鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2022/02/13 9:06:01|釣り具の小宇宙
山梨の釣り具屋さんのイクラは超高級品です!!
おはようございます。

今日これから、また雪の様ですよろよろ
降ったばっかなのに、
原因は、またもや南岸低気圧ですムンク

皆様、どうかクルマの運転には、
くれぐれも、お気を付け下さいね。

この雪を凌げば、
もうすぐ「光りの春」が、訪れます。
それまで、待ちましょう!!

ところで、
もうすぐ渓流釣り解禁の季節になりますね。
皆さん、準備は整っていますか?

竿、折れたりしていませんか?
解禁直前だと、間に合わないかもしれませんよ。
道具をメンテしてあげながら、
解禁を心穏やかに迎えて下さい。

ところで、山梨の方なら既にご存じでしょうが、
他県の方にも、ご覧戴いているかもしれません。

なので、
うっそー!!
と、思われるかもしれないですが、

今日は、山梨の渓流釣りのエサとして、
釣具屋さんで売っているイクラは、
そんじょそこらのお寿司屋さんのイクラより、
高級だっちゅーの!!

と、云うお話しをしますね。
塩漬けのイクラや、代用品のイクラなどを、
メインで春先に置いているお店には、
おそらく、お客さんの足は向きません

自分が食べるイクラは、
回転寿司やコンビニおにぎりでOKOK
でも、

釣りエサに使うイクラは、
お寿司屋さんで頼めば、
「時価」と、書かれてしまうような、
本当に凄いイクラでないといけません

売っていた自分が云うのですから、
間違いありません。

自分が居たお店で注文していたのは、
​​​​「木箱入り 根室産高級イクラ」でした。

先ず、粒がしっかりしているので、
箸でつまんでも、潰れたりはしません。

弾ける様な弾力と、
今にも発眼しそうな、
ルビーの様に艶めくイクラです。
だから、美味しい・・・

たまに、パックに詰めながら、
数粒、お口に放り込んだら、
本当にお口で弾ける極上品です。

解禁直前になって入荷すると、
イチバン高い物から売れて行きます

量販店である以上、代用イクラや、
輸入のイクラなども置いてはいますが、
誰も買って行きません。

入荷しているイクラの善し悪しを、
お客様はしっかり見ていらっしゃいます。
そして、良いイクラのある店でしか買いません。

だから、良い物を入れるしかありません。

そんな感じですから、
スーパーに美味しそうなイクラがなかったら
山梨では釣り具屋さんに行けば、
美味しいイクラにたどり着けます


間違いないびっくり

盛ってないっすよびっくり

 







2022/02/12 9:06:01|釣り具の小宇宙
志は引き継がれて・・・
おはようございます。

さて、女子のハーフパイプ競技の、
銅メダルの余韻も醒めやまぬ内に、

昨日は、ついに三度目のオリンピックで、
見事、平野歩夢選手が、待望の金メダル!!

だれも成し得たことのない大技を、
これでもか―
と、見せつける様な圧勝でしたねラブ

もう、本当に嬉しいですし、
あらためて、平野選手の強さを、
まざまざと見せられた気がしますグッド
凄い!! 本当に凄い!!

でも、自分がもっと感動したのは、
前の2度のオリンピックで、
彼の前に壁となって立ちはだかり、

世界の頂点として、
決してその壁を越えさせなかったレジェンド、
ショーンホワイト選手の、
試合後の姿に、超感動しました
嬉しい

このオリンピックで一線を退く事を決めて、
35歳にして臨んだこのオリンピックでした。

4位と云う結果に対して、
ホワイト選手は、真っ先に平野選手に歩み寄り、
にこやかに語りかけ、ハグ―

そして、ヘルメットを押しつけるように、
平野選手を讃えたあの姿に、ジーン泣き

きっと、
平野選手の事を、「志を継ぐ者」として認め、
これからのスケートボードの未来を、
託したんだと思いました。

こうして、スポーツの世界でも、
志は、次の世代へ引き継がれていきます。

そして、時代と共に「技」磨かれ洗練されて、
更に素晴らしく、更に美しく継承されていきます。

そこで今日の投稿は、
我が国の文化に綿々と引き継がれて来た、
『和竿』に、スポットを当てようと思いました。

ひと言に「和竿」と云っても、
地域や、魚種などにより、文化が異なってくるため、
同じ竿と云う物は、一本たりとも存在しません。

材料は、「竹」
ですが、西洋竿(フライのバンブーロッドなど)の様に、
縦に割って、貼り合わせるのではなく、

複数の竹を継ぎ合わせる事で、
一つの世界観を作り上げています。

また、漆塗りの技巧なども用い、
工芸品としての価値も極めて高いのが、和竿です。

今では伝統工芸品として、
竿師たちが、技を競いながら今に伝えています。

和竿として、最も知られているのは、

『江戸和竿―』

だと、思います。
この江戸和竿の特徴は、
何と云っても、その多様性にあると思います。

多種多様な魚と、多種多様な釣りの趣向―
これに合せて、本当にたくさんの竿があります。

風流人の好む、マブナ竿・タナゴ竿
海と遊ぶ、ハゼ竿・キス竿・・・
江戸前の魚は、全てこの江戸和竿で賄えるのです。

一方、
紀州竿は、ヘラブナ釣りの竿として、
長く愛され続けています。

藩として「釣り」を推奨し、
クロダイ釣りの専門の竿として進化していった、
庄内藩(山形県)で継承される庄内竿
中通しの技術は、世界に誇れる芸術です。

そして山間の地で、
鮎や、アマゴ、イワナなどを釣る竿として、
継承されて来た郡上竿
などもあります。

中でも鮎の一本竿は、
なかなかお目に掛かる事はできません。

日本という、
小さな「水の国」の中で、土地土地の風土や、

歴史や、文化を色濃く、今に伝えているのが、
「和竿」の、文化
でもあります。

スポーツにせよ、釣りにせよ、
長く受け継がれるのには、
そこに必ず「志」が、宿っているからなんだと、
思わずに居られません。

があって、互いに高め合う同士が居て、
そこに文化が花開きます。

こじつけで書き始めた今日の投稿でしたが、
釣りを正しく後世に引き継ぐ「志」を、
自分も持ち続けていきたいですね。

写真は、和竿の技術の真髄とも云える、
『印籠継ぎ』です。







2022/02/08 9:06:01|レッツスタディー!!
このお魚分かりますか?
おはようございます。

いやあ、北京オリンピックの
嬉しいニュースが続いていますね。

ジャンプも、フィギュアスケートも、モーグルも、
そして、女子のアイスホッケーも・・・
きっと、多くの子ども達に、
夢と勇気と、希望を与えてるって思いますよ。

ところで、春を代表する魚として、
つい先日、メバルのお話しをしたばっかりですが、

上の写真のお魚も、
実は春を代表する海のお魚なんです。
でも、何か変な感じでしょウィンク

このお魚、何だか分かりますか

透き通った感じの魚体だし、
何より、小さいでしょ!?

ですから、あるお魚の稚魚なんです。
仔魚って云った方が正確かな・・・

でもね、
実はこのお魚、
生まれたばっかり
なのですが、
既にもう魚の姿になってるんです。

生まれ落ちた瞬間から、
ほぼ、この姿のまま海に泳ぎ出すんです。

海の中は、危険がいっぱい。
でも、このお魚の事は、
海藻の森が守ってくれます。

無防備っちゃあ無防備ですが、
この大きさまで成長していれば、

もう自分でエサを探して食べる事も、
可能なんです。

そこで皆さんに質問です。
この子達の親は誰でしょうかびっくり

今日は久しぶりに、『レッツスタディー』
の、カテゴリーで投稿します。

この子達の親の魚を当ててもらうのが、
課題で
すよ。


そしてもう一つ―
お魚って、普通は卵で生まれますよね。
もちろん、このお魚も、
卵がなきゃ、生まれて来られません。

でも、生まれた時には、魚の姿です。
どうして、こんな事が起きるのでしょうかびっくり

ヒントは、
メバルもそう。
このお魚もそう。

って、事で考えてみて下さいネ幸せ

これで、分かるかなあ・・・





 







今日は立春で春といえばメバル(海仲間たちとメバル釣り)
おはようございます。

今日は立春花
でも、寒い・・・涙

そして今日からは、
冬期五輪が、いよいよ北京で始まります

楽しみでもあり。
心配でもあり・・・。

どうか選手の皆さんには、
万全の体調で競技に臨んで欲しいってことと、
どうか、コロナに感染しませんように・・・・
と、祈るばかりです。

さて、春と聴いて
真っ先に思い浮かべるお魚は、
やっぱり、『春告魚』とも称される、
メバルではないでしょうか!?

昨年も、丁度今頃だったかと思いますが、
メバルを季語に俳句を詠んでみましょう

なんて事をやったかと思います。

そこで今日は、
このブログでも何度も紹介した、

海辺の環境教育フォーラムの海仲間たち

と、一緒に行った、
メバル釣りの思い出を辿ってみたいと思います。

思えば、このフォーラムの開催時期が、
ことのほか春先が多かった事のです。

そして自分も、
釣りの楽しさや学習効果を体験して欲しくって、
初参加から釣り具持参で駆けつけて、
半ば強引に釣りを体験させちゃった・・・
そんな事があったんです。

で、その釣りの殆どが、
春先なので、メバル釣り
だったんですねスマイル

2004年に初参加し、
魚釣りによる環境学習の可能性
を、訴えた私―

すると、早速2005年に福井県の団体から、
釣りと環境学習の講師として、お招き戴きました。
若狭の海まで出向き、
魚釣りと海の環境について学び合いました。

翌、2006年
今度は、西伊豆で釣りのプログラムを行って、
その様子を交えて、

環境学習用のティーチャーズガイドを作ろう

と、云う事になりました。

このティーチャーズガイドを携えて、
2007年 神奈川の三浦半島で開催された
フォーラムでは、事前に参加者を募って、
メバル釣りのプログラムを行ったら、大好評!!

参加して下さった皆さんに、
メバルの煮付けを振る舞ったら、これまた大好評!!

この時には、温暖化による海面上昇を、
遊びながら学べる様なアクティビティーを、
分科会として発表もさせて戴きました。

このフォーラムの様子は、
『月刊ダイバー』と云う、
ダィバーさん御用達の著名な雑誌にも載ったんです。
(PDFでご覧戴けます)
名称未設定 (umibef.com)

次第に、
釣りと云ったら鯛損さん

そんなお声を掛けて戴ける様に、
なって来たんです。ありがたいですね。

その翌年2008年には、
瀬戸内海に浮かぶ『家島』にある施設で、
フォーラムが開催されたのです。

事前に施設の方から、

「メバルが釣れるよ」

と、伺っていたので、
持ってるルアーロッドを全部送らせて戴いて、
早朝、自由参加のメバル釣り大会を強行しました。

まだ今ほど「メバリング」が、
メジャーになっていない頃でした。

なので、
ジグヘッドと小型ワームでメバル釣りが、
多くの参加者が初めて見た様で、
最終日には参加者の3分の1近くの方が、
一緒に釣りを楽しんでくれました。

その様子を、取材してくれた海仲間も居て、
VIVA ASOBISTと云うサイトに、
自分の事を、紹介してくださいました。
(ここで見られます)
vol.39:野澤鯛損「釣りキチ三平」発「釣りバカ」経由のフィッシングメッセンジャー - asobist.com

そして、
同年秋には、このプログラムに参加して下さった、
同じ兵庫県でも、
日本海側『香住』の体験事業者から、

現地での釣りプログラムの実践に向けての研修

と云う事で、講師の依頼を戴いたんです。

そこで、釣って・食べて・命を考える・・・。
この一連のプログラムを、
『エコフィッシング』と命名

以降、この名称で、
釣りと環境学習がパッケージとなったプログラムとして、
仲間内でも活用して戴いています。

この様に、
大きなターニングポイントには、
フォーラムの海仲間と、
メバル釣りがリンクしています。

単なる偶然ではありますが、
自分にとっては、メバルさま・様
メバル大命魚ラブ

決して足を向けて寝られるお魚ではありません。

メバル釣りから始まった、
『エコフィッシング』が今、
様々に化学反応を起こしてくれて、

現在では、LABO to CLASSの中でも、
活用戴いて居ります。
※ ページ左側のリンクから飛べます

そろそろ、でっぷりとした、
良型メバルの最盛期に入っていきます。

春の海 ひねもす のたりのたりかな

うららかな春を信じて待ちましょう!!

フィッシングメッセンジャーにとって、
メバル釣りは、イチバン大事な釣りです!!




 







2022/02/03 9:06:01|釣魚料理
今日は節分ですが恵方巻きの中のコレ知ってます?
おはようございます。

今日は節分です。
暦では、寒も明ける訳ではありますが、
まだまだ、春には通そうだそうですよ。

どうか、温かくしてお過ごし下さい。
そうそう。一昨日の朝、
ラジオからこんな懐かしいメロディーが、
聞こえてきたんです。

特別なスープをあなたにあげる〜♩♩

 あったかいんだからぁ〜ハート

ほえ〜 クマムシですよ。
​今どうしてるんだろ・・・

ところで節分の今夜、

あなたは、豆まきをしますか!?
それとも、恵方巻きを食べますか
両方ですか!?

すっかり関東でも恵方巻きは定着しましたが、
フードロス問題から、
この時季に、予約お願いします!!
と、しつこく云われなくなった事は、
良かったなあ・・・。
と、思います。

さて、恵方巻きは見ての通り、
太巻き寿司です。

で、太巻き寿司に巻いてある具材に、
上の写真の様なピンク色の粉を、
見た事ありますか?

昔は必ずと云って良いほど入ってましたが、
最近は、割と入ってないんですよね。

自分が中・高とお弁当だった時には、
母が割とひんぱんに入れてくれてありまた。

コレ、『桜でんぶ』と、云いますが、
ご存じですか?
『おぼろ』って、覚えている方もいらっしゃるかなあ・・・

どっちでもいいちゃいいんですが、
正確に云うと、『でんぶ』と、『おぼろ』は、
違う作り方をするそうです。

では、このピンクの桜でんぶ、
原料は、お魚だって知っていますか

実は、マダラとか、スケソウダラとか、
白身のお魚を使って作られています

使っているのは白身魚なのにピンク色なのは、
食紅で色付けされたものだからです。

でんぶって、割と甘いですよね。
これは、
砂糖や、みりんなどを使って炒り煮してるからです。


では、作り方をちょっと紹介しましょう(^_^)v

まず、でんぶにしたい白身魚を茹でます。
身が浸かるくらいのひたひたの水から、
ひとつまみほどの塩を入れて茹でていきます。

気をつけて欲しいのは水から茹でること、
煮魚の場合は沸騰してから魚を入れますが、
でんぶの場合は、後で身をほぐすので、
水から沸騰させますよ。

7〜8分茹でたら取り出して、
流水で洗ってぬめりを取ってから、
キッチンペーパーで水気を切って下さい。

この後、身をほぐしていきますが、
先ずは手で粗くほぐしていって下さい。

おおよそほぐれたら、
骨とか、皮とか、血合いとか、
余計なものを取り除きます。

次に粗くほぐした身を、
茶巾のようにキッチンペーパーなどにくるんで、
擦り合わせるようにして、更に細かくほぐします。

あとは、調味料を加えて水気を飛ばしながら、
炒り煮していく訳です。

菜箸を何本か束ねてかき回すと、
水気が更に飛ばせますよ。

昔、釣ったマダイで作った事あったなあ・・・

これが、でんぶ。で、更に食紅で染めると、
桜でんぶ桜
に、なります。

今年の恵方は、
確か「北北西微北」って事ですが、
分かり難いでしょ。

なので、北北西でいいと思います。

で、1本丸かぶり〜美味しい

で、その恵方巻きを手作りで、
その中に、ぜひ、お手製の『桜でんぶ』桜
で、春を添えてくださいな(^_^)v