おはようございます。
昨日は、語呂合わせで119番の日―
だったそうですね。
最近のニュース、放火も含めて火事の話題が多いです。
火事も事故も、119番に電話する事がないように、
気をつけたいものですね。
ところで、
ここのところずっと不漁が続いていた、
駿河湾での
桜エビの秋漁が、
先月28日から始まっています。
不漁に加え、コロナの打撃を受けた
桜エビ漁ですが、
この秋の漁は、割と幸先良くスタートできたそうです。
自分が釣具店勤務時代、清水で生活していた事は、
このブログでも、何度もお話ししていますが、
正に、春と秋の漁期には、
新鮮な生の桜エビを戴く機会が結構ありました。
ですから近年の、
殆ど捕れない―
と、云う危機的な不漁は、本当に心配でした。
水揚げ港となる
油比漁港には、
漁協直営の「浜のかきあげや」が、あるのですが、
2年間、閉まったままでした。
コロナの影響もですが、
余りの不漁で、地元で食べる分も捕れなかった―
と、云うのがホントのところらしいです。
さて、
自分が清水に居た頃はには、
実はこの「かきあげ屋」さんはなくって、
沖釣りから戻ると旧道沿いにある、
老舗の専門店に良く行きました。分厚いかき揚げに、
桜エビ塩をふりかけて、
豪快にかぶりつくと、口にエビの香りが広がって、
そりゃあもう美味しかったです
サクサク食感で、
ボリューミーなのに、全くもたれたりしません。
そんな老舗のお店さえ頭を抱えた近年の不漁―
ですから、この秋漁の好スタートは、
本当に嬉しかったと思います。
ところで皆さんは、
「沖上がり」と云う、
桜エビメニューをご存じですか?
鍋というか、汁っけ多めの、
すきやき風の料理なんです。
この汁が甘辛くって、沖から上がった時には、
本当に五臓六腑に染み渡る程の旨さなんです。
これは、深夜から早朝まで続く漁で、
疲労した漁師さんを癒やす、
地元の漁師料理なんです。
大方のお客さんが、かき揚げ丼を注文するのですが、
もし機会があったら、是非一度味わってみて下さい。
でも、やっぱり沖からあがった後の方が、
絶対に旨いんです。
だから、
釣りとセットで・・・自分は、油比と御前崎の両方の発信基地の港の、
近くで住んでいた事がありますから、
正に
桜エビは、ふるさとの味の様な存在なのです。
この不漁の要因の1つかもとして、
本県の河川工事で出た土砂の流入―
なんて事も云われた時がありました。
海底から噴出する温水のせいだ―
そういう見解もありました。
が、いずれにしても、
確かな根拠はなく、
真相は解明されていません。
ですが、この
駿河湾こそ桜エビの、
世界で唯一の漁場なのです。だからこの先も永く漁が続けられる様な、
駿河湾であって欲しいですよね。
少なからず気候変動の影響はある事でしょう
秋の落ちのシーズンには、
駿河湾のマダイはメチャ美味しくなります。
きっと、この桜エビも食べているに違いありません。
ああ、また桜エビ食べたいなあ!!