鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/11/06 16:55:00|トピック
出鼻をくじかれた漁業(軽石&原油高)
おはようございます。
じゃなく、もうこんばんは―
の時間になってしまいましたねガッカリ

今日はいつもの時間に、
アップロードができませんでした。
大変申し訳ございませんでした。

いつもの様に投稿準備をしていたのですが、
なかなかPDFのファイルを、
ネットにアップできないまま、
リミットになってしまいました。

まだその作業が終わっていないので、
今日のところはとりあえず、
別の内容で投稿致します。

さて、
もう皆さんも痛感されているでしょうが、
ここのところのガソリン代の高騰は異常ですムンク

折角、コロナが落ち着いているのに、
移動もままにならない現状は、辛いです。

仕事は戻りつつあっても、
おおよその支払い・振り込みは、来月・・・
そんな状況の中で、出費は嵩むばかりです泣き

が、この様な辛い状況は、
自分だけではありません。

特に、小笠原の海底火山の噴火による、
軽石の流出は、沖縄・鹿児島の多くの漁業者と、
観光業者の方々に、容赦なく襲いかかりました怒る

相手が自然なだけに、
やり場のない怒りや、どうしようもない悔しさに、
さいなまれていらっしゃると思います。

加えて、追い打ちを掛ける燃料費の高騰
9月末に緊急事態宣言が解除され、
ようやく見えて来た「光り」だった筈なのに、
出鼻をくじく今回のダブルパンチ拳拳

政府の一刻も早い支援をお願いします。

小笠原から流れ始めた軽石は、
沖縄まで流れ、今度は黒潮に乗って北上中だとか・・・
その軽石は、もう既に四国にまで到達したそうです。
漁にも出られない状況が続いているそうです。

一日、一日と、
命を削られている気がします。
養殖漁業を中心に、漁業被害も深刻です。

軽石を呑みこんでしまって、
行き先をを亡くした魚魚
その魚を廃棄する選択しかない漁業者の皆さん、
魚も泣いている事でしょう

せめて、せめて燃料となる、
ガソリン・軽油・重油の、
価格がもう少し安くなって欲しい―
否、安くして下さい

新政府に今、突きつけられているのは、
先ず、この軽石・燃料の対策ですよびっくり
 







2021/11/05 9:06:01|釣果報告
にこたまぼうずの理由はコレだった!?
おはようございます。

昨日の夕方、無事に出張から戻りました。

ところで昨日の投稿では、
二子玉川駅付近の多摩川で釣りをして、
ボウズだった事をお話ししました。
だから、にこたまぼうずだと・・・泣く

でも、ウキが何も動かなかったのは何故か!?
魚もそこそこ居るのに、
全くエサが取られもしないのはおかしい・・・
やっぱり、納得がいかなかったんですポカン

それが、ホテルに戻ってみたらどうでしょう!?

「アレ? オレが釣りした所じゃん!!」

と、高層ビルの中にある、このホテルの窓から、
俯瞰でポイントがのぞき込める、部屋だったのです。

自分が多摩川だと思って居たのは、
本流ではなく、河川工事で川底を掘って、
人為的に作った流れだったんです。

要するに、じゃない方―
ってヤツでした泣く

しかも、下流側では工事の最中なので、
工事の振動は、ほぼこちらに響くでしょう痛い

「ああ、あれじゃあ、釣れんよなあ・・・」
ボウズの訳が想像できちゃった・・・

でも、ボウズだったっつこんは、
変わりないので、ヘコんだわあ・・・ヘルプ

と、云う事で、
上の写真は、ホテルの窓越しの二子玉の朝
朝日、キレイだったですよ〜!!

そして、釣った場所の俯瞰の図―

右の写真の手前の方に流れてるのは、
どう見ても、本流じゃないじゃんねよろよろ
釣ってたのは、そこでしたムンク

で、お隣のビルの屋上を見てみて下さい。
「楽」「天」国の、本社ビルでありましたスマイル







2021/11/04 9:06:01|釣果報告
にこたまぼうず(>_<)
おはようございます。

昨日からワタクシ、
世田谷区の二子玉川駅の近くに来て居ります

新型コロナの感染状況もだいぶ落ち着いて来ました。
兼ねてからご依頼を戴いていたクライアント様から、
ついにGOサインが出て、
本日、子供たちの自然体験のお手伝いをさせて戴きます。

もうこの時間は、子供達とお外で遊んでいますので、
この投稿は、
昨日の夜に泊めて戴いたホテルで書いたものです。

このお仕事が決まった時から、

「二子玉って、多摩川の近くじゃんねぇ」

と、思ったので、
密かに釣り竿とウキ釣りの仕掛けを持って来たのです。
釣りをしようと云う魂胆は、
昨日の投稿でも匂わせてますよね困った


で、昨日は会場となる公園を下見して、
今日する事を決める―
と、云う事が仕事でしたので、
半日で終わりました。

クライアント様とお昼をご一緒して、
このホテルにチェックインしたのが午後2時過ぎ―。

「まだ、釣りできるじゃんねぇ」

と、多摩川に出掛けてみました。
が、土手にロープが張ってあって、
川原に降りられないんです。

「あ−っ 終わったあ!!」

と、釣り竿を持ったまま、
川沿いをトボトボ歩いて行きました。

すると、散歩されている方がたくさんいて、
川原に降りられる所がありました。

川沿いには、ワンちゃん連れの方、
ひなたぼっこを楽しんでいる方
とか、結構たくさんいらっしゃいました。

上流側に更に歩いて行くと、
けもの道の様な川に降りられる道が見つかって、
ついに川に出ました。

なので、ここでやってみよう―
と、早速、実釣開始!!

コイも見えたり、小魚の気配もあるのですが、
ウキが全く動かない―

暫く粘ってみましたが・・・
これぞ正しくにこたまぼうず(>_<)

完全にリサーチ不足
しゃあない!!
なにが、テナガエビちゃんじゃ泣き

多摩川の夕日を背に、
しょんぼりホテルに帰りましたとさ・・・
チャンチャン泣く

一応、多摩川の流れと、
多摩川を渡る鉄橋の写真を貼っておきます。
走ってるのは、京急?







2021/11/03 9:06:01|作ってみよう!!
そろそろ尾花竿の製作に取りかかろうと思います(^_^)v
おはようございます。

今イギリスで、
気候変動などについて各国の首脳が議論を交わす、
COP26が開かれています。

選挙で無事に勝利した岸田総理大臣が、
昨日の朝、
遅ればせながらイギリスへ向かいました。
が、滞在時間は何と、数時間だそうです。

特別国会の招集やら、
いろいろ忙しいのは分かります。
が、大事な世界的な会議に、
たった数時間しかいないって・・・よろよろ
ホント、大丈夫でしょうかびっくり

ともあれ、気候変動は待ったなし課題パー
ちゃんと成果を出すことも、
国民としてしっかり監視せねばなりませんよ

ところで今日は、
遅々としてなかなか進んでいない、
ススキ素材の釣り竿『尾花竿』の進捗状況を、
お伝えしたいと思います。

お陰様で、
天日晴れでの、おおよそ乾燥は進みました。

なので昨日は、竿に仕上げるための、
ちょっとした材料を買って来ました。

それが、上の写真に写っている物です。
何処に使うのか説明しますねチョキ

尻手の握りの部分は、
当所、細いパイプ材などを使おうと思いましたが、
もっとシンプルにしようと、
『竿巻き糸』を、買って来ました。

この糸を、尻手に当たる部分に巻いて、
若干、太くすると同時に、
手が滑らない様にしたいと考えました。

因みに「尻手」と、云うのは、
竿尻の手に持つ部分の事です。

そしてもう1点、
トップに付ける、「へび口」用の、
リアン糸』です。

これを直接、
ススキの穂の先の部分に差し込んで、
「へび口」に、するつもりです。

可能な限り、プラスティック的素材をやめて、
釣りが終わったら、
燃やして廃棄できる竿にする予定です。

そして昨日のススキへ作業は、
僅かに残っていた穂の花のなごりを取って、
1本の竿の原型にするところまで進めました

穂が無くなったススキって、
どことなく、竹のようにも見えますね困った

実は今日と明日、
出張で不在となってしまうので、
これは、昨日書いた予約投稿です。

今回の出張先は都内です。
多摩川の近くだそうなので、
時間があれば、3回目の試し釣りをやってみよう
そう考えています。

多摩川では、どんなちっちゃいお魚さんが、
遊んでくれるかな?

釣りができるかどうか分からないけど、
ちょっとワクワクしています。

もしかすると、テナガエビちゃんとか釣れるかもスマイル

出張なんて、ホント暫くぶりです。
都内の新規感染者も、ついに十数人―。
だいぶリスクも減りましたね。




 







2021/11/02 9:06:01|釣り具の小宇宙
ブダイウキが何故必要なのか!?
おはようございます。

ついに、このブログが、
本家の環境教育のブログのアクセスを、
上回りましたチョキ

毎日投稿を課した頃のランキングは、
30位くらいでしたが、
現状では、トップテン内に並んで居りますグッド

たくさんの方々に読んで戴いて、
心より感謝申上げます。

そして、本家のブログも、
活動が戻って来さえすれば、
どんどん更新して参りたいと思います。

ところで過日の投稿で、
釣りに行った際に、隣に入れて戴いたお兄さんが、
ブダイを狙って居る事が直ぐに分かっ

と、云う事を書きました。
勿論、釣具は自由に組み合わせられるものですが、
より本命に近付く為の工夫を凝らしてあるのが、
対象魚の名前を冠した釣具です。

『チヌバリ』と云う、釣りバリがあります。
チヌはクロダイの事ですが、
勿論、このハリでメジナも釣れますし、
アジでも、イサキでも、普通に釣れます。

が、チヌバリの最大の特徴は、
ハリに「ヒネリ』が、施されていると云う事です。

これは、クロダイと云う魚が捕食した後には、
必ず魚体を翻して元居た場所に戻る
と云う習性があることを利用する為です。

予めハリにヒネリが入っていれば、
翻った時に、必ず更に深く刺さるので、
バラしてしまう事が少なくなる訳です。

この様に、
魚の名を冠した釣具には、
必ずその魚を釣りやすい条件が備わっています

自分はその時、隣のお兄さんの使っているウキが、
ブダイウキである事と、
エサがハバノリである事の2つの特徴を見て、
魚を見るまでもなく、何を釣ろうとしているのか―
と、云う事が想像出来た訳です。

正確に言えば、仕掛けを回収しないと、
ウキから下は見えていないわけですから、
そのウキだけを見て、対象魚が何かが分かった―
と、云う方が正しいです。

誤解しないで戴きたいのは、
自慢したい為なんかじゃありません。

どうして、ブダイ釣りにブダイウキなのか
そこをご紹介したくての投稿です。

ブダイは「タイ」と、云う名前が付いていますが、
「タイ」の仲間ではなく、「ベラ」の仲間です。
『舞鯛』と、表記される事が多いのですが、
『不鯛』と、鯛にあらずと書いて不鯛と、
表記される事もあります。

直前の投稿にブダイの顔が出てますでしょ!?
ブダイには悪いですが、見た目は不細工ですよね困った

ですが、フォルムは平べったい―
なので、「不鯛」だと・・・。
このネーミングセンス、宜しくないですよね〜

「武鯛」と、云う表記もあるのですが、
こっちの方が、ずっと良いです。

ごめんなさい。脱線しました。
どうして、ブダイウキなのかに戻します。

ブダイが居る場所は、
海藻が繁茂している磯場ですよね。
そして、エサにその海藻を使いたい訳です。

ですが、軽い仕掛けに海藻を付けると、
海藻が浮いて流れてしまって、
ブダイにとっては食べにくいから、
違和感を覚えて食べない訳です。

勿論、流れ藻を食う場合もあるのですが、
歯を見ればお分かりの通り、
茎ごと切ってしまうので、岩に生えてる海藻の方が、
絶対に食べやすいですよね。

ですから、
ブダイの仕掛けは軽い海藻を安定させる為に、
ある程度、重さがないといけません

そこで、
仕掛けを一気に沈ませる事ができるオモリで沈め、
且つ、ゆらゆらを可能な限り抑えたい訳です。

となると、ウキはオモリに耐えられるだけの浮力と、
波に負けない(抵抗を受けない)が求められます。

波に負けない為には、
波の当たる面を極力狭めたいので、
ウキは細くなります

一方、オモリの負荷を抑えるためには、
長くして浮力を大きくしてあげる必要があります。

その形が上の左の写真の形になります。
そして、アタリを見極めるために、
トップには目立つ色が塗られています。

更に、軽い海藻がエサですから、
トップがチョコチョコ動いてしまうと、
肝心のアタリが取れません。

タナの上で安定させて、しっかり食わせてから、
アタリを捉えられる様にしたいのです。

なので、このブダイウキのトップは、
重く、ズンっとトップが入る様な構造になってます。

言い方を変えれば、コレ、「棒」ですよね
なんとなく、道路警備の誘導灯みたいですよね。

右の図がオーソドックスなブダイの仕掛けです。
隣で釣ってたお兄さんは、水面に出てる部分を、
より深くしてアタリを取っていました。

この魚にこの釣具あり―
日本の釣具は、皆、奥が深いのです