鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/07/02 9:06:01|ニッポンの釣り
半夏生の今日はタコ釣りについて語ります(^_^)v

おはようございます(^^)/
昨日の投稿で、半夏生とタコについて、
所以や、タコ料理について書きました。

そこで、半夏生当日の今日は、
やっぱり夏が最盛期となる、タコ釣りと、

タコを釣った後で、
美味しく食べるための「下処理」について、
語らせて戴きたいと思います!!

ここでは、タコ🐙=マダコ🐙🐙
って、事で、統一しますね。

では先ず、タコ釣りについて語りましょう(^_^)v
釣り方は大きく分けて二つ―。
沖で釣るか陸っぱりで釣るかです。

実は、どっちで釣っても、
仕掛けそのものは、大きく変る訳ではありません。

それは当たり前ですが、タコは魚ではないので、
釣ると云うより、引っ掛ける―
あるいは、引っ掛かる― 
そんな釣りです。

タコは、無脊椎動物の頭足類であり、
一般的には、軟体動物とされていますね。

そのタコの好物は、カニやエビです。
特に伊勢エビなどは、大好物の様です。
贅沢やなあ・・・

そんな高価なものを、
タコ釣りのエサには使えませんから、
左の写真(上)の様な、
イミテーションのカニなどを付けて釣ります。

もちろん、本物のカニを縛る場合もありますが、
さすがに伊勢エビはないですね(^_^;)

全部は見えていませんが、そのカニの下に、
『テンヤ』と呼ばれる、
船型のオモリが鋳込まれた掛け針付きの台が、
付いています。

このテンヤを使うのは、
沖でも陸っぱりでも共通しているので、
釣り方としては、沖か陸かの二択―。
と、云う事になってきます。

が、最近は、エギで狙う対象にもなっていて、
タコ様のエギは、イカ様のエギとは異なる、
掛け針になっています。

但し、陸っぱりで釣り場合には、
共同漁業権への注意が必要となります。

タコは、勿論泳いで移動もできるのですが、
おおよそ同じ磯や砂地に、
定着する習性があるため、
漁業法が定める漁業権では、
タコを第一種共同漁業権の対象にしています。

なので、無闇に釣ると漁業権の侵害行為とされ、
処罰の対象となるため、注意しましょう。


では、釣り方に話しを戻します。
考え方は極めてシンプルです。
釣り糸の先に、エサを付けたテンヤを結んで、
底でタコがエサに乗っかるのを待つ―。
と、云う釣り方です。

タコがエサを抱くと、
まるでぞうきんでも引っ掛かったかの様に、
重たくなります。

その重みを感じるために糸は張っておくのですが、
乗っかっただけでは釣れませんから、
かなり豪快にアワセを入れて、
掛け針に引っ掛けるって事です。

そしたら、糸を絶対に弛ませない様にして、
引き上げる、または巻き上げるって訳です。
釣り上げられたタコが真ん中の写真です。
※このタコは、タコエギで釣られた様ですね(^^)

さあ、釣り上げてからの保存が難しいのです。
タコは軟体動物ですから、
僅かな隙間さえあれば、
例えクーラーの蓋が閉まっていても逃げ出します。

なので、網に入れて保存するのがイチバンです。
沖釣りでは水槽に活かして置けますが、
陸っぱりではクーラーに海水を入れて、
タコを入れた網をクーラーに入れてから閉めれば、
逃げられませんよ。

随分とここまで長かったですが、
最後に、美味しく食べるための下処理です。

下の写真の様にボウルにタコを取り、
塩を振り掛けて汚れと、ヌメリを取り除いていきます。

できれば粗塩の方が結晶の粒が大きいので、
揉み込んで、しごいて、ヌメリを取ります。
特に吸盤の中に、砂とか砂利とかが入っているので、
丁寧にやって下さい。

ヌメリが取れたら水気を切って、
今度は茹で上げます。

煮立ったお湯の中に、
足の方から徐々に付けていくと、
足がくるっと丸まって、形良く仕上がります。

そう。お湯の中にも、今度は塩を入れて下さい。
こっちの塩は、精製塩でも充分です。
ほんのり塩味が付く程度が美味しいですよ。

色の脱色を防ぐために、
ミョウバンを入れたりしますが、
番茶を少し加えて煮立てれば、
色も綺麗に仕上がります。

茹で上がったら、自然に冷ましてから、
タコ刺しで良し。
ぶつ切りでたこ飯でも良し。
もちろん、たこ焼きタコチャーハン
前回紹介したタコキムチもウマイ(^^)/

正に今がシーズンですので、
夏のタコ、釣って、味わって下さいな!!

 







2021/07/01 9:06:01|トピック
知ってました?明日は半夏生です!!
今日からもう7月です!!
山梨のニュースは、
なんと云っても、富士山の山開き―富士山
では、ないでしょうかぁ(^^)/

2年ぶりのこの日を、
きっと多くの富士山ファンの方々が、
待ち望んでいた事でしょう。

どうか、密にならない登山で、
感染が、山で絶対に広がらないように、
お互いに配慮しあって、楽しんで下さいネチョキ

因みにワタクシ、
富士山は眺める派―
で、ございます(^_^;)

な、なのに、
貼ってある写真が、なんでタコなんだ!!
と、怒らないで下さいませ(>_<)
これには、ちゃんと訳があるのです。

山梨の方には、
そんなになじみ深い風習ではないと思いますが、
明日の7月2日が、今年の半夏生の日―。
と、なります。ご存じでしたか?

で、半夏生の日には、タコを食べる―
そんな風習が、主に関西方面に根付いています。
それで、タコだった訳です(^_^;)

ところで、そもそも半夏生って何?
と、云うところから、お話ししましょう。

皆さん、二十四節気のひとつである、
夏至は、知っていますよね。

一般的には、昼がイチバン長い日―。
と、云う記憶で間違いありません。
今年の夏至は、6月21日でありました。

この夏至の日から数えて、
11日目
が明日の7月2日で、
この日から七夕(7月7日)頃までの、
5日間を半夏生と呼びます。


半夏生は
田植えと密接に関わった「目安日」で、
この日までには、田植えを終わらせないと、
秋の収穫が少なくなる―。
と、されている日です。
雑節の七十二候のひとつにされています。

なので、米農家さんなどは、
きっとご存じですよね(^_^)v

さて、ここでタコの出番です!!
タコの足は8本で末広がり。
で、先まで伸ばせば、
根っこみたいにも見えます。

そこで関西では、
稲が、タコの足のように、
大地にしっかり根付くようタコを食べます。


また、一方で粉もん文化でもありますから、
収穫したばかりの麦で半夏生餅を作って、
田んぼの神様に供える―。
って、云う風習もあるみたいなんです。

その時のタコ料理は、
勝手な想像ですが、たこ焼きとか、
お好みの具で食べる方が多いような・・・
関西ですから、そんな気がしてなりません(^_-)
ちゃいますぅ!?

さて、そのタコですが、栄養成分として、
タウリンがたっぷり入っているのが知られています。
疲労回復や、滋養強壮の要として、
栄養ドリンクなんかに良く入っていますよねえ!!

ですから、暑さが俄然増してくるこの時季には、
うってつけの食材だと思いますよ。

なので、この投稿で初めて知った方は、
今夜、タコなど食べてみてはいかが・・・

簡単で美味しいタコ料理を一つ紹介します。
スーパーで、蒸しタコか茹でタコのパックを、
1パック
買って下さい。

それと『キムチの素』と、キュウリ
材料は、これだけでOKです(^_^)v

キュウリは包丁で切らずに、
洗って水気を取ったら、
長めでいいので、すりこぎ棒なので叩く―。
1本を2〜3割りするくらいでOK!!

で、市販のキムチの素を適当にボウルに取り、
一緒に絡めてできあがり!!

あれば、煎りゴマなどをパラっと散らせば、
おかずにも、酒のあてにもなる、
美味しい『タコキムチ』の、完成です!!

ああ、でもたこ焼きも捨てがたいなあ・・・
夏は、タコを食べましょー(^^)/

近いうちに、タコの釣り方や、
下処理なんかも紹介しようと思ってま〜す。







2021/06/30 9:06:01|お魚のふ・し・ぎ?
魚たちの感染症被害
今日で6月が終わります。
泣いても、笑っても、東京オリンピックまで、
残り3週間余りとなりました。

地元での聖火リレーを見て、
やっぱり、オリンピックが見たい―。
今は、そんな気持ちです。

なぜなら、聖火を繋いで来たランナーの皆さんは、
心をひとつにして繋いでいるからです。

純粋に選手達を応援したい―
そんなピュアな思いは、
やっぱり五輪なればこそ!!
だと、信じています。

ところで今、世界を席巻している、
この新型コロナウィルスですが、
ウィルスに感染するのは、人だけではありません。

今年も多くの地域で、
『鳥インフルエンザウィルス』が、見つかり、
多くのニワトリが、殺処分されてしまいました。

『ブタ熱(CSF)』への、感染もありましたね。
この時も、飼育されている豚が、
殺処分されてしまいました。

この病気も、
フラビウイルス科ペスチウイルス属への、
ブタの感染により起こります。

殺処分は、家畜の感染拡大を防ぎ、
損失を最小限に留めるための処置ですが、
健康な鳥も、豚までも、殺されてしまう訳です。

必要な処置とは云え、やりきれないですよね泣き
家畜伝染病の被害は甚大です。

ところで、魚たちも生きものですから、
ウィルス感染のリスクに晒されています。

養殖場で、ひと度こうした感染症が起きれば、
たちまち広がってしまう恐れもあるのです。

近年、最も被害が大きかった、
魚の感染症が2つあります。

今日は、魚たちの感染症被害と題して、
過去にあった感染事例を紹介しますね。

先ず最初は、
『コイヘルペスウイルス病』です。
今から17年前の10月、
霞ヶ浦(茨城県)で起こったコイの大量死事件が、
このウィルスが原因だと云う事が判明しました。

当時、湖にウィルスが広がってしまうことを恐れ、
霞ヶ浦で養殖されているコイの全てが、
やはり、殺処分されています。

人が感染することはありませんが、
一端、湖沼や、河川に流出してしまうと、
その被害は計り知れないでしょう。

さて、その特徴として、
第一に、致死率が非常に高い事が知られています。
感染により発症したコイには、
以下の様な症状が現れます。

1 鰓(えら)がただれる。
2 目がくぼむ
3 頭部に凹凸が出る。

一度感染してしまうと、
ウイルスを根絶することができない―。
と、分かっているので、
全尾、殺処分されます。

続いては、今なお発症例が報告されていますが、
アユの冷水病への感染です。

冷水病は低水温期に、
サケ・マス類が主に感染する病気―

と、して知られていますが、
冷水病はウィルスではなく、冷水病菌と云う
細菌に感染する事で発症します。

このアユの冷水病は、
1987年に徳島県の養殖場で、
琵琶湖産の稚魚から病原菌が確認
されました。
その後、全国的に急拡大してしまったのです。

実は、この感染拡大に、
釣り人も関与したと云われています。

保菌したアユを掬ったタモ網とか、
菌の付いたウェーダーやアユタイツを、
他の河川でも使って感染が広がった―。
とも、云われているのです。

面白いのは、感染してしまったのはアユだけで、
同水域に棲息している他の魚からも、
菌が検出されているのに、
発症はしない事が多い
のだそうです。

アユは、系統的にはサケ・マス類と同じで、
川と海とを行き来し、アブラビレなども見られるので、
感染が広まったのかもしれません。

現在でも度々、感染例の発表がありますが、
やはりアユは個体の単価も高いので、
養殖業者にとって被害は甚大なものになります。

冷水病を発症したアユに見られる症状としては、

1 体表の白濁、鰓蓋下部からの出血、

2 体表の潰瘍と思われる穴あきがあり、
 その後で貧血の症状を発症して死に至る。

3 稚アユでは、輸送から数日後に、
  急激に大量死して、他の稚魚にも及ぶ。

 等が知られています。

この様に、感染症は全ての生きもの達にとって、
驚異の存在だと云う事です。

上の写真は、いずれも感染してしまった、
コイ(左)、アユ(右)ですが、怖いですよね。

どうか、このコロナウィルスとの闘いが、
一日も早く収束する様に祈りましょう。

 








2021/06/29 9:06:01|お魚紹介
日本全国にいても外来種!!だけど・・・
昨日の投稿で、
オイカワの写真を使いました。
この魚を見ていると、
体側のにじいろが、とっても美しいですよね。

そんな事で、
この小さな魚の事を、ちゃんと紹介したい―
そう思って、今日の投稿を致します。

さて、
オイカワは、今ではほぼ全国の河川で、
ほぼくまなく見られる淡水魚ですよね。
釣りが好きな方であれば、
きっと一度は釣った事、
あるんじゃないですかね(^^)/

それに、色んな地方名もある魚ですし、
通称も凄く多い魚でもあります。

それ故に、
この魚の呼び方で、その人の故郷まで想像できちゃう、
それだけ日本の風土に溶け込んだ魚―。
と、云っても過言ではないでしょう。

なのに・・・
このオイカワと云う魚は、
「実は外来種なんだよ」って、
唐突に言われたら、あなただったら、
どう云うリアクションをされるでしょうか?

「嘘つけ!!」
と、憤る方もきっといらっしゃるでしょう。
また、「へぇ、そうなんだあ!!」と、
驚かれる方もいらっしゃるでしょう。

ところで、この魚の属名は、
Zacco platypus と、云うのですが、
頭のZaccoは、どこにでも居て、

たくさん居る「雑魚(ざこ)」って、云う意味です。

命名したのは、日本でも有名な医師であり、
学者のシーボルト(博士)さんです。

シーボルトさんは、
日本の植物の美しさに魅せられ、
正確に写生し、編集し、
ヨーロッパに広く紹介していますが、
他の生きものにも、もちろん魚類にも、
造詣が深いことでも知られています。

彼が初めてこのオイカワを見た時、
その美しさに感動し、
漁をしていた川漁師に名前を尋ねると、

「そんなのは雑魚だ!!」と、言われた事から、
それがそのまま属名になったそうです。

ところで、シーボルトさんはドイツ人なのですが、
オランダ商館医として来日した事もあり、
オランダ人だと思っている人って、
きっと多いのではないでしょうか。

彼が日本にやって来た理由には、
スパイだ―。とか、
様々な説もあるのですが、
日本に大きな影響を与えた異人であることに、
反論はないかと思います。

では、話しをオイカワに戻しますね。

オイカワは、コイ科の淡水魚です。
日本国内では利根川水系と、
信濃川水系から以西の本州の各地
そして、四国では吉野川水系
九州にも自然分布しています。

と、云う事は、本来は関東近県では、
オイカワは、棲息していない
魚だ―

と、云う事です。可笑しいですよね。
だって、現に全国各地にいるんですから・・・。

どうしてこう云う事が起こるのでしょう。
答えは簡単です、人為的に放流されたからです。

今、各地の河川では、
鮎の友釣りがシーズン真っ盛りですが、
多くの河川で、琵琶湖産の稚鮎を放流しています。
ニジマスや、渓流魚もそうですよね。
まあニジマスは、そもそも外来種ですが・・・

琵琶湖に限らず、こうした魚の放流の中に、
オイカワが混ざっていても、
何の不思議もありません。
と云うか、当然そうなってしまうでしょう。

稚魚を買い付ける際にも、
伝票には、○○稚魚 ○○` または○○d
って書いてあるだけで、
少量紛れ込んだ他魚は明細にはないんです。

この様にして、
ある魚が、本来の棲息エリア以外の場所で、
拡散してしまう事を、人為的拡散―。
と、云います。

そして、こうした魚を「国内移入種」と云います。
本来の場所ではない場所にいる訳ですから、
即ち、「外来種」と、位置づけられる訳です。

こうした放流が各地で続く限り、
外来種問題など、解決する訳はありません。

そもそも魚たちには、微塵も罪はないですから、
外来種を殊更敵視するのは、
具のごっちょですよ。
これって、甲州弁かなあ・・・(^_^;)

オイカワの拡散により、
その地の在来種が影響を受けた―。
こうした例も、勿論あります。

カワムツや、ヌマムツなどとの、
交雑
も起きています。

前記したシーボルトさんは、
ドイツ人でありながら、自らを「山オランダ人」と、
称し、オランダ人を演じ続けたと、云われています。

しかし、彼が日本の自然を深く愛し、
日本の自然を、母国へ、
世界へ発信してくれた業績は、
賞賛に値するものでしょう。

そんな彼が、こんな小さな命に、
輝きを見つけてくれたのは嬉しい事です。

そんなオイカワは、
多くの河川に既に馴染んでいて、
人も、少なからず恩恵を受けています。

昨年、このブログの毎日更新を自分に課した頃、
ハヤと呼ばれる魚の一つとして、
オイカワにも触れています。

ハヤハエは、正しく雑魚で、
ハ○の様に、うじゃうじゃいる魚って云う事です。
釣れる魚だからこそ、ファンも多い魚です。

お隣の長野県では、ジンケンと呼ばれています。
これは、地元で折られる絹織物の美しい糸の色と、
このオイカワのにじいろが、似ているからだそうです。

また山梨では、シロッパヤアカッパヤと呼び、
別の魚の如く呼んでいますが、
アカッパヤは、婚姻色が出た雄の個体です。

繁殖期の雄は、追い星と呼ばれるブツブツが、
顔に出て来るので、
別の魚だと勘違いしたんですね(^_^;)

こうした魚たちのストーリーを、
ちょっとでも知ったうえで釣りをしてみると、
本来あるべき姿が見えて来ますョ(^_-)

パヤッ、パヤ、パヤッ♫♪

 







2021/06/28 9:06:01|ニッポンの釣り
命のリレーに関われる釣り・・・

奇跡が起こりました!!
昨日は、懸念されていた台風5号台風は、
次第に本土から遠ざかっていきました。

100%雨だろう―雨
って、誰もが思っていたと思います。

が、山梨での聖火リレーは、
最後まで、ほぼ雨に降られる事無く、
ゴールまで繋がりましたね(^^)/

フィナーレは感動的でした。
きっと富士山が、
優しく見つめてくれていたと思います。

自分の知人も無事に大役を果たし、
満足した表情でインタビューに応じていました。
聖火ランナーを務めた皆様、
スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。

これこそ希望の火
でしたね。ありがとうございましたラブ

ところで、笑顔が繋がるリレーを見ていたら、
こんなリレーに、意識が及びました


それは、と、と、と、生きもの達・・・
永遠に続く命のリレーです。

空から振った雨雨は、森を潤し、
お日様晴れが森を育てますツリー

お日様の光を浴びて、
葉を広げた木々は、やがて色づき、
地面に落ちて、森のやわらかな布団になり、

水面にも落ちて、水性昆虫たちの、
栄養たっぷりのご飯にもなります。

森の栄養を蓄えた水生昆虫たちを、
川の魚魚が食べ、その命が尽きると、
再び森に還っていきます。
こうして命が繋がっています。

釣りと云う行為は、
この命のリレーに関わる―。
と、云う事です。


ですから、関わった全ての命に、
感謝して、敬意を払い、
このリレーを断ち切る事を、
決してしてはなりません。

海も同じ廻の中にあって、
リレーは、ずっとずっと続いていきます。

釣り人は、水辺の番人たれ!!
命のリレーを見守る存在であって欲しいですね。

自分も、皆さんも・・・
水辺に輝き、めぐる命を大事にしましょうね。

写真は、
空に向かって葉を伸ばす広葉樹
     ↓
森のミネラルを蓄えた水生昆虫(カワゲラの幼虫)
     ↓
水生昆虫を食べて育つ魚(オイカワ)

命のリレーが、ほら・・・ハート