鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/05/20 9:06:01|釣果報告
荒川で釣ってみたら・・・2(なんであなたが釣れるん!?)

5月15日の投稿で、
甲府市の荒川で釣ってみたら、
コイでもフナでもない何か別の魚を、
バラしてしまった―。

と、何とも情けないオデコ話を、
投稿をしたばかりですが、
0.8号のハリスを、
いとも簡単に切っていったヤツ―。

ヤツの正体をなんとか暴きたくて、
リベンジマッチに行って来ました。

どんより曇って蒸し暑く、
時折雨もパラつくお天気でしたが、
前回同様、ポイントを橋の下にしたので、
濡れること無く続けて居りました。

が、明らかに、前回より魚影が少なく、
ウキに変化が現れません。

練りエサを、時折ちぎっては投げて、
集魚を試みましたが、
コイなどは、対岸の方でばっしゃん・・・。

う〜 キビシイ・・・(>_<)
なんて思っている間に、納竿時間が迫ります。

すると、ウキの横を50センチほどのコイが、
横切ったと、思った瞬間にウキが沈みました。

キーン、プッツン・・・

が、ちょっと大きすぎて、
またまたバラし・・・困った

どうも、コイにはやられっぱなしです。
情けないったら、ありゃしません。

あ〜あ、今日はダメか・・・
なんて半ば諦めかけていると、
もぞもぞと、ゆっくりウキが沈んでいきます。

ヤバい、根掛かりかっ!?・・・
と、聞きアワセをしてみると、動いてます。
引いてるんです!!

なんだっ!?

すると、なんとなく丸っこいものが、
くっ付いてます。

えっ、コレってまさか・・・
の、ソレでありました。

なんで、あんたが釣れるん!?
竿を絞ったのは、なんとっ、
スッポン!!

ある意味、前回のヤツよりヤバいかも(^_^;)
いや、スッポンは在来種ですし、
居ても、全くおかしくないけれど、

あなたが釣れちゃうんですかっ・・・
って、意味でヤバい(>_<)

しっかりとエサを食って、
がっちりハリ掛かりしてましたが、
うっかりハリを外そうとして、

もし指でも食いつかれたら、
カミナリが鳴っても離しませんから、
ハリスごと切ってしまうしか手がありません。

皆さんも、もしスッポンに限らず、
カメが釣れたら、無理して外そうとせず、
ハリスごと切って、リリースして下さい

噛みつかれると、指をかみ切られるほど、
アゴの力が強いので、非常に危険
です。

前回、もしかしたらの、
正体不明のあの魚を釣ろうとしたら、
カメ釣れた・・・

ある意味、荒川、ポテンシャル高いぜ!!

次回こそは、ちゃんと魚を釣ってみせます(>_<)







2021/05/19 9:06:01|ニッポンの釣り
甲府市内で気軽に釣りが楽しめそうな場所を探して・・・6(道探し編)

5月16日の投稿で、
釣りができそうな、
「気になる場所を見つけた―」
と、書きました。

でも、
「行き方が分からない―」
とも書きました。

なので、なんとかこの場所へ行ける道や、
行き方を暴いてみたいと思い、
先日、周辺を歩いてみました。

結果―。
見つかりました!!


でも、
行けない―。
と、云うのも分かりました。


そこで今日の投稿は、
その場所探しの顛末についての報告です。

ぶどう畑の脇を流れている―。
なので、おおよその見当を付けて、
徒歩で行けそうな範囲にクルマを置いて、
周辺を探します。

すると、上をバイパスが通る高架下に、
未舗装の脇道があり、
そこに水路が流れています。

「この水路と同じなのか・・・」
と、周りを見渡しましたが、
どうも筋が違う様です。

水路は浅く、流れがあるところと、
留まっているところが交互にある感じで、
一応、そこにもコイは居ました。

「やっぱり、この筋じゃない・・・」
で、更に歩くと、
北に延びる舗装路がありました(写真1枚目)

西には、先日この場所を見つけた辺りの、
建物が見えて来ました。

と、云う事は、ここを真っ直ぐ西に向かえば、
あの場所へ行ける―。

と、踏んで歩く事、数分・・・。
やはり、見つけた場所に出ました(^^)

「おっ、やった。後はここに入れる道だけ・・・」
と、少し来た道を戻りましたが、道は無く、
行くとしたら、
ぶどう畑の中を突っ切るしか、
他に方法がなさそうです(写真2枚目)。

ここを歩けば不法侵入です。
なので、ここを歩くわけにはいきません。

やはりあの水路は、
この辺りのぶどう畑や、野菜の畑に、
命の水を供給する水路の様です(>_<)

釣りができるとしたら、
手前で見つけた別筋の水路しかなさそうです。
その場所が、3枚目の写真。

葦が繁茂する中州の上下に流れがあり、
コイ釣りならできそうです。

そこで、舗装路を戻って行って、
この道に繋がる侵入絽も見つけました。

只、折しも、周りのぶどう畑では、
ジベ処理作業の真っ最中で、
お仲間も総出でジベ処理をされている畑が、
大半でした。

そんな場所で、
気軽に釣りだなんて不謹慎です(^_^;)

暫くは、この辺りでの釣りは、
控えた方が良さそうです。

ただまあ、
見つける事ができたのは収穫でした。

灯台もと暗しとは良く云ったもので、
こんな身近な所に、
こうした豊かな水がある事も分かりました。
 







2021/05/18 9:06:01|釣り用語の解説
お食事中の人はごめんなさい(>_<) バチ抜けって知ってますか?

各地で梅雨入りが早まっていますね。
ジメジメ、ムシムシ・・・
うっとうしい季節が、また始まります。

だけど今年は、去年の様な大雨の被害だけは、
出て欲しくないですよね。

ところで、朝から左の写真を見て、
ギョッと引いてしまわれた方、
ホントごめんなさい(>_<)

お食事中の方、
もっとごめんなさい(>_<)(>_<)

山梨県の方には余り馴染みのない光景ですが、
丁度このくらいの時季に、
大潮が近付いて来ると、

海に近い河川で見られる様になる、
何とも不思議で気色の悪い光景が、
左の写真の現象です。

『バチ抜け―』って、云うんですが、
ご存じの方、はたまた実際にご覧になった方、
って、県内にどのくらい、
いらっしゃるのでしょうか!?
殆ど馴染みが無い事と思います。

この水面を埋め尽くすほどの、
おびただしいニョロニョロ
、何だと思います?
実は、これが『バチ―』と、呼ばれる、
ある生きものたちの総称です。

この生きものたちは、
普段は河口付近の、
泥や砂の中に隠れて生きている、
イソメゴカイと云った多毛類たちです。

別の言い方をすれば、
ベントス―。
底生生物の一種です。

ある目的の為に、
砂の中かから抜けて出て来て、
川の流れに乗って流されていくわけです。

その目的と云うのは、
命を繋ぐ行動―。
即ち繁殖行動なのです。

繁殖のために、
バチたちが、普段の住処の砂の中から、
一斉に抜けて出て来るから、
『バチ抜け』です。

そしてなんで、
敢えて流れ易い日を選んで出て来るか―。
って云うと、流された先で産卵した方が、
より子孫を広範囲に広げられるからです。

でも、まあこの数ですから、
まともには、見ていられないですよね〜。
なのに、こんなバチたちを、
大好物にしている魚がいます。

それが、スズキ(写真下)です。
もう『シーバス』って云う方が、
定着しちゃってますかね(^_^)v

このバチ抜けが始まると、
スズキさんたちは、もうテンション矢印左下矢印左下です!!
狂った様に荒食いをします。

なので、ルアーでシーバス釣りを始める際には、
もっともうってつけな時季
だと云われています。
が、使うルアーは、「ワーム」ですよ(^_^)v

当然、ズズキさんの他にも、
バチ好きの魚もいますから、
その魚に似せたルアーでの、「ミノーイング」も、
非常にヒット確率があがる訳です。

でもまあ、このバチの量ってハンパじゃないから、
シーバス釣れても、
大概は、バチを吐いちゃうらしい・・・
ですよ。

シーバス釣りビギナーさん達には、
うってつけ情報だったかもしれませんが、
ほぼビジュアル事故―。

の、光景ですから、
ニョロニョロが苦手な方には、
毒情報だったやもしれません(^_^;)

どうかタイガーホースになりませんように・・・







2021/05/17 9:06:01|トピック
ある年の『水辺の○○実習』やっぱり女性は頼りになるなあ(^^)
緊急事態宣言が、
追加で発令された地域が増えました!!

と、云う事は、
感染拡大が全く止まっていない―。
って、事です。

本県も、変異株の感染者が増えています。
改めて強く意識して、
感染拡大を何としても食い止めねばなりません。

さて、
風薫る五月も、早くも中旬となりました。

2年前まで非常勤講師をしていた、
新潟の専門学校では、
丁度このタイミングで実習週間に突入でした。

自分が受け持っていた実習は、
『水辺のアクティビティー実習―』
と、云う実習でした。

学校がある妙高市では、
海にも山にも、アクセスが容易なのです!!

なので、月曜日から金曜日まで、
近隣の水辺を楽しみ、味わい尽くす、
まさに水辺のアクティビティーを体験する―。
そんな実習をやっていました。

淡水の水辺は相棒の先生が担当し、
海辺は自分が担当していました。
そして、海辺の実習はキャンプを張って、
食材は現地調達―。
釣って、獲って、食材を確保しました。

ある年の『水辺のアクティビティー実習――』
この年は、
柏崎に出来た『海の管理釣り場』で、
食材を釣ってから、キャンプ地である、
糸魚川市のキャンプ場に向かう―。
そんなスケジュールでした。

なので、例年よりも早く妙高を出発―。
一路、柏崎へと向かったのでした。

事前に相棒の先生と下見に行って、
そこそこ釣れたので、
まあ、食材は心配ないだろう・・・。
そう高をくくっていたのです。

が、がっ、がっっ、
なかなか釣れない―
クサフグばっか―
晩ご飯のおかずがない―

特に男子連中と来たら、
釣れなくっても、どうにかなるしょ〜
的な感じで、投げて待っているだけ(>_<)

唯一、社会人経験者の年長の学生が、
黙々と釣っていましたが、
やはりフグばっか・・・

エサが動かないから、
​​​釣れて来るのは、クサフグ・・・。
だったら、まだいいんですが、
なんと、ヒトデを一荷で釣る始末―

「お前ら、ホントに今夜は飯だけだよ!!」
と、煽るのですが、釣果がありません。

午前中には釣りを終えて、
糸魚川に向かう予定だったのに、
午後2時を過ぎてもノーフィッシュよろよろ

とうとうキャンプ場から学校に、
「学生さん達、まだいらっしゃってないのですが・・・」
と、心配の連絡があったらしく、

留守番の先生から連絡が来て、
ボウズを覚悟した時でした。
もう行かないと・・・

「先生、何か釣れましたョ!!」

と、朝から淡々と釣っていた、
女子学生が釣り上げたのは、
なんとっ!! 
良型の『メバル』でした(写真左)。

「やったー!!」
全員の顔に安堵の表情嬉しい

続いて、
「先生、これ何ですかぁ!?」
と、別の女子学生が見せてくれたのは、
これまた美味しいお魚の、
『カナガシラ』でした(写真右)。

カナガシラは、大きな胸びれを持つ、
ホウボウの仲間です。

ホウボウほど大きくはならないのですが、
味蕾(みらい)
と、呼ばれるひげの様なヒレを使って、
海底を歩く様にして、エサを探すのです。

「うわあ、カナガシラやん。
  これ、美味しいんだよ!!」
って、教えてあげるとにっこり(^^)

いやっ、凄い、あっぱれ!!
やっぱり、女性は頼りになるわあラブ

それを見た相棒の先生は、
即行で仕掛けを付け変えて、
カナガシラを1尾追釣!!

自分もなんとか
ちびメバルが釣れて、
ギリギリのところでボウズ脱出―。

既に糸魚川に着いて、
テントを張り終えてなきゃいけない午後4時―。
やっと、柏崎を出たのでした。

男子どもは移動中も爆睡眠い
糸魚川のキャンプ場に着いたのは、
日没直前の午後5時過ぎでした。
そこからみんなでテントを張って・・・

手の込んだ料理はできませんでしたが、
なんとか全員で、
苦労して女子が、釣って下さったお魚を、
みんなで味わう事ができたのでしたスマイル

確か、味噌汁にしたんだよなあ・・・

男子ども、感謝せ〜よ!!

料理も積極的に手伝ってくれた女子たち、
彼女たちは、当時あった保育学科の学生です。

きっと、面倒見の良い保育士さんとして、
今も活躍してくれてると思います!!

今日はそう言えば今頃だったよなあ・・・
と、回顧の投稿でありました(^_^;)

 







2021/05/16 9:06:01|ニッポンの釣り
甲府市内で気軽に釣りが楽しめそうな場所を探して・・・5
立夏を過ぎて、
暦のうえでも夏―。

またこの暑さは、
もう真夏―!?
そんな気候が続いていますね。

まだ身体が暑さになれていないし、
マスクが離せませんから、
皆さん、熱中症には、
くれぐれもご注意下さい
ネ(>_<)

ところで、
甲府市内で気軽に釣りが楽しめそうな場所探し
ですが、
先日も1カ所、
とても気になる場所を見つけました

川と云うより
以前お伝えしたフナとナマズを釣った場所―。
みたいに、ほぼ水路なのです。

ぶどう畑の脇を流れているので、
この辺りのぶどう畑に、
水を供給するんだと思います。

水量も割とあって、
コイが結構たくさん居るのが分かるのですが、

アクセスできそうな場所とか、
クルマが置ける場所とか、
何より、
この場所に行く道が分からないのです。

水路の様な感じなので、
足場が少し悪いのですが、
こんな所に、こんな場所があったとは!?

長く甲府に居ても、知らなかったぁ(>_<)
どうやって行けばいいんだろう・・・

いやあ、気になる(^_^;)
気になるけれど、
子どもさんには、かなりリスク高めかも・・・