おはようございます。
世界でウクライナに連帯する動きが、
日に日に広がっています。
今こそ独裁者に、
世界の連帯を見せつけたいところです。
が、その暴君が核のスイッチを握っている―
本当に恐ろしいことです。
一日も早く、停戦に持ち込まないといけません。
さて今日は、既にノッコミに入っていると思われる、
清水のカセによる、
チヌのかかり釣りについて投稿です!!
清水は、3つの釣り船店さんが組合を作って、
ポイントも共有しながら、
連携して、伝統のカセを守っています。
そして、3店とも共通の
『コマシ』を使います。
ご存じの方が多いと思いますが、
清水のカセの
コマシのベースは、オカラです。
オカラに砂利やサナギ粉等をブレンドして、
一桶いくらで精算するシステムです。
そして、このベースの
コマシに、
釣り人それぞれが、色んなアレンジを加えて、
オリジナルのダンゴコマセを作る訳です。
そのアレンジ用に、
市販されている配合エサを、
色々と工夫して加えているのですが、
この
清水のコマシに、
経験上、
絶対に入れてはいけない物―
って云うか、成分があります。
一方この成分は、
集魚には効果的とされています。
なので入っている配合エサが、
非常に多い事も知られています。
何だか分かりますか?それは、
ニンニクの成分です。
過去にそれを知らずに、
成分が入っている配合エサを、
コマシに混ぜて使ってしまった事があります。
が、
逆効果てきめんって云うか、
嘘みたいにパタっと、アタリがなくなりました。
エサ取りのアタリさえなくなってしまうのです。
当然その日は、ボウズを食らってしまった訳ですが、
結果を船長に報告して、使った物も伝えた訳ですが、
その配合エサの品名を口走った途端に、
「それだ!!」
と、指摘されてしまいました。
そのエサと云うより、
ニンニクがダメなんだと―
その後、清水のかかり釣りなどが紹介されている、
雑誌だったり、ムック本だったりを見たりすると、
清水はニンニクNG―
これは、
清水のカセに乗る時のセオリーの様です。
なぜNGなのか―
詳しい研究だったり資料は、
見当たらなかっので、
自分なりの仮説を立てました。
おそらく、
こう云う事ではないでしょうか・・・
ニンニクの臭いの素になる成分は、
「アリイン」と、云う成分です。
ですが、
アリインそのものは、本来無臭です。
が、
アリナーゼと言う酵素の作用によって、
「アリシン」に、変化します。
この
アリインから変わったアリシンが、
あの独特の臭いになるみたいです。
一方、集魚効果の根拠となりうる成分は、
生理活性物質である、
『スコルジニン』と云う化合物です。
いわゆるニンニクパワーの源です。
これが普通に、オキアミあみやアミエビや、
こうしたコマセの中に配合されるのであれば、
魚の活性も上がる筈です。
アミエビなどの汁の中には、
アミノ酸が実はたくさん入っているので、
魚が狂った様に集まってくるんだと思います。
が、この
スコルジニンを構成する成分には、
窒素や硫黄が含まれているそうです。
おそらくこの硫黄や窒素が、
オカラに含まれる何かしらの成分と、
科学反応をお越し、
周辺の酸素濃度を下げてしまう―
とか、
硫化硫黄みたいになって、毒ガス化してしまう―
とか、
そんな状態になってしまうのではないだろうか・・・
と、想像するのです。
本当に
見事に、アタリも反応もなくなるので、
ダンゴの周りには、魚が一切いない―
おそらく、そんな状態になっていると思われます。
それよりは、
過日、お伝えした通り、
清水ではチョコフレーバー!!の、方が、絶対に釣れるコマシになると確信します。
誤解の無いように申し添えると、
あくまで、ニンニクがダメなのは、
清水に限って―
と、云う事です。
他の魚種や、他の場所にとっては、
間違いなく、魚の活性に欠かせない成分だと思います。
他、
赤土の成分は、元々使用禁止ですから、
清水でカセに乗る際には、
赤土ベースのダンゴエサはNGです
所変われば品変わる―
とは、良く云いますが、
元気の源ニンニクが、魚の元気を奪う・・・
かもしれない。
そんな事も、色々と考えて実践できる事も、
かかり釣りの魅力かもしれませんネ
そして、当然ですがワタクシ・・・
ニンニクは大好物でーす
あっ、でもちゃんとTPOはわきまえますよ