東京オリンピックが閉幕して、
一週間が経とうとしています。
今、東京に集まった世界のオリンピアンや、
取材クルーの人たちから、
ARIGATOが届けられています
コロナ禍であっても、
笑顔と礼節を忘れない献身的なボランティアの方達に、
競技会場に向かう選手や関係者に、
手を振って、
またはメッセージを掲げて見送るファンに、
関係者からのリスペクトは、やはり、
政府でもIOCでも、組織委員会でもなく、
普通の日本国民に向けてのものが殆どでした。
ですが、あの期間中、
間違いなく私たちは、オリンピアンから多くの感動を、
そして、困難に立ち向かう勇気をもらったのは、
紛れもない事実―。
だから、迷いは一切なく
「ありがとう」って、
云えますよね
ところで、
「ありがとう」が、
「ARIGATO」に、なって、凄く嬉しいですが、
「オリンピック」を、ローマ字表記すると、
「OLIMPIC」と、なる訳ですが、
この表記だけ見ると、自分なんぞは、
何のためらいもなく、
オリムピック―
と、読んでしまいます。
だって、売ってたんだもん
正式には、自分がこのメーカーの釣具を、
売っていた当時は、オリムピックから、
マミヤ・オーピーへと変っていく時期でした。
一方、自分が釣具店に就職する前までは、
釣具と云えば、ダイワでもシマノでもなく、
オリムピック(略してオリム)でした。
特に、自分が釣りを覚えた10代前半の頃、
あの、
トビウオに五輪のマークのロゴが、
カッコ良くてたまりませんでした。
リールの釣りを少しづつ覚えて、
投げ釣りをやってみたい―
って、強く思っていた頃、
随分と憧れて、
絶対にいつか手に入れたいって思っていた、
釣り竿がありました。
その名は
『純世紀キューバ』です。
当時、キューバが国の名前だと云う事も知らず、
とにかく、そのインパクトのある名前に、
魅せられていたのです。
また、
キューバの他に、
アマゾンと云う竿がある事を知り、
ますます、投げ釣りへの憧れが、
広がっていきました。
後に、アマゾンとキューバの違いが、
竿の長さであることに気付きました。
アマゾンが3.9bキューバが4・2bが、欲しかったのは、断然
キューバでした
が、残念ながら、
キューバも、
アマゾンも手に入れる事はできませんでした。
そして、釣具店に入った頃には、
既にダイワとシマノの台頭が目覚ましく、
オリムは次第に影を潜めて行く事になりました。
マミヤ・オーピーに社名が変って、
一度、
センチュリー キューバ・
アマゾンの名称で、
復刻版が出た記憶があります。が、
あの頃の憧れは薄れ、
自身の釣りの興味も、投げ釣りからチヌ釣りへと、
変っていきました。
日本に再びオリンピックがやって来て、
OLIMPICの表記を見たら、
俄に記憶の扉が開いた
オリムピック―
オールドファンなら、
オリムのメーカー名は、きっと不滅だと思います。
あなたには、憧れていたオリムのロッド、
リール、ギアってありますか?
そして、その名前
覚えていますか