お陰様で、コロナワクチンの副反応は、
翌日、ちょっと身体がだるかったくらいで、
熱も無く、軽くて済みました。
今日は、安心感の方が強い感じです。
ところで、今日9月11日は、
「タンパク質の日」なんだそうです。
その理由として、
身体をつくる大切な役割を担う「タンパク質」は、
9種類の『必須アミノ酸』と、
11種類の『非必須アミノ酸』の、計20種類のアミノ酸から構成されているそうです。
そこで、この
9と
11のアミノ酸の数を拾って、
9月11日を
『タンパク質の日』と、
定めたそうなんです。
まあ、そんなこ難しい事はともかく、
タンパク質が人の身体を作っているんだ―とか、
イライラしやすい人は、
タンパク質が不足してる―とか、
アスリートが筋肉を増やすために、
プロテインを飲んでいる― とか、
人間にとって欠かせない栄養素である―
って事は、何となく分かりますよね。
そこで、最近になって俄に注目を集めているのが、
「昆虫食」です。
山梨県には、今でも
クロスズメバチを追いかける、
「へぼ追い」をする地域もあったり、
イナゴなどは食べた事がある人も多いと思うので、
もしかしたら、そんなに抵抗感はないかもしれません。
が、やっぱり、虫が苦手な人って多いでしょ!?
ましてやそれを食べるなど、
考えただけでもゾッとする―。
そんな方も多いでしょう。
この先、気候変動や人口増加で、
食糧危機が見込まれる中、
動物や魚類などの、良質なタンパク質を含んだ、
資源が枯渇していく可能性が示唆されています。
そんな状況がある中で、
動物に代わる貴重なタンパク源として、
昆虫が見直されている事―
既にコオロギせんべい(写真左)などの商品も流通し、
市場規模も年々拡大している事―
など、昆虫の食材としての利用は、
今後、ますます広がって来るとされています。
が一方で、
本当に近い未来に食材が枯渇してしまうのか―
と、云う点に関しては、現状では予測の段階であり、
急を要する状況では無い―
と、云うような事も、
専門家の意見として聞いた事があります。
その話しの中で、
ブラックバスや
アカミミガメなど、
増えてしまっている、外来種を先に食べたら良い―
そんな事も仰っていました。
いきなり乱暴な・・・なんて思いましたが、良く考えてみれば、
多くの外来種は、食用として輸入されたケースが、
極めて多いのです。
歴史を辿れば、
ニジマスも外来種ですし、
ブラックバスも、
ブルーギルも、最初の目的は食用でした。
更に、食用ガエルとして知られる
ウシガエルも、
名前の通り、食用としての輸入です。そして、
そのウシガエルのエサ用として持ち込まれたのが、
アメリカザリガニでした。
今ここに書いた外来種の中で、
そのまま食用として流通しているのは、
ほぼ、
ニジマスのみです。
一方で、様々な理由で流出した、
ブラックバス・
ブルーギル・
アメリカザリガニなどは、
今では、特定外来種に指定されました。
アメリカザリガニについてはこれからですが、
ほぼ確定と云う状況です。
今後、ザリガニ釣りも出来なくなりますね。
田んぼや、水が綺麗な場所にいるザリくんらは、
茹でて食べると、マジに美味しいです。
でもまあ、あくまで個人的な感想ですので、
オススメしている訳ではないですよ
特定外来種に指定されると、
個体の持ち出しは厳しく禁止されて居り、
食べるから持って来た―
と、云うのは、むしろ屁理屈に過ぎません。
逮捕されてしまうかもしれません。
が、外来種法が施行される以前、
ブラックバスについては、
何度か釣って食べた事があります。
白身で淡泊な味で、とても美味しいですよ
様々なアレンジ料理もできそうです。
魚皮と身の間に独特の臭いがあり、
食用に適さない―
そう仰る方もいらっしゃいますが、
和食を考えてしまうから、そう思うだけです。
塩焼きは確かに美味しくないですが、
フライやムニエルなんかは美味しいです。
ハーブとの相性も凄く良いですよ。
ブラックバスの食利用については、
きっちり釣りと分ける形で養殖し、
もっと食べたら良いと、
個人的には思っています。
ブルーギルの輸入の経緯については、
以前お話しさせて戴きましたが、
鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」 (easymyweb.jp)やはり、食用を見込んでいたというのは事実です。
只、食用にできる大きさまで年数が掛かるため、
早々に見切りを付けられた―
そして、米国との親善の証し―
だとして、理由を覆して(間違いではないが)、
伊豆の一碧湖に放流されたのです。
ブルーギルは、米国などでは、
『パンフィッシュ』とも、呼ばれていますが、
このパンとは、フライパンの事です。
丁度、フライパンに収まるくらいの大きさの、
ギルが美味しく、色んな調理法で食べられています。
バスにしても、ギルにしても、
養殖して、食用に加工してから流通させれば、
漁場も管理しながら利用できるんじゃないの
って、素人考えでは思っています。
そんな事できる訳がない―
素人は口を出すな―
費用はどうするんだ―
流出したら誰が責任取るんだ―必ずそう云う批判も出るでしょう。
が、先ずはバスの漁業権のある漁協であれば、
少なくとも稚魚や卵を買う必要は無い訳で、
新たな魚種を開発したりするよりは、
ずっとコストも掛からないでしょう。
良質な水で育てれば、
きっと美味しいバスになる筈です。
そこで出した利益を、漁場管理に回せば良い・・・
内水面漁業には、様々な問題が山積しており、
むしろ現状維持の方がいい―
そう思っている観も否定はしません。
が、国(特に環境省など)が補助金を出すなどして、
バス・ギルの食利用を推進しても可笑しくない―
バスの美味しさを知っているだけに、
食糧難回避の為の施策として、アリだと思います。
さて、あなただったら、
昆虫食を推しますか、
それとも、先ずは
外来魚食を推しますか?