緊急事態宣言11日目―早くも延長不可避論が出ている様です。
お願いだけで特に政府は何もやってないので、
当たり前ちゃあ、当たり前ですが、
振り回される国民は、もう怒り心頭ですよ
ところで、GWも今日で終わり。
そして、
今日はこどもの日ですね。
けれど、この
コロナ禍でいちばんの被害者は、
大人の都合や事情で振り回され続ける、
こども達かもしれません。
こども達こそ、国の宝―。
彼らの健やかな成長を祈るばかりです!!
さて、ここのところ山梨県内とか、
割と狭い範囲の話題が、
多くなっていましたね(^_^;)
と、云う事で今日は、
大海原に向かって、豪快に竿を振って、
遠くにいるお魚ちゃんを釣る―。投げ釣りについて話します。
(左写真)実は、クロダイ釣りを覚えるまでは、
投げ釣りがイチバン好きな釣りだったんです。
そこで、これから始めたいなあ・・・。
って、考えていらっしゃる方々や、
特に、お子さんや奥様に、
コーチを頼まれたんだけど、
投げ釣りの用語って、結構あったよねぇ・・・。
と、
「今更、人に聴けんなあ・・・。」思っていらっしゃる、プチベテランさん向けに、
投げ釣り用語と、釣り方のプチ解説―。
の、お節介をやきたいと思います(^_-)
山梨県内の釣り人さんだと、
もしかしたら、不意に聴かれて答えが分からん・・・
って、結構あるあるかなあ!?
なんて思っています。
では、先ずは用語解説です。
釣り具店での会話・・・
客 「○○でキスを釣るには、
どれくらい投げるの?」
店員 「そうですねえ、
4色くらい投げたいですね」
投げる距離を聴いたら、4色だと色を云われました。
これ、
投げ釣りの基本の基―。
1色は、25bです。従って、
4色は100bです。
これは、今は様々ですが、
以前の投げ釣り用の糸が、
25b毎に色分けされていたので、
投げる距離を糸の色で換算した訳です。
客「ふ〜ん、じゃあリールはどういうのがいいで!?」
店員「こちらの
浅ミゾの、
ワイドスプールのなんていかがでしょう!?
今度は、投げ釣りに向いているリールを聴きました。
そしたら、
浅いミゾの幅の広いリールはどうですか?と、勧められました。
(右の写真様なリール)投げ釣りのリールは、
ドラッグの性能よりも、
より遠くに糸を飛ばす機能を重視します。
そうなると、
ミゾが深くて長いタイプのスプールは、
摩擦抵抗が大きくなるので、飛びにくくなる―。
と、示唆しています。
また
投げ専用リールには、ドラッグ機能は、
鼻から付いていないケースが多いのです。
以上、
投げ釣りの道具のセールストークでした(^_^)vお次は、
釣り方の専門用語です。
客 「キスの釣り方教えてくりょう!?」
店員「投げ終わったら、先ず
糸ふけを取って下さい」
糸ふけと云うのは、
釣り糸が弛んでいる様を云います。
岸から離れた場所の魚を釣るので、
糸が弛んでいると、食べたかどうか分かりません。
なので、
糸がたるんでいる分を、
先ずはリールに巻き取って、糸を張りましょう―。
と、店員さんは伝えました。
客「ほんで、次はどうするで!?」
店員「巻きながら、
ヨブ(またはカケアガリ)を、
探して下さい。先ずはそこで止めます」
ヨブは、海底の起伏の事です。
キスは、こうした起伏に居着いている事が多いので、
先ずはそこで糸を張ったまま止めましょう―。
そうアドバイスしましたよ(^_-)
店員「そこで
アタリが無かったら、
ゆっくり
さびいて下さい。
蟻が歩く程度って、云われています。」
アタリは、
魚がエサに食いついて、
糸を伝って来るサインの事です。
さびくは、
糸を張ったまま引っ張る事です。
よく聞く
サビキ仕掛けは、
糸を張って魚を食いつかせる仕掛けの意味で、
擬餌針付きの仕掛けの事を指す訳ではありません。店員「ゆっくり
さびいて、
ヨブで止めて待って・・・
の、繰り返しで岸まで巻いて来て下さい」
客「わかった。忙しいに、悪かったじゃんね」
ここで、店員さんが
「いいさよ〜」って、
云ったかどうかは分かりませんが、
投げ釣りの用語、なんとなくわかりましたか?
釣り具店での、お客さんと店員の会話風に、
お話ししてみました。
以下は、投げ釣りに使われる道具の数々です。
竿・・・できれば投げ専用の竿が好ましい
長さは、3.3b〜 4.5bくらい。
天秤・・・場所と釣魚に合わせてチョイス。
ジェット天秤・・・
シロギス・
メゴチなど
海藻天秤・・・ 同上(但し、砂地に最適)
スパイク天秤・・・
カレイ・
イシモチなど
竿掛け・・・1本だけ竿を置けるタイプのほか、
複数本、竿を置けるタイプもあり。
メゴチばさみ・・・
メゴチは、ネズミゴチという魚の俗称。
ぬるぬるしていて、エラの横に棘があるので、
直接触らないための専用のハサミがある。
ハサミと云うより、トングですね。
また、糸を巻いた時に、
「
ちから糸はどうしますか?」と、聞かれる場合があります。
投げ釣りは重たいオモリを付けて投げるので、
遠心力が掛り過ぎると糸が切れます。
なので、予めオモリが付けられる様に、
糸がだんだん太くなっている糸があり、
この糸を、
「ちから糸」または、
「テーパーライン」と呼びます。
こんなところを、
投げ釣りの基本として覚えて下さいネ(^_^)v