鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
北京パラリンピックが終わって(叶えたい一つの目標)
おはようございます。

一昨日の夜、
10日間の熱戦が繰り広げられた、
北京パラリンピックが閉幕しました。

東京パラリンピックの閉会式でも感じましたが、
IPCのパーソンズ会長の言葉には、
愛があり、熱があり、強い思いが込められていて、
語彙力が凄いです。

この平和の祭典に暗い影を落とした、
逆境に立ち向かった、
アスリートの皆さんを讃えたスピーチは、
胸を打つものがありました。

開会式同様、
もう一度、叫びたいですね。

ピ〜〜〜スびっくり

ところで、パラアスリートの皆さんの、
競技に掛ける情熱や、スポーツの力を、
まざまざと見せて戴いて、感謝しかありません。

そして、そんな姿に刺激されて、
ずっと前から温めている夢が、
むくむくと、再び湧き上がって居ります。

フィッシングメッセンジャーとして、
叶えたいと思って居た一つの目標を、
改めて、叶えたいと強く思いました。

できるかできないか、
全く分かりません。

正直、現状では難しい―
と、云わざるを得ないでしょう。
自分一人の力では到底できない事なのです。

が、良き協力者と、相応の資金が得られれば、
叶えられなくもないかもしれません。

それは、

健常者も障害者も
揃って、気軽に、魚釣りができる環境

と、云うのを、なんとか整備したいんです。

特にやりたいのは、
船釣りの醍醐味を、
障害者の方達にも味わって欲しい船
と、云う事です。

前提は、

車椅子のまま乗船できる

乗っている健常者の釣り人も、
当たり前の様に介助して、
共に釣りを楽しむ事ができたら・・・

船も、落水の防止策はもちろん、
乗る時も、降りる時も、バリアフリー
そんな釣り船をプロデュースできたらいいな・・・

船の改装には、
時間も費用も掛かるだろうし、

どうしたって、潮位の変化で、
乗船時の高低差が生じてしまうもの―困った

そんな第一段階から考えても、
並大抵の事ではありません。

もっと云えば、
仮にそんな船がもし出来たとして、
障害者の方が、
その船に乗ってくれる保障なんてありません。

やっぱりリスクがある―

そんな理由で、絵に描いた餅にしかならない。

考えれば考えるほど難しいのです。

何から始めればいいのか、
皆様の、知恵と、お力を、貸してくだされば、
とっても有り難いです。
 







2022/03/14 9:06:01|その他
今日はホワイトデー 養殖魚たちのクッキーはコレ!!
おはようございます。

今日はホワイトデーです。
皆さん、バレンタインチョコを戴いていたら、
ちゃぁんとお返しして下さいネハート

ところで、
最近は、お返しも多様化していますよね幸せ

でも、バレンタインチョコのお返しの定番は、
確か、キャンディーか、クッキー・・・
でしたよねびっくり

まあでも売り場を見ても、
チョコが多くって、キャンディ・クッキーは、
肩身が狭い思いをしてる感じで、
なんか申し訳なさそうに、
ひっそり置いてありますよね困った

お返しをもらう女性の方も、
あんまりクッキーは食べなくなっちゃったのかな・・・

ところで、
お魚さんが大好きなクッキー魚ハート

ってのが、あるんです。
知ってますか!?

特に、養殖されているお魚さん達に、
このクッキーは絶大な人気なのです幸せ

見た目はつぶつぶで、
淡水魚でも、海水魚でも、
どっちも好きなこのクッキーは、

『イワシペレット』と、云います。

原材料は、まんまのイワシです。
イワシを骨も皮も丸ごと粉砕してペースト状に、
これを顆粒にして乾燥させたクッキーです。

このイワシペレットの中には他にも、
養殖魚たちの生育を促す、
様々な栄養が閉じ込められています。

最近では、このペレットの中に、
柑橘の皮だとかも混ぜ込んで、
うっすらと身が柑橘で香るブリカンパチ
そんな良い匂いのお魚魚まで誕生しています。

きっと魚達も、
ホワイトデーにこのクッキーをあげたなら、
大喜びなのは、間違いないっグッド







2022/03/13 9:06:01|釣り具の小宇宙
なぜ渓流釣りはウキじゃなくって目印なのか!?
おはようございます。

今日で北京パラリンピックが終わります。
数々の感動と、そして、
改めて平和の尊さを実感した、
パラリンピックでした。

今日はこれ以上、世界情勢には触れずに、
純粋に釣りの話しをする事にします。
書けば、自分も辛くなります。

さて、この時季の釣りと云えば、
やっぱり、『渓流釣り』でしょう。

暫く行って居りませんが、
基本的には大好きな釣りです。

が、正直今は、

時間があるのにお金がない泣き

とにもかくにも、コロナ収束がなければ、
釣りにも行けない状況です。
情けない話しですが、ゲンジツはキビシーですムンク

ところで、釣りを始める方にとって、

魚がエサに食いついてくれたかどうか・・・

って、確認できるアイテムと云ったら、
やっぱり「ウキ」が、
いの一番に出て来ますよね。

ですが、渓流釣りで使われるのは
殆どが、ウキではなく『目印』ですよね。

目印は、文字通り、
仕掛けの在処の目印になるもので、
ウキの目的とは異なります。

が、渓流釣りは、この目印の動き方で
魚の動きと、アタリを察知して釣ります。

魚がエサに食いついたり、
エサの周りでアクションを起こした時には、
「動きの変化」で、魚を捕らえる訳です。

ちょっと矛盾してますよね。
ウキの役割とは違う物でありながら、
結果的には、ウキと同じ役割もしているんです。

今日はこの「目印」について、
私見を述べてみようと思います。

前述した様に、
目印は、仕掛けの在処を確認するものです。
元々は、鳥の羽根などを使っていましたが、

今では、その多くがプラスティック製の矢羽根か、
ウィリーと呼ばれる水切りの良い毛糸
の、どちらかでしょう。

自分がこの釣りを覚えたばかりの時は、
殆ど矢羽根の目印を使っていました。

が、今では殆ど毛糸の方を使っています
理由は幾つかあるのですが、
先ず視認性が良い事が一番。

続いて、
水切れも良く、目印を置く位置で、
流す速さを調整できる
と、云う2点が、理由です。

流したいポイントの、
水深がある程度ある時には、
ゆっくり流したいので、
目印を幾つか水中に入れてしまいます。

その事が抵抗になって、
仕掛けは若干ゆるやかに流れます。

この事で、
石裏などに潜んでいるかもしれない渓魚に、
エサの所在を見せる事ができる―
そう云う意図の元に、その様にしています。

一方、抵抗を掛ける意図があるのならば、

ウキの方がブレーキが掛かるでしょうびっくり

そんなご意見もあって然るべきですよね。
ご尤もです。

でも、ゆっくり流しててしまうと、
忽ち、アブラハヤや、タカハヤなどの、
招かざるゲストに食べられちゃうんです。

ですが、棒ウキにせよ玉ウキにせよ、
そのウキの表面に流れの水圧を受けてしまうので、
捕食スピードも速い渓魚たちにとっては、
逆にゆっくり過ぎて違和感を覚えてしまいます。

特にヤマメやアマゴなどの捕食スピードは、
コンマ1秒も掛からないほどで、
これはエサではないと口から吐き出すまでもが、

コンマ1秒も掛からない

なんです。
即ちウキが沈んでからアワセたのでは、

既に、
魚はエサを吐き出してしまっている

って云う事なので、ウキでアタリを取る、
拾うなんて事は逆に難しいのです。

ですから、人の目に見えて若干の緩やかさが、
渓魚に食う時間を与えている―

と、云う意図があるんです。
オモリによる根掛かりも防ぎたいですしね。

続いて目印の変化ですが、
魚がエサを食べると、がっつり食っちゃう時には、
目印ごと消し込みます。

一方、一瞬だけ止まる。
奥に押される。揺れる。一気に流れる・・・
など、必ず変化が見られます。

その時、カラアワセを恐れずに、
アワセて行くと、
当日の食い方のパターンが予想できます。

こうした変化が目印に出るアタリです。
また、使うエサによっても、
変化のパターンは様々なので、
ボウズは格段に減ってきます。

と、云うか全く何も釣れないと云う
ボウズは一切なくなると思いますので、

想像力を働かせて、
目印の変化を楽しみましょう!!

キ・テ・マ・ス照れ
 







2022/03/12 9:06:01|トピック
マグロも例外ではない
おはようございます。

北京パラリンピックが、
明日終わろうとしているのに、
まだウクライナ戦争が続いています。

ウクライナの選手団は、
ひとまず、ポーランドへ逃れるそうです。
が、いよいよロシアの攻撃は、
首都キエフ一本に的を絞った様です。

人道回廊は、ウクライナ市民を何故か、
首都キエフに向かわせているそうです。
もしかすると、集まった時に銃口を向け、
市民を「人間の盾」として、
人質にとる可能性がありますね。

ゼレンスキー大統領も、
本当によく耐えたとは思いますが、
ここはひとまず、泥を飲む覚悟を決めて、
一人でも自国民の命を救う行動を願います。

ところで、この戦争によって、
ロシア産の海産物の輸入禁止や、
価格への備えをすべし―


そう訴えてから、
次々に日本が頼る水産物ネットラインが、
途切れて来ています泣く


先ずは、ノルウェー産の水産品です。
とりわけ、回転寿司で不動の人気を誇る
サーモンが既に入って来ていません。
他の産物も然りです。

次のショックになるであろう水産物は、
日本人の魚愛の象徴、
「マグロ」だと、思っています

大西洋産地中海産の、
マグロの品薄状況が、
いよいよ顕著になって来た様です。

事と次第に拠れば、
回転寿司チェーンが一時閉店する
と、云う可能性は、大いにあるでしょう。

スーパー等での小売価格も、
おそらく、通常時の倍くらいまでは、
跳ね上がる
でしょう。

マグロの品薄は、
特に山梨県民にとっては痛いでしょうが、
戦争が終わらない限り、回復は見込めません

皆さんも買おうとする時には、
必ず売価を確認して購入して下さい。

平時より高くなりますので、
今までと同じ様に未確認で購入してしまうと、
余りの高額に驚くことになりかねません。

クレームを言っても後の祭り

確認しない方がもっと悪い

って、なってしまいます。

近海物のマグロは更に高いですから、
結果、文字通りマグロは、超高級魚になります。

お父さんの週イチのお楽しみ―
マグロのお刺身も、暫くは我慢でしょうね。

家族の団らんさえも奪われた、
ウクライナの国民の事を思って、
今は我慢が求められます。

 







2022/03/11 9:06:01|その他
地震があった時にもし沖磯にいたらどうする!?
おはようございます。

今日がどんな日であるか、
皆様も、良くご存じですよね。

2011年 3月11日 午後2時46分
そうです。
東日本大震災が起った当日です。
是非皆様、その時刻には黙祷を捧げて下さい。

そして、世界の平和と、
ウクライナの皆様の安全も、
心から併せてお祈り戴ければ嬉しいです。

ところで、こうした災害の記憶は、
また新たな災害に備えるために、
教訓にしないといけません。

あの日、巨大な津波が東北沿岸を襲い、
多くの人と街を、丸ごと呑みこみました。

また過日のトンガの海底火山噴火で引き起こされた、
津波のような物
も、遠い遠い場所からやって来たのでした。

津波にせよ、
津波のような物にせよ、

磯釣りの最中に見舞われたら
おそらく、我々はひとたまりもありません

磯釣りをする場所は、
殆どの場合、
陸地から完全に離れた孤島の岩場

もしもそんな状況が実際に起きたら、
我々はどうしたら良いのでしょうかびっくり

さて、
自分が初めて沖磯に乗ったのは、
釣具屋勤務時代に沼津にあった店舗に居た時です。

当時は一時期、
定休日が設定されていた時がありました。

その定休日を使って、
店舗スタッフ全員で、自主的な磯釣り研修―
を、行った時でした。

行ったのは南伊豆。
入間(いるま)と云う魚港から
「瀬渡し船」に乗って、
『畳根(たたみね)』に上がったのが最初でした。

初めてなので、
磯に降りるタイミングが分からず、
ちょっと怖い思いをしました。

降りる瞬間に舳先が磯から下がっちゃったんです困った
なんとか飛び乗る事はできましたが、
やはり磯釣りは、リスクの高い釣りだなあ・・・
と、実感した時でした。

その後、同じ入間から牛根とか、
下田の外浦からなど、何度か磯釣りも経験し、
その楽しさも実感しました。

その時は、大震災よりも大分前の事

地震も、津波も、正直、

もし来たらどうしよう・・・

なんて事、全くと云っていいくらい
考えてもいませんでした。

が、様々な経験と、リスク管理も学んで、
それがいかに向こう見ずであったかも、
実感
できます。

一方、当時の自分然り、
怖い経験をした事がなければ、楽しい一偏で、
何もできずに波に呑まれてしまうかもしれません。

では、これが正解かどうかは分かりませんが、

自分がリスクマネージメントするとしたならば

と、云う事で、その備えについて、
私見を述べさせて戴きたいと思います。

先ず大前提として、
ライフジャケットは必須です。

片時も離さず身につけていて下さい。
股通しもしっかりしておきます。

できれば、磯釣り用のヘルメットも着用して下さい。
イシダイ釣りをされる方は、マストなアイテムです。

続いて、

揺れを感じたらどうするか

これは、岩陰は揺れで崩落する可能性があるので、
絶対に避けて下さい。

足場の良いできるだけ平場で、
岩にへばりつく様に掴まって、
揺れをやり過ごしましょう。

寝てしまうと動けませんから、
片膝を着き、直ぐに動き出せる様に備えます。

次にとる行動ですが、

瀬渡し船の船長に連絡します。

が、集中して繋がらないときには、
迷わず、海の緊急ダイヤル『1・1・8』へ、
電話して下さい。

最寄りの海上保安局から、
救助が来てくれるのを待ちましょう。

落水させてしまうリスクはありますが、
スマホ、携帯は必携しましょう。

揺れる直前に、
緊急地震速報が入電する筈です。

そこからは、上記の様に慌てずに行動して下さい。

間違っても、海に飛び込む様な事はしないで下さい。
救助をより複雑化させてしまいます

船に乗り込む時は、我、先に・・・
ではなく、秩序を守って乗り込みましょう。

残念ですが、釣具は諦めて下さいガッカリ
その場に放置して避難します。

津波接近に時間がない時は、
おそらく船は沖に向かいます

これが沖出しです船
船長の指示をしっかり守って、
冷静に対処しましょう。

他の釣り客の気持ちを落ち着かせる役目を、
どうか担って戴ければと思います。

これだけやっても大津波の場合、
助からない事もあるでしょう。

家族のために、保険に入っておく事も、
備えかもしれません。

もういつ大きな地震が来てもおかしくありません。
磯釣りのリスクは、自己責任です。

瀬渡し船業者を訴える等と云う事は、
あり得ません。

自分の命は自分だけの命ではないことを、
自覚しながら、釣りも楽しんで下さい。

磯釣りは、本当に魅力的な釣りである事も、
最後に記しておきます。

知っているだけでも、備えになります。