鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
台風16号の接近に注意して下さい!!
超ド級の台風16号台風が、
猛烈な勢力となって、
今この瞬間も、確実に日本に近付いています。

今日中には、おそらく小笠原諸島や伊豆諸島南部に、
影響が出て来るだろうと予想しています。

常に最新の情報を入手して、空振りは考えず、
早めに備えて下さい。

台風情報 - Yahoo!天気・災害

今日の投稿は、
これから荒れて来るだろう天気を思い、
影響が出る前に思いとどまって戴くために、

釣り場と釣り人の安全を願う、
フィッシングメッセンジャーとして、
批判を恐れず、強い言葉で警告します。

今、自分が凄く心配しているのは、
荒れ始めた頃、きっと伊豆や房総の磯場に、
ヒラスズキを狙いに釣りに行くアングラーが、
出て来るだろうって云う事です。

特に、伊豆の今井浜の周辺などは実績もあるので、
本当に心配で危険なエリアです。

釣りたい気持ちは分かりますが、
絶対にやめて下さい。命が最優先です。

釣り具店勤務時代の事です。
別の県の店舗のスタッフさんでしたが、
荒れた海にヒラスズキを釣りに行かれて、
転落し、亡くなられた事がありました。

本社から通達があり、各店で黙祷を捧げました。
が、正直、ご冥福を祈る声よりも、
批判の声が圧倒的に多かったのを覚えています。

絶対に良く云われる事はないし、
それで例え釣っても、誰も褒めたり、
羨ましがられたりなんて事はありません。

自己満足の為に、命を犠牲にするくらい、
愚かな行為はありません。


近海の海水温はまだ高い様で、
勢力がさほど衰える事はないでしょう。
沿岸が荒れて来るのは、月末あたりかと・・・

多少、勢力は落ち着くでしょうが、
おそらく、「非常に強い勢力」は、
保って接近するでしょう。

また9月〜10月は、潮位も高い時季です。
高潮・高波にも、警戒せねばなりません。

釣り自体が自殺行為です。
絶対に、絶対に、行かないで下さい。

折角、ブーム再来となって来ました。
なので、新たに釣りファンになって下さった皆さんに、
危険な目に、絶対に遭って欲しくありません。

どうか、安全が第一であることを実感し、
慎重なうえにも慎重な行動を取って下さい。
 







2021/09/27 9:06:01|お気に入りの場所
清水での釣りを教えて下さったレジェンド
井の中の蛙
  大海を知らず―


このことわざは、皆さんも良くご存じですよね。
どんなに大口を叩いても、カエルは海を知らない―
つまり、身の程を知れ― と、云う事。
上には上がたくさんいるぞって例えです。

魚釣りが大好きで、一度は一般の企業に就職したものの、
やはり魚釣りに関わる仕事がしたい―

自分が前職を辞めて、
改めて釣り業界に再就職したのは、
25歳になった翌年の2月でした。
と、云う事は、脱け厄の歳だった訳です。

当時は考えてもいませんでしたが、
こうして字に書いてみて、改めて気付きました困った

釣り具店スタッフとして勤務するからには、
それなりに釣りには詳しい―
ある意味、高をくくっていました。

が、現実は甘くなく、
お客様の多様な釣りの趣向に付いていけず、
目からウロコの日々・・・
上司にも、だいぶ迷惑も掛けたかなあって思います。

そんな毎日が始まって半年が経った8月に、
清水の店舗への異動が通達されました。

これが、自分が清水に行く事になった最初でした。
当時の店長には、
「2〜3年経てば帰って来れるよ」って、
そう云われて送り出されました。

そして、ついに異動となり、
清水のお店での勤務が始まったのです。

ですが、やはり清水でも知らない事が多すぎて、
お客様にも、無知を指摘されたりして、
最初は、かなりへこみました泣く

そんな自分を見かねたのか、
山育ちで、中途半端に海釣りが好き―

そんな、半端なスタッフに、
清水での釣りのイロハを教えて下さったのは、
お店のある土地を所有されていた大家さんでした。

ご自身も、清水の店舗の隣で薬局を経営されて居り、
そして誰よりも、
清水の釣りを熟知したレジェンド
でした。

時々、来店されては、
「今度、休みはいつなの!?」って、聞いて下さり、

休みの日をお伝えすると、
「じゃあ、あそこに行こう!!」
って、釣りに連れ出して下さったのです。

そして、釣りをしながら、
「どうだぁ、慣れたかぁ・・・」って、仰って、

清水港内・三保の釣り場、久能から大谷海岸まで、
季節の獲物・仕掛け、釣り方・・・etc
を、決して指導する様な感じでは無く、
丁寧に、親切に教えて下さったんです。

そして、馴染みのお客様にも、
「今度は、○○くん(自分の事です)に聞いてやってくれや」
って、接客を勧めて下さったのも大家さんです。

お陰で、半年も経った頃には、
顧客様も付いて下さって、清水周辺の釣りには、
だいぶ詳しくなりました。

今でも、尊敬して止まない恩師であり、
永遠のレジェンドです。

残念ながら、もう他界されてしまいましたが、
山梨にも届いた訃報を聞いて葬儀に駆け付けると、
ご家族も喜んで下さったばかりか、

当時のお客様からも、良く来てくれたねぇ・・・
って、多くの方から言って戴いて、
改めて、大家さんの優しいお人柄を実感したのです。
この方こそ、自分の釣りを大きく変えて下さった方です。

そして、もうお一方
自分の釣りを変えて下さったレジェンドが居ました
この方は、自分の堤防釣りの師匠で、
清水の駅の近くにお住まいでした。

お客様で何度かお話しさせて戴いて以降、
とても、気に入って下さったそうで、

袖師で、○○が釣れ出したよ」とか、
江尻に居るから、いつでもおいで」とか、
とても気さくに、お声を掛けて下さいました。
当時は、どの埠頭でも釣りが出来ました。

江尻埠頭に行くと、
「○○くん、こっち、こっち〜!!」と、
自分の隣を開けて下さって、
アジ釣りカマス釣り
そして、サヨリ釣り
いっぱい教えて下さいました。

異動でお店が変っても、
行った先のお知り合いに自分を紹介して下さって、
また、その方が、その土地の釣りを教えて下さる・・・

そうやって、ご縁が繋がるのです。
本当に感謝しかありません。

どうして、そんなにお知り合いが多いかと云うと、
この方、お若い時は競輪選手だったのです。

静岡市に公営の競輪場がありますし、
当時は若手を育成する
指導役もされていらっしゃったので、

県内どのお店に行っても、
直ぐに顧客さんが付いて下さったのは、
この方がいらっしゃったからなのです。

地元に戻っても、交流は続きました。
静岡には、都合7年近くいたんです。
もう、第二の地元ですよねニコニコ

山梨に戻ってからも、
年末近くになると、ご自宅宛てに、
「枯露柿」を贈っていました。

凄く喜んで下さって、
「大好物なんだよォ」って・・・電話

ある時、奥様からお電話を戴き、
「もう、弱って○○くんが分からなくなってしまった・・・」
と、お話しを戴き、それが最後の交流となりました。

自分がどうして清水が好きなのかと問われれば、
単に釣りが盛んな場所だから―

だけではなくって、このお二人のレジェンドと
親切に、親切に、一緒に釣りをしたシーンが、
走馬灯の様に駆け巡るからです。


そして、大家さんに紹介された方と、
今でも交流があり、清水とのご縁が続いています。

お彼岸が過ぎ、
不意にお二人の事が思い出され、
懐かしく振り返ると共に、
この繋いで戴いたご縁を、絶対に切ってはならぬ―
そう決意したのでした。

写真は、お二人のレジェンドと行った、
共通の思い出の場所―
袖師埠頭を船船から見た光景です。

コロナが落ち着いたら、また清水に行きますよ自信まんまん


 







2021/09/26 9:06:01|お魚のふ・し・ぎ?
これがワムシ&ダフ二アだ!!(淡水の魚たちを支える小さな命)

先日9月20日の投稿では、
レッツスタディーとして、

ある生きもの達の幼生の時の姿を並べて、
大きくなったら何なる!?
って、課題を皆様に伺いました。

どうでしょう?
お調べになってみたでしょうか。

プランクトンとは、個体の大きさには関係なく、
一生、もしくは幼生時の一時を、
浮遊して過ごす生きものたちの総称です。

課題で紹介した4つは、
「幼生プランクトン」で、
成長するにつれて、
やがて、それぞれの生きものたちが、
本来棲息する場所に定着する事になります。

一方、「生涯プランクトン」は、
生涯をプランクトンのまま生活する生きものの事です。

その中で、特に淡水域の代表的なプランクトンが、
今日紹介する、
ワムシと、フ二ア』の二種です。

この両者については、
過日のワカサギの投稿でも触れました。

が、余りに小さい生きものなだけに、
どんな姿形をしているかなんて、
まじまじ見た事って、あるでしょうか。

なので、この生涯プランクトンであり、
淡水のプランクトンフィーダー達が、
こぞって食べる、食物連鎖の始まりについて、
その姿と共に解説したいと思います。

先ずは、ワムシについて話します。

と云っても、
ワムシを漢字で表記すると「輪虫」となり、
輪形動物の種類としての総称と捉えて下さい。

左の上の写真がワムシですが、
ご覧戴いている通り、
体は花瓶とか壷の様な胴体をしていますよね。
それと、後方に伸びる尻尾があって、
頭には繊毛と呼ばれる、
毛の様なものが生えています。

ワムシは、この繊毛を動かして動いています。
大きさは、1_にも満たない小ささです。

おおよそ100〜500μmと云いますから、
1μが1_の1000分の1なので、
500μだと1_の半分ですよね。

鑑賞用に飼育されるメダカとか、グッピーとかにも、
稚魚にワムシを供する場合が多いのですが、
与えるのは、シオミズツボワムシ
と、呼ばれる種類らしいです。

要は、小さい小さい稚魚の口には、
小さい小さいエサが必要
なわけで、
このワムシ類が多くいるかどうかで、
その場所で定着できるかどうか決まる訳です。

一方、下の写真がダフ二アです。
が、この姿は、皆さんも結構、
図鑑とか、理科の教科書で見た事ありますよね。
そうです。『ミジンコ』が、ダフ二アです。

見て戴ければお分かりの通り、
この形は、エビとかカニに似てますでしょびっくり
即ち、ダフ二アは、プランクトンではありますが、
歴とした甲殻類なんです。

で、大きさもワムシの倍以上はあって、
こちらは、1_〜3、5_くらいが多く、
肉眼でも存在は分かります。

大きいものは5_くらいにも達するとなると、
こりゃあ、ワカサギにとっては、
一尾でお腹いっぱいの感じでしょうね困った

ワカサギなどが大きくなるには、
ワムシだけでは足りず、やがてダフ二アを、
食べて成長する訳です。

以前、本県の河口湖でワカサギが激減した際、
ワムシ類が極端に少なかった事に加え、

一方のダフ二アは、逆に大きい個体が多かった事で、
エサが不足して定着しなかった―
と、云われています。

それが分かったのは、
僅かに捕れたワカサギの個体が、
15aにも及ぶ程、大きかった事で、
大きいダフ二アを食べる事ができた個体だけが、
生き残ったのだろう・・・。
と、結論づけた様です。

日本の淡水に棲む魚たちの多くは、
このワムシとダフ二アを、
バランス良く捕食することで、成長しています。

どちらかに偏ったら、
魚達も生きていけなくなる
訳です怒る

こうした、食物連鎖の底辺にある、
小さな小さな命が、
生きものの全てを支えていると
云えるのです。

今、各地の湖沼で起きている、
富栄養化などの現象は、
こうした底辺の生きもの達の、
バランスを崩してしまう事になるので、
気をつけたいですね幸せ
 


 







2021/09/25 9:06:01|ニッポンの釣り
突然ですがらっきょうはお好きですか?
暑さ寒さも彼岸まで・・・
とは、良く云ったもので、彼岸が明けたら、
ホント秋らしい陽気になりましたよね。

これから次第に、
朝は肌寒く感じる様になってくるんでしょうね。
そんな季節の変わり目です。
皆様、体調管理にお気を付け下さいませ。

ところで、
もうコンビニでは季節を先取りして、
中華まんだったり、おでんの販売が始まりました。
出始めると、つい買っちゃいませんか困った

まだ試験的な導入ではあるけれど、
プラスティックの容器を使わずに、
MY鍋などを持参したお客さんには、おでんが値引き―
そんなサービスも、一部のコンビニで始まったそうです。

ところで、おでんの具は色々ありますが、
タコが入ってる事もありますよね。
まあ、おおよそ足が串に刺して入ってる感じかなあ・・・

でも、頭も付いたまんまのタコが、
入ってるおでんって、見たことありませんか?

さすがにコンビニにある具には入ってないと思いますが、
都内のおでん屋さんとかだと、
割と入ってるんですよね。

でも、かなり小さいタコなんです・・・
頭がピンポン球よりちっちゃい感じで、
体長も、10aあるかないかくらいのタコです。

実はこのタコ、その大きさで立派な大人でして、
和名を『イイダコ』って、云います。

なんとな〜く、
去年も書いた気がしない訳ではないのですが、
このタコを釣るエサとして、
らっきょうを使う事があるんですよ。

そう。あの野菜のらっきょう
カレーライスの付け合わせにもなってる、
あの、らっきょうでございます。

タコをらっきょうで釣るんですよびっくり
信じられますぅポカン

突然ですが皆さん、らっきょうはお好きですか!?
実は、ワタクシ余り好き嫌いはないのですが、
らっきょうと、干しぶどうだけは苦手なんです。
生産者の皆様、本当にごめんなさい怒る

特にらっきょうは、
自分で食べるために買うことは絶対にありません。

食堂のカレーライスも、付け合わせが、
福神漬けだったら注文しますが、
らっきょうだったりするとスルーです。
特に甘酢漬けらっきょうが苦手なんです。

が、これで釣りができる―
これで、釣れる―
と、なると話しは別です。

おそらく、
らっきょうを買うのに何の抵抗もないでしょうウィンク

けど、絶対に、
タコのエサとして買う― なんて事は、
八百屋さんには、口が裂けても言えませんが・・・

「おそらく」って、敢えて書いたのは、
東京湾では割とポピュラーなターゲットなのですが、
釣りに行く機会がほぼないんですよね。

なので、知識として知ってはいても、
使った事がない― ので、
こんなまどろっこしい書き方になってしまいました。

では、何故今イイダコかって云うと、
丁度、この初秋からがシーズンなんです。

それと、石川県の和倉温泉で
イイダコ釣り大会が開催された―

そんなネットニュースを、
動画付きで見つけたのです。

能登和倉温泉で「イイダコ」釣りの大会 釣り上げたタコの総重量競う(テレビ金沢) - Yahoo!ニュース

で、「へぇ、そうなんだあ・・・」と、思い、
半ば強引に、イイダコの話題をぶっ込んだ―
と、云う次第です。

なんでも和倉温泉では、観光客が浴衣姿のまま、
近くの堤防で、イイダコが釣れちゃうそうで、
この辺りの、秋の風物詩なんですって!!

だったら、いつか行ってみたいなあ・・・
と、そう思ったのです。

私事で恐縮ですが、
実は和倉温泉は、新婚旅行で行った場所なのです。

その時は、季節は6月だった事、
近くの能登島にクロダイ釣りができる筏がある事、
なので、是が非でもクロダイが釣りたかった事―

そんな理由で、
奥様は島内の「能登島水族館」で観光を楽しみ、
ワタクシは、「箱名」と、云う湾奥のエリアで、
クロダイ釣りを堪能した思い出の場所―
なんでございます。

運良く、42aを筆頭にクロダイを数枚ゲットし、
他魚も、コノシロやら、ヤナギガレイやら、
色々と釣れました。

そして、その晩の宿にしていた
「輪島温泉」の旅館で、釣った魚を、
お造りにして戴いて味わったんです。
その中には、タコは無かった・・・

なので、このコロナが明けたら、
今度はこの秋を選んで、
また妻と旅行に行きたいなあ・・・

今度は、別行動じゃなく、
夫婦で肩を並べてイイダコ釣りたいなあ・・・
なんて、思ってしまったのでした。

と、中年夫婦の、
のろけ話しなんてつまらないでしょうから、
きちんと、イイダコの事。
そして、何でらっきょうで釣れるのか―

そこのところを、しっかりお伝えして、
今日の記事を締めようと思います。

イイダコ「イイ」は、
ご飯を指す「飯(イイ)」です。
上の左の写真が、その「飯」の正体ですが、
ご覧の通り、頭に飯粒が詰まってるみたいでしょ

実はこれ、イイダコの卵なんですよ。
イイダコに限らず、同じ仲間の
マダコも頭の中に、卵を抱えて居る
訳ですが、
卵は何故か、イイダコの方がデカいんです。

なのに、元々の頭が小さいので、
この様に、びっしり飯粒の様に、
卵が詰まっている訳です。
従って、この飯粒があるのは雌のタコです。

もう一点、
どうして、らっきょうで釣れるのか
と、云う説明です。

海の生きものですから、
当然、らっきょうなんて食べる筈は、ないんです。

と、云う事は、イイダコは、らっきょうの事を、
別のエサとして認識
しています。

イイダコは主に海底に暮らすベントス(底生生物)を、
捕食
していますが、貝類は特に好きな様です。
東京湾では、アサリや、バカガイなども多くいますから、
特に白い物に反応しやすい特性があります。

また、イイダコの雌は、
貝殻の中に卵を産み付ける習性もあるため、
光沢があって白いらっきょうを使ってみたら、
意外と乗ってくんじゃん!!

乗る―
と、云うのは、まだ捕食前の状態で、
タコは獲物に覆い被さって抱き付いて、
鋭い歯(クチバシ)で固い物でも砕いて食べます。

だから、テンヤに先ずは乗っかって、
抱き付いてみる訳です。途中で、

「うえっ、貝じゃねーじゃんよろよろ

って気付いた時には、テンヤのハリが刺さって、
釣られてしまう―。
と、まあこう云うカラクリです。

って、云う理由で、
らっきょうえさがスタンダードになった様です。

右の写真が、らっきょうえさを付けた、
イイダコテンヤで釣れたイイダコです。

釣り方は至って簡単で、
らっきょうを付けたテンヤを、
底でトントンするだけ
です。

イイダコはマダコに比べて、
断然に下処理が楽ですし、小さいだけに、
気色悪さも余り感じないでしょうし、

何より美味しいので、
東京湾にも、北陸にも行けるぞ!!
って方は、是非チャレンジしてみて下さい。

結構、乗るときはぽこぽこ乗りますから、
数釣りも楽しいですよスマイル




 







2021/09/24 9:06:01|お魚紹介
こんなお月見はいかが!?
昨日のお彼岸は、
前夜の雨で空気が入れ替わったのか、
爽やかな秋晴れとなりました幸せ

そんな中、お墓参りに行き、
手を合わせて帰って来ました。

ところで、21日の十五夜のお月様、
お姿は見せてくれましたが、
ちょっぴり、シャイでしたよね困った

ですが、一昨日(22日)の朝、
用事があって朝早く自宅を出たのですが、
東の空が白んで来た夜明け前でした。

クルマの車窓越しに、
西の空に沈んでいくお月様を見たんです。

そしたら、すっごく明るく輝いていらして、
正確には、もう十六夜月になってしまっていましたが、
なんだか凄く得した気持ちになりました。

上の左の写真は、韮崎の某所で写した、
山間に沈んでいくお月様を捉えたものです。
時間は5時半頃です。

安価なデジカメで撮ったものなので、
見たまんまの美しさにはほど遠いのですが、
朝日を見るより気高いお月様でした。

そこで、
もう少しお月様で引っ張ってみたいなあ・・・
なんて、思った次第です。

今日ご紹介するお月様は、
「海月」とも、表されるあの生きものです。
もう、お分かりですよね。クラゲです。

青い海に、浮かぶクラゲの姿は、
本当に「海月」と、記すに相応しい姿です。

ただそこにあって(居て)、
全てを受容れてくれるような佇まい。
癒やしの生きものとしても、人気が高いですよね。

このクラゲを、
「お魚紹介」の、カテゴリーで紹介するのは、
些か強引な気もして居りますが、

英名では、jellyfishと呼ばれていますから、
魚だって云う事で、ご容赦下さい。

実際の所は、無脊椎動物であり、
刺胞生物と呼ばれる生きものに、
分類されています。

写真のクラゲは、ミズクラゲです。
が、ほ〜んと、お月様みたいですよね。

クラゲの体は、jellyfishの呼び名の通り、
ゼラチン質でできています。

ミズクラゲは、鑑賞用にも多く飼育されていますが、
実は、ミズクラゲと云えども触手には毒があり
その毒を獲物に注入する事で捕らえて食べています。

但し、ミズクラゲは微毒なので、
直接触ってみる機会があったら、触ってみて下さい。
なんとも云えない感触ですよ。

釣りで釣れちゃう事は先ずありませんが、
以前、自分も周りも誰も釣れていなくて、
誰かが、浮いていたクラゲをタモで掬って、
持って帰った釣り人さんがいらっしゃいました。

まあ、中華では割とポピュラーな食材ですが、
食べるまでにする手間が掛かるので、
きっとその方は、料理人さんだったかもしれませんね。

クラゲ、ゆったり泳いで居るように見えても、
実際は、流されて漂っているに過ぎないそうです。

その為、飼育する際には、水流を予め作ってあげないと、
次第に、沈んでいってしまうそうです。

水槽でクラゲが回っている姿を良く見るかと思いますが、
あれは意志ではなく、回されているんだそうです困った

でも、やっぱりクラゲはお月様が、
地球に落としてくれた分身

って、思うと、とっても癒やされる気がします。

けれど、毒が強いクラゲも多いので、
秋は、特にお気を付け下さい。
特にカツオノエボシは、絶対に触っちゃダメですよNG

それと、無闇に触らない様にして下さいね。
海月は、海に浮かんでいてこそ美しいニコニコ