鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/05/05 9:06:01|釣り用語の解説
今さら聴けない釣り用語1(投げ釣り編)
緊急事態宣言11日目―

早くも延長不可避論が出ている様です。
お願いだけで特に政府は何もやってないので、
当たり前ちゃあ、当たり前ですが、
振り回される国民は、もう怒り心頭ですよ怒る

ところで、GWも今日で終わり。
そして、今日はこどもの日ですね。

けれど、このコロナ禍でいちばんの被害者は
大人の都合や事情で振り回され続ける、
こども達かもしれません

こども達こそ、国の宝―。
彼らの健やかな成長を祈るばかりです!!

さて、ここのところ山梨県内とか、
割と狭い範囲の話題が、
多くなっていましたね(^_^;)

と、云う事で今日は、
大海原に向かって、豪快に竿を振って、
遠くにいるお魚ちゃんを釣る―。

投げ釣りについて話します。(左写真)

実は、クロダイ釣りを覚えるまでは、
投げ釣りがイチバン好きな釣りだったんです。

そこで、これから始めたいなあ・・・。
って、考えていらっしゃる方々や、

特に、お子さんや奥様に、
コーチを頼まれたんだけど、
投げ釣りの用語って、結構あったよねぇ・・・。

と、「今更、人に聴けんなあ・・・。」
思っていらっしゃる、プチベテランさん向けに、
投げ釣り用語と、釣り方のプチ解説―。
の、お節介をやきたいと思います(^_-)

山梨県内の釣り人さんだと、
もしかしたら、不意に聴かれて答えが分からん・・・
って、結構あるあるかなあ!?
なんて思っています。

では、先ずは用語解説です。

釣り具店での会話・・・

客 「○○でキスを釣るには、どれくらい投げるの?
店員 「そうですねえ、4色くらい投げたいですね

投げる距離を聴いたら、4色だと色を云われました。
これ、投げ釣りの基本の基―。
1色は、25bです。従って、4色は100bです。

これは、今は様々ですが、
以前の投げ釣り用の糸が、
25b毎に色分けされていたので、
投げる距離を糸の色で換算した訳です。

客「ふ〜ん、じゃあリールはどういうのがいいで!?」
店員「こちらの浅ミゾの、
   ワイドスプールのなんていかがでしょう!?

今度は、投げ釣りに向いているリールを聴きました。
そしたら、浅いミゾの幅の広いリールはどうですか?
と、勧められました。(右の写真様なリール)

投げ釣りのリールは、
ドラッグの性能よりも、
より遠くに糸を飛ばす機能を重視
します。

そうなると、ミゾが深くて長いタイプのスプールは、
摩擦抵抗が大きくなるので、飛びにくくなる―。
と、示唆しています。
また投げ専用リールには、ドラッグ機能は、
鼻から付いていないケースが多い
のです。

以上、投げ釣りの道具のセールストークでした(^_^)v

お次は、釣り方の専門用語です。

客 「キスの釣り方教えてくりょう!?」
店員「投げ終わったら、先ず糸ふけを取って下さい」

糸ふけと云うのは、釣り糸が弛んでいる様を云います。
岸から離れた場所の魚を釣るので、
糸が弛んでいると、食べたかどうか分かりません。

なので、糸がたるんでいる分を、
先ずはリールに巻き取って、糸を張りましょう―

と、店員さんは伝えました。

客「ほんで、次はどうするで!?」
店員「巻きながら、ヨブ(またはカケアガリ)を、
    探して下さい。先ずはそこで止めます」

ヨブは、海底の起伏の事です。
キスは、こうした起伏に居着いている事が多いので、
先ずはそこで糸を張ったまま止めましょう―。
そうアドバイスしましたよ(^_-)

店員「そこでアタリが無かったら、
   ゆっくりさびいて下さい。
   蟻が歩く程度って、云われています。」

アタリは、魚がエサに食いついて、
糸を伝って来るサインの事
です。

さびくは、糸を張ったまま引っ張る事です。
よく聞くサビキ仕掛けは、
糸を張って魚を食いつかせる仕掛けの意味で、
擬餌針付きの仕掛けの事を指す訳ではありません。

店員「ゆっくりさびいてヨブで止めて待って・・・
   の、繰り返しで岸まで巻いて来て下さい」
客「わかった。忙しいに、悪かったじゃんね」

ここで、店員さんが「いいさよ〜」って、
云ったかどうかは分かりませんが、
投げ釣りの用語、なんとなくわかりましたか

釣り具店での、お客さんと店員の会話風に、
お話ししてみました。

以下は、投げ釣りに使われる道具の数々です。

竿・・・できれば投げ専用の竿が好ましい
    長さは、3.3b〜 4.5bくらい。

天秤・・・場所と釣魚に合わせてチョイス。
  ジェット天秤・・・シロギスメゴチなど
  海藻天秤・・・ 同上(但し、砂地に最適)
  スパイク天秤・・・カレイイシモチなど

竿掛け・・・1本だけ竿を置けるタイプのほか、
      複数本、竿を置けるタイプもあり。

メゴチばさみ・・・メゴチは、ネズミゴチという魚の俗称
        ぬるぬるしていて、エラの横に棘があるので、
        直接触らないための専用のハサミがある。
        ハサミと云うより、トングですね。

また、糸を巻いた時に、
ちから糸はどうしますか?」と、聞かれる場合があります。

投げ釣りは重たいオモリを付けて投げるので、
遠心力が掛り過ぎると糸が切れます。

なので、予めオモリが付けられる様に、
糸がだんだん太くなっている糸があり、
この糸を、「ちから糸」または、
「テーパーライン」と呼びます。

こんなところを、
投げ釣りの基本として覚えて下さいネ(^_^)v





 







2021/05/04 9:06:01|ニッポンの釣り
甲府市内で気軽に釣りが楽しめそうな場所を探して・・・3

緊急事態宣言10日目―

今日は緑の日ですね(^_^)v
山々も緑が日に日に濃くなって、
モリモリして来たきがしませんか!?

それにしても、残り1週間です。
起死回生で感染者が減りそうな予兆も
見られませんよね・・・。

さて、
甲府市内で気軽に釣りが楽しめそうな場所探し
続けていますよ〜(^_-)

今日の場所も、
甲府市内にお住まいの方なら、
写真を見れば、直ぐに分かりそうな場所
です。

ですが、川の名前は明かしますが、
ポイントの詳細までは書きません。
予め、ご承知置き下さい。

それでは、左の写真をご覧下さい。
今日の候補の写真は、ここです―!!

『相川(あいかわ)』です。
けれど、このポイントでは、
いつも探すフナは見えませんでした。

コイの魚影も、
これまで紹介させてもらった場所の中でも、
いちばん少なかったです。

一方、オイカワだと思われる魚影は、
結構たくさん見えたので、

オイカワ、モツゴ、アブラハヤ・・・
などが、ターゲットになって来ると思います。

が、一点、
ポイントに掛かる橋の欄干に、​​​
『橋上での釣り禁止』の、
気になる警告ボードが、掲示されていました。

しかも、漁協の名前も並記してあったので、
雑魚の入漁券(鑑札)が要るかもしれません。

購入しても、おそらく数百円ですが、
ほぼ全ての河川で釣りをする場合には、
入漁料を支払うことがルール
となって居ます。

雑魚の場合、
黙認してくれるのがおおよそですが、
念のため、釣り具店さんや漁協さんに、
直接、問い合わせてみて下さい。

橋の上からの釣りは、
とても危険ですから、
必ず川原に降りてから釣る事になります。
階段で川原に降りられる場所も見つけました!!

流れは緩やかなので、
のんびり釣りができるかもしれません。
でも、看板は見ても、釣りをしてる人を、
やっぱり見たことがないので、
GWが明けたら、釣りに行ってみたと思います。

予想通り、オイカワがメインであれば、
うまくハマれば、たくさん釣れるかもよ(^_^)v







2021/05/03 9:06:01|お魚のふ・し・ぎ?
覚えていますか?(このコイたちは何をしているのか!?)
緊急事態宣言9日目―

新たなワクチンが入って来て、
東京と大阪で、大規模な接種会場を設けて、
そこで使用する見込み・・・。
なんだとか!?

それでも、
遅い―。と、
揶揄されてしまうのでしょうね。

ところで、上の写真をご覧下さい。
実は、毎日更新を始めた直後の、
昨年の4月25日の投稿に、
載せた写真と同じ写真です。

2匹のコイが寄り添って泳いでいる―。
そんな姿です。
そしてこの日の投稿カテゴリーは、
『レッツスタディー』で、

これって、何をしているのでしょう!?

と、皆さんに問いかけた投稿でした。
ここのところ、あちこち甲府市内の川を、
覗き歩いていますが、
こうしたコイの姿をあちこちで見て来ました。

先日、ナマズマブナを釣った例の場所でも、
これと同じ光景が繰り広げられていました。

そこで今日の投稿では、
このコイの行動の理由を、
1年を経て、答え合わせしたいと思います。

実は、この春から初夏にかけての時季は、
多くの魚たちにとっても「恋」の、季節―。

即ち、この行動は、
産卵を行う前段階、
つがいになって産卵を促す、
『ランデブー』です。


おおよそ雌のコイの方が大きいので、
上から見て、お腹もぷっくらしていて、
少し大きいのが雌―。

ややスマートで、
追いかけ回して居るように見えるのが雄です。

が、雄は当然1個体ではありませんから、
1尾の雌に対して、
若い雄が何尾も追いかけている―。
そんな光景も良く目にします。

そして、過日にも書いた通り、
マブナは雌ばかりなので、
ランデブー中のコイに、
くっついて回り、産卵の瞬間を窺っています。

雌のコイが産卵したら、
ちゃっかり自分も産卵して、
コイの放精によって繁殖します。

今、各地の川では、
こうした命の営みが繰り広げられています。

ご自宅の近くの川でも、
ちょっと汚れた都市河川でも、
観察できるので、このGW中に、
ちょっと水辺に行ってみてはいかが・・・







2021/05/02 9:06:01|トピック
フィールドサインを見落とすな2(今年は怖いかも・・・)
緊急事態宣言8日目―

なかなか減らない新規感染者に、
業を煮やしたのか、
とうとう都知事の発言も、
支離滅裂になって来ました。

オリピックを控えての、いざこざも然り、
思うようにならない展開に、
さすがの風見鶏も方向が定まらず、
グルグル回りっぱなしですね。

さて、大型連休の序盤は、
すっきりしないお天気でした

そして、後半の3連休が明日から始まります。

ところで、今年は春が速かったので、
既に終わってしまっている
山菜もあるかもしれませんが、

GWは格好の山菜採りシーズンですから、
山に入ろうと、企てている方も、
きっといらっしゃるかと思います。

併せて、渓流釣りに入ろうとされている方も、
もしかしたら多いかなと思います。

が、昨年の秋の事を思い出して下さい。
各地でクマのの出没が相次ぎ、
駆除されてしまったクマも居ました。

理由を想像すると、
おそらくですが、夏山に人が入らなかった事で、
人間の臭いや気配を感じなかった事で、
クマが安心して行動範囲を広げた―。
そんな状況があったと考えます。

そしてそのまま冬を越して、
一気に春がやって来ました。

おおよそクマが冬眠から目を覚ますのは、
4月の雪解けが進む頃ですが、
今年は既に、クマは行動範囲を広げています。

しかも、子育て中のクマが多いと思います。
ですから、水辺や山菜などがある場所にも、
クマは盛んに出ているだろうと思っています。

上の写真をご覧下さい。
左がクマの足跡―。そして、
右がクマの糞―。です。

このいずれかを見つけたら、
近くにクマが居る―。
そう考えて良いと思います。

でっかいし、肉球も分かりますよね
また、雑食性のクマは、
糞の中に、木の実や植物の種なども、
多く残っています


クマのこうした痕跡は、
この季節に、
絶対に見落としてはいけない、
フィールドサイン
です。

出会い頭に遭遇してしまい、
もし子どもが居たら―。
と、考えると、非常にリスクが高いです。

実は自分も、
毎年、山菜採りに何回か山に行きますが、
今年は危ないと思っているので、
おそらく行かないと思います。

特に県内の方、
武川筋の山は、クマの痕跡が多い様に思います。
釣りで何度か足跡、糞を目撃しています。
見えなくても、早々に帰りました。

山菜採りにしても、渓流釣りにしても、
単独で行くのは非常にリスクが高いので、
複数名で、きちんと距離を保ちながら行動して下さい。

クマさんも親ですから、
子どもを守るために必死
です。
人間の方から、距離を取ってあげましょう(^^)/







2021/05/01 9:06:01|トピック
できたらあの場所でルアーでナマズ釣らないで下さい。
緊急事態宣言1週間―

この変異株は、
ちょっとやそっと人流を抑えたところで、
全く効果がないのではないですかね。
新規感染者が、一向に減少方向に向かいません。
効果が出て来るのは、今週以降でしょうか!?

ところで、
自分でナマズを釣っておきながら、
偉そうに言えた義理ではないのですが、

先日、ナマズとフナを釣った「例の場所」は、
とても川幅も狭く、
直ぐ近くを幹線道路が走っています。


これから段々と、
陽気が夏に向かっていくと
きっとあの場所にも草が茂って来て
ナマズの寝床が増えて来そうな気がします

エサで、40aアップのナマズが釣れるなら・・・。
と、夜のナマズゲームできんじゃね!?
って、思ったアングラーさんが、
きっといらっしゃったと思うのです。

が、できたらあの場所では、
ルアーでのナマズゲームは、遠慮して欲しいです。

なぜなら、直ぐ脇に野菜の畑や、
ぶどう畑もあります。
夜で状況が分からなくなって、
意図せず畑に入ってしまったり、

農家の方が丹精込めて作ったぶどうを、
喉の渇きをぶどうで満たしたり・・・
そんな事が、もし起こってしまったら、
とんでもない事態になるでしょう。

このブログを読んで戴いて居る方に、
こんな事を申上げるのは、
甚だ失礼な事だと承知して居ます。

が、こうした川は、そっとしておいて、
できれば子ども達が、
楽しんで釣りができる場所であって欲しい―。


ですから、あの場所の話題はここで封印します
詳しい場所の開示も致しません

何卒、ご理解を戴き、
ナマズのルアーゲームは、しないで戴けるよう、
心より、お願い申上げます。