかもしれません。
あなたの釣りたいお魚は、
どの辺りに居そうですか?

その場所は、堤防の上から見て、
浅い(見えますか)ですか?
それとも、結構な深さ(見えませんか)ですか?

こんな事に1個1個仮説を立ててみましょう。

考えれば考えた分だけ、「釣果」に結び付きます。
たくさん、釣れそうですか?








2020/06/04 9:06:01|お魚紹介
魅惑のロックフィシュ!!
海の磯周りや、
岩礁エリアに棲息する魚のことを、
最近では、『ロックフィッシュ』と、
呼ぶようになりました。

以前は、「根魚(ねざかな)」と、
呼ばれるのが、一般的だったと思います。
『根』には、上からは確認できない海底にある岩場や、
底を表す意味があるからです。

これも、ルアーなどによる、ゲームフィッシングが、
こうした直ぐにハリが引っ掛かってしまいそうな、
底に潜む魚たちまで対応できる様に、
ルアーも、それを釣るための、
竿(ロッド)や、リールなども進化して、
『ロックフィッシュゲーム』と、云うジャンルが、
確立したからだとも云えるでしょう。

ところで上の写真は、
まさしくそのロックフィッシュを代表する、
お魚さんです。
左のお魚は、『カサゴ』です。
関西や九州方面では、『アラカブ』と、呼ぶそうですね。
このお魚は、知っている人も多いかもしれませんね。

右のお魚は、『アカハタ』で、
沖縄などでは、『アカミーバイ』とも、呼ばれますね。

カサゴもミーバイも、食味は最高なので、
釣りの後のお楽しみとしても、最高ですよ。

どっちも、昨年の五月に、
伊豆大島で釣友が釣ったものですが、
最初は、ブラクリ仕掛けで遊んでいた時に、
いきなり釣れたのでした。
なので、その後からは、ジグヘッドリグにし切り替えて、
丹念に攻めたところ、そこそこ数が釣れました。

そして、その日の晩餐は、
この魅惑のロックフィッシュを、
バル風、イタリアンにして堪能しちゃいました。

カサゴは、アクアパッツァに、
ミーバイは、カルパッチョにしてみましたよ。

ああ、魅惑のロックフィッシュは、
釣り応えも、食べ応えも、旨し!!
ですよ(#^^#)/







2020/06/03 9:06:01|釣り具の小宇宙
オモリの小宇宙
釣り具の中にあって、
地味だけれども、無くてはならない物―。
それが、オモリです。

素材は、錫(すず)や鉛(なまり)
が多かったのですが、
毒性も認められた事で、
最近では、鉄とかタングステンなども使われます。

釣りの七つ道具の中にも入っていますが、
オモリが、その時の『仕掛け』の、
全てのバランスを保っていると言っても、
決して過言ではありません。
それ位、オモリの役割は重要です。

上の写真は、川釣りから海の釣りまで、
割と頻繁に使われるオモリを、
種類別に分けて見易くしたものです。
なのに、写真の腕がなくって、
ピンボケになってしまい、ゴメンナサイ(*_*;

左上の2種類のオモリは、皆さんも良くご存じの、
いわゆる『カミツブシ』と、呼ばれているものです。
まん丸なのが、『ガン玉』で、
楕円形の物が、『割りビシ』と、言います。

どちらも、糸に挟んで歯で噛んで潰して止めるので、
カミツブシと言われています。

中に糸が通るようになっている『中通しオモリ』。
円錐形で釣鐘型になっているのは、『ナスオモリ』
真ん中に見える平べったいのは、
主にコイのブッコミ釣りなどに使われる、『カメオモリ』

左下の紐状なのは、『糸オモリ』とか、
『ヒューズオモリ』と、呼ばれます。
これは、生きたエサを使う際に、
それがずれない様に、針に巻いて使ったりします。

右下のいちばん大きなオモリは、
一般的は、『小田原オモリ』などと、呼ばれています。

なぜ「小田原」なのか、と、云うと、
このオモリも天秤などに、ぶら下げて使うので、
形が『小田原提灯(ちょうちん)』に、
似ていることから、この名前になりました。

オモリは、単にエサを沈めるための物ではなく、
前記した通り、仕掛け全体のバランスを保つ、
「分銅(ふんどう)』だと、思って下さい。

川の流れの速さに対抗して、
丁度、お魚が食べやすい速さで、
エサが流れる様にしてくれたり、

サビキなどの釣りでは、
速く底まで仕掛けが届く様にしたり、

ウキ(浮木子)とのバランスを量ったり、
多くの役割があると云うことを、
是非、知ってもらいたいと思います。

単なる金属の造形物ではない、
奥深いオモリの小宇宙、
感じていただけましたでしょうか!?