鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/11/01 9:06:01|レッツスタディー!!
パロットフィッシュとラビットフィッシュ
おはようございます。

今日から、いよいよ11月ですね。
コロナに明け暮れ、
オリパラに振り回された2021年も、
残りもう1ヶ月です。

昨日の選挙では、
自公連立政権にとっての結果は、
ある意味、上々だったかもしれません。
日本維新の会の躍進には、
目を見張るものがありましたね。

結果はどうあれ、
先ずは、新型コロナ対策につき、
与野党の枠を超えて、機敏に動いて欲しいですね。

さて、それでは今日の投稿です。
よくしたもので、釣りに行くとドーッと、
お伝えしたい―
って、気が付く事がどんどん出て来ます。

先の第5波で、9月は釣りに行かない宣言をし、
釣りに行かずにあれこれ「釣り」を考えても、
意識が散らばってしまって集中できませんでした。

投稿は続けてはいても、
どこか話題に一貫性が欠けて居り、
メッセージも強く残せなかった気がしますガッカリ

ですが今回、
釣行直前に専門家からお聴きした気候変動の話題と、
釣行先での現場の様子や、釣果までもが、
ことごとくリンクした事で、
改めて、いつも水際で活動する釣り人こそ、
気候変動に敏感でなくてはならない―
と、気付かされました。

そこで今日の投稿は、
海藻の「枯死」に、大きく影響する魚類として、
名前が挙がった、ブダイアイゴについて、
改めて、顔や、姿形に注目して、
お伝えしたいと思いました。

そして、皆様にもこの両者の魚について、
色々と学んで欲しいと感じました。

どちらの魚も主食としているのは、海藻類です。
が、両者の顔と云うか、口に注目して下さい。

明らかに口の形が異なりますよね。
そして、どことなく皆様も良くご存じの、
ある生きものに似ていませんか?

見方によって異論はあるかとは思いますが、
ブダイは、オウムの顔に良く似ていて、
アイゴは、ウサギの顔に良く似ています。

そしてこの両者の英名はと云うと、

ブダイは、Parrott fish
アイゴは、Rabbitfish

と、云います。まんまですよね困った
ギンザメの英名も
Rabbitfishですが、
英名は、見たままを言い表す名前が多いですネ(笑)

それはともかくとして、
同じ様な食性を持ちながら、
この様に口の形状が異なるの事は興味深いですよね。

ブダイは夏期になると食性が変わり、
カニなどの甲殻類を食べる様にもなるため、
実は、咽頭歯(いんとうし)も持ち合わせています。


咽頭歯と云うのは、
固い物をすり潰す為に、前歯とは場所を変えて、
喉の前に付いている特殊な歯の事で、
雑食性の「鯉」に、この歯が付いている事は、
ご存じの方も多いと思います。

さて、ここで今日のレッツスタディーの課題は、
この両者の口が、この様な形に進化したのには、
どうした事が要因になっているのでしょうかびっくり

と、云う課題です。
実は、自分も確たる知識を持っている訳ではありません。
分からないからこそ、
皆様と、この課題を共有し考えてみたいのです。

そして、オウムとウサギに例えられている理由が、
単に見た目だけではなく、
「ああ、だからそうなあだあ・・・」
と、腑に落ちたいと思っているんです。

どちらか一方ではなく、
どっちの魚についても調べてみれば、
きっと色んな事に気付かれると思います。

今日の写真は、オウムとウサギの共演でしたスマイル







2021/10/31 9:06:01|トピック
マナーを守ればお互いに気持ち良いよね(^^)/
おはようございます。

皆様、突然ですが、
トリックオアトリート!!
今日は、ハロウィンチョキでもありますよね。

でも、その前に、
必ず選挙へ行きましょうね〜(^_^)v

それでは、今日の投稿と参りましょう。

さて、度々、触れていますが、
堤防は、漁師さんや管理されている方の仕事場で、
釣り場などではありません。

なので、釣りをさせて戴いている事に感謝して、
絶対に汚したり、騒いだり、ふざけたり、
してはいけません。

釣りに再びブームが訪れている中で、
最近とてもマナーの悪さを耳にするのは、
非常に悔しく、情けないこと
だと思っています。

もし自宅の庭にゴミを捨てられたり、
隅で用を足されてたり、
汚くされたら、絶対に腹が立ちますよね怒る

それと全く同じなので、
釣り人は謙虚であるべきなのです。

さて、堤防釣りに行くと、
多くの場所で、注意喚起を促すパネルや看板が、
設置されている
のを見たことがあると思います。

それを見つけたら、
何が書いてあるのか―
先ず、内容を是非確認して下さい。

今回釣行した堤防には、
上の写真の様な看板が設置されていました。

少し年数は経ってしまっている様ですが、
こんな事が書いてありました。

この場所には、マダイの稚魚を放流している事。

その稚魚がもし釣れてしまったら、
優しく再放流して
欲しい事。

一部ヒレの欠損があって、
タグが付いていたら、漁協に連絡して欲しい
事。

などが、「釣りをする方へ・・・」
と、とても親切で丁寧な言葉で、
お願いの項目が書かれていました。

でもそれは、裏を返せば、
その小さなマダイの稚魚も、持ち帰ってしまう、
不届き者も居る―よろよろ
と、云う事でしょう。

本来、この場所を優先して使える漁業者の方が、
勝手に入り込んで釣りをしている者に、
ここまで謙って、お願いしてくれています。

マダイの稚魚の事を、
『チャリコ』と、呼びますが、稚魚のうちは、
正直、食べる所も少ないので、
持ち帰る行為は厳に慎んでほしいものです。

また、今回こんな事もありました。
フカセ釣りをする自分とは裏腹に、
兄はカゴ釣りで回遊魚狙いでした。

カゴ釣りは、ポイントに投げてコマセを振れば、
後は設定したタナでアタリを待つ―
所謂、手数の少ない釣り方です。

ポイントへ一度投入してしまうと、
後は待つだけなので、少し手持ち無沙汰―
に、なる訳なのです。

そこで兄は竿を置いて、
別の仕掛けを準備していたりしていたんです。

そしたら、後方から甲高い声で、

「ウキが絡まっちゃうぞー!!」と、

地元の釣り人さんが声を上げました。

釣られて堤防の先で釣りをしていた方も、

「おーい、ウキを上げて〜!!」

と、兄に向かって手を振って呼んでくれました。

見ると沖から漁船が入港して来て、

「ウキ、大丈夫かな?」

と、マイクで、お声を掛けて下さって、
しかも、兄の仕掛けの手前で停まってくれたのです。

それに気付いた兄は、
慌てて仕掛を回収に走って事なきを得ました。

申し訳なさそうに仕掛けを回収した兄に、
その船の船長さんは、さっと手を上げて、
いいよいいよ。と、笑ってくれました。

「かっけー!!」ラブ

こうした一連の釣り人同士の声の掛け合いを、
目の当たりにして、
この堤防での、釣り人と漁師さん達との、
良好な関係を、想像するのは難くありませんでした。

堤防の上にもゴミは殆ど落ちていませんし、
コマセを撒いた跡や、用足しした様な跡も、
全くなくて、凄く綺麗でした。
ゴミ箱なんて一切ないんですよ。

こんな風にお互いにマナーを守って、
お互いに気持ちが良いし、
尊重し合えば、トラブルなんて起きないでしょう。

凄く温かい時間が、堤防に流れている気がしました。

右の写真は、
兄がカゴ釣りで釣ったマルソウダカツオです。
 







2021/10/30 9:06:01|お魚のふ・し・ぎ?
少し様子が変った釣り場
おはようございます。
10月も、もう残り僅かですね。

明日は、衆議院総選挙の投票日です。
有権者の方は、必ず投票に行って下さいネ。

ところで、
実際に釣りに行くと、
色々と、変化に気付く事があります。

今回出掛けた『田子漁協』も、
以前釣りをしたのは、10年以上も前の事でした。

港全体の景色は、
さほど変った様子は感じませんでした。

が、海の中は、以前の記憶とは、
だいぶ様子が変った様に感じました。

まず、堤防の上からのぞき込むと、
まだまだ元気な、季節回遊魚がたくさんいました

上の写真のソラスズメダイの他、
トゲチョウチョウウオ・ツノダシ・オヤビッチャ・・・
さながら、釣りじゃなくってスノーケリングの雰囲気

「前はこんなに居なかったよなあ・・・」
「おお」

兄に聴きました。

「アレ、サンゴだよね!?」
「そうだよな。あれもなかったじゃんな!?」

兄も変化に気付いた様です。

種類が同定できないのが何とも情けないのですが、
ソフトコーラル系のサンゴが、
たくさん堤防のヘチに定着していました。

バケツで海水を掬って水温を計ると、
25℃ありました。

11月になろうとしている季節に、
やはり若干、水温高めの気がしました。

で、報告致しました通り、
釣れたのは、アオブダイヒブダイと、
ブダイがメインでした。

が、伊豆に多いアカブダイ系ではなくって、
どちらかと云うと、
関東以南が主な棲息域だろうと思われるブダイです。

この釣果からしても、
先日の海辺ゼミで聴いたお話しと、
俄然リンクして来ました。

海藻食の魚類の北限が上がっている―

その辺りの海藻が食われると、
サンゴがそこに定着する―


更に記憶を辿れば、
この辺りはテングサの産地でしたが、
近年、その漁獲については殆ど聞きません。
テングサはご存じ、寒天の原料です。

昨日の投稿に書いた、
ハバノリをエサにしていたお兄さんが釣ったのは、
アオブダイ系じゃなく、通常のブダイでした。

自分はオキアミのエサで、
アオブダイとヒブダイを釣り上げました。

ハバノリは、採ったものじゃなく、
おそらく近所の産直のお店で、
買ったものだと思います。

深くて見えなかったのですが、
きっと海藻の植生も変っていて、
テングサや、ハバノリは少なくなっている
のかな?
と、想像しました。

以前は、もっとアカモクみたいな、
ホンダワラ系の海藻が、
堤防のヘチに繁茂していた記憶がある
のです。
定かではないのですが・・・

今回、アイゴは1尾も釣れませんでしたが、
コマセを撒くと、小さいアイゴが浮いてきたので、
たまたま釣れなかっただけだと思います。

何が釣れても嬉しいに決まっていますが、
直前に聴いた、
海の異変の話しと見事にリンクした事に、
改めて驚いた釣行でもありました。

気候変動を意識せずにいられなかった
この事も敢え付記して置こうと思います。







2021/10/29 9:06:01|釣果報告
ブダイが釣れました!!

おはようございます。

昨夜、無事に伊豆釣行から戻って参りました。
早朝は肌寒くって、
それなりに着込んで出掛けました。

そしたら、もうお天気が良すぎて、
暑くって・・・困った

結果、下着の上はシャツ1枚晴れ
暑いだの、寒いだの、ホントわがままですね困った

さて、結果から先に申上げると、
釣れましたぁ!!
ブダイをメインに、メジナなど5種 8尾
同行した兄は、ソウダカツオを釣りました。

昨日の投稿で宣言したログ(記録)については、
また後日に文書にして、
ここでもチェックできるようにしたいと思います。
なので、少しお時間下さいませ。

ところで、今回釣りをさせて戴いた場所ですが、
西伊豆の『田子漁港』です。

兼ねてよりお伝えしている通り、
基本、堤防は釣りをする場所ではありません

単に黙認して戴けているのみですから、
キレイに使う―
漁港で仕事をされている方に絶対に迷惑をかけない―

のは、当たり前の基本ですので、
あくまでも、させて戴いた―
と、云う表記になります。

堤防の壁面に、
釣り人への注意喚起を訴えるボードが、
何枚か設置してありました。
マナーの遵守は、釣り人の基本ですよ

ところで、左のイチバン上の写真は、
本当に美しかった、田子の夕日です。

こんな素敵な場所で、
日がな一日、竿を振って魚と遊べた事は、
本当に幸せでした。

やっぱ、海はいいぜ〜ラブ

では、2枚目の写真からが、
釣ったお魚ですので、
確認して下さい。

昨日の潮周りは小潮―。
潮位の差も大ききくない、
どちらかと云うと、難しい潮周りです。

丁度、満潮と同時刻から釣り始めて、
最初に釣れたのは、
手のひら大のメジナでした。

そうそう。
使った仕掛けは、予告させて戴いた通りです。

タナを広範囲に探る、
ウキ止めも付けない完全誘導のウキフカセ釣りでした。

実は、釣り始める前に竿を出すポイントを、
兄弟で探し歩いた結果、
ブダイ釣りをされていた30代くらいのお兄さんの、
距離を置いてお隣に入らせて戴きました。

もちろん、朝のあいさつをして、
そのお兄さんにお声を掛けてから、
入らせてもらいました。

お兄さん、我々の目の前で、
実際にブダイも釣られたのですが、

釣りの様子を離れて見ただけで、
何を狙ってらっしゃるのか、分かってしまいました。

何故かと云うと、こう云う理由があるからです。

ブダイは、先の投稿でも少し触れていますが、
基本、海藻類を主食にしています。

そのお兄さんのハリに付いていたのは、
ハンバノリ(ハバノリとも云う)だった事と、
ブダイを専用で釣るためのウキ、
『ブダイウキ』を、使っていらっしゃったんです。

ならば、先の投稿の中で、
アイゴが釣れたら・・・

そんな事も書きもしましたから、
迷わず、海藻がある事が明らかな、
そのポイントに入った―
と、云う事です。

ブダイが釣れたのはメジナの後、
2尾目が2枚目の写真です。

体色からしてアオブダイでしょう。
このお魚、夜はテントを張って寝るんです。
ご存じでしたかびっくり
魚体の回りを袋状の粘液で覆って、
なんと横になって寝ます。

小型ですが、20aはありましたので、
兄が煮魚用としてキープしました。

直ぐに締めて、
血抜きしてからクーラーに入れました。

こんな風にすることで、
鮮度も保たれるし、臭いも気になりません。

3尾目はクロメジナです。
釣り人の間では、
「オナガグレ」と呼ばれています。

えらぶたが黒く縁取られていれば、
クロメジナです。

一方、
縁取りがないのが、普通のメジナです。
こちらは、釣り人の間では、
「クチブトグレ」と呼ばれます。

4尾目は、クサフグでした。
写真は後日、ログでご確認下さい。

5尾目がこの日の最長寸
30aに少し足りないブダイです。

が、2尾目のアオブダイとやや体色が違います
兄弟で検討した結果、
『ヒブダイ』ではないかと結論付けました。
3枚目の写真が、その個体です。

ヒブダイの「ヒ」は、「緋」です。
真鯉・緋鯉の比較と同じです。

6尾目は、本日2尾目のアオブダイ
7尾目・8尾目はメジナでした。
写真の4枚目です。

どのお魚も、とっても美しいでしょびっくり
写真に撮る時には綺麗に写したいので、
とってもドキドキ緊張します。

楽しい時間は、ホントあっと言う間です。
釣りが終わって水平線の方に目を遣ったら、
最高の夕日の絶景―

身も心も、
海とお魚たちに癒やされた、
西伊豆釣行でありました。


 







2021/10/28 9:06:01|トピック
ログる事にしました!!
おはようございます。
今日も先行の予約投稿でございます困った

昨日は、実に半年ぶりの海釣り―
体に海とお魚パワーをフル充電して、
戻って参りましたグー
(と、思います。多分・・・)

果たして、無事に釣果報告ができるのかびっくり
明日以降の投稿をお待ち下さい。

今日のこの時間はもう、
山梨市の方で、ファーストエイドの指導中です。

釣行前日の予約投稿で、
水温計を買ったのには、目論見がある―
と、記しました。

が、その目論見とはなんぞやびっくり
と、云う事を、本日の投稿のテーマとします。

そんなの普通にやってる―
と、仰る方も、きっといらっしゃると思います。
が、恥ずかしながらワタクシ、
今まで、ちゃんとそれをした事がありません。

釣った魚は、大体記憶の中にあり、
いつ、何処で、何を、どのように釣ったか―
で、何が何尾釣れたのか―

そういうログ(記録)を、
残した事がありませんでした。

悪いクセである、
「大体やね〜」が、通常かしているので、
昨日の釣行から、その辺を悔い改め、
きちんとログを残す様にしたい―

その為の情報の1つとして、
「水温」は、貴重なデータになりますでしょびっくり

そもそも、このブログの毎日更新を課したのも、
釣りを見える化したい―
と、云う思いからでした。

釣り人の経験値の中には、
本当にたくさんの、
知識とデータが蓄積されています。

が、ほぼ記憶として語られているので、
エビデンス(科学的根拠)がない
のが、残念ながら現状です。

連続更新を始めて、1年半以上にもなるのに、
自分の釣りをデータベース化できていない事に、
気付いてしまったんです。

なので、昨日の釣行からは、
釣行時の様々な情報を記録すると決めました。

そのうえで、過去の釣行と比較したりすれば、
時季的な魚種の傾向とか、天気の傾向とか、
釣れた時、釣れなかった時の潮汐の傾向とか、
様々なデーターを示して、解説できますよね。

そこで、思い立ったが吉日で、
水温計も購入した―
と、云う訳です。

勿論、釣れなかった時のデータも必要ですから、
釣果ナシに例え終わってしまったとしても、
ログはきちんと残す―
事を、実践していくつもりです。

なので、今後の釣果報告のカテゴリー投稿も、
若干、事務的な書き方になってしまうでしょう。
が、やはり正しいデータを集めたいです。

でも、やっぱり釣って報告したいよね〜困った

写真は、買って来た水温計です。
ペン型になっていて、
好きな場所に気軽に持ち運べるし、
なかなかオシャレなデザインでしょびっくり