鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/05/23 9:06:01|ニッポンの釣り
マダイ釣りを変えたタイラバゲーム
緊急事態宣言は、
更に沖縄県も対象になりました。
期間は、6月20日までだそうです。

これに併せて、東京・大阪などの宣言地域も、
延長になるのは必死と見られているんだとか!?
けれどもオリンピックは、
今尚、強硬開催に向けて突き進んでいます。

ところで、過日、
船釣りで良く用いられる、
専門用語の一部を、解説させて戴きました。

その文中の一節で、
APCさんが、はもので『タイラバ』をやる―
って、船長に許可をもらった云々・・・
​​を、​書いて、
「タイラバについては、またいつか―」
と、お茶を濁して終わりにしました。

書いちゃうと、あの投稿自体が、
すっごく長くなってしまう、
恐れがあったからです(^_^;)

と、云う事で、
本日、そのタイラバについて、
お話ししようと思います(^_^)v

皆さんは、主にブラックバス釣りに使う、
『ラバージグ』と、云うルアーをご存じですか?
多くのバサーは、
縮めて「ラバジ−」と、云いますが・・・

ヘッドと呼ばれるオモリの周りに、
スカートと呼ばれる、
ラバー製(ゴム製)の、ヒラヒラが付いていて、
フックが直接ヘッドに付いている形―。

要するにジグヘッドに、
ゴムのヒラヒラが付いたルアーが、
『ラバージグ』です。

このラバージグを、
マダイ釣り用に応用したルアーが、
タイ(用)ラバー(ジグ)』を、
ギュッと縮めて『タイラバ』と、
呼ぶようになりました。

ルアーフィッシングのエリアと、
可能性を広げたこの釣りを、
『タイラバゲーム』と、呼ぶようになり、
今では、『コマセ鯛釣り』よりも、
人気が高いかもしれません。

考案されて以降、
一気に流行が拡大した観があります。

さて、上の写真をご覧下さい。
左側のイラスト画像が、タイラバの基本形です。

ブラックバス用の『ラバージグ』と、
大きく異なるところは、

ヘッドスカートネクタイフックが、
それぞれ別になっていて、
釣行時の反応を見ながら、この3つのパーツを、
自由に組み合わせられるところだと思います。

これが、着せ替え人形の感覚に似てるので、
女性ファンも多いのかなあ・・・

また、ブラックバスの釣りでは、
ラバージグにアクションを加えますが、
タイラバは、ボトムまで落とす―。
糸ふけを取り、一定の速度で巻く―。
アクションは、基本つけません
これを繰り返す釣り方です。

スカートの動きが、
絶妙に鯛の食い気を誘うのでしょうが、
アクションをつけないんだったら、
ルアーって呼べるのかな・・・
そんなツッコミも入れたくなりますね(^_-)

で、ウマくパターンが決まれば、
右の写真のような立派なマダイが、
ゲットできるのかもしれません!!

タイラバゲームの人気は、
ますます高まるかもしれませんね(^^)
 







2021/05/22 9:06:01|トピック
本栖湖クリーンアップをご存じですか?

まだ梅雨入り雨はしていませんが、
ここ数日、お天気がくずついてますね(>_<)

ところで、
​​​​​​『本栖湖クリーンアップ』と、云うイベントを、
皆さんは、ご存じでしょうか!?

実は、毎年の6月の第一週の土曜日に、
富士五湖の一つ本栖湖に、
多くのダイバー、釣り人、カヌーマン・・・etc
が、一同に介して、
本栖湖丸ごとキレイにしよう―。
そんな呼びかけで始まったイベントです。

本栖湖クリーンアップ2019 | 本栖湖 | Lake Motosuko Tourist Information

自分も、これまでに3回参加致しました。
釣り人組に入って、
主に湖畔のゴミを拾い集める作業をしました。

できれば毎年参加したいところですが、
丁度、他の仕事とブッキングする事が多く、
参加できない状況もあります。

昨年は、コロナで人が集まるイベントは、
ほぼ中止になってしまい、
この『クリーンアップ』も、中止になりました。

そして今年は
公式ホームページをチェックし続けていたところ、
6月5日に、形を変えて実施―
と、情報がリリースされていました。

詳細が決まり次第、
ホームページに改めて発表―。

と、あったので、
感染対策を万全に講じての実施と、
どうやらなりそうな感じです。

例年、参加すると『ほうとう』を、
振る舞ってくれるのですが、

もしかしたら、
飲食についてはNGになるかもしれませんね。
でも、湖畔で食べるほうとう、ウマいんですよ〜

ともあれ、参加すると楽しいイベントですので、
興味がある方は、
ホームページにリンクが貼ってあるので、
是非チェックしてみて下さい。
(前の文中にリンクあります)

梅雨の晴れ間にゴミ拾い―。
富士山もキレイです!!富士山
終わると結構、気分爽快ですよ(^^)/

上の写真は、
ゴミ拾い中の光景と、
湖底から回収された「ワーム」です。







2021/05/21 9:06:01|お気に入りの場所
長野県野尻湖でのバスフィッシング(バサーと釣り人の好ましい関係)

先日の投稿(5月17日)で、
自分が非常勤で講師を務めていた、
新潟県妙高市にある専門学校の実習の1コマを、
紹介させて戴きました。

妙高周辺の水辺で、
釣りと様々なアクティビティーを楽しむ―
『水辺のアクティビティー実習』の、事です。

その中で、海辺の活動は自分で、
淡水の水辺は、相棒の先生―。
が、それぞれ担当していた事にも触れました。

淡水の釣り体験のメインは、
何と云っても、妙高から30分足らずで行ける、
お隣の長野県にある、『野尻湖』での、
バスフィッシング
です。

ブラックバスの話題を持ち出すと直ぐに、
侵略的外来種で、生態系を破壊する―。
だとか、在来種を駆逐する―。
だとか、ことさら危機感を煽って語られる事に、
皆さんは違和感を覚えませんか?

『池の水・・・』の、
見過ぎかもしれませんよ(T_T)

確かに食害は無いとは言えませんし、
言ってもいませんが、バスの食害によって、
絶滅してしまった種はありません。

そんな事がもしあったとしたら、
きっと今頃は、
日本のどんな水辺も、
バスで埋め尽くされている筈―。

そうならないのは、
バスも地域の生態系を形成する一員として、
棲息している―。
と、考えるのが普通だと思います。

さて、このバス釣り体験は、
単にバスを釣る―。
だけではない、非常に有意義な実習でした。

今日は、このブラックバス問題についても、
皆様にも問題提起をしたいと思い、
投稿させて戴く事にしました。

この実習を企画された相棒の先生は、
ご自身も、かつてバスフィッシングで、
プロのトーナメントにも出場経験のある方です。

この、いわゆる『ブラックバス問題』につき、
疑問と違和感を抱き、
徹底的なご自身での調査や検証によって、
多くの事実と、誤解を解き明かして来られた方です。

そして現在も、業界を通じて、
様々な問題を提起し続けている、
インフルエンサーです。

そんな先生が企画された実習ですから、
学生達にとっては、正に目からウロコの連続で、
驚きと、正しい事実認識ができた実習だった筈です。

自分自身も、多くの事を先生から聴き、
学び、誤解を戒め、事実を認めて、
ブラックバスに対する偏見は、
全く無くなりました。
自分にとっても、師と仰げる人です。

本県の、河口湖西湖山中湖では、
ブラックバスは、漁業権対象魚種です。
国内では、この富士三湖と、
箱根の芦ノ湖でしか、
漁業権対象魚種にはなっていません。

漁業権の対象になると、
当該する漁協(漁業協同組合)は、
増殖の義務を負う事になります。

この増殖の為に必要となる資金の一部を
「入漁券」や、「遊漁券」として、
釣り人が購入することで、協力する仕組みが、
いわゆる「入漁券」と、云う物です。

が、野尻湖では、
漁業権対象魚種ではないブラックバスを、
バスを釣る人達(バサー)に、
対象魚種が釣れる可能性がある事を理由に、
入漁券の購入を求めています。

それに、バサーの方々も快く応じ、
入漁券収入があがり、その収益で、
ワカサギ・ヒメマスなどの、
漁業権対象魚種の増殖に貢献しているのです。

野尻湖漁協については、
以下のHPをご覧下さい。

野尻湖漁業協同組合 | (nojiriko-gyokyo.com)

では、漁業権の対象魚種ではない魚を釣るのに、
どうして、抵抗なくお金が払えるのでしょう?
そこが、この野尻湖の漁協の素晴らしいところです。

それは、徹底的な漁場の管理と、
観光収入の増加と云う、
相乗効果により、
一般の釣り人も、バサーも、
観光客の方々も、好ましい関係を築き、
非常にマナー意識が高い場所だからでしょう。

実習では、先ず組合長様から、
バス流出阻止に講じた対策でのご苦労や、
関連団体との調整などについて、
直接お話しを窺う事から始まります。

学生達は、真剣に組合長様の話しを聴き、
時に素直でダイレクトな質問を投げます。
が、それに対して、極めて真摯に
丁寧に答えて下さります。

この組合長様とのディスカッションも、
相棒の先生がいらっしゃればこそ、
実現できた、大変貴重な学びの機会です。

また、漁協の運営状況についても、
極めて良好で健全な、運営が成されています。

一気にバスに対する、
誤解や偏見が消えた学生達は、
純粋にバスフィッシングを楽しむのです。

自分も、純粋に楽しんでいます。
勿論、きちんと入漁券を購入し、
バスが対象魚でない事も確認し、
釣っています。

野尻湖に棲息するバスは、
殆どが魚食性が高く、
繁殖力も強いとされる『スモールマウスバス』

ですが、流出事例は皆無なのです。
この流出防止ネットも、
実習の中で見学しています。

実習で入るのは、
おおよそ菅川エリアです。
産卵床の観察がしやすいからです。

釣る前に相棒の先生から、
バスの産卵行動についても、
正しいレクチャーを受けてから、
釣りを始めます。

ですから、例えノーフィッシュであっても、
全員が納得して釣っているので、
とても充実した釣りになるのです。

是非、機会があったら、
野尻湖でのバスフィッシングを、
体験してみて下さい。


ブラックバスへの偏見がなくなり、
生きもののつながりと、人の正しい関わりが、
体感できる場所です。
 







2021/05/20 9:06:01|釣果報告
荒川で釣ってみたら・・・2(なんであなたが釣れるん!?)

5月15日の投稿で、
甲府市の荒川で釣ってみたら、
コイでもフナでもない何か別の魚を、
バラしてしまった―。

と、何とも情けないオデコ話を、
投稿をしたばかりですが、
0.8号のハリスを、
いとも簡単に切っていったヤツ―。

ヤツの正体をなんとか暴きたくて、
リベンジマッチに行って来ました。

どんより曇って蒸し暑く、
時折雨もパラつくお天気でしたが、
前回同様、ポイントを橋の下にしたので、
濡れること無く続けて居りました。

が、明らかに、前回より魚影が少なく、
ウキに変化が現れません。

練りエサを、時折ちぎっては投げて、
集魚を試みましたが、
コイなどは、対岸の方でばっしゃん・・・。

う〜 キビシイ・・・(>_<)
なんて思っている間に、納竿時間が迫ります。

すると、ウキの横を50センチほどのコイが、
横切ったと、思った瞬間にウキが沈みました。

キーン、プッツン・・・

が、ちょっと大きすぎて、
またまたバラし・・・困った

どうも、コイにはやられっぱなしです。
情けないったら、ありゃしません。

あ〜あ、今日はダメか・・・
なんて半ば諦めかけていると、
もぞもぞと、ゆっくりウキが沈んでいきます。

ヤバい、根掛かりかっ!?・・・
と、聞きアワセをしてみると、動いてます。
引いてるんです!!

なんだっ!?

すると、なんとなく丸っこいものが、
くっ付いてます。

えっ、コレってまさか・・・
の、ソレでありました。

なんで、あんたが釣れるん!?
竿を絞ったのは、なんとっ、
スッポン!!

ある意味、前回のヤツよりヤバいかも(^_^;)
いや、スッポンは在来種ですし、
居ても、全くおかしくないけれど、

あなたが釣れちゃうんですかっ・・・
って、意味でヤバい(>_<)

しっかりとエサを食って、
がっちりハリ掛かりしてましたが、
うっかりハリを外そうとして、

もし指でも食いつかれたら、
カミナリが鳴っても離しませんから、
ハリスごと切ってしまうしか手がありません。

皆さんも、もしスッポンに限らず、
カメが釣れたら、無理して外そうとせず、
ハリスごと切って、リリースして下さい

噛みつかれると、指をかみ切られるほど、
アゴの力が強いので、非常に危険
です。

前回、もしかしたらの、
正体不明のあの魚を釣ろうとしたら、
カメ釣れた・・・

ある意味、荒川、ポテンシャル高いぜ!!

次回こそは、ちゃんと魚を釣ってみせます(>_<)







2021/05/19 9:06:01|ニッポンの釣り
甲府市内で気軽に釣りが楽しめそうな場所を探して・・・6(道探し編)

5月16日の投稿で、
釣りができそうな、
「気になる場所を見つけた―」
と、書きました。

でも、
「行き方が分からない―」
とも書きました。

なので、なんとかこの場所へ行ける道や、
行き方を暴いてみたいと思い、
先日、周辺を歩いてみました。

結果―。
見つかりました!!


でも、
行けない―。
と、云うのも分かりました。


そこで今日の投稿は、
その場所探しの顛末についての報告です。

ぶどう畑の脇を流れている―。
なので、おおよその見当を付けて、
徒歩で行けそうな範囲にクルマを置いて、
周辺を探します。

すると、上をバイパスが通る高架下に、
未舗装の脇道があり、
そこに水路が流れています。

「この水路と同じなのか・・・」
と、周りを見渡しましたが、
どうも筋が違う様です。

水路は浅く、流れがあるところと、
留まっているところが交互にある感じで、
一応、そこにもコイは居ました。

「やっぱり、この筋じゃない・・・」
で、更に歩くと、
北に延びる舗装路がありました(写真1枚目)

西には、先日この場所を見つけた辺りの、
建物が見えて来ました。

と、云う事は、ここを真っ直ぐ西に向かえば、
あの場所へ行ける―。

と、踏んで歩く事、数分・・・。
やはり、見つけた場所に出ました(^^)

「おっ、やった。後はここに入れる道だけ・・・」
と、少し来た道を戻りましたが、道は無く、
行くとしたら、
ぶどう畑の中を突っ切るしか、
他に方法がなさそうです(写真2枚目)。

ここを歩けば不法侵入です。
なので、ここを歩くわけにはいきません。

やはりあの水路は、
この辺りのぶどう畑や、野菜の畑に、
命の水を供給する水路の様です(>_<)

釣りができるとしたら、
手前で見つけた別筋の水路しかなさそうです。
その場所が、3枚目の写真。

葦が繁茂する中州の上下に流れがあり、
コイ釣りならできそうです。

そこで、舗装路を戻って行って、
この道に繋がる侵入絽も見つけました。

只、折しも、周りのぶどう畑では、
ジベ処理作業の真っ最中で、
お仲間も総出でジベ処理をされている畑が、
大半でした。

そんな場所で、
気軽に釣りだなんて不謹慎です(^_^;)

暫くは、この辺りでの釣りは、
控えた方が良さそうです。

ただまあ、
見つける事ができたのは収穫でした。

灯台もと暗しとは良く云ったもので、
こんな身近な所に、
こうした豊かな水がある事も分かりました。