鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2023/09/30 9:06:01|お気に入りの場所
宝亭再会(開)4年ぶりの刺身定食

おはようございます。

4年ぶりに『再開』した、
やまなし少年海洋道中での釣り体験について、
前回、ご報告させて戴きました。

今回も、再開―
では、言い尽くせない、
素敵な「再会」について、今日は語らせて下さい。

それは、
毎夏、決まって行かせて戴いていた、
あの「お店」が、
コロナ禍による一時閉店を乗り越えて、
再開してくれたのです。

自分だけではなく、
八丈に共に訪れた指導者仲間達も、
大好きな、大好きな、そのお店の名前は、
『宝亭(たからてい』さんです。

先発隊で八丈に上陸した初日(8月1日)
夕食を摂るお店を探していました。

BCにもほど近い宝亭さんですが、
昨年、開いていなかった光景が目に浮かびました。

でも、もし開いていたら、
また、あの「刺身定食」を、堪能したい―
その思いが強く、

「もしかしたらやってないかもだけど、
  宝亭さんに行ってみますか!?」

と、先発隊の他の2名を誘いました。
お刺身を食べたがっていた事もあり、
願いを込めて、行ってみました。

すると、
去年、閉まっていた宝亭に、灯りが灯っています。

「やってるみたいですよ。」

即決で、入店しました。
すると、案内して下さったのは、
若い女性の定員さんでした。
でも、どことなく見覚えがある方でした。

「実は、毎年の夏に来させて戴いてたんですよ」

って、お伝えして、
お目当ての刺身定食を、全員一致で注文しました。

お冷やを持って来て下さった時に、

「山梨の方ですか?」

って、聴かれたので、

「そうです。そうです。
   実は、去年は閉まっていて・・・」

「そうなんですよ。申し訳ありませんでした。」

と、その女性の店員さん。

そして、

「覚えていますよ」

って、仰って下さったのです。

厨房の方でも、
見覚えのある顔が、見え隠れしています。
直ぐにでもご挨拶しなきゃと思いましたが、
お忙しそうなので、ここは自重・・・。

運ばれて来た刺身定食を、

「まあ、食ってみろし」

と、仲間に勧めます。

「うめー!!」
「最高っす!!」

最大の賛辞を惜しまない二人に、
こっちも、つい嬉しくなってしまいました。

島唐を漬け込んである、
オリジナルのお醤油も、これで食ってみろしと勧め、

これまた、
「うめ〜 違いますね、やっぱ!!」

あっと云う間に平らげてしまいました。

お会計の時に、
もしできたら、ご挨拶したいんですが、
と、お伝えすると、

厨房から、お母さんが出て来てくれて、

「うわ〜 お母さん会いたかったよぉ・・・」

と、手を握り合って再会を喜びました。
うっすらと涙まで浮かべて下さって、
自分も、胸が熱くなりました。

マスターも、しっかり挨拶して下さいました。

お話しを伺うと、

今は、若い者にお店を任せた事。
(先に出て来て下さった女性夫妻です)

コロナで一度、閉めざるを得なくなってしまった事。
そして、昨年は体調を崩されてしまった事。

そして今は、
夜だけ居酒屋を兼ねて営業されて居る事。

そんなお話しをして下さいました。

それよりも何よりも嬉しかったのは、
お母さんの変わらない笑顔と、
お店で受けたおもてなし。

やっぱり、このお店に来なきゃいけません。
来ないと、指導者の八丈も始まりません。

また、絶対来ますと、お母さんに伝えて、
宝亭を後にしました。

最高の八丈初日の再会でした。

ごちそうさまでした。


 







2023/09/19 9:06:01|釣果報告
オジサンとネンブツと・・・

おはようございます。

暑さ寒さも彼岸までとは申しますが、
このジンクス、
今年はあっさり破られてしまいそう困った

もはや残暑と云うなかれ、
暦のうえでは、もう秋なれど、
季節は、初夏・真夏・夏の三段構えですね悲しい
さすがに暑さにうんざりです。

ところで、自分の真夏のメインイベントは、
何と云っても、やまなし少年海洋道中―
8泊9日の八丈島体験キャンプであります。

前回の、ハマスナホリガにのトピックに続き、
今回は、復活を遂げた「海釣り体験」の、
釣果報告でありますグッド

昨年は、コロナ禍の最中での開催であったため、
例年続けて来た「釣り」は、中止にしました。

が、今年は、希望者のみ―
と、予め決めて、希望者を募りました。

そして、8月5日の早朝に、
14人の希望者達と、
竿を担いで神湊港に向かいました。

自分は、先発隊として先入りしていたので、
8月2日に、
同じ場所で試し釣りを行っていました。

結果、ムロアジ12尾を釣って、
その晩は、なめろうにして美味しく戴いたのでした。

なので、オデコはないだろうと踏んで、
臨んだ釣り機会でした。

自分なんか、気合い注入のために、
去年島で買った、「大漁Tシャツ」を着て、
子ども達より先に外に出て待っていました。

集合時間は5時。
朝まずめを逃す手は、ありません魚

一人くらいは、
寝坊してしまって起きられない子がいるかな・・・
と、思って居ましたが、

さすがに自ら手を挙げたパー
精鋭の14人ですから、

少し遅れそうな子には、仲間が声を掛けたりして、
全員無事に集合でした。
女子も参加したんですよグッド

朝から気合い充分で、
臨んだ釣りだったのですが、

コマセに集まって来るのは、
口が小さいオヤビッチャとか、
更には、ツノダシ、トゲチョウチョウ・・・

「トロピカルやわあ」

底には大型の、マダラエイ
座布団1枚以上は軽くある、デカいヤツですびっくり

他に見えたのは、
サンノジ(ニザダイ)、ササヨ(イズスミ)、
アオヤガラ・・・
それに、子ガメのアオウミガメも・・・

あんなん、掛ったら、竿が折れるわ!!

釣り始めたのは、満潮にむかって、
潮が止まり始めた頃で、

頼みのムロアジが見えません困った

「うわっ、来た!!」

一人の男子の竿が、結構、弓なりです。

「慌てるな、しっかり掛ってるから大丈夫!!」

と、励まし続けて、ゲットしたのは、

じゃーん、オジサンでしたぁスマイル

続いて、女子が釣り上げたのは、
手のひら大もある、
なんと、ネンブツダイグッド

結構、色んなお魚が見えてるんですが、
口を使ってくれません泣く

自然は、気まぐれなのです。

満潮時間になると、見えていた魚も、
次第に姿がなくなってしまいました。

リミットを迎えました。
8時までには、BCに戻らないといけません。

後にも先にも、
釣果は、この2尾のみよろよろ

ネンブツダイを釣ってくれた女子には、
このお魚のお父さんの、
身を粉にした「献身」を、伝えて、

この後、料理して食べる事を、
我慢してもらうことにして、
再放流(リリース)してもらいました。

ごめんね。鯛損のわがままです。

ガッカリさせちゃったねガッカリ

ネンブツダイの雄(♂)は、
受精卵を口にくわえ、
孵化するまで、絶えず新しい水と、
酸素をエラから取り込んで、卵を守ります。

その間、一切のエサは口にしません。
食べません。
そんな、献身の鏡の様なお魚なので・・・

この日のメインの活動は、
八丈の子ども達との交流会ですグッド

初めて顔を合わす仲間に、

釣った魚を料理して、もてなそう―

って、魂胆だったのですが、

頑張って釣ってくれたオジサンを、
この鯛損めが、料理して振る舞います。

このオジサンは、
たまたまキャンプ前に、石垣島の仲間から戴いた、
レトルトの、タコライスの素があったので、

そのソースと、
三枚におろした身を皮ごと小さくカットして、

骨に残った身を、骨ごと湯に通し、
骨と身から出たダシで絡めて、全使いチョキ

『オジサンのタコライス風そぼろ』

に、強引に仕上げて、振る舞いましたとさ自信まんまん

でも、結構、評判よかったですグッド

写真は、出発前の光景と、
釣れたオジサンです。

背中の「大漁」は、むなしく・・・悲しい









 







2023/09/05 9:06:01|トピック
八丈のビーチで見つけたゲンゴロウ?
おはようございます。
9月になったと云うのに、
なかなか涼しくなってくれませんねえよろよろ

さて、
今日は夏の恒例行事―
先月、31名の山梨の中学生達と訪れていた、
やまなし少年海洋道中のプログラム中に、
偶然に、八丈島のビーチで見つけた、
「変ないきもの」の、お話しです。

それこそ、
見た目は、『ゲンゴロウ』でした。
本物よりは、ちょっとデカくって、
ガムシくらいかなあ・・・。

でも、触った感触は、海のいきものなのに、
なぜか「甲虫」の、感触なんです困った

3日目(8月4日)
山梨っこが楽しみにしてるプログラムは、
何と云っても『スノーケリング』です。

実は、このビーチには、
割と大きなテーブル珊瑚があるのですが、
今年になって、結構死んで白化してしまったと、

スノーケリングを手伝って下さる、
フリーダイビングクラブの隊長さんから、
ちょっと哀しいご報告があったのです泣く

そこで、スノーケリングの前に、
タイソン即興で、海の環境のレクチャー開始グッド

生きものとしての『珊瑚』の話しから、
珊瑚を利用している様々な魚や、いきもの達の、
『繋がり』の、話し。

地球温暖化について、
『海と海水温への影響』の、話し・・・etc

最後に、
「おおよその、いきものだったら分かるから、
  後で見たいきものの話しを聴かせてねー!!」

そんなレクチャーをしてから、
スノーケリングが始まったのでした。

そして・・・

「タイソン、これ何?」
ふいに、いきもの大好きな、
女子生徒から声を掛けられて、
そのゲンゴロウ?
の様な、いきものを見せられました。

「えー、なんだこれ!?」
正直、全く見た事がないので分かりません。

「ごめん。タイソンも分からんわ」

でも、良く観察してみると、
脚は10脚―
・・・つこんは、甲殻類でヤドカリの近似種か!?

ハサミの様な爪はなく、
前脚は前に長く、
後脚は、ワタリガニの様に鰭状
・・・つ、こんは泳ぐんか!?

裏側を観察すると、
脚の奥の方に、卵の様な物が見えている―
・・・つ、こんは、この固体は雌(♀)か!?

見れば見るほど、不思議ないきものです。

で、スノーケリングをサポートして下さった、
フリーダイバーの方々にも、ご意見を拝借困った

で、皆さんも集まって来て、
しげしげ見ても、正体は分からず悲しい

「なんだこれ!?、見た事なーい!!」
海辺のプロも、初見では分かりませんでした。

そこで、奥の手―チョキ
スマフォで撮影カメラして、
検索に掛けてくれました。

すると、
タイソン出たよ!!と、教えてくれて、
​​​​​『ハマスナモグリガニ』では、ないかと・・・

「なんか、不思議なフォルムの割りには、
  まんまな名前ですね!?」

その通り、
八丈島の砂浜で見つけた、
砂の中に潜っていた、
カ二―
の、様ないきものですから・・・

見つけた女子生徒も、
ひとまず正体が分かって笑顔幸せ

余りにも気になったので、
帰還してから、改めて調べ直してみました。

ネットで検索したところ、
​​​​​『ハマスナモグリガニ』でも出て来るのですが、
多くの画像が、シャコの仲間の、
『スナモグリ』が多いのです。

で、写真のいきものの方は、

『ハマスナホリガ二』
の、名称が出て来ました。

拠って、正式な和名は、
『ハマスナホリガ二』
が、正しい様です。

潜るのではなく、
砂を掘って進むので、ホリガ二です。

お尻の方に、後ろ脚を器用に動かして、
砂に入って行くそうです。

なので、後脚の形状が、
なるほどそうか!!
って、云う発見がありました。

そこにも、散見できた言葉が、
『海のゲンゴロウ』って、云う表記でした。

まだまだ海には、
知らないいきものがたくさんいます。

この多様性を守っていくためにも、
海の生態系に興味を持ったり、
ひとり一人が、海の環境について考える事―

珊瑚の白化についても、
ちゃんと考えて欲しいと願っています。




 







2023/03/21 9:06:01|お魚紹介
押杜川に放流された魚たち 5(モツゴ)
おはようごいざいます。

今日は、春分の日であると同時に、
3つの縁起の良い日が重なっている、
上半期最強の、吉日なんだそうですよラブ

桜の花も咲いて、春爛漫花
良きかな〜ラブ

春になって喜ぶのは、
人間だけではありません。

もちろん、色んな生きもの達にも、
春は等しく訪れます。

そう。
それは水の中にも、春はやって来ます。

と、云う事で、
今日は新年度から関われる事になった、
押杜川の魚たち。

予告の通り、
皆さんが、「口をすぼめて」待っていて下さった、
『モツゴ』について、紹介しましょう。

では、なんで「口をすぼめて」なのか・・・
モツゴの別名と云うか、俗称に寄せたからですスマイル

『クチボソ』とか、『クチボーソー』とか、
そんな呼ばれ方がむしろ定番で、
なかなか本名の『モツゴ』って、
呼ばれない、チョイ気の毒なお魚なのです。

なので、『口をすぼめて』って、書きました幸せ

モツゴは、
タモロコと同じくコイ科のお魚でして、

タモロコと同様、
田んぼに注ぐ用水路等を介して、
広く淡水域に棲息しています。

一応、口ひげらしきものはあるのですが、
タモロコ以上に短く小さいので、
見えない―。
と、云うのが正確かもしれません。

そして、このモツゴと云うお魚は、
環境の変化にすこぶる順応しやすいので、
見た目、チョッと汚いかも・・・
と、思われる所にも棲息できちゃいます。

そのため、
一部では、『マグソッパヤ』などと、
不名誉な仇名まで付けられてしまうのですが、
そのくらい身近な魚だと認識して下さい。

一方、東北宮城県の『伊豆沼』などでは、
近似種の『シナイモツゴ』が棲息していて、
この種は、絶滅危惧種に指定されています。

その原因として真っ先に名前が出て来るのが、
実は、ブラックバスによる食害なのですが、

本当のところ、その真偽は微妙でしょう。
確かに「食害」が、
ないわけではありませんから・・・

まあこれについては、
いつか別の機会にお話ししたいと思います。

が、前記した通り、種そのものが、
環境に順応できるので、
交雑種も増えていると云う現状もあるようです。

言い方を変えれば、
モツゴも棲めない水辺は、言葉は悪いですが、
『死んでしまった水辺』だと、云えるでしょう。

そして、モツゴが活き活き泳ぎ回っている水辺は、
それこそ、健全な水辺だと云う事です。

押杜川のモツゴが、
元気で泳ぎ回れていれば、黙っていても、
他の生きもの達も集まって来ます。

そんな、指標となる貴重なお魚だって云う事、
この記事を機に、
皆さんも知って戴けると嬉しいですねグッド

 







2023/02/17 9:06:01|お魚紹介
押杜川に放流された魚たち 4(ヨシノボリ)
おはようございます。

まだまだ寒いですよね。
でも、確実に春は近付いています。
もう少し、ポカポカを待ちましょう幸せ

さて、もう太公望の皆さんは、
渓流釣りの解禁に向けて、
ソワソワされているのでははないでしょうか。

水温の上昇とともに、
徐々に魚たちも動き出します。

押杜川に放流された魚たちもまた、
春の訪れを、水の中で待ち望んでいます。

さて、そんな押杜川に放流された魚たちの、
紹介を続けますね。

前回は、『タモロコ』に、ついてお話ししました。
その際、日本の里川に棲息する多くの魚たちは、
コイ科の魚が多いんだとお伝えしました。

が、もちろん、コイ科以外の魚種もいます。
その代表として、今回紹介するのは、
ハゼ科の『ヨシノボリ』です。

先ず和名の由来から、お話ししましょう。
漢字で記せば、きっと皆さんも、

「はは〜ん、そういう事かあ!?」
って、気が付かれると思うので、
漢字で記しますよ。

『葦登』

です。『葦』は、川原に自生している、
あの『葦』で、それを使って移動する魚なので、
『ヨシノボリ』なのです。
「かやぶき屋根」に使われている、あの植物です。

が、現在、日本の各地でこの葦原が激減し、
日本家屋でも、かやぶき屋根は貴重となりました。

その裏で呼応するように、
『ヨシノボリ』も、激減しているのが現状です。

日本各地で川原の護岸が進み、
葦原が姿を消しました。
それに拠って、ヨシノボリも住処を追われました。

さて、ここでひとつ皆さんも、
ある疑問が浮かぶ事でしょう。

あんねんちっくい魚が、あんなに背の高い葦に、
登れるわけないじゃんけ―。と・・・

その通りで、さすがに木に登る様に葦を登る?
そんな事はないんです困った

冒頭、自分は

葦を使って移動する―

と、書きました。

葦は、地下茎で広がっていく植物です。
川から水と養分を吸い上げて居り、
非常に奥が深い―。と、云う環境ができます。

​​​​拠って葦原がある事で、
ヨシノボリを始め多くの小型淡水魚や、
サワガニや、ヌマエビなどの甲殻類も、
住処や、産卵場所として使っている、
水辺の生態系を維持するための貴重な環境―。
と、云う事になりますグッド

ハゼ科であるヨシノボリは、
ご存じだと思いますが、胸びれが吸盤状になっていて、
川底の石や流木等に貼付いて、
かなりな急流でも、広範囲で移動ができる魚です。

高級食材とされるゴリ(鮴)も同じ仲間ですが、
その吸盤を使って、
1日に「五里(約20q)」も移動できる魚―
と、云う事で魚名になったとされています。

この川を移動する様が、
まるで葦を登る様だ―。と、云う事で、
『葦登』とされました。

また、ヨシノボリは、
地域や地方により生態や体型も異なる種が居り、
総称として使われています。

ちっちゃいけれど、結構なハンターですので、
縄張りに入って来る他魚を果敢に追い立てたり、
甲殻類、他魚の仔魚、水生昆虫やミミズなど、
貪欲な食欲の持ち主でもあります。

押杜川のヨシノボリをまだ見ていないので、
あくまでも想像でしかありませんが、
おそらく、シマヨシノボリか、カワヨシノボリ―
ではないかと考えています。

カワヨシノボリは、一生を淡水域で暮らすことや、
小型であると云う特徴があるので、
その可能性が高いと思われます。

が、子ども達に知って欲しいのは、
詳しい魚名なんかじゃなく(それも大事だけど)、
ちっちゃいけれど、こんな貴重な魚が、
自分達の住んでる地域にいるんだ―
と、云う事実です。

そして、そんな環境を守るために、
何か出来ることはないかと考える機会を、
創出してあげる事だと考えています。

以前、押杜川の土手に沿って、
葦が立ち上がり、プチ葦原があったんだそうです。
で、日当たりを遮ってしまったんだそう。

その為、根は枯らさない除草剤を使って、
刈り取ったと伺いました。

根が枯れていなければ、土手の奥には、
きっと、彼らが住処にできる環境が残っています。

と、云う事は、同じくここを住処とする、
ヌマエビ、サワガニ、ヨコエビなども居るのではないか。

田んぼが広がっていたかつての、
昭和町一帯の光景を思い起こせば、
きっとカブトエビや、ホウネンエビも、
見つかるかもしれません。

想像の羽根をいっぱいに広げて、
押杜川の自然に触れて、いっぱい感じて欲しい。

そんなチャンスを戴ける事を、
大事にしたいと考えています。

長くなってしまって、ゴメンナサイよろよろ

さて、次回は、コイ科の魚に戻って、
モツゴを紹介したいと思います。

口をすぼめて、お待ち下さいスマイル

わっかるかなあ・・・