釣りの七要素の4つ目は、 『魚をしめる・さばく』です。
「釣れたら・・・」の、前提がありますが、 釣った魚の命を処す―。 行程へと、入っていきます。
「生き締め―」 と、云う言葉を聞いた事がありますか? まだ生きている状態で、血抜きして、 瞬時に命を断つ行為の事を言います。
あなたは、釣った魚の「命」について、 きちんと向き合った事があるでしょうか。 お魚を食べる時、感謝して食べていますか?
先ず、食べる事が前提でないのであれば、 魚に極力手を触れない様にして、 逸早く再放流(リリース)してあげて下さい。 人間の体温は、 魚にとっては非常に高温ですから、 手に触れただけでも、 「やけど」した状態と同じです。
前にも書いたかと思うのですが、 「釣り」は、どんなに美化しても、 魚の命を弄ぶ行為に他なりません。 引きを楽しむ事も、 魚の必死の抵抗を楽しんでいる訳で、 考え方によっては、 本当にサディスティックな行為ですよね。
魚釣りは生きものの「命」と、 向き合う遊びだからこそ、 釣り人は魚の小さな命に、 責任を持つ事が大事だと考えています。
だからと云って、 必要以上に重く受け止めなくても良いですが、 釣った魚の命の処し方を体験する事で、 生きものへの、より深い思いやりと、
魚の体がどうなっているのかを実際に見る事で、 スーパーに切り身になって売っている魚たちが、 どんな姿をしていて、どんな行程を経て、 お店で売られているかを考えるだけでも、 食べる事についての気付きがあるでしょう。
ところで、魚を『生き締め』するには、 どのようにしたら良いでしょうか。
それは、最も太い血管(動脈)を、 一気に断ち切って、血液を体の外へ出す事です。 一般的には、えらの横と、尾びれの前に、 深く切り込みを入れて、 えらの横から、血液を抜きます。
また、眼球の横や、眉間にも急所があるので、 眉間から細長い鍵バリの様な物を刺して、 神経を断つ「神経締め」と、云う絞め方もありますが、 これはなかなか難しいので、 冊誌では、えらに包丁を入れるやり方を解説しています。
それでは、ここからレッツスタディーです。 魚を絞めてから、次にさばく段階に入る時に、 魚の体のしくみを見て、触って、 色々と感じて欲しいのですが、
魚の体は、他の生きものとは、 やはり少し違う構造をしています。 実際にやりながら見れば、その場で気付きますが、
レッツスタディーですから、 魚をさばいていると思って、 色々と考えてみて下さい。
人や陸上に棲む生きものの多くは、 「肺呼吸」ですよね。 お魚は、どうやって呼吸するかと云うと、 おおよそ「えら呼吸」ですよね。
では、「えら」で、 どうやって呼吸してるのでしょう。
呼吸ですから、 酸素を取り込んで、二酸化炭素を放出する訳で、 これは、えらのどの部分が機能しているのでしょう。 そして、肺の代わりに膨らんだり縮んだりするのは、 お魚の場合、何でしょう?
次に「消化器」です。 人の場合、食べた物は口内で小さくされて、 食道から胃に入り、腸に入っていきます。 が、魚の場合、食道に代わりに 「幽門(ゆうもん)」と、云う機関があって、 魚によって形状も異なっていることもあります。
では、この「幽門」について、調べてみましょう。 魚によって形状が異なる―。って、書きましたが、 どんな形があるのかも、併せて調べましょう。 きっと面白い事が分かると思いますよ。
最後に「ひれ」と、「うろこ」の、 役目についても考えてみましょう。
ひと言に「ひれ」と書いても、 付いている場所や、形も大きさも違いますよね。 背ビレ、胸ビレ、腹ビレ、尻ビレ、尾ビレ、 それぞれの役目も調べてみましょう。 この5つのひれの他にも、 色んなひれがあるのですが、それも調べてみましょう。
近くに魚を姿のまま売っている「お魚屋さん」や、 スーパーや、市場なんかがあれば、 実際に行って、聞いてみるのもいい勉強です。
では、クイズです。 トビウオは、どうやって空中を飛ぶのでしょうか!? 「ひれ」を知ると、それが見えて来ます。
さあ、レッツスタディー!! 楽しみながら考えてみてね(^v^)/ |