鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/07/13 9:06:01|その他
当分釣りは自重かな・・・
今日7月13日は、新暦のお盆の初日です。
山梨県内でも、今夜迎え火を焚いて、
ご先祖をお迎えする地域や、宗派の方々は、
割と多いのではないでしょうか。

因みに自分の家は、旧暦のお盆―。
即ち、8月13日に迎え火を焚きますが、
昨年の投稿で、確か秋のお彼岸の折に、

盆や彼岸には釣りはしない―
そんな事を記したと思います。

殺生を伴う活動なので、
ご先祖の魂が、草花花に、てんとうむしに、鳥に、
魚に・・・宿るとするのなら、
やはり、この期間だけは釣りはしない―。
と、決めて過ごしています。

昨日も島根や鳥取の各地で、
大雨の被害が広がり、
秋田など東北にも広がってしまいました。

だけでなく、
日本の各地でゲリラ的な雷雨雷が降り、
冠水や、停電の被害も出ていますよね。

川も大幅に水かさを増して、
濁流となって流れています。

やはり、この様な状況では、
海でも、ましてや川でも、
当分釣りは、自重した方が良いでしょう。

思えば、自宅近くを流れる、
釜無川・武川・塩川・・・
などの峡北エリアの川では、

アユ釣りの解禁以降、
雨ばかりで、コロナ禍も影響してか、
アユを釣る人を、殆ど見ていません。
川もずっと濁っています。

早く梅雨明けして、
真夏の太陽の下で、アユ釣りも、
他の魚釣りも、楽しめますように・・・自信まんまん

 







2021/07/12 9:06:01|読み物
不定期連載 第二弾 『やどかりくんのお引っ越し』T
昨年のコロナの自粛中に書いた、
オリジナルの童話。

『バッスくんのなみだ』では、
誤解と偏見だらけのブラックバス問題
なんとか一石を投じたくって書いたものです。

今日から紹介させてもらうのは、
オリジナル童話の第二弾です。

これから夏休みに入ると、
海水浴や、磯遊びなんかにお出かけになる人が、
きっと増えて来ると思います。

特に磯遊びでは、
生き物探しが楽しいですよね(^_^)v

中でも人気者は、
やっぱり、カニとヤドカリかなあ・・・
なんて思っています。

ところで、ヤドカリの仲間には、
自分の家にイソギンチャクをくっ付けて、
共生するものがいます。

棘皮生物のイソギンチャクと、
節足生物のヤドカリが、
互いに生き延びる為に、
ある日、突然めぐり会います。

どちらも、幼生期はプランクトン生活であり、
大海原の宇宙に解き放たれた、
小さな星屑が、奇跡的に出会う訳です。

そんな奇跡的に出会った、
やどかりくんと、イソギンチャクのチャックが、
このお話しの主人公です。


ご存じの通り、ヤドカリの家は貝殻ですが、
成長に合せて、時折、借りた家を引っ越します。

自分の生涯の相棒として、
チャックを選んだやどかりくん
でしたが、
今の家は自分の体には、もう窮屈です。

引っ越しをずっと考えていましたが、
なかなかチャックに言い出せないでいました。

なぜって、ひょっとしたら、
チャックとお別れしなくてはならないかもしれない―


そんな不安がやどかりくんを悩ませます。
が、ある日、
思い切ってチャックに、引っ越しを打ち明けます。
この日しかできない・・・。

やどかりくんが選んだ引っ越しの日は、
ずっと慕っているあの存在に、
アドバイスをもらったからでした・・・

それでは、今日からまた不定期に、
連載して参ります(^_^)v

では、オリジナル童話の第二弾、
『やどかりくんのお引っ越し』の、
はじまりはじまり〜!!


やどかりくんのお引っ越し

1・チャックくん起きて!

コンコン・・・。 コンコンコン・・・。
ある波のおだやかぁな朝の潮だまり。
とつぜん、おしりをたたかれたような感覚 に、
イソギンチャクのチャックは、
びっくり して目を覚ましました。

「なんだよ。こんなに朝早く!」。
「ねえねえ。チャックくん起きてよ」。

誰だってこんなに静かな朝に、
寝床がとつ ぜん揺れたら、
地震だと勘違いしてしまいま す。

チャックは怒った声で、
あいぼうのやど かりくんに言いました。

「当たり前だよ。地震だって思ったよ」。

「ごめんよチャックくん。
 実は、キミにお 願いがあるんだよ」

「お腹がすいたよ。後でいいだろ」。

チャックは、眠りをじゃまされた事に
ちょ っと腹を立てています。

「今日はとっても海が静かなんだよ。
 だか ら、今聞いて欲しいんだ」。

― って、やどかりくんは、
とても申し訳な さそうにしています。

だけど、すごく真剣な 声が、
寝床の下から聞こえて来たのです。

「なんだよ。お願いって?」

あまりにも真剣な声に、
さすがのチャック も気になって、
やどかりくんの話しを聞く事 にしました。

「実はね、今の家がせまくなっちゃたんだ よ。
だからさ、もっとおっきな家に引っ越し たいんだ」。

「えーっ。キミが引っ越したら、
 オレはど うなっちゃうんだよ。だいいち、
この家にオ レをくっつけたのはキミじゃないか」。

「だから、相談しているんだよ。
チャック くんは、ぼくの大事な友だちだもの」。

「これか らもずっと一緒にいたいから、
 引っ越しを手 伝っておくれよ」。

「でもオレは、キミの家にくっついている んだぜ。
何もできないよ」。

「だけど、目はぼくより高いところにある じゃないか」。

「ぼくは、家を背負っているから 遠くが見えないんだよ」。

「そりゃあそうだよな。
じゃあ、オレは何 をすればいいんだい?」。

「これから、新しい家を探しに行くんだ」。
「うん。それで?」

「ここから、ふたつ先の潮だまりに、
たく さん素敵な貝があるみたいなんだ」。

「だから、 高いところで危なくないように
 道案内をして 欲しいんだよ」。

二つ先の潮だまりっていうのは、
そんなに 遠くはないのだけれど、
二つ目の岩がとって も高いのです。

余りにも高いので、
今まで越 えられたやどかりはいないって、

ロッククラ イミングが得意な、
岩ガニのゲンさんから聞 いた事があります。

「おいおい、あそこは危ないよ」。

チャックは、ゲンさんから聞かされた事を、
やどかりくんに話しました。

チャックは、や どかりくんと一心同体なので、
気が気ではあ りません。

「大丈夫。これから潮が満ちて来るんだ」。
「今から出発すれば、
 磯の半分は海に沈んで乗 り越えられるよ」。

やどかりくんは、
しっかりとした口調でチ ャックを説得しました。

根拠はわからないけ れど、
自信もあるようです。

やどかりくんの そんな説得を聞いて、
チャックは頭の触手を バッと広げて大きく深呼吸すると、

やどかり くんに言いました。
「随分と自信があるみたいだけど、
 その理 由を聞かせてくれるかい?」

「それはね・・・」。

やどかりくんは、
思いっきり家から体を乗 り出して話し始めました。


今日はここまで。
次回もお楽しみに!!







2021/07/11 9:06:01|お気に入りの場所
釣り堀のある水族館での活動で・・・

実は昨日の朝、
たまたま仕事がお休みだったので、
某公共放送のラジオ番組を、
聴くのを楽しみにしていました。

が、皆さんもご存知の通り、
九州南部を中心に大雨になった事で、
聴きたかった番組が休止となり、
急きょ、大雨に冠する情報提供の為に、
ニュースに切り替わってしまいました。

さて、この番組なのですが、
いつもは、山のお話しをする番組枠です。
が、この日は特別に、
海のお話しをする回になっていました。

釣り好きな自分は、
好きな海での過ごし方と云えば、
やっぱり釣りは外せません。

が、毎年の八丈島での中学生対象の、
キャンプ指導であったりとか、

海ゴミの話しを、色んな所でさせて戴く―。
とか、海との関わりは切っても切れません。

海がない山梨に住んでいながら・・・
ですから、これは嬉しい事です。

ところで、この番組の朝9時台のコーナーでは、
館内に釣り堀がある水族館の、
取り組みについて、話しを伺う―。
と、云う内容で放送される予定でした。

この水族館とは、自分も何度も行った事がある、
福島県いわき市小名浜にある、
​​​​​​『アクアマリンふくしま』さんです。
「環境水族館」アクアマリンふくしま|福島県いわき市観光 (aquamarine.or.jp)

そのユニークな取り組みとは、
魚を釣って、捌いて、食べてを体験し、
『命の教育』を、行っている事です。

当然、この取り組みだけではなくて、
様々な展示や手段を使って、
この『命の教育』を、推進しています。

これは、SDGsにも繋がる事例だ―。
として、たっぷり時間を使って
放送される予定だったんです。

ところで、このブログと、
もう一つある、
HOOKかんきょう『協育』事務所の、
双方のブログで、お話ししていますが、

実は自分も、
アクアマリンさんの取り組みに共感し、
この釣り堀を使って、
何度か釣りの指導も含め、協働させて戴きました。

きっかけは、自分も参加している、
『海辺の環境教育フォーラム』で、
何人かのアツいスタッフさんと出会った事です。
2011年の秋の事でした。

そうです。東日本大震災が起った年です。
いわき市のこの水族館も、
例に漏れず被災しました。
が、何処よりも早く営業を再開し、
被災地の復興の大きな原動力となったのです。

そして災震の翌年に、
海辺の環境教育フォーラムが共催する形で、
『こども海の日』として、
イベントを開催する事になったのです。

実は、このラジオ番組をネタにしようと思って、
色々準備もしたので、
番組は休止になってしまいましたが、
そのまま、その時の「釣り堀」を使った、
活動について話させて戴きますね。

この釣り堀を初めて目にしたのが、
2011年の12月でした。

フォーラムのメンバー数名と一緒に、
アクアマリンに下見に行かせて戴いて、
何ができるかを考える事にしたのです。

そこで、水族館になんと釣り堀があって、
しかも、釣った魚は食べられる―。
と、云う画期的な事実に感動し、
真っ先に体験させて戴きました。

冬期に、この釣り堀に放してあるのは、
『ギンザケ』でした。
通常の呼び名は、「コーホーサーモン」です。

仲間と一緒に釣りをしたら、
10尾ほどたちまち釣れてしまい、
自分で魚も捌いて、カラアゲで戴きました。

凄く美味しかったし、面白かったので、
これは使える。いや、使おう―。

と、直ぐに話しは進んで、
何をしようかと協議した結果、

フォーラム参加者が集まる
『こども海の日』の前日に、

参加者専用のオプショナルツアーとして、
この釣り堀でアジを釣って、
つみれ汁を作って食べよう―。


と、云う事になり、
その指導役を任されたのが自分でした。
フォーラムは7月開催としていたので、
中の魚はアジやマダイに入れ替わっているのです。

その時の様子が左の写真です。
上から順番に紹介しますね(^_^)v

1枚目
最初に、この釣り堀を見たときのものです。
衝撃でしたラブ

写っている子ども達も直ぐに釣れてました(^_^)v
いやっ、コレは面白い!!

2枚目
オプショナルツアーの調理中の光景です。
結構たくさん釣れて、調理の真っ最中です魚
三枚おろしを披露、指導させて戴きましたチョキ

3枚目
なんとマダイまで釣れたので、
魚を捌きながら、臓器の解説になっちゃいました(^_^;)
参加者の女性も、ガッツリ見てますでしょ!?

これも、参加者全員が海好きだからでしょうが、
この時ばかりは、女性からモテましたよ〜照れ

この後にも、何度かアクアマリンさんに呼んで戴き、
ご縁が続いているのは嬉しい限りです。




 







2021/07/10 9:06:01|お魚のふ・し・ぎ?
メタボな魚ほど旨いんだ!!
今度は、大雨が九州に移動してしまいました。
なんでこうも7月に・・・
と、憤ってしまいます。

幸い山梨で大きな被害は出ていないとは言え、
他人事ではありません。
どうか、情報を的確に把握しながら、
命を守る行動をとって戴けるよう、
くれぐれも安全第一でお過ごし下さい。

では、今日の投稿に戻しますね。
先月の2日に、地域の健康診断を受けました
昨年はコロナで中止になりましたが、
感染対策を諮った上で実施となった今年、
2年ぶりの受診となりました。

ところで、検査の結果に何の異常もなければ、
結果のリストが自宅に郵送されるのですが、
何か引っ掛かった人は通知で呼び出され、
お小言を聞かされる事になります。

ずんぐりむっくり体型なワタクシ、
過去に何度も呼び出されていて、
その度に指導を受けているのです。

その指導というのが、
ほぼ、メタボリックシンドローム予備軍だぞ
と、云う指導であります(>_<)

以前は、体操の指導を受けたり、
体重を減らすためのプログラムに取り組まされたりと、
成果もあった一方、隔年でリバウンドをしては、
また呼び出される―。
と、云う事を繰り返しています(^_^;)

だって、コロナで仕事が減ってお家時間が増えれば、
誰だって、少しは肥えますよねぇ・・


と、云う事で、案の定、
今年もお呼び出しして下さいましたよ(^_^;)

で、一昨日、お小言を聞きに行って来ました・・・。
ところがっ、
メタボ気味―。

ではあったものの、他の数値は割と安定していて、
経過観察って事で、
指導も、とても優しかったんですよ(^_^)v

それに指導して下さった保健師さんが、
とても綺麗な方で・・・
なんか、行って良かったなあラブ

でも、魚ってヤツぁ、
メタボなヤツがウマイんだ!!

厳しい冬を乗り切るため、
たくさんの子孫を世に残すため、

魚はたんと食べて、
メタボなファットボディーをつくる
のです!!

カワハギの肝なんて、
人に例えりゃ、肝硬変だぞ!!

と、云う事で、
カワハギを含んだウマイ魚が釣れた時の、
クーラーの写真、貼って置きます照れ
 







2021/07/09 9:06:01|レッツスタディー!!
お魚は何処にいる?何がいる!?
依然として大雨が次々に襲って来ます(>_<)
引き続き、充分にご注意戴いて、
安全確保を最優先して下さい。

更に東京都は、4回目の緊急事態宣言だそうです!!
デルタ株への感染拡大に歯止めが掛からない状況では、
致し方ないとは云え、
政府の対応は、お粗末としか云いようがありません。

飲食店は既に限界を超えています
本当に生きるか死ぬかの瀬戸際だと思います
こっちの緊急事態には、なんもしてくれんのかい!!

止めるなら、補償がセットでなければ、
もう絶対に止まりませんよ。
首相、オリンピックがしたいのなら、
本気で国民に頭下げて下さいよ怒り

本気でやるなら、国民は五輪を支持し、
選手達を、心から応援するでしょう。

IOCのお偉いさんにも、
お酒なんか絶対飲ませちゃダメですよ。
マスコミは、絶対にその画を狙ってますからね!!

絶対に仕事と暮らしを守るから、
「直ぐに必要なお金を出しますから、
 どうか五輪はやらせて下さい!!」
と、死ぬ気でお願いしなければ、
響きませんよ。絶対に!!!

ところで、もうすぐ夏休みにも入ります。
なのに、外で思い切り遊ぶ事もできません。
特に首都圏への移動は難しいでしょう。

密にならない外遊びとして、
釣りが再び脚光を浴びていますが、
大雨と、コロナが落ち着くまでは、
ご自宅で、イメージトレーニングなどして下さい。

って事で、今日の投稿は、
気軽な釣り場として最適な、
『堤防釣り―』にも、

魚が集まる場所があるよ―
って、事と、どうして魚が集まるのか
と、云う理由を、
皆さんに考えてもらいたいと思います。

では、上の写真をご覧下さい。
船泊まりのある、良くあるタイプの堤防です。

さて、この様な堤防には、
どんな魚がいるでしょう。
特に集まっているのは、どういう所でしょうか・・・。

そして、魚以外の生き物も想像して戴いて、
この堤防のこう言う所には、○○が居て、
○○が居るから、こんな魚が釣れると思う―。


と、云う仮説と予想を立ててみて下さい

こんな方法があります。
自分が、環境学習の教材として提案した、
『段ボール漁港』と、云うものです。
手に入りやすい段ボール箱を使って、
堤防の環境を再現します。


数年前、
福島県の『アクアマリンふくしま』で、
釣りをメインにした環境学習体験会を指導させて戴き、
その時に考案したものです。

このブログにもリンクが貼ってある、
ラボツークラスのサイトから、
教材まるごと無料でダウンロードができます。
詳しいやり方も載っています。

「海釣り」事前教材〜お魚のごはんは何だ? - そのまま使える海洋学習の教材が満載。全教材が閲覧・ダウンロード無料!LAB to CLASS(ラボトゥクラス)そのまま使える海洋学習の教材が満載。全教材が閲覧・ダウンロード無料!LAB to CLASS(ラボトゥクラス) (lab2c.net)

生き物同士の繋がりが分かって来ると、
必然的に、何処で釣れるか、何が釣れるか、
おおよそ予想が付くので、
行った事がない場所の、どんな堤防であっても、
仕掛けを想像し、釣果に近付く事ができます。

自由に釣りに行ける様になったら、
絶対に役に立ちますし、多くの学びも得られますから、
先ずは、『段ボール漁港』で、
シュミレーションしときましょ(^_^)v