実は昨日の朝、
たまたま仕事がお休みだったので、
某公共放送のラジオ番組を、
聴くのを楽しみにしていました。
が、皆さんもご存知の通り、
九州南部を中心に大雨になった事で、
聴きたかった番組が休止となり、
急きょ、大雨に冠する情報提供の為に、
ニュースに切り替わってしまいました。
さて、この番組なのですが、
いつもは、山のお話しをする番組枠です。
が、この日は特別に、
海のお話しをする回になっていました。
釣り好きな自分は、
好きな海での過ごし方と云えば、
やっぱり釣りは外せません。
が、毎年の八丈島での中学生対象の、
キャンプ指導であったりとか、
海ゴミの話しを、色んな所でさせて戴く―。
とか、海との関わりは切っても切れません。
海がない山梨に住んでいながら・・・
ですから、これは嬉しい事です。
ところで、この番組の朝9時台のコーナーでは、
館内に釣り堀がある水族館の、
取り組みについて、話しを伺う―。
と、云う内容で放送される予定でした。
この水族館とは、自分も何度も行った事がある、
福島県いわき市小名浜にある、
『アクアマリンふくしま』さんです。
「環境水族館」アクアマリンふくしま|福島県いわき市観光 (aquamarine.or.jp)そのユニークな取り組みとは、
魚を釣って、捌いて、食べてを体験し、
『命の教育』を、行っている事です。
当然、この取り組みだけではなくて、
様々な展示や手段を使って、
この
『命の教育』を、推進しています。
これは、
SDGsにも繋がる事例だ―。
として、たっぷり時間を使って
放送される予定だったんです。
ところで、このブログと、
もう一つある、
HOOKかんきょう『協育』事務所の、
双方のブログで、お話ししていますが、
実は自分も、
アクアマリンさんの取り組みに共感し、
この釣り堀を使って、
何度か釣りの指導も含め、協働させて戴きました。
きっかけは、自分も参加している、
『海辺の環境教育フォーラム』で、
何人かのアツいスタッフさんと出会った事です。
2011年の秋の事でした。
そうです。東日本大震災が起った年です。
いわき市のこの水族館も、
例に漏れず被災しました。
が、何処よりも早く営業を再開し、
被災地の復興の大きな原動力となったのです。
そして災震の翌年に、
海辺の環境教育フォーラムが共催する形で、
『こども海の日』として、
イベントを開催する事になったのです。
実は、このラジオ番組をネタにしようと思って、
色々準備もしたので、
番組は休止になってしまいましたが、
そのまま、その時の「釣り堀」を使った、
活動について話させて戴きますね。
この釣り堀を初めて目にしたのが、
2011年の12月でした。
フォーラムのメンバー数名と一緒に、
アクアマリンに下見に行かせて戴いて、
何ができるかを考える事にしたのです。
そこで、水族館になんと釣り堀があって、
しかも、釣った魚は食べられる―。
と、云う画期的な事実に感動し、
真っ先に体験させて戴きました。
冬期に、この釣り堀に放してあるのは、
『ギンザケ』でした。
通常の呼び名は、
「コーホーサーモン」です。
仲間と一緒に釣りをしたら、
10尾ほどたちまち釣れてしまい、
自分で魚も捌いて、カラアゲで戴きました。
凄く美味しかったし、面白かったので、
これは使える。いや、使おう―。
と、直ぐに話しは進んで、
何をしようかと協議した結果、
フォーラム参加者が集まる
『こども海の日』の前日に、
参加者専用のオプショナルツアーとして、
この釣り堀で
アジを釣って、
つみれ汁を作って食べよう―。と、云う事になり、
その指導役を任されたのが自分でした。
フォーラムは7月開催としていたので、
中の魚はアジやマダイに入れ替わっているのです。
その時の様子が左の写真です。
上から順番に紹介しますね(^_^)v
1枚目
最初に、この釣り堀を見たときのものです。
衝撃でした
写っている子ども達も直ぐに釣れてました(^_^)v
いやっ、コレは面白い!!
2枚目
オプショナルツアーの調理中の光景です。
結構たくさん釣れて、調理の真っ最中です
三枚おろしを披露、指導させて戴きました
3枚目
なんとマダイまで釣れたので、
魚を捌きながら、臓器の解説になっちゃいました(^_^;)
参加者の女性も、ガッツリ見てますでしょ!?
これも、参加者全員が海好きだからでしょうが、
この時ばかりは、女性からモテましたよ〜
この後にも、何度かアクアマリンさんに呼んで戴き、
ご縁が続いているのは嬉しい限りです。