今日の投稿は、
海洋プラスティック汚染について、
学べる機会のご紹介をさせて下さい。
昨年の7月、自分も参加している、
『海辺の環境教育フォーラム』で、初めて企画したオンラインイベント
『海辺ゼミ』―大成功のうちに終了し、
その後、11月にオンラインによる、
『海辺の環境教育フォーラム2020』の開催に、
弾みが付きました。
各分科会は大いに盛り上がって、
今でも勉強会が不定期で開催されています。
そして今回、こんな勉強会が開催されます。
海洋研究開発機構(JAMSTEC)で、
海洋プラスチックの研究に取り組んで居られる
中嶋亮太氏に、
海洋プラスチック汚染の実態について、
お話しいただけることになりました。
JAMSTECと、云えば
「深海」ですが、
深海における汚染の実態だけでなく、
私たち実践者が教育プログラムを実施する際に、
配慮したいことなどについて―
議論ができるかもしれません
実は7月24日が勉強会当日だったのですが、
会員の我々が申し込もうと思った際には、
既に参加チケットが、
早々に満席となってしまったんです。
この問題への関心の高さが窺えますね。
そこで、事務局の方で協議した結果、
講師である中嶋さんのご厚意で、
期間と範囲を限定したうえで、
録画配信の視聴が可能となりました。
と、云う事で今回は、
自分も、この録画試聴会の方に、
参加させて戴く事に致しました。
オープン企画ですので、
配信をご希望の方は、
海辺ゼミ#3(録画配信) 「深海におけるプラスチック汚染の実態」 | Peatixからお申し込みください。
後日、配信URLをPeatix経由でお知らせいたします。
チケット、残り僅かですよ!!
会場:YouTube
(URLはお申し込みいただいた皆さまにお知らせいたします。)
参加費:無料(要申込)
申込期限:2021年7月24日(土)23:59
視聴可能期間 2021年8月25日 まで
発表者:中嶋亮太氏
(海洋研究開発機構 地球環境部門 海洋生物環境影響研究センター
海洋プラスチック動態研究グループ)
「深海におけるプラスチック汚染の実態」
毎年、大量のプラスチックごみが海洋へ流入を続けています。
しかし、海面に浮かぶプラスチックは、
氷山の一角に過ぎないことがわかってきました。
すでに海へ流入したプラスチックの大部分は、
深海に沈んでしまったと予想されています。
本講演では、深海環境におけるプラスチック汚染の実態・
生態系へのインパクトなどについて、
JAMSTECによる深海調査の結果もあわせてご紹介します。
深海は、水圧が高く、尚且つ酸素も殆ど無いので、
物質は分解されず元の形を留めている様です。
そんなお話しもきっとあると思います。
このゴミは、この先どうなっていくのでしょうか。
写真はJAMSTECが誇る しんかい6500です