鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2024/11/04 9:06:01|釣魚料理
八丈のクサヤがまろやかな訳
おはようございます。

今日は、文化の日の振り替え休日ですね。
お天気も良さそうなので、
何処かへお出かけするのも良いですね幸せ

ところで、
自分のも一つのブログ、
HOOKかんきょう『協育』事務所の記事に、

八丈島のクサヤについての記述が、
この後、10時にアップされますスマイル

が、お魚好き、干物好きな方に、
先にこっそり教えちゃいますスマイル

クサヤと云えば、その名前の通り、
独特な香りを放ち、

良いニオイか?そうではないか?
って訪ねたら、おそらく○サイ怒る
と、答える方の方が、多いと思います。

けれど、ブルーチーズや、納豆を、
良い匂いだと感じていらっしゃる方も多く、

食品の、良い匂いか否かは、
人それぞれですよね。

なので、一般的に―
と、云う注釈を予め付けたうえで、
八丈島のクサヤについて、
今日は語りたいと思います。

クサヤは、
伊豆諸島全般で作られていますが、
島によって、放つ香りが異なります。

伊豆大島や、新島など、
伊豆諸島北部では、割と香りがキツく、

南に下るに従って、
次第に香りが弱くなる傾向が、
あるように感じます。

自分が食べた感じでは、
新島産のクサヤが、最も香りがキツい―
そんな気がします。

次に大島かなあ・・・。

その中でも、
八丈島のクサヤは、他のどの島とも違って、
香りは控えめ、味はまろやか、
イチバン食べやすいクサヤだと思っています。

その理由を語る前に、
先に、クサヤについて話しますね。

伊豆諸島で獲れた新鮮な魚魚は、
その昔、幕府に召し上げられていたので、
島民の口には、なかなか入りませんでした。

なので、鮮度の落ちた魚を、
一度、海水に漬け込んでから、干物に加工し、
食べていた事に始まります。

繰り返し魚を漬け込んだ海水に、
いつしか『クサヤ菌』が、発生し、
発酵の段階で、独特の臭いを放つ様になりました。

発酵食品に共通しているのは、
「微生物(菌)」が着く事で、化学変化を起こし、
腐るのではなく、発酵し、味も、栄養面も、
異なる別の「食品」に、なる事です。

チーズも、納豆も、あのフナ寿司も、
世界一○サイと言われるあの缶詰も、
発酵食品ですよね。

ところで、このクサヤ菌が培養された、
元々は海水であるその液体が、
クサヤ作りに欠かせない「クサヤ汁」ですが、

多くの伊豆諸島産のクサヤは、
クサヤ汁に浸け込んだ魚を、
そのまま干物に加工します。

一方、八丈島のクサヤは、
魚を浸け込んだ後の行程に、
他の島にはない、行程が加わるのです。

それは、
一度、くさや汁を真水で洗う―
と、云う行程です。

八丈富士と三原山という、
割と標高がある二つの山を抱える八丈島には、
豊富な水がありました。

雨が多い事も、その要因です。
三原山の奥には渓魚も棲める程の川があり、
太平洋へと注ぎ込む訳で、
この真水が、過度なクサヤ菌の増殖を抑え、
味もまろやかになる(なった)そうです。

なので、クサヤを初めて食べる人には、
先ずは八丈島のクサヤから始めてもらうと、
美味しいを、実感される事と思います。

自分は、○ッサイのも大好きですが、
まろやかな八丈のクサヤなので、

島内のある飲食店では、
「生クサヤ」と、云うメニューもあるほどです。

生クサヤですから、文字通り、
焼いたりしない生のクサヤ魚です。

もし、八丈島に行く機会があったら、
チャレンジしてみてもいいかも!?

そんな訳で、毎年行っている島の特産品に、
この様な秘密が隠されている事、
覚えておいて戴きたいなあ・・・

そう思ってます。

そして、島じゃなく内地でも、
堂々とクサヤを味わえるようになるといいなあ・・・

海なし県だからこそ、
この思いを紹介させて戴きました。

クサヤLOVEハート


 







2024/09/30 9:06:01|釣魚料理
ムロアジ賛歌♡今年も!!

おはようございます。

能登の大雨の被害から、1週間が経ちましたが、
被災者の方々の、心が折れて仕舞わないよう、
政府には、スピード感を持って、
支援に当たって欲しい・・・
そう願うのみです。

さて、災害と言えば、
現在、大好きな八丈島にも大雨が降っているようで、
被害が無い事を、祈るばかりです、

つい先日も、鳥島周辺の地震で、
津波が観測されたばかりですから、
余計に心配が募ります。

ところで、
八丈島を象徴するお魚として、

やはり欠かせないのは、
ムロアジではないでしょうか!?

ですが、今年は八丈島周辺の海水温が、
異常に高くなってしまっているそうで、
「漁」としては、危機的な状況なのだそうです。

一方、堤防からの釣りなどでは、
そこそこ釣れているみたいで、

今年の八丈滞在中には、島のスタッフ仲間が、
釣って来たばかりのムロアジを、
我々にお裾分けして下さって、
美味しく、いただきましたよ〜美味しい

加えて、
我々が、島での食事でイチバン楽しみにしている、
ムロアジを使っているアレも、
もちろん、今年も味わう事ができて、大満足!!


昨年も、
このブログで、『ムロアジ賛歌』として、
島で味わった様々なムロアジ料理を、
紹介させて戴きましたよネ幸せ


クサヤの原料としても、もちろんそうですが、
去年も、今年も、ムロアジを、
たくさん食べる事ができましたので、

ムロアジ賛歌第2弾として、
今年のムロアジ料理を、紹介しまーす!!

王道は、なんと云っても、
やはり、シンプルイズベスト!!

「塩焼き」が、
ホント、美味しかったあ。

その美味しさの秘密は、
木炭を戴いた事で、
遠火の強火で、じっくりと、ふっくらと、
焼き上げる事ができたからなんです。

正に、木炭マジック!!
前のレポートにも書かせて戴いたキンメダイも、
木炭マジックで劇的な味わいになりました。

そして、
今年も作ったムロアジフライ!!
それをしたいがために持ち込んだ、
ツーバーナーが大活躍!!

サクッと歯ごたえ、
じゅわーっと、お口に広がる香りと味は、
やっぱり最高です。

そして、アレでございます!!
ムロアジのミンチをハンバーグに見立てて、
ハンバーガーにして味わう―

アレですよ!!
変わらぬ感動の味、シアワセでした。

ムロアジ万歳!!
 







2024/09/16 9:06:01|釣魚料理
余りのウマさに悶絶!! 最高級キンメを贅沢に味わいました

おはようございます。

​​早速ですが、
皆さん、ウマイお魚、食べてますかあびっくり

今年はサンマも、なんとか獲れてるみたいなので、
この秋は、美味しいお魚を、
たーんと食べてくださいねぇ魚

今年の八丈は、
超ウマイ魚を捌きまくった―
と、前回お話しさせて戴きましたが、

捌いた―
っつこんは、その分、食ったっつこんですスマイル

しかも、八丈産の高級キンメダイ!!
余すとこなく、食いましたよ〜ヨダレ

もちろん、子ども達も食べました。
食べまくりました。

だって、こんな贅沢な食べ方、
山梨じゃ、ぜったいできんもんラブ

あー、箸なんて、面倒くさい!!
豪快に、手で持って食べるのだスマイル

先ずは、中型キンメを、
豪快に2枚におろして、
まるまる1尾分を、網で塩焼きにしました。

だけじゃあ、ありませんよぉ!!
カブトは、なし割りにしてこれもかぶと焼き。
更に、カマも焼いちゃいました。

だって、木炭も戴いちゃったんで、
調理はシンプルに、そして、
味はサイコーに!!

各班に振る舞いましたぁグッド

そしたら、食べる食べる・・・

食う、食う!!の、方が
臨場感あるねラブ

ほっぺたの肉、カマ下の肉、骨の間の肉・・・

かぶり付く様に、

しゃぶり尽くすくらいに、

キンメ、キンメ、キンメーッ ハート

だから、「身」じゃなく、
敢えて肉って書いてますよ。

だって、スペアリブよりスゴいんだもん

トドメでお刺身も食べて、
子ども達も、余りのウマさに悶絶でした幸せ

ほら、
最後の写真なんて、骨しか残ってないっしょラブ

贅沢過ぎます。

でも、これこそが、

八丈キンメの、ポテンシャルなのだぁ!!

これで、いいのだスマイル


 







2024/09/09 9:06:01|釣魚料理
さかな さかな さかなあ をさば〜いて〜 ♪♪

おはようございます。

前回、チラ見して戴いた八丈のお魚たちですが、
このうち、ぷくっと膨らむ、お魚以外は、
ワタクシも、捌かせて戴きましたよ〜グッド

料理好きの指導者、Hまると共に、
今回は、捌いた、捌いた・・・!!

塩焼き用に、フライ用に、お刺身用に、
アラやカマも、骨も、
無駄なく使い切れるように、

食べた人が、
「ウマイ!!」と、云ってくれるように、
捌かせて戴きましたよ幸せ

特に、あの赤い、
お目々がでっかいあのお魚は、
きっと、浜値でも5000円は、下りますまいびっくり

超高級な、ザ 八丈のお魚です。

島の漁師さんとの交流を深めた、
指導者のTちゃんが、神湊漁港のイケメン漁師の、
Nさんから、譲って戴いて、

「タイソン、子ども達に捌いてる様子を見せてあげて・・・」
と、オファーを戴いたので、
そりゃあ、もうやるっきゃないでしょう!!

喜んで捌かせて戴きますとも!!

ですが、余りに高級過ぎて、
さすがに、手が震えちゃいました。

3枚おろしにして、皮を引いて、
そんな一部始終を見てもらって、

魚が、食材に変わっていく様を、
間近で見て貰いました。

3枚おろしが完了すると、
子ども達から、拍手拍手

ちょっと、ドヤ顔だったかもムフフ

この後、この赤いお魚は、
お刺身のほか、カブト焼き、カマも焼いて、
だって、島の方から「木炭」も、
いっぱい戴いたんですよ。

だからね、遠火の強火で・・・
ああ、思い出しただけで、
ヨダレ出て来そうです。

そりゃあもう、大騒ぎ!!
その様子は、また別途に報告させて戴きますね。

 







2024/09/07 9:06:01|お魚紹介
さかな さかな さかなあ ♪♫ (^_^)v

おはようございます。

前回の釣果報告、
どうです?
予想通りでしたかぁムフフ

ですがっ、
今年の海洋道中では、
釣果は残念だったのにも拘わらず、
何故か、お魚だけは魚
大豊漁で、ありました幸せ

と、云うのも、
島の方々が、どうだ!! と、云わんばかりの、
おいしい、お魚さんたちを、
惜しげも無く差し入れて下さったんですよぉハート

で、子ども達と一緒に、
たくさん食べる事もできて、
捌きに、料理に、腕も振るう事もできて、

魚喰いのワタクシにとっちゃあ、
今年の八丈は、正にお魚天国でした。

で、今日のところは、
写真で、どんなお魚を戴いたか!?

ご覧くださいませチョキ

全部、分かるかな?