先の記事で、川釣り入門にうってつけな、 お魚を2種類ご紹介しました。
その中で、ウキについて少し触れたので、 今日は、「ウキの小宇宙」として、 おおよその釣りには、欠かす事ができない、 「ウキ(浮木)」に、ついてお話しさせて戴きますね。
上の写真は、特に川の小物釣りに使われるウキです。 左の2本が、『トウガラシウキ』、 真ん中の丸っこい2本が、『ドングリウキ』、 いちばん右の球体の1つが、『玉ウキ』と、云います。
あんまりひねってない名前ですよね。 トウガラシウキの形は、 辛〜い、あの野菜の「唐辛子」に、似てますよね。 だからと云って、本物の唐辛子で作る事はありませんが、 ウキの先っぽの事をトップと云いますが、 脚の方に向かって、シュッと細くなっていきます。
魚がエサを食べると、余り抵抗なく、 沈む(消し込み)ので、食べた瞬間を捉え易い形状です。 写真のウキは、 カヤとプラスティックを併せて使っていますが、 プラスティックのみで作られたウキの方が、 価格的には、ずっとリーズナブルです。
お次のドングリウキはと云うと、 これは、元々は自然界のドングリを使って作りました。 ドングリの形や大きさは様々ですが、 楕円形であった事と、乾燥させると水に浮く事から、 ドングリ独楽(コマ)の様に、脚を付け、 釣りに流用したのではないかと考えています。 ですが、一般的に現在では、 トップが丸くて、脚が付いたウキを全般に、 『ドングリウキ』と、呼ぶ様になりました。
最後の玉ウキは球状ですから、 浮力としては、いちばん大きくなります。 釣る魚が小さければ、仕掛けも軽いので小さくし、 魚が大きくなれば大きくしていくのが、 セオリーなっています。
浮力が大きいので、沈み方は遅くなりますが、 その分、目印としては、非常に確認しやすくなるので、 釣り堀の仕掛けなどには、 誰のウキか識別し易くする様に、 この『玉ウキ』が、良く使われるのです。
ウキは、沈む事で魚が食べた事を知らせるだけが、 役目ではなく、見えない水底の情報を察知する、 センサーの様な役割を兼ねています。
先ず、仕掛けとのバランスが取れていないと、 魚も食べていないのに、沈んでしまったり、 寝たまま起きなかったり、
底までうまく届いていないと、 ぺこぺこ動くだけだったり、様々な情報をもらえます。
ウキから、エサの付いているハリまでの距離を、 『ウキ下』と、呼んで、魚の居る場所まで、 的確に届いているかを、測るアイテムがウキなのです。
ウキには、もっともっと種類がたくさんありますし、 用途も様々なのですが、
基本的なウキの形状と、役割についてお話ししました。 また、機会を作って、別のウキもご紹介しますね。
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