おはようございます。
今日も引き続き、 大学入学共通テストが行われています。
それにしても、 警察に出頭した、女子大生の事が気になります。
確かに罪は罪で、 決して許されないかもしれません。
が、この先の未来が見えなくなってしまう事― これだけは、なんとか世間も突き放さないで下さい。
自業自得と言われてしまえばそれまででしょうが、 不安に駆られたら、人は誘惑に弱いものです。 どうか、社会が寛大でありますように・・・
罪を憎んで人を憎まず・・・ 改めて、この言葉の意味を噛みしめて欲しいです。
さて、 人の弱さを全て受容れ、鎮座されている仏様。
今日は、この大仏様の如く、 滋味深く、元気に泳ぎ回る若魚たちを、 静かに見守る、相模湾の根魚にスポットを当てます。
では、ワタクシが独断と偏見で選ぶ、 鎌倉あたりの13魚― 根魚編を始めます。
先ずは、昨日から数えて 5魚目のお魚は・・・
メバルです。 メバルは春告魚とも呼ばれ、 穏やかな海藻の森で静かに暮らします。
でも、色んな所に目を張って、 海の森を守る母親の様な存在です。 そして、メバルはお腹の中で子どもを守り、 魚の姿で産み育てます。
メバルと云えば、 釣りはメバリングですね。
釣れたら、ちょっとメバルの滋味深さ、 感じてあげて下さいね(^o^)
続いて6魚目は、
カサゴです。 このお魚はメバルさんより泳がずに、 辛抱強く、我慢強く、 悟りを得た様な暮らしぶりです。 そんな懐の深さに、ぶれない強さを感じます。
釣りは、胴突き仕掛けにエビや、イワシ、 身餌を付けて、トントンと岩戸を叩いて、 女神様を呼び出す様な釣り―
そのお味は、なんとも優しくふくよかで、 心が満たされる様な、そんな美味しさですね。
7魚目は、
カワハギです。
このお魚は、根の安全を守るため、 日夜、動き回ってパトロールする。 偵察役のお魚です。
さしずめ「忍び」 神出鬼没に現れて、縦横無尽にホバリング。 エサを釣り人にも悟られず食いちぎっては、 他の生きものにもエサを分け与えます。
されども、肝が据わっていますから、 その肝と共に身を食さば、 まさにヘブンの美味しさです。
根魚編らすとの8魚目は、
ヒラメです。
守りの要の見張り番― 底にしっかり張り付いて、 鋭い眼光で周囲を絶えず見張っています。
そして、もし何かあれば素早く身を翻し、 白い壁となって敵の侵入を阻止します。
そんな緊張感のある仕事ですから、 食事は肉食。 鋭い歯で一撃し、あとはゆっくり時間をかけて、 咀嚼します。
イチ、ニイ、サン・・・ と、ゆっくり数えて四十まで。
守りの要を釣り上げるには、 人も辛抱、我慢なのです。
煌めく白身は潔白の証し。 正に潔く、深い味わいのお魚ですね(^_^)v
さあ、どうだったでしょうか。
鎌倉あたりの13魚は、まだ続きます。 今度は攻撃の布陣となる、 強力な魚達を紹介しますよ。
お楽しみに〜!!
ちなみに、鎌倉の大仏様は、 その御身の中に入れるんですよ。 あやかりましょう。
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