鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/05/15 9:06:01|釣果報告
荒川で釣ってみたら・・・

昨日まで、怒濤の鮎釣り5連続でした(^_^;)
しかも、最後の5日目は、
ついつい長〜くなってしまいました。
何卒、ご容赦下さいませ(>_<)

それで今日の投稿は、
甲府市内で気軽に釣りが出来そうな場所
の、1回目の投稿で紹介した荒川に行って、
釣りをしてみました。

が、釣ったポイントは、
その時に写真に写したポイントより、
若干、下流側に移動した場所での、
釣りとなりました。

理由は、下見に訪れた時より、
凄く減水してしまっていたからです。
おそらく河川工事が影響している―。

と、思われますが、
ともあれ、
下流側に竿が出せる場所を見つけました。

川原には、黄色くてキレイではあるけれど、
周りの植物を浸食する外来種、
『オオキンケイギク』が、
次々に花を開いています。

さて、時間のリミットは2時間弱―
果たして釣れたのでしょうか!?

この日は、前回まで使っていたエサがなくなったので、
新たに『つけるだけ』と、云う練りエサを購入。
仕掛けは同じですから、
ポイントを決めて釣り始めるまで僅か3分でした。

水が濁っていて、
なかなかタナが決まらなかったのですが、
ウキ下30aくらいで、
もぞもぞとウキが動き始めました。

が、キメアタリがないまま時間が過ぎます。
タイムリミットまで30分となった頃、
いいアタリが出ました。

が、合わせが強かったのか、空振り―(>_<)
と、手前に魚影が見えました
が、どうも泳ぎ方がコイでもフナでもありません。
ナマズっぽくもありません。

なんだろうなあ・・・
と、思い、魚影の見えた辺りに仕掛けを投じました。
ツンと、沖に走るようなアタリ!!
それっ、

確かに手応えがあった瞬間、
ハリスが一発で飛びました。
0,8号のハリスですから、
そこそこのコイでも切れない筈―

気を取り直してハリスを交換しました。
再チャレンジすると、
またも同じ様なアタリが出て、
また同じ様にプツン(>_<)

いや、これはコイじゃないぞ!!
鋭い歯がないとこんなに簡単には切れない!!

リミット間際で最後のあがき・・・
再び沖へ走るツン―

うりゃ、キーン・・・

糸が鳴る走り、最初のひとのしをかわし、
頭を自分の方に向ければ、
こっちのものです。

竿であしらおうとしたところで、
再び沖に走られて、無念またプツン泣く

何だったんだろ・・・
バラした事よりも、魚の正体を確かめたかった・・・
コイやフナではない、あの魚影―魚
ブラックバスでもないですね。

ぽかった―。
って、範囲で云えばニジマスみたいな魚影でした。
まあでも、荒川のあの場所で、
それはないでしょう。

昔は放流して、
マス釣り大会なんかもあった記憶があって、
残りマスが釣れた―。
なんて事もあったみたいなんですけどね。

ちょっとあの魚の正体が分かるまでは、
荒川に通うことになりそうです!!

再釣行を誓ったのでしたグー
オオキンケイギクと、
同じ類いの魚だったら、どうしよ・・・

その為にも、釣って正体を明かしたいです。
多摩川が「タマゾン川」なんて異名が付いて、
外来種が多くなってしまっている現状もあります。

荒川の様な都市河川では、
同じ様な事が起こりうるので、
なんとか正体暴きしたいですね。
 







2021/05/14 9:06:01|釣り具の小宇宙
アユ釣り道具の小宇宙3(釣りのメカニズムを理解して選ぶ)

鮎釣り投稿、連続3日目―
あっ、いやっ、
ドブ釣りの分も入れたら5日連続でした(^_^;)

大好きな釣りなので、
書き始めたら、
なかなか止まらなくなっちゃって・・・
ひとまず、これで区切りにします(^_-)

さて、道具の紹介と選び方を書いて来ましたが、
今日は仕上げとして、
竿と、友釣りを成立させるための、
仕掛けや、細部の小物について、
一気に紹介しようと思います。

途中でくたびれたら、
また気が向いた時に、
続きを読んで下さいませ(^_^)v

今日は写真のない道具の事も書きます。
左の写真は、全て仕掛けの部分ですので、
文中に書き込みます。
予め、ご承知置き下さいネ(^^)/

それでは、鮎竿の事から始めます。
が、いきなり掛かった鮎の、
「取り込み」から、説明しますよ。

友釣りは、おとり鮎を、
縄張りを持った鮎の、正しく「縄張り」へ、
強制的に送り込む釣り
です。

従って、取り込む際には必ず2匹の鮎を、
同時に取り込まないといけません。


これは釣り方と、釣り人の趣向によりますが、
取り込み方は二つ―。

「抜き」と、「寄せ」です。
ですが、最初は「寄せ」の取り込みを、
理解すべしと、自分は考えています。

さて、友釣りの竿は長い
この事は、多くの方が認識されていると思います。
7.2bから長い物で11bもある延べ竿です。

今の鮎竿は普通に、
「抜き」の取り込みができるでしょうが、
そんなに長い代物であれば、
本来なら重くって、とても片手で抜いて、
タモでキャッチなんて事は難しいのです。

竿の著しい進化と軽量化により、
「抜き」が、主流になった訳ですが、
竿はあくまでバランスで選ぶべきだと考えます。

硬調とか、中硬々とか、
硬さの表示も参考にしますが、

先ず釣りに行く川の川幅がどれくらいあるのか、
自分の腕力はどの程度か、
その竿を一日持ち続けてどうか・・・

等々を総合的に判断して、
自分の身体に合った竿を選んでもらえば、
硬さは余り気にしない方がいいです。

基本、竿が硬くなれば重くなるし、
柔らかくなれば、軽くなる傾向です。
自分は川に立っていますから、
二尾の鮎に引きずられないことが大事です。

そして取り込みは、
「寄せ」を基準に考えて欲しい・・・

選ぶ際には、最初から10b竿を選ばない事。
全部延ばして暫く持ってみる事。
そして、腕が疲れたりしない事を基準に、
選んで欲しいなあって思います。

綺麗な寄せの取り込みは、
その人の確かな技量を物語るもの
―。
抜いてホームランなんて云うのはダサいです(>_<)

続いては、仕掛けについてです。
友釣りの仕掛けは、おおよそ3段階に分かれます。

天井糸(天糸)水中糸
そして、鼻カン周り仕掛け
の、3つです。

では、それぞれ解説します。
先ず天井糸は、おとり鮎を操作して、
泳がせたいポイントへ導く糸
だと、
考えて下さい。

素材は、ナイロン製でも、
フロロカーボン製でも構わないと思いますが、
水切れが良くって、竿先にまとわり付かない糸で、
竿の半分から、やや手元に近い部分まで、
天井糸にします。
太さは0、8号〜1.2号くらいが良いと思います。

この間に、リリアン糸などをはさみ、
チチワ結びで、水中糸へ連携します。

水中糸は、おとり鮎に負担を与えず、
活発に泳ぎ回る手助けをする糸
です。

その為、糸自体が沈みやすく、
可能な限り細ければ、鮎は元気です。
そう考えると、
ナイロン製は水を吸収しやすいので、
今は余り使われなくなりました。

糸自体が沈みやすい―
しかも、より細く・・・。
と、云う事で開発されたのが、
金属糸です。

D社から発売された『メタ○○○ー』は、
画期的で、友釣りを大きく変えました。
太さは髪の毛よりも細い、0.01号―

ですが、金属なだけに錆びたりとか、
値段が、高くなってしまったり、
キンクによるバラしが課題となり、
かつての人気は影を潜めています。

変って今主流になりつつあるのが、
フロロカーボン製の水中糸です。
吸水性が殆どなく、適度に伸びるので、
使い勝手も、コスパも、良いと思います。

この水中糸の川面に出ている部分に、
目印を付けるので、
水切りの良い糸が好まれるのです。
太さについては、
自分はおおよそ0.3
〜0.4号くらいを使っています。

最後になった「鼻カン周り仕掛け」です。
この釣り方を考えついた先人の、
アイディアや探究心は、本当に凄いと思います。

ここが最も肝になる部分ですので、
写真で説明していきましょう。

では、一番上の写真をご覧下さい。
絵と云うより、イラストですね(^_^;)

これは鼻カン周りの仕掛けが、
どんなセッティングになっているかを、
とっても分かり易くしてあります。

先ず鼻カンから説明します。
おとり鮎は、この鼻カンによって、
仕掛けと繋がれています。


鼻と呼ばれているのは、
「吻(ふん)」と、云う部位なのですが、
通常魚の吻は、中で繋がっています。

この部分に昔は真鍮で作った
「輪っか」を通したそうですが、
吻の片方から輪っかの先を通せば、
もう片方から先が出て来ますよね。

魚は痛点がないと云われてはいますが、
最近の研究では、魚にも痛点はある―。
そう考え直されているようです。

が、そんな事を考えると、
魚釣り自体できなくなっちゃいそうなので、
自分は考えないようにしています(T_T)

さて話しを戻しましょう。
今は手返しが早くなる、ワンタッチの
移動鼻カン
がメインになっています。

仕掛け糸に鼻カンと、
『逆さバリ(逆バリ)』を結んだものが、
二番目の写真です。

実は、この逆さバリこそ、
友釣りを成立させている、
最も重要な役割を担っています。


逆さバリは、
鮎の尻ビレの端から、
ほんの少し腹ビレ側に寄った位置に、
逆さまに、浅く刺して置きます。

逆さバリのチモトあたりには、
ハリス止めが一体化していて、
このハリス止めに装着するのが、

3枚目の写真の「掛けバリ仕掛け」
と、なる訳です。

写真は、3本錨(いかり)と、4本錨ですが、
注目して欲しいのは、
錨バリの底からちょこんとはみ出している、
糸の先端です。

実は、これが大事なんです。
掛けバリの仕掛け糸は、
張りのある腰の強い糸で、
『ホンテロン』などが、良く用いられます。

この張りのある糸が、掛けバリより先に、
川底を擦って流れるので、
根掛かりを防いでくれるのです。

縄張りに侵入者(おとり鮎)を見つけると、
野鮎は、追い払おうとして、
背ビレ辺りをぶつける様に、
体当たりして来ます。

この時に逆さバリから出ている掛けバリに、
体が触れると、食い込む様に刺さる訳です。

そうなると、掛かってしまった鮎は、
自分の縄張りに戻ろうとして、
更に深く掛けバリが刺さっていきます。

なぜなら、野鮎が身を翻した瞬間に、
逆さバリが外れて、
テコの原理が活かされるっていう、
なんとも科学的な理論のうえに、
この友釣りは成立しています。


ハリの種類も様々あって、
刺さり易くて外れにく『キツネ』
とにかく掛り易『早掛け』
とにかく深く刺さる『矢島』などです。

また、上記のハリの進化形とも言える、
様々な掛けバリも出ています。

ハリの大きさは、
いずれも、7号を基準に選んで下さい
出来合いの物で充分です(^_^)v

また錨バリではなく、
ハリを分散させて付ける「ヤナギ仕掛け」は、
同一方向に分散させてあり、

「チラシ仕掛け」は、
互い違いに分散されています。

まだまだ鮎釣り道具には、
たくさんたくさんアイテムがありますが、
また機会を見つけて紹介しましょう。

最後まで読んで戴き、
本当にありがとうございました。








 







2021/05/13 9:06:01|釣り具の小宇宙
アユ釣り道具の小宇宙2(釣りを安全に快適にスタイル編)

鮎釣り投稿続けます(^_^;)
昨日は友釣りの基本として、
おとり鮎の管理を目的にした、
道具について紹介させて戴きました。

今日は、基本川に立ち込んで釣りをする、
この鮎釣りを、安全に快適に行う為の、
トータル的なスタイルを支える、
コスチュームアイテム
を3つ紹介します。

昨日と同じ様に、
左の写真の順番にお話ししますね(^_^)v

では、早速1枚目―

​​​​​​『鮎ベスト』です。
いわゆる釣りベストですが、一番の特徴は、
胸周辺にポケット類が集中し、
他の釣りのベストより丈が短い事です。

前記した通り、友釣り時はほぼ川に入ってますから、
川原と距離がある訳です。
なので、仕掛け交換や掛けバリの交換も、
川に立ち込んだまま行います。

その為、胸周辺にポケット類を集め、
そこから小物を取り出し易い様に作ってあります。
また、丈が短いのも、
時に腰以上まで立ち込む場合もあり、
ポケットに水が入り込み難くする為に、
敢えて短くなっています。

また、他のベストに比べて、
撥水性の高い素材を用い、通気性も高めています。

でも、ポケットのファスナーやパッチは、
きちんと締めておかないと、
中身が流出しちゃいますので、ご用心です(>_<)

2枚目の写真―

『鮎タイツ』です。
ウェットスーツと同じ素材で作られています。
ですから当然、水を通します。
が、スキューバダイビングをされている方は、
きっとご存じでしょう。

通水性な故、自身の体温で体温の保温ができます。
一方、通水しないドライスーツの素材でできた、
鮎タイツもあるのですが、
ハッキリ言ってお勧めできません。

夏の釣りですから、
発汗による脱水が怖いのです。

釣りに夢中になっていると、
給水がおろそかになりがちなので、
せめて発汗を抑える為にも、
ウェットタイツをお勧めします。

3枚目―

『鮎タビ』です。
素材は、鮎タイツと同じ素材が多いです。
ソールにはフェルトが貼ってあります
滑りやすい川底を歩くには、
やはりフェルトが安心です。

鮎タビと云えども、
「足袋」ですから、
多くの商品は、普通の足袋のように、
親指と他の指が分かれた形です。

が、外から見ると靴状で、
中で割れている「中割れタイプ」も、あります。

また、どうしても履き慣れない人向けに、
「ズックタイプ(普通の靴の形)」も、あります。

足袋は、しっかり床を踏みしめるために、
指が割れています。なので、
しっかりと川底を踏んで歩く為に、
指が割れているのだ―。と、考えて下さい。

ところで、川に立ち込む際のアイテムとして、
ウェーダーもありますよね。

ですが自分は、ウェーダーでの友釣りは、
溺水のリスクが高まりますので、
推奨できません。と云うか、
推奨しません。

以前の投稿でウェーダーについては、
リスクも含めてお伝えしてございます。
改めて参考にして下さい。
鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」 (easymyweb.jp)

それでなくても、普通の釣り以上に、
様々なリスクがある特殊な釣りです。
安全には万全を期さねばなりません

安全こそ最優先です。
カッコ良さじゃなく安全重視で、
スタイルアイテムを選んで下さい


帽子や、ベストの下に着るシャツなどについては、
おしゃれ感覚を楽しんでもらっていいと思います。

ですが、やはり速乾性と通気性に優れた、
素材のアイテムを、選ぶようにしましょう(^_^)v

他にも、引き舟や鮎ダモを固定し、
腰を安定させる「鮎ベルト」
直射日光から目を守るサングラスなども重要です。

が、サングラスは必ず、
川底の視認性を高めて、
上質な苔と鮎のはみあとを探すためにも、
水面のギラギラを遮る、
「偏光グラス」に、しましょう。

3回目は、
いよいよ竿と仕掛けのアイテムについて、
お伝えしますね。

皆様の参考にして戴ければ幸いです(^^)/
 







2021/05/12 9:06:01|釣り具の小宇宙
アユ釣り道具の小宇宙1(おとり鮎の管理)

緊急事態宣言
今日から改めて延長されます。
今度の期限は5月31日までですが、
その前に、
一体、どうなっちゃうんだろ(>_<)

ところで、そんな中でも季節は進んでいます。
今月下旬あたりから、
各地でアユ(友)釣り解禁
となります。

が、アユ釣りに使う道具の数々も、
とってもたくさんありますから、
初心者の方々には、
その道具選びだけでも大変です。

やってみたいな・・・。
折角、そう思って下さっても、
「面倒だな・・・」
「お金がかかりそうだな・・・」

と、二の足を踏んでしまわれる方も、
きっといらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、アユ釣りの道具について、
これから何回かに分けて、
考え方や、使い方選び方などを、
紹介していきたいなって考えています。
昨日まで、ドブ釣りの話しをしましたから、
友釣りに絞ってみたいと思います。

さて1回目の今日は、
なんと云っても友釣りは、
「おとり鮎の管理から始まる―」

と、云う事で、

おとり鮎を最後まで、
イキイキと、活発に泳いでくれる様に、
管理する道具のご紹介です。


左の写真の順に、お話ししていきますね(^_^)v

では、1枚目の写真
これは、『オトリ缶』と、云う道具です。

缶―。と、付いているくらいですから、
昔は、真鍮などの柔らかく、
水で冷えやすい金属を、
缶状に加工してありました。

が、現在は、
ほぼ素材はプラスティック製になり、
缶状の物よりも、
箱状の物が多くなりました。
もちろん、
缶がなくなった訳ではありません。

釣行時に、おとり屋さんで買った鮎を、
これに入れて川原に持って行き、
写真の様に、オトリ缶の中に、
川の水が常時入れ替わっているように置いて、
オトリ鮎をストックして置く道具です。

流されないように、
写真の様に石を置いておくのも忘れずに・・・

2枚目の写真は、
「引き舟」と云います。

見てお分かりの様に、形はまんま「船」です。
「船」ですから、浮いていないとお話しになりません。

友釣りは、ローテーションの釣りです。
掛かった鮎は、次のおとり鮎となって、
また次の掛り鮎が・・・。
と、云う調子で繰り返す訳です。

なので、
釣り人と一緒に船がいないといけません。
役目を終えたおとり鮎は、
船の中で泳ぎ続ける事ができます。

運悪く友だちを連れて来られなかった鮎は、
暫く船で一時お休み戴いて、
再びの出番を待って戴きます。

従って引き舟は、常に釣り人と一緒に川に居て、
釣れた鮎をイキイキしたまま守る船なのです。

3枚目の写真
この道具は、最近は余り見られなくなりましたが、
『通い筒』と、云います。

使用中のおとり鮎の活性がまだ高い時など、
仕掛けを付けたまま、
場所を移動したりする時に使います。

釣りたいポイントに移動したら、
タモにおとり鮎を戻し、
逆バリを打って、釣りを直ぐに再開できます。

と、おとり鮎の管理だけで、
これだけ道具があり、
付属品(例えば、エアレーター)も加えれば、
予算的にも厳しくなるかもしれません。

が、この中で何が一番大切なアイテムか
と、問われると、
自分は、「引き舟」だと、答えます。

引き舟は移動時には、
持って運べば水漏れは殆どありませんし、
エアレーターを付けられるタイプの物もあります。

また、鮎釣りのゲーム性を楽しむ為にも、
引き舟を使いこなす事が大切です。

通い筒は、特段無くても大丈夫です。
移動の際は、
引き舟の中からイキの良いアユを選んで、
おとりにして下さい。

最初は余り容量の大きくない物を選びましょう。
​フリマサイトや、
ネットショップなども上手に活用して下さい。
先ずは「引き舟選び」が重要です。

ローテーションを覚え、
数を安定して掛けられる様になったら、
オトリ缶を購入して、
更なる釣果アップを目指して下さい。

次回は、友釣りを快適に安全に行う為の、
身の回りアイテムと、
コスチュームなどについて紹介しますね。

分からない事があれば、
遠慮無く問い合わせホームから、質問して下さい(^^)/

 







2021/05/11 9:06:01|釣り具の小宇宙
伝統工芸士が作る『播州毛針』をご存じですか!?

緊急事態宣言17日目―

本来なら、
今日で緊急事態宣言が、
解除される日でありました。

延長を決めた矢先から、
早々と感染拡大の真っ最中で、
次もまた再延長になったら、
今度こそオリンピックどころではなくなるでしょう。

ところで昨日の投稿で、
アユの『ドブ釣り』について書きました。

このドブ釣りに使う毛針が、
数も種類も多すぎて、
いっさら覚えさらなんだ―(>_<)
って、書きました。

どの針を見ても同じ様に見えるのですが、
やはりそれぞれに特徴があって、
何より綺麗だし、美しいんですよね。

初めて、ドブ釣りの毛針を見た時は、
正直、びっくりしました。
そして、入荷して来る箱に、
毛針が入っているパッケージの中に、
書いてあったのが、
『播州毛針』の文字でした。

この播州毛針伝統工芸品であり、
長い伝統に蓄積された、
知識と技術を持つ「伝統工芸士」が、
手作業で巻いているものだと云う事を、
仕事を通じて知ることとなったのです。

播州は、今の兵庫県の事ですが、
毛針作りが盛んなのは、西脇市です。

どうも、隣県のと、加賀(福井県)に共通する
織物文化である、
友禅織りと深い繋がりがあるそうなんです。

友禅に使う絹糸が、
毛針に用いられる事があったそうで、
この美しさは、
こうした文化と文化の融合に寄って開花し、
現在まで受け継がれて来たのでしょう。

播州毛針について、
詳しく書かれているサイトも見つけました。

播州毛鉤(ばんしゅうけばり)の特徴 や歴史- KOGEI JAPAN(コウゲイジャパン)

それでは最後に、
必死に覚えた針の名前を、
思い付くままに書いてみたいと思います。

ですが、記憶を辿って書くので、
「そんな針はねえョ」と、
ツッコミながら見て戴けると有り難いです(^_^;)

では、やってみましょう(^^)/

青ライオン・赤ライオン・赤ライオン黄ヅノ
お染・お染二の字・金熊・黒熊・国龍・国華十二号
サキガケ・清水・茶熊・八つ橋・闇烏
・・・etc

う〜ん、もう無理かも・・・
ドブ毛針の小宇宙、お楽しみ戴けたでしょうか!?

釣りの伝統工芸品は割とあって、
『江戸和竿』や、『庄内竿』などもそうです。