実は、今ワタクシ伊豆大島に居ります。 なので、この投稿は、 事前の予約投稿であります(^_^;)
おそらく今頃は、 釣り場に向かっているくらいの時間だと思います。 今日はこちらで1泊して、 明日の午後に、帰路に就きます。
釣果のご報告は、 帰宅してから行いますね〜!!
さて、予約投稿の話題は、 企画展を見学に行って以降、 ちょくちょく登場している、 俳人 飯田龍太と、文人 井伏鱒二との、 あたたかい交流のお話しです。
企画展を見に行った際に、 ミュージアムショップで、 二人の交流を紹介した「冊子」を、買いました。
それを読みながら、 「へぇ〜」とか、「ふ〜ん」とか、 イチイチ感心していました。
そしたら、あったんですよ!! 井伏が、龍太の釣りに講ずる姿を見て、 それを評価した、エピソードを見つけたんです。
それがなんだか、やけにツボって、 読みながら、ニヤニヤしてしまいました。 変ですよね〜(^_^;)
その紹介文には、 こう記してあります。
井伏は、龍太の釣姿を 「時雨を呼びそうな寂しげな姿だ」と評した。
と、あります。友人の釣ってる姿が、 妙に寂しげだ、雨が降って来そうだ・・・ なんて、言葉を下品にすると、 ディスっているんですよ(>_<) どう、思いますぅ!?
さて、この評価が書いてある井伏の作品は、 随筆『飯田龍太の釣り』と、『余談』と、 云う二つの作品だそうです。
『飯田龍太の・・・』の、方では、 こう書いているそうです。
「龍太さんの釣り姿については、 もう私に言ふべき資格がなくなった。ただ 今まで見た範囲で言へば、 ひっそり釣ってゐるようであった。 しんとした感じを出してゐる釣り方である。 今にも時雨をよびそうな、寂しげな姿である」と。
また、『余談』では、 「時雨を呼ぶ一本足の案山子のやうに しんとして釣ってゐる」 と、綴っているそうです。
で、そのエピソードに沿えてあったイラストが、 上の写真です。更に、撮影 井伏鱒二
と、添え書きしてありますから、実際の写真を、 そのまま模したイラストだと思います。
どうですか・・・ 背中に漂う哀愁といい、首の感じといい、 言い得て妙だなあ・・・。って、感じませんか!?
でも、これは友人だからこその、 ユーモアに満ちた高評価なんだなあ・・・。 って、そう思いました。
実は、自分がイチバン苦手な釣りは、 黙って釣る事―。です。
一人で釣っていてる時も、ブツブツ独り言を垂れ、 仲間と釣っている時は、ガハハと笑って喋る(^_^;) 「オイ、ウキを見ろ!!」 「釣りに集中せーや!!」 って、きっとウザがられる釣りです。
ですが、釣りの極意は、 石となり、木となり、自然と同化して釣る・・・ 欲を捨て、釣りに没頭せよ―。 と、説かれています。
この極意の如く、飯田龍太は、 「凜とたたずみ、釣っている。 きっと時雨が来ても、あの姿は変らない・・・」 と、井伏は痛く感心したんだと思います。
自分が思うに、井伏の釣り方は、 きっと自分に近くて、せわしく動き、 「釣れた〜!?」などと、仲間の釣果を気にして、 快活に釣る―。そんな姿を想像しました(^^)
二人が愛した共通の釣りは、山女魚釣りです。 山女魚に雨は、良く似合うのです。 地方によっては、「アメゴ」とか、 「アメノウオ」とも、呼ばれます。
良く似た「アマゴ」は、「雨子」と、書いたりします。 なので、きっと井伏は、 二人で山女魚釣りができる事を、心から喜び、 最大の敬意を込めて、「案山子」と、評したのかなあ・・・
今、自分も釣り仲間と、楽しく釣ってる最中ですよ(^_^)v まあ、でも案山子じゃあないわ〜ね〜 m(_ _)m
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