緊急事態宣言12日目―GWの連休は終わりました。
が、この間、全く感染拡大は収まりません。
それどころか、福岡県や北海道、
そして、四国徳島県などでも、
感染者数が過去最大を塗り替えています。
おそらく、緊急事態宣言も延長でしょうが、
まあ、ホントに政府は何もしていません。
全部、都道府県に丸投げです。
おそらくGWで地元に帰った議員連中が、
どっかで酒飲んだ―。
宴会開いた―。
感染した―。
そういうニュースがきっと出てきますよ(怒)
ところで、
昨日は
「今更聴けない釣り用語1」として、
『投げ釣り編』を、投稿しましたが、
続けて今日は
『船釣り編』として、
幾つかの専門用語を、解説してみましょう(^_^)v
以前の投稿で、
一部の用語はお伝えしてありますが、
覚えていらっしゃいますすかぁ(^_-)
『ヒラメ40コチ20』とか、
『タナとタチ』とか、
『ノッコミ』と、
『落ち』とか、
これらは、おおよそ船釣りで使う用語です。鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」 (easymyweb.jp)が、こればっかりじゃあありません。
まだまだ色々ありますよね(^^)/
昨日は、
釣り具店での客と店員とのやりとり―
と、して紹介致しました。
が、今日はまた少し変化球―
釣り船の
船長さんと客とのやりとり―で、船釣り用語を解説しますね(^_^)v
客「船長、おはようございます!!」
船長「おはよう。じゃあ、
乗船名簿書いて!!」
と、一見さんは、
ちょっとぶっきらぼうに言われました。
ですが、
乗船名簿はしっかり書きましょう。逆に、
何もなくて乗れる釣り船は、
乗らない方がいいです!!
客「船酔いするかもなので
胴の間に、
乗っけてもらえませんか?」
船長「酔うのはあんただけじゃないっけもんで、
ウチは
釣り座はクジっ引きだよ。
でも、途中で交替すっから!!」
釣り船は、
左舷と右舷側に分かれて、
おおよそ席が決まっています。これが船の
釣り座(席)です。
椅子などが付いている場合もあります。
一方、会話の釣り船の様に、
席に番号が振ってあって、
おおよそその場所で釣る―
そんなケースもあります。
ぶっきらぼうな船長さんですが、
釣り座を後で交替してくれるというのは、
なかなか良い船長さんです(^o^)
釣りが始まると、
アタリが集中してしまう席が、
出てしまうかもしれません。ゲスト全員に釣果があるように、
途中で変えてくれるというのは、有り難い情報ですね。
で、くじを引いたら、
「トモ2番」と、札に書かれていました。
トモは、船尾の事を指します。
そして、船には上記した通り、
左舷と右舷があるので、
この船ではトモの2番は、左舷側だそうです。
トモ1番には、なんと若い女性が座りましたよ。
「よろしくお願いします」と、
あいさつをすると、なんと
APCの方なんだって!?
APCは、
「アングラーズ・ペン・クラブ」の略で、
釣り専門誌や、スポーツ紙の釣り欄に記事を投稿する、
釣り人兼記者さんの事です。
最近は、若い女性も多いんですよ!!
ミヨシには、ベテランさんと覚しき男性が、
両舷に釣り座を構えました。
ミヨシはトモと逆―。
即ち、
船首の事です。
ミヨシもトモも釣れる確率は高いのですが、
揺れる場所なので、酔うと辛い場所です。
なので、常連さんとか、
中乗りさんの竿が、
予めセットされている場合も多い
そして
胴の間には、親子連れが入りました。
船長「皆さん、悪いけどこの親子はオレが面倒みっから、
ここで固定にしてくれや!!」
と、操舵室の前に座らせました。
胴の間は、
船の胴の部分。即ち
真ん中です。
揺れが少なく、船長さんや
中乗りさんの目が届き易く、
釣りがし易い釣り座だと言えます。
中乗りさんは、ビシアジの回で紹介済みですね(^_-)が、時に
胴の間に当たったばっかりに、
船長にどやされたりすることも、昔はあったよなあ・・・今日の対象魚は、イサキです!!さあ、ポイントに着きましたョ(^o^)
船長「はい、始めていいよ。
タチは
100 反応は、
上から50くらいから出てるョ。
50から
ハリス分落として、50まで誘って!!
アタリがあったら、直ぐ巻かんで
追い食いさせて!!」
出ました、いいアドバイスですよ!!
解説します(^^)/
このポイントの
水深は100b(
これがタチ)で、
魚の反応(魚群探知機に写る魚影の事)は、
海面から50bから写っている(
これがタナ)
なので、50bから仕掛けの長さの分、
余計に落としなさいと指示しています。
そしたら、
(コマセを振りながら)タナの50bまで、
誘いながら巻きなさいとの指示―。
でも、誘い上げて来る間に、魚が掛かっても、
直ぐに巻き上げないで、待っていれば他の魚も、
食ってくるから・・・。
と、そう云う指示を的確に出してくれました。
朝イチから釣れました。
胴の間の親子連れも、船長のアドバイスで釣れてます。
良い笑顔だなあ・・・
船長「おーっ、反応なくなったもんで、あげて!!
移動するよ。その間に、1つづつ釣り座も動いて!!」
船長「その前に、トモのお客さん、
スパンカー降ろしといてや」
客 「はい任せて〜!!」
APCのお姉さんが慣れた手つきで、
スパンカーを緩めました。
スパンカーは、
船尾に付いている三角形の帆の事です。
スパンカーを張ることによって、
風の抵抗で船が風上に向くという便利な帆です。写真にも、青い帆が写ってますでしょ!?
これが
スパンカーです。
ほ〜っ、
って相づち打って戴けると有り難いです(^_^;)
お次のポイントに着くと、
APCのお姉さんが、別の竿をセットしました。
APC「船長〜!!
はものやっていい!?」
船長「あんただったらしょ〜んないよ。鯛か!?」
APC「そう。
タイラバよ」
はものと云うのは、本来のターゲットではない、
別の魚を狙う事で、
「端物」と書きます。
ここのタチは120
タナは上から80〜60で、幅が広い様です。
船長「ここは鯛も出るョ 鯛やりたい人は、
100くらいから反応出てるゾ!!」
釣り船の全てが、
はものをやらせてくれる訳ではありません。
もし、別のターゲットを釣りたい場合は、
必ず船長さんの許可をもらって下さい。
黙ってやっても、バレちゃいますからね(>_<)
それに、勝手にはもの釣りをすると、
メインの魚の群れが散ってしまう事もあるので、
抜け駆けは絶対にNGです。
ここでも、イサキは好漁でした。
APCのお姉さんも、見事に3キロクラスの、
立派な鯛をゲットしましたよ!!
そして、
沖あがりとなりました。
帰りは風を切って爽快に走ります。
港が見えて来ました。
沖あがりは、
船釣りの納竿時間の事です。
海域によって、
細かく規定されている事もあります。
それまでに、釣れなかったら、
また今度、頑張りましょう(^o^)
無事の帰港です。
客「いやあ、船長ありがとうございました」
船長「おう、あんたなかなか上手いよ。
手返しもよかったもんで、またおいで!!」
と、船長が言ってくれたら、
認めてくれた証拠です(^_^)v
因みに
手返しと云うのは、
釣る時の手際の良さ―。と、云う意味です。
仕掛けを絡めたり、投入に時間が掛かると、
手返し悪い―。と、なる訳です。
朝とは違って、ニコニコでした(爆)
こうして馴染みの釣り船を、
見つけるのも楽しいんです!!
なんか盛り込み過ぎちゃいましたね(^_^;)
そうそう。
タイラバについては、また日を改めて!!