鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/05/28 9:06:01|釣り具の小宇宙
ルアーの小宇宙4(スピナーベイトとバズベイト)
自分は、殆どバスフィッシングはしませんが、
そこはそれ、餅は餅屋―(^_-)
って、云うじゃないですか!?

一応、釣具屋さんでしたから、
たまにはバス釣りだってしますし、
一通りの知識はあるんですぅ(^_^)v

今日は、
良く似ていても、ちょっと用途が違う、
2つのルアーを紹介します。
あなたのタックルBOXの中にも、
きっと入っていますよね(^^)

それでは、上の写真をご覧下さい。
左が『スピナーベイト』(スピナベ)、
右が『バズベイト』(バズベ)です。
一見、同じルアーにも見えますよね。

じゃあ、この二つの写真を、
よ〜く見比べてみて下さい。
何処が違って、何処が同じですか?

最大の違いは、
『ブレード』ですかね!?
ブレードと云うのは、
どちらにも付いている金属製の、
羽根みたいな部分です。

他には、大きく違うところって
余りありませんよね。

これが、どちらのルアーも回転して、
巻く方向に進む訳なのですが、

右のバズベイトの方は、
何となく船のスクリューみたいな形でしょ?
この部分を、ペラと云う人もいます。

ですが、水が当たる面積が広いので、
巻いていないと止まって沈む―。
けど、バシャバシャと水はかき回せる―。

だから、カテゴリーとしては、
トップウォーターで使うルアーです。

このバシャバシャの事を、
『スプラッシュ音(おん)』と、云うのですが、
この音が出ると、

水面に何かエサが居る―。
と、バスは思うわけです。
例えばカエルとか、
葉っぱに落っこちた、セミとかね(^_-)

なので、蓮の葉がある場所だとか、
浮き草が繁茂している所だとか、
そんな場所で、良く使われます。

こうした場所は、
水草が水面を覆っている、
即ちカバーされているので、
カバーと呼ばれます。

真っ直ぐ進まない事も、
時にグラグラ、ガクガクする事も、
誘いになっちゃうって訳です。

意外に釣れるんですよ!!
正に、これからの暑い時季に、
威力を発揮するルアーかなぁ!?

巻き方は、ただ巻くだけ―。
これだけしかできないんです。
ある意味、潔いでしょう(^^)

まあでも、スピードの強弱は、
あっていいと思います。

一方、左のスピナーベイト
ブレードの最大の特徴は、
巻けばくるくる回転するので、
スムースに、真っ直ぐ進みます。

またフックも上向きですから、
根がかりしにくいのがウリ(^_^)v

特に葦(あし)とか、蒲(がま)とか、
水辺植物の、根の周りなどで真価を発揮します。

自分が初めてバス釣りを案内する際には、
必ずお客様に1コは勧めていたルアーです。

何故かって云うと、このルアーを使うと、
バスの活性を見極め易いからで、
パイロットルアーとして、勧めていました。

また、ほっとくと当然ですが沈むので、
バズベイトと違い、時に巻くのを止める、
ストップ&ゴーと云うアクションも可能です。
巻けば、ブレードはくるくる直ぐに回転するので、
様々なアクションも試せるってルアーです。

付いているフックに、
ワームなどを付ける事を、
トレーラーする―。と、云いますが、

スピナーベイトはトレーラーにも、
威力を発揮しやすいルアーですよ(^_^)v

結構、かさばっちゃうかもですが、
バス釣りには欠かせない、
2種類のルアーの紹介でした(^^)/

う〜ん、宇宙じゃあ・・・







伊勢エビ釣りを肯定しないで下さい
皆さん、昨夜のスーパームーンの皆既月食、
ご覧になられたでしょうか?

少し曇っていたこともあって、
皆既食中は、
お月様がどこにあるか、
全く見つけられませんでした(>_<)

満月に戻っていく最中に、
ぼんやりとした、おぼろ月みたいなお月様を発見、
期待していた赤銅色の、でっかいお月様は、
見る事ができませんでした。

さて、今日は皆さんに、
お願いと、
考えて戴きたい事があって投稿します。

今日、紹介する生きものも、
お月様と大きな関係がありますね。

今、ネットを見ると、
割と『伊勢エビ釣り―』と、
云うワードがヒットします。

仕掛けの作り方であったり、
たくさん釣る方法であったり、
こういった記事や動画がたくさん出て来ます。

自分がまだ釣具店に勤務して居た時代にも、
確かに『伊勢エビ』は、釣れました。
静岡県内の店舗に居た頃には、
釣れる場所は、あちこちに点在していました。

夜の堤防や、
テトラポッドの脇で竿を出している人は、
おおよそ、エビ釣りに来た人だったでしょう。
しかし、その時代も、
もちろん今も、
伊勢エビは安易に釣っても良いものではありません。

地域によっては、
採捕禁止を謳っている漁協さんもあります。
なぜなら、稀少な『伊勢エビ』の資源が、

レジャーの「釣り」と、云う行為で、
無造作に釣られてしまうとどうなるか・・・
少し考えてから行動して下さい。

たちまち資源が枯渇に向かって、
進んでいってしまう事になるでしょう。

伊勢エビは、世界にも誇れる、
日本の水産資源なのです。
しかし、資源量は減少し続けています。

非常に残念なことに、
地元密着型の釣具店には、
『エビ釣り仕掛け』なる、
そのお店オリジナルの仕掛けを、
売っていたりもします。

自分が勤務していたのは、
大型の量販店ですが、夏前くらいになると、

「伊勢エビ釣りの仕掛けは売っているか!?」
と、平気に尋ねて来るお客さんが、
結構たくさんいらっしゃいました。

また、堤防で釣れたのを偶然に見て、
「どうやって釣るのか!?」
そんなお問い合わせも、多数ありました。

その度に、
「禁止の釣りですから、仮にあっても売れません」
とか、偶然に目撃してしまった方には、
丁寧に、安易に採捕するとどうなるかを説明し、
「申し訳ありませんが・・・」
と、お答えしていました。

中には怒って、
悪態をつかれる方もいらっしゃいました。
また中には、
「そうですか、知りませんでした。
  勉強になりました。」と、
云って下さる方もいらっしゃいました。

当然ですが、
どこで釣れるか―
どういう道具立てで釣れるか―
も、知っています。が、
伊勢エビを釣りに行った事は、
一度たりともありません。

只、救いは当時はまだまだインターネットが、
普及していない時代でしたから、
情報の拡散も限定的だったのです。

ですが今は、インターネットで即座に情報が、
全国に、世界にまで拡散してしまうので、
知らなかったでは済まない現実を、
引き起こしてしまう―。
そんな恐れが大きいのです。

伊勢エビが、
20センチほどの大きさになるまでには、
我々が想像する以上の年月を要します。

ご存じの通り、脱皮を繰り返して徐々に、
成長する節足動物です。

伊勢エビは定着性の強い生きものです。が、
その漁は、素潜り漁などは少なく、
特別な刺し網漁で採捕されるケースが多いのです。

ウニや、サザエ、アワビと云った、
定着性の水産資源に適用される、
『第一種共同漁業権』の及ぶ、
資源とは一線を画すので、
法律の網の目から、
漏れてしまうケースもあります。

だからこそ、
伊勢エビ釣りを声高に肯定しないで欲しい―

伊勢エビの美味しさを知っているから、
伊勢エビの価値が分かっているからこそ、

こうした情報に触れても、
凜として節度のある行動をして下さい。

あなたの行為を、子ども達は見ています。
これを続ければ、サスティナブルな魚漁は、
できなくなります。

SDGsの14番目のターゲットに、
『豊かな海を取り戻そう』、云う
ターゲットがあります。

海産資源は無限ではありません。
大人として、人間として、
責任ある行動をとって下さる事を、
切にお願い致します。
 







2021/05/26 9:06:01|トピック
お月様と海と釣りの関係(皆既月食に思う・・・)
皆さん、
今夜は日本全国で皆既月食が見られる日です。
しかも、今宵出る月は、
今年最大の「スーパームーン」
だ、そうなのです。

また、月食が見られる時間も
おおよその方が、家でくつろがれている頃―
なんですって!?

西日本では月出帯色と云って、
月が出るタイミングで月食が始まる様です。
ご存じでしたか?

皆既月食と云うのは、
月と、地球と、太陽が、
一直線上に並んで、地球の影が月に映り、
それを太陽が照らすことで、
赤銅色と呼ばれる、
赤黒い満月が見られる状況を云います。

ところで、満月だと云う事は
釣り人は、大潮であることを知っています。

月の満ち欠けと、海の状況は、
密接に関わっている事実を、
肌感覚で分かっています。

が、釣り人は
同じ月でも、美しい満月より、
見えない新月の方が、
どちらかと云うと好き
でしょう?

時に、月明かりさえもが、
魚の給餌タイムの妨げになる―。
そんな事も知っています。

昔から、お月様のリズムを体で感じて、
それに乗じた魚の動きを予測しながら、
釣り人は、海に釣りに出かけます。

魚の動きは即ち、
他の海の生きもの達との繋がりの中で、
繰り返されているもので、
お月様と釣り人は、
本来、仲が良くなくてはいけません。

海の営みに合せて釣りをするのならば、
釣り人たちの心も、
お月様の様に、優しく、嫋やかに、
釣りをしたい
ものです。

今夜は、いつも以上に大きな月が、
地球の影に隠れて、優しく、静かに、
海を照らす日にしたいですね。

今夜は釣りには行かずに、
夜空の移ろいを味わうとしましょう・・・

今夜、晴れますように幸せ

月食の時間帯は、各地で異なるので、
気象台の情報などを確認して下さい。







2021/05/25 9:06:01|レッツスタディー!!
アナゴで一句!!(旬を知り歳時記を味わう俳句)

今日は久々の、『レッツスタディー』での、
カテゴリーでの投稿です(^_^;)

先日カーラジオに流れていたのは、
リスナーからの投句を、
著名な俳人が選んで紹介する番組でした。

この番組は俳句だけではなく、
短歌や、川柳などの回もあって、
ずっと続いている人気番組です。

自分も投句することはないものの、
俳句や、川柳、短歌に詠まれる兼題を、
色んな人が色んな角度から見て詠まれているのが、
仕事でも凄く参考になるので、
割と好きで聴いています。

さて、この日の俳句の兼題は、
『アナゴ』でした。
そう。あのニョロっとした魚―
ウナギに似た魚―
お寿司が、天ぷらが美味しい―
あの、アナゴです。

なんでも、この日のゲストの俳人さんが、
お好きらしく、兼題にしたって、
仰っていました(^_^)v

で、冒頭で紹介された二句が、
いきなり、「アナゴ釣り」の様子を、
詠んだ句でした。

釣り上げたアナゴが勢い良く、
道糸にまで絡まって来た様子を詠んだ句と、

アナゴ船を営む家の子どもさんが、
家業は継がないけれど、
アナゴは釣ってる・・・。
そんな光景を詠んだ句もありました。

当然、蒲焼きや、アナゴ天や、アナゴ寿司や、
垂涎のアナゴ料理を詠んだ句。

手際よく捌かれたアナゴの血で、
まな板がほんのりと赤く染まる・・・
そんな様を詠んだ句。
と、様々でした。

以前、かなり季節を先取って、
アナゴ釣りの話題を投稿しましたが、
今日のレッツスタディーでは、
山梨の皆さんが思う
「アナゴ」と、云う魚で、
一句捻って欲しいなって思って、

自由な観点と発想で、
アナゴを詠んで下さい―。
って、云うのが、今日の課題です。

実は、アナゴ釣りには、
思い出があるんです。

まだ釣具店勤務時代、
静岡県内の店舗に勤務していた事は、
何度も触れていますが、

このアナゴ釣りも、
良く行った釣りでした。
特に清水のお店に居た時には、
夏になると、必ず何度か行きました。

場所は、清水港内の某堤防です。
そこは、食用油を精製する工場があって、
独特な匂いがするのですが、
アナゴが良く釣れる事と、
もひとつ、お気に入りの理由がありました。

工場は夜も動いていて、
結構、大きな音が響いて来るのですが、
釣り人なんかは殆ど夜はいなくなるので、
工場の音しか聞こえて来ないんです。

しかも、
常夜灯が港内の海面を照らしているんですが、
全体ではなく、
ひと筋の光が海面を走って居るように見えました。
それが自分には、天の川の様に感じたんです。

ぶっ込みの仕掛けに、サバの切り身か、
アオイソメ・ジャムシなどのエサを付けて、
天の川の光の筋に放り込みます。

待っていると、
穂先が小気味よく震える魚信(アタリ)があり、
リールを巻いて来ると、その光の筋から、
アナゴがぴょんと飛び出すんです。

アナゴって結構気が荒くて、
うっかりすると噛みつかれますし、

グルグルと仕掛けに絡まって難儀しますが、
美味しいアナゴ天が食べられると思うと、
つい通っちゃう―。
そんな釣りでした。

今は、この場所へは、
改正ソーラス条約の規定で入ることができません。
清水港のほぼ全体がそうなっちゃったので、
夜アナゴ釣りができる場所も限られちゃいました。

そんな思い出のアナゴ釣りで一句

ひと筋の
 星の川より穴子釣る  鯛孫


もう一句

穴子釣り
 埠頭を照らす星の道  鯛孫


まだまだ未熟者ですが、
こうやって、季節の魚を詠む事で、
魚の旬を知り、歳時記を味わう事は、

俳句という世界で最も短い文芸に、
取り組むいい機会になるかもしれません。
是非とも自由に、大人も、子どもさんも、
詠んでもらえると嬉しいです(^_-)

季語重なりだっていいじゃないですかっ!!

アナゴに限らず、
魚の季語ってたくさんあります。

以下に、夏の魚の季語を幾つか列記しますので、
こっちの魚でも、詠んでみてはいかが・・・

鮎並(あいなめ)(あじ)石首魚(いしもち)
(あゆ)岩魚(いわな)(うなぎ)追川魚(おいかわ)

もっとたくさんありますから、
歳時記、開いてみて下さい(^^)/

鯛孫は、なんちゃって雅号なんです。
実はこの雅号で、
富士山を詠むって云う俳句の賞で、
運良く入選できたんですよ(^_-)

写真は大好きな、
煮穴子のお寿司と穴子天丼です!!
うまそ〜ラブ

 







2021/05/24 9:06:01|トピック
釣り場で出会うヘビたち(毒蛇も、デカいのも来るぞ!!)

横浜のアパートで飼われていた、
大蛇、『アミメニシキヘビ』が、
ついに見つかりました!!

警察による大捜索も、
打ち切りとなってしまったのが21日でした。

その翌日、専門家の立ち会いの下、
付近に目撃者も、形跡もなかった事から、
同アパート内に潜んでいる可能性の示唆があり、

オーナーさんに許可を得たうえで、
アパート内の捜索を開始、
22日の午後になって、天井裏で確保―。
いやあ、被害が出る前に見つかって、
本当に良かったです。

これで周辺住民の不安も、拭える事でしょう。
先ずは、めでたしです。

いやあ、さすが専門家です。
天晴れです!!
灯台もと暗しとは、良く云ったものです。
変温動物のヘビですから、
雨で気温が下がったりして
動けないでいたんでしょうね。

そもそも、
許可を得て飼育していたそうですが、
外来種ですし、ペットにする際は、
皮下にマイクロチップを入れて、
所在が確認できる様にする事が、
法律で義務付けられている筈
―。

この飼い主さんには、
猛省を求めたいですね。
生きものが好きな方だというのは、
良く分かるので、批判は避けます。

さて、自分もアウトドア好き、
大の釣り好きでありながら、
実は、ヘビは大の苦手なのです(>_<)
できたらお遭いしたくない生きものです。

川や湖で釣りをしていると、
夏などは結構、ヘビと出会ってしまいます

毒蛇もいれば、思わぬ大蛇にも遭遇します。

そこで今日は、
日本の野外で遭い易い、ヘビを紹介します。
刺激しなければ、噛まれたり、
襲われたりはしませんが、

意外に気付かずに踏んでしまったり、
別の物と見間違えて拾おうとして噛まれたり、
そんな事がありますので、
用心する意味も兼ねて、紹介します。

では、左の写真を見ながら、
解説していきましょう!!

一番上の写真―
『シマヘビ』です。
比較的どこにでも居るヘビで、庭にも出たりします。
毒はありませんし、攻撃的なヘビではないので、
やり過ごすのが一番です。
石を投げたり、棒で突っついたりしないで下さい。

水辺にも良く出て来ます。
一度、富士川で鮎釣りをしていて、
シマヘビが泳いで来た―。

って、思ったら掛かっちゃったですよ。
運良く切れてくれたので助かりましたが、
おとり鮎はロスしました(>_<)

二枚目の写真―
『アオダイショウ』です。
コイツは、以外にデカくなります。

毒はありませんが、自分が出会った中で、
一番デカかったのは、
握りこぶし1つくらいの太さで、
2bはあったと思います。

コイツには、芦川で遭遇しました。
やはりおとなしいヘビですが、
刺激して巻きつかれでもしたら大変です。
やっぱり、そっとやり過ごしましょう。

もし、小型犬などのペットの散歩中だったら、
わんちゃんは、抱き上げてあげて下さいネ。

三枚目の写真―
『ヤマカガシ』です。
少し前までは無毒だと言われてきましたが、
有毒で、しかも猛毒であることが分かっています。
田んぼ周辺にも良くいますし、
とにかく、水辺が大好きなヘビです。

やっかいな事に、
体色にオレンジ色が入っていて、
以前、工事用のトラロープだと見間違えて、
拾おうとしたら、
すんでの所で気付いて手を引っ込めました。
いやあ、危なかったぁ!!

毒歯はアゴの奥の方にあって、
もし咬まれたりすると、血液が凝固しますので、
非常に怖い毒ヘビです。
木登りも上手で、
時に木からボトッと落ちて来る時もあります。

コイツに釣り場で遭ったのは、
北巨摩の大門川です。
ある堰堤へ降りて行く道の途中でした。
ウェーダー履いてて良かったです。

四枚目の写真―
『マムシ』です。
日本で毒ヘビと云ったら、このヘビか、
沖縄のハブですが、ハブはこっちには居ませんから、
マムシに絞りましょう。

このヘビは、茶褐色で保護色な感じなので、
とにかく気付き難いんですよね。
釣ってる最中には殆ど見ませんが、
移動中に時々いらっしゃいます。

最大の特徴は、後ろから見て逆三角形の頭部と、
銭形の体の模様です。
意外なのは、余り大きくないことです。
たまに1bくらいのが居ますが、
大概、30〜40センチくらいじゃないかと・・・

マムシの毒は「出血毒」です。
もし咬まれたら、
血清を投与しないと命に関わります
絶対に、患部から口で吸い出す―。
なんて事はしないで下さい。

単独釣行だったら、咬まれた上部をキツく縛り、
自ら救急車を呼び病院直行です。
動くと、毒が回り易くなるので、
GPSをONにしたまま、現地で待つ事―

マムシはヤマカガシと違い、
上顎の先端に毒牙があります。

とぐろを巻いている状態は、
臨戦態勢
ですから、目を離さず、
そっと後ずさりします。
竿なんか振ったりしたら、
ヤバいですよ!!

咄嗟の場合は、タオルなどを投げて下さい。
それに飛びかかってくれれば、
毒はタオルに注入されますから、
難は逃れます。

何もなかったのですが、
コイツと釣り場で遭ったのは、
県境付近の釜無川でした。

他にも、結構あちこちで遭っちゃいます(>_<)

こんなところが、
釣りで遭いやすいヘビたちです。

ピカピカなヘビは、
おそらく「ジムグリ」か、
「ヒバカリ」
ですが、
毒はないのでそっとしておきましょう。

なにはともあれ、
ヘビも人も無事で良かったです。

※ 当方初期救急の指導者でもあり、
 応急処置についての記載は指針に基づいています。