鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/10/30 9:06:01|お魚のふ・し・ぎ?
少し様子が変った釣り場
おはようございます。
10月も、もう残り僅かですね。

明日は、衆議院総選挙の投票日です。
有権者の方は、必ず投票に行って下さいネ。

ところで、
実際に釣りに行くと、
色々と、変化に気付く事があります。

今回出掛けた『田子漁協』も、
以前釣りをしたのは、10年以上も前の事でした。

港全体の景色は、
さほど変った様子は感じませんでした。

が、海の中は、以前の記憶とは、
だいぶ様子が変った様に感じました。

まず、堤防の上からのぞき込むと、
まだまだ元気な、季節回遊魚がたくさんいました

上の写真のソラスズメダイの他、
トゲチョウチョウウオ・ツノダシ・オヤビッチャ・・・
さながら、釣りじゃなくってスノーケリングの雰囲気

「前はこんなに居なかったよなあ・・・」
「おお」

兄に聴きました。

「アレ、サンゴだよね!?」
「そうだよな。あれもなかったじゃんな!?」

兄も変化に気付いた様です。

種類が同定できないのが何とも情けないのですが、
ソフトコーラル系のサンゴが、
たくさん堤防のヘチに定着していました。

バケツで海水を掬って水温を計ると、
25℃ありました。

11月になろうとしている季節に、
やはり若干、水温高めの気がしました。

で、報告致しました通り、
釣れたのは、アオブダイヒブダイと、
ブダイがメインでした。

が、伊豆に多いアカブダイ系ではなくって、
どちらかと云うと、
関東以南が主な棲息域だろうと思われるブダイです。

この釣果からしても、
先日の海辺ゼミで聴いたお話しと、
俄然リンクして来ました。

海藻食の魚類の北限が上がっている―

その辺りの海藻が食われると、
サンゴがそこに定着する―


更に記憶を辿れば、
この辺りはテングサの産地でしたが、
近年、その漁獲については殆ど聞きません。
テングサはご存じ、寒天の原料です。

昨日の投稿に書いた、
ハバノリをエサにしていたお兄さんが釣ったのは、
アオブダイ系じゃなく、通常のブダイでした。

自分はオキアミのエサで、
アオブダイとヒブダイを釣り上げました。

ハバノリは、採ったものじゃなく、
おそらく近所の産直のお店で、
買ったものだと思います。

深くて見えなかったのですが、
きっと海藻の植生も変っていて、
テングサや、ハバノリは少なくなっている
のかな?
と、想像しました。

以前は、もっとアカモクみたいな、
ホンダワラ系の海藻が、
堤防のヘチに繁茂していた記憶がある
のです。
定かではないのですが・・・

今回、アイゴは1尾も釣れませんでしたが、
コマセを撒くと、小さいアイゴが浮いてきたので、
たまたま釣れなかっただけだと思います。

何が釣れても嬉しいに決まっていますが、
直前に聴いた、
海の異変の話しと見事にリンクした事に、
改めて驚いた釣行でもありました。

気候変動を意識せずにいられなかった
この事も敢え付記して置こうと思います。







2021/10/29 9:06:01|釣果報告
ブダイが釣れました!!

おはようございます。

昨夜、無事に伊豆釣行から戻って参りました。
早朝は肌寒くって、
それなりに着込んで出掛けました。

そしたら、もうお天気が良すぎて、
暑くって・・・困った

結果、下着の上はシャツ1枚晴れ
暑いだの、寒いだの、ホントわがままですね困った

さて、結果から先に申上げると、
釣れましたぁ!!
ブダイをメインに、メジナなど5種 8尾
同行した兄は、ソウダカツオを釣りました。

昨日の投稿で宣言したログ(記録)については、
また後日に文書にして、
ここでもチェックできるようにしたいと思います。
なので、少しお時間下さいませ。

ところで、今回釣りをさせて戴いた場所ですが、
西伊豆の『田子漁港』です。

兼ねてよりお伝えしている通り、
基本、堤防は釣りをする場所ではありません

単に黙認して戴けているのみですから、
キレイに使う―
漁港で仕事をされている方に絶対に迷惑をかけない―

のは、当たり前の基本ですので、
あくまでも、させて戴いた―
と、云う表記になります。

堤防の壁面に、
釣り人への注意喚起を訴えるボードが、
何枚か設置してありました。
マナーの遵守は、釣り人の基本ですよ

ところで、左のイチバン上の写真は、
本当に美しかった、田子の夕日です。

こんな素敵な場所で、
日がな一日、竿を振って魚と遊べた事は、
本当に幸せでした。

やっぱ、海はいいぜ〜ラブ

では、2枚目の写真からが、
釣ったお魚ですので、
確認して下さい。

昨日の潮周りは小潮―。
潮位の差も大ききくない、
どちらかと云うと、難しい潮周りです。

丁度、満潮と同時刻から釣り始めて、
最初に釣れたのは、
手のひら大のメジナでした。

そうそう。
使った仕掛けは、予告させて戴いた通りです。

タナを広範囲に探る、
ウキ止めも付けない完全誘導のウキフカセ釣りでした。

実は、釣り始める前に竿を出すポイントを、
兄弟で探し歩いた結果、
ブダイ釣りをされていた30代くらいのお兄さんの、
距離を置いてお隣に入らせて戴きました。

もちろん、朝のあいさつをして、
そのお兄さんにお声を掛けてから、
入らせてもらいました。

お兄さん、我々の目の前で、
実際にブダイも釣られたのですが、

釣りの様子を離れて見ただけで、
何を狙ってらっしゃるのか、分かってしまいました。

何故かと云うと、こう云う理由があるからです。

ブダイは、先の投稿でも少し触れていますが、
基本、海藻類を主食にしています。

そのお兄さんのハリに付いていたのは、
ハンバノリ(ハバノリとも云う)だった事と、
ブダイを専用で釣るためのウキ、
『ブダイウキ』を、使っていらっしゃったんです。

ならば、先の投稿の中で、
アイゴが釣れたら・・・

そんな事も書きもしましたから、
迷わず、海藻がある事が明らかな、
そのポイントに入った―
と、云う事です。

ブダイが釣れたのはメジナの後、
2尾目が2枚目の写真です。

体色からしてアオブダイでしょう。
このお魚、夜はテントを張って寝るんです。
ご存じでしたかびっくり
魚体の回りを袋状の粘液で覆って、
なんと横になって寝ます。

小型ですが、20aはありましたので、
兄が煮魚用としてキープしました。

直ぐに締めて、
血抜きしてからクーラーに入れました。

こんな風にすることで、
鮮度も保たれるし、臭いも気になりません。

3尾目はクロメジナです。
釣り人の間では、
「オナガグレ」と呼ばれています。

えらぶたが黒く縁取られていれば、
クロメジナです。

一方、
縁取りがないのが、普通のメジナです。
こちらは、釣り人の間では、
「クチブトグレ」と呼ばれます。

4尾目は、クサフグでした。
写真は後日、ログでご確認下さい。

5尾目がこの日の最長寸
30aに少し足りないブダイです。

が、2尾目のアオブダイとやや体色が違います
兄弟で検討した結果、
『ヒブダイ』ではないかと結論付けました。
3枚目の写真が、その個体です。

ヒブダイの「ヒ」は、「緋」です。
真鯉・緋鯉の比較と同じです。

6尾目は、本日2尾目のアオブダイ
7尾目・8尾目はメジナでした。
写真の4枚目です。

どのお魚も、とっても美しいでしょびっくり
写真に撮る時には綺麗に写したいので、
とってもドキドキ緊張します。

楽しい時間は、ホントあっと言う間です。
釣りが終わって水平線の方に目を遣ったら、
最高の夕日の絶景―

身も心も、
海とお魚たちに癒やされた、
西伊豆釣行でありました。


 







2021/10/28 9:06:01|トピック
ログる事にしました!!
おはようございます。
今日も先行の予約投稿でございます困った

昨日は、実に半年ぶりの海釣り―
体に海とお魚パワーをフル充電して、
戻って参りましたグー
(と、思います。多分・・・)

果たして、無事に釣果報告ができるのかびっくり
明日以降の投稿をお待ち下さい。

今日のこの時間はもう、
山梨市の方で、ファーストエイドの指導中です。

釣行前日の予約投稿で、
水温計を買ったのには、目論見がある―
と、記しました。

が、その目論見とはなんぞやびっくり
と、云う事を、本日の投稿のテーマとします。

そんなの普通にやってる―
と、仰る方も、きっといらっしゃると思います。
が、恥ずかしながらワタクシ、
今まで、ちゃんとそれをした事がありません。

釣った魚は、大体記憶の中にあり、
いつ、何処で、何を、どのように釣ったか―
で、何が何尾釣れたのか―

そういうログ(記録)を、
残した事がありませんでした。

悪いクセである、
「大体やね〜」が、通常かしているので、
昨日の釣行から、その辺を悔い改め、
きちんとログを残す様にしたい―

その為の情報の1つとして、
「水温」は、貴重なデータになりますでしょびっくり

そもそも、このブログの毎日更新を課したのも、
釣りを見える化したい―
と、云う思いからでした。

釣り人の経験値の中には、
本当にたくさんの、
知識とデータが蓄積されています。

が、ほぼ記憶として語られているので、
エビデンス(科学的根拠)がない
のが、残念ながら現状です。

連続更新を始めて、1年半以上にもなるのに、
自分の釣りをデータベース化できていない事に、
気付いてしまったんです。

なので、昨日の釣行からは、
釣行時の様々な情報を記録すると決めました。

そのうえで、過去の釣行と比較したりすれば、
時季的な魚種の傾向とか、天気の傾向とか、
釣れた時、釣れなかった時の潮汐の傾向とか、
様々なデーターを示して、解説できますよね。

そこで、思い立ったが吉日で、
水温計も購入した―
と、云う訳です。

勿論、釣れなかった時のデータも必要ですから、
釣果ナシに例え終わってしまったとしても、
ログはきちんと残す―
事を、実践していくつもりです。

なので、今後の釣果報告のカテゴリー投稿も、
若干、事務的な書き方になってしまうでしょう。
が、やはり正しいデータを集めたいです。

でも、やっぱり釣って報告したいよね〜困った

写真は、買って来た水温計です。
ペン型になっていて、
好きな場所に気軽に持ち運べるし、
なかなかオシャレなデザインでしょびっくり
 







2021/10/23 9:06:01|レッツスタディー!!
北の海で起きて居る異変
おはようございます。
いやあ、昨日はメッチャ寒かったですねよろよろ

今日は、二十四節気の1つの『霜降』です。
まさに、その通りの陽気ですよね。

清里の自然体験施設に勤める知人から、
今朝(昨日の朝)、氷点下になって霜も降った―
そんなメールが届きました。

ひえ〜っ怒る

きっと、こたつ・ストーブ・・
暖房器具初運転となったお宅が、
多かったんじゃないでしょうかびっくり

ところで、
最近のニュースでも、多く話題にされているのが、
北海道で大規模な赤潮発生―
と云う、ニュースではないでしょうか。

今までの常識だったら、

うそっびっくり

と、思わず聞き返してしまうような、
ショッキングなニュースです。

この赤潮が原因か否かは調査中ですが、
死滅による秋ザケの深刻な不漁であったり、
ウニの大量死など、
大きな漁業被害が出て居ます。

豊穣の北の海は今、
かつてない危機に晒されている様です。

気候変動(地球温暖化)については、
もう待ったなしの課題でありながら、
その影響で、どの様な環境変化があって、
その変化によって、社会や経済に、
具体的にどのような影響がもたらされるのか―

その辺りについては、まだまだ未知数なので、
こうした状況を、見せつけられる度に、
一刻も早い対処を考えておかねばならないでしょう。

昨日のニュースでは、
北海道では珍しいギンザケが、
定置網に大量に入った

と、云うニュースもありました。

日本では、ほぼ養殖に頼っていて、
三陸がギンザケの養殖地として知られています

先の震災時に養殖の生け簀が壊れ、
ギンザケが逃げ出した―
と、云うニュースがありましたが、
繁殖が難しいので、最近は全く聞きませんよね。

が、今回の漁獲は、
全て天然のギンザケですから、
回遊ルートの変化が指摘されていました。

と、云う事は、

周辺海域の海水温に、何かしらの変化が生じた―
事を、如実に語っているのと同じでしょう。

また、もともと関西地方以西が主な生息地だった、
アイゴ(バリ)が、ついに新潟近郊の日本海でも、
多く釣れる様になったと云う報告も目にしました。

アイゴは海藻を食べる魚ですから、
大量に発生すると、周辺の海藻を食い尽くし、
「磯焼け―」と、
云う状況を引き起こす心配もあります。

特に日本海側は、太平洋側に比べて、
海藻類の多様性が少ないので、更に心配です。

水温の変化は、
目では見えないですから、
この状況を、一過性の「異変」と、捉えるか、
更に悪化するのかも含めて、
検証する必要性もあるでしょう。

今夜、
こうした気候変動の問題も含めて、
日本沿岸で起っている、
海洋生物への影響などについて、

生物多様性データを活用した、
気候変動によるサンゴや海藻への影響を考える―


と、云う題目で、オンラインの勉強会が開かれます。
開始時刻が少し微妙で、頭から参加できるかどうか、
分からない状況ではあるのですが、

事後の録画放映もOKとなったということで、
自分も申し込んでみました。

今回は、オープン参加ではなく、
海辺の環境教育フォーラムに関わる
インタープリター向けの勉強会となります。

自分は、「釣り」と、云うフィルターを通じて
お話しを伺ってみたいなと考えています。

そこで、皆様にもお伝えしたい情報が出ましたら、
また追って、報告させて戴きます。

今夜は自分がレッツスタディー!!

北の海での異変についても、
きっと話題になると思います。

 







2021/10/22 9:06:01|釣り用語の解説
ターンオーバーって分かりますか?
おはようございます。

さて、火の国熊本県の阿蘇山が噴火しました。
これまでも何度か噴火はありましたが、
色んな意味で今回の噴火は、
インパクトが強い印象がありますね。

噴火の規模―
って、云うより、どうして今なんだ・・・
と、云う地元への衝撃だと思います。

折角、長い長い新型コロナ感染状況が、
ほぼ全国的に落ち着いて来た矢先でした。

きっと地元の皆さんも、
この秋の観光需要を見込んでいたでしょうから、
それに水を差すような噴火ですよね。
本当に、何と云うタイミングの悪さでしょう・・・

幸い、一日経って草千里にある観光施設は、
通常通り営業できた―
と、云う事で、このまま収まって欲しいですよね。

本県も日本最大の活火山である、
富士山を地元に控えた土地柄ですから、
火山噴火で生ずる様々な障害についても、
心得ておく必要があると思います。

ところで秋の行楽シーズンで、
観光地は賑わいを取り戻し、海に、川に、湖に、
魚釣りにも多くの方が行く事でしょう。

が、今回は特に、
淡水魚の人気ターゲット、
ブラックバスのルアー釣りに焦点を当てます。

今、再来している釣りブームの中で、

ブラックバス釣りをやってみたい

とか、

まだ始めて間もないんだ

って、入門者の方、女性アングラーの方、
なかなか釣れてくれない悩みのある方、
初心者のバスアングラーの方々に、
是非とも覚えておいて欲しい、
釣り用語を紹介します。

その釣り用語は、『ターンオーバー』です。
聞いた事がある―
と、云う方も多いかもしれませんが、
実際、どんな風に考えていらっしゃるでしょうかびっくり

永年のバスアングラーの方々には、
余りにも初歩的な話題で恐縮です。

が、改めて復習の意味でも、ご確認下さい。
この『ターンオーバー』を理解できていれば、
なかなか釣果が出にくい秋にも、
しっかりとブラックバスが釣れる筈です。

逆に気付いていないと、
交通事故の様なヒットしか生じません。

他の釣りにも通じる大事なポイントですので、
今日は、この『ターンオーバー』を、
しっかり理解して下さいネ。

では、始めましょう。
最近、川面や湖面から湯気のように、
霧が立っているのを見た事がありませんか?

ここの所の急な冷え込みにより、
日中、温められた水面の気温が奪われて、
水蒸気となって立ちこめている光景です。

この様な光景は、放射冷却現象と云って、
秋の良く晴れた朝などに良く起る光景です。

でも、思い起こしてみて下さい。
つい最近まで、
10月なのに真夏の様な暑さが残っていましたよね。

と、云う事は、
底の水温はまだ下がり切っていません。
一方、水面の温度は、
日々の冷え込みで次第に下がっていきます。

ここに、温かいと冷たいのせめぎ合い―
が、起っています。
この水温がせめぎ合う現象を、
『ターンオーバー』って、云うんです。

ですが、この現象と釣れなくなる原因は、
実は、直接的な因果関係は余りないんです。

もちろん、
ターンオーバーが引金にはなっていますが、
水温が温かくても、冷たくても、
バスが動けば、それなりに釣れるものです。

ここが、チコっと難しいので、
メモっといて下さいなウィンク

一般的には底の水温の方が低いのですが、
浅い場所では、
底の水温もそんなに冷たくはありませんよね。

要は、温かいと冷たいの間に、
「表水温よりは冷たい水の層」
が、できます。

この時、底の水は上の水温に合わせる様に、
混ざり合いたいのですが、比重の関係で
この水の層が蓋をしているんです。

こうなると、
水に溶け込んでいる酸素も奪われて
酸素濃度が次第に薄くなってしまうのです。

この事が、釣れない要因になっていきます。
酸欠に近い状況なので、バスも苦しいんです怒る

少ない酸素では動き回れないので、
バスは捕食を止め、じっとしています。

そこに、プラグだのスピナベなどを通しても、
口を使う筈はありません。

そこにバスが見えていても
捕食する体力がないので、動けないんですよね。

ですから、この時季にバスが口を使う場所は、
絶えず酸素が供給される、
水の動きがある場所―
と、云う事になります。

ストラクチャーなどに目を取られてしまって、
水の動きが止まっているのを見逃すと、
何をやっても、おそらく釣れません。

こう云う時こそ、
一旦セオリーを忘れて、
水が動く場所を探して下さい

川の流れ込みがある場所― とか、

人為的に、
ポンプを使って、水を汲み上げたりしてる場所
―とか、

そんな場所に居れば、ベイトも動きます。
ベイトが動けば、
捕食活動をする―。

即ち、
釣れる―。
と、云う事です。

なければ、竿先を水に入れて、
それで水をかき回して、
酸素を強引に混ぜちゃいましょう。

絶えず流れのある「川」には、
実は、このターンオーバー現象起きません。

それを知っているだけで、
秋のターンオーバー時の難しい状況も、
打破できるのではないかと思います。

湖沼の酸素濃度は
場所や日照時間に拠っても異なり、
一定ではありません。

特に陸っぱりでは、自らが動いて、
水の動きがある場所を探す努力の方が、
ルアーチェンジを繰り返すより早道である―
そんな風に思ってもらえると嬉しいです。

女性には、今この時季のスキンケアと、
結びつけて考えてみるといいかもしれません。

空気が冷たく乾燥してくると、
お肌の表面、角質層も乾燥して来ますが、
その下に、水分を蓄えている真皮層があるから、

そこの流れ(新陳代謝)を促せば、
肌が活性化するのと似てると思います。

是非、ターンオーバーを理解して、
見事な秋バスをゲットしちゃって下さいネ。

写真は、見えバスと、
斑尾高原にある人造湖―
『希望湖(のぞみこ)』です。
秋の紅葉が、とても美しい場所です。