鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/04/01 9:06:01|お気に入りの場所
大島 釣行報告 1 (船が揺れて・・・)
皆様、おはようございます!!
一昨日の夜、
無事に伊豆大島釣行より、戻って参りました(^o^)/

では、今日からアレコレご報告させて戴きますね。
先ずは、乗船から上陸に至るまでの報告です!!

前線が通過する―。
そんな予報で、実は出船も心配していました。
山梨を出ると時にも雨が降り出し、
海は荒れるとの予報でもありました。

が、直前の見込みは「就航」―
決定は午後5時と云う事でしたが、
そこまで待機していると、間に合いません。
なので、見切り発車で出発しました。

東京竹芝に向かう最中で、
同行の仲間から、
「就航決定」の知らせが入りました。

午後8時過ぎに、竹芝に到着―。
待合にいると、八丈便の「橘丸」が、着岸しました。
すると、ぞろぞろと大勢のお客さんが降りて来ます。

中でも、ロッドケースとクーラーを持った、
釣り人さんが多かったなあ・・・。

ロッドケースだけでは判断ができませんが、
その長さから、おそらく1ピースのジギングロッド―。
そんな人が殆どでしたね。

でも、この時点では、
大島便のお客さんは、まばらな状況でした。
出船は午後10時です。

午後9時前、都内住の仲間と合流。
乗船手続きを取ってもらっている最中、
「何を釣りに行かれるんですか?」
と、若い女性に声を掛けられました。

少しお話しさせてもらうと、
なんと彼女も釣りをされていて、
今日も、船でアジを釣って来たと云います。
ロッドケースとでっかい荷物を持っていたので、
声を掛けて下さったそうです。

が、今回は、大島でツーリングをするんだそうで、
島でお会いできたらいいですね・・・。
なんて、言葉を掛けながら、別々に乗船しました。
でも、乗船口は賑やかでした。
皆さん、島旅を楽しみにしてるんだなあ・・・

予定通り、船となった『さるびあ丸』は、
竹芝を離れていきました。
なんと、新造船は6階建てのデカさで、
エレベーターまで付いていました。
明日の朝には伊豆大島に到着予定です。

船室も、凄く綺麗に豪華になって、
ベッドもとてもいい感じです(^_-)
日が変る前に床につきました。
明日には、2年ぶりの大島です。

が・・・
ゴー、ビュー・・・
バチバチバチ・・・
トイレに行きたくなって目が開くと、
夜中の2時頃、船は大きく揺れていました。
外の風と雨の音も大きくって、
ひょっとして、引き返すのでは・・・。
そんな心配もしちゃうほど揺れています。

でもまあ、なるようにしかならないので、
上陸を信じて再び、寝床に戻りました。

そして迎えた5時半頃、
船内放送で、6時前に岡田港に着岸の知らせ―。
なんとか無事に上陸できたのでした。

彼女も無事に上陸できたろうか・・・
そんな事を考えながら、タラップを降りました。

港には、既にレンタカーをお借りする
ダイビングショップの方が出迎えて下さりました。
が、まだ海にはうねりが残り、風もありました。

そして、仲間のセカンドハウスへと向かう途中、
仲間の知人である島のガイドさんから電話があって、
なんと、ジェット船は全便欠航の知らせ(>_<)

今日、熱海からジェット船で合流予定だった、
仲間からも、熱海に向かっいる途中で、
その情報を知ったそうで、
「行けなくなっちゃった・・・」
そんな淋しい報告がありました。

海は回復しそうではありましたが、
こうなったら、その仲間の分までも、
調査を頑張らねばと、
残った二人で出発!!

が、元町付近の海は荒れて居て、
釣りができそうな感じではありません。

そこで、風を避けられる―。
と、云う事で向かった先は、
「泉津(せんず)港」です。

どうやらワンドになっている様で、
外の海は荒れていましたが、
釣り場は風は少し気になるものの、
充分に釣りができそうな感じでした。

で、今日のポイントは、
「泉津港」に決定!!
釣りを始めたのでした。

と、云う事で、今日の報告はここまで・・・
どんな釣りをして、何が釣れたかも含めて、
報告致しま〜す(^_^)v

 







2021/03/31 9:06:01|お魚紹介
大島釣魚図鑑 3
さあ昨日までの、
1泊2日での今回の大島釣行は、
果たして釣れたのでしょうか!?
そして、めでたく、美味しく、
食べられたのでしょうか!?

おそらく今頃は、
まだ寝ぼけているかと思いますので、
大島釣魚図鑑の3回目で繋ぎます(^_^;)

前回は、【カ行】と、【サ行】でした。
今日は、【ナ行】のお魚を、
2種ご紹介します。

今日は、写真は2枚ですので、
上の左の写真、右の写真の順で紹介します。

が、果たして、
昨日までに島で釣った魚を、
更にこの図鑑に、加えていけるでしょうかネ(^_^)v

【ナ】 ナンヨウカイワリ

 スズキ目 アジ科


採取地  元町港 
採取釣法 ウキふかせ釣り
体長 30a
調理方法 カルパッチョ・フライ
     切り身にして味噌漬け・塩麹漬けなど

食材評価  4

※可能な限り加熱調理すること

【二】 ニザダイ(サンノジ)
※尾びれの上辺りにある3本の黒い筋が俗名の由来
 この部分は、ヤスリの様になっており、
 うかつに触ると手指に切創を負う危険アリ 注意

 
スズキ目  ニザダイ科

採取地   元町港
採取釣法  ウキふかせ釣り
体長     30a
調理方法  
必ず皮を剥いで調理

独特な磯臭さがあるが、身は白身で淡泊
臭いはエサ(海藻類)によるもの。
近年、キャベツを食べさせる事で脱臭に成功
大手回転寿司チェーンで人気のネタに・・・


フッシュカツ・ムニエル・ピカタなど洋食向きか!?

食材評価   2


この、大島釣魚図鑑は、
不定期に更新して参りますので、お楽しみに(^_^)v







2021/03/30 9:06:01|ニッポンの釣り
こんな風に釣りしていればいいのですが・・・

今日も予約投稿です。
こんな風に釣りができているといいのですが・・・

無事に上陸できているものとして、
書き進めましょう(^_^;)

おそらく、今は「絶好釣中」―。
だと、踏んで居りますが、

納竿する時間までに、
写真以上に、笑顔満開になってたらいいなあ・・・

1枚目
おそらく、釣りをしているのはこの場所でしょう!!
向こうに見える大きな船は、
東海汽船の「さるびあ丸」です。

2枚目
自分の指で、お魚の顔を隠しちゃってますが(^_^;)
この魚、実はヒラマサなのですよ!!
ちっさいけどね〜

3枚目
で、じゃーん!!
きっと、スカリはもっと満杯じゃ(^_^)v

帰りは、高速船セブンアイランドで、
東京竹芝まで、ひとっ飛びです。

 







2021/03/29 9:06:01|トピック
井伏鱒二が飯田龍太の釣り姿を評して・・・
実は、今ワタクシ伊豆大島に居ります
なので、この投稿は、
事前の予約投稿であります(^_^;)

おそらく今頃は、
釣り場に向かっているくらいの時間だと思います。
今日はこちらで1泊して、
明日の午後に、帰路に就きます。

釣果のご報告は、
帰宅してから行いますね〜!!

さて、予約投稿の話題は、
企画展を見学に行って以降、
ちょくちょく登場している、
俳人 飯田龍太と、文人 井伏鱒二との、
あたたかい交流のお話しです。


企画展を見に行った際に、
ミュージアムショップで、
二人の交流を紹介した「冊子」を、買いました。

それを読みながら、
「へぇ〜」とか、「ふ〜ん」とか、
イチイチ感心していました。

そしたら、あったんですよ!!
井伏が、龍太の釣りに講ずる姿を見て、
それを評価した、エピソードを見つけたんです。

それがなんだか、やけにツボって、
読みながら、ニヤニヤしてしまいました。
変ですよね〜(^_^;)

その紹介文には、
こう記してあります。

井伏は、龍太の釣姿を
「時雨を呼びそうな寂しげな姿だ」と評した。


と、あります。友人の釣ってる姿が
妙に寂しげだ、雨が降って来そうだ・・・
なんて、言葉を下品にすると、
ディスっているんですよ(>_<)
どう、思いますぅ!?

さて、この評価が書いてある井伏の作品は、
随筆『飯田龍太の釣り』と、『余談』と、
云う二つの作品だそうです。

『飯田龍太の・・・』の、方では、
こう書いているそうです。

「龍太さんの釣り姿については、
 もう私に言ふべき資格がなくなった。ただ
今まで見た範囲で言へば、
ひっそり釣ってゐるようであった。
 しんとした感じを出してゐる釣り方である。
今にも時雨をよびそうな、寂しげな姿である」


また、『余談』では、
「時雨を呼ぶ一本足の案山子のやうに
 しんとして釣ってゐる」

と、綴っているそうです。

で、そのエピソードに沿えてあったイラストが、
上の写真です。更に、撮影 井伏鱒二

と、添え書きしてありますから、実際の写真を、
そのまま模したイラストだと思います。

どうですか・・・
背中に漂う哀愁といい、首の感じといい、
言い得て妙だなあ・・・。って、感じませんか!?


でも、これは友人だからこその、
ユーモアに満ちた高評価なんだなあ・・・。
って、そう思いました。

実は、自分がイチバン苦手な釣りは、
黙って釣る事―。です。

一人で釣っていてる時も、ブツブツ独り言を垂れ、
仲間と釣っている時は、ガハハと笑って喋る(^_^;)
「オイ、ウキを見ろ!!」 
「釣りに集中せーや!!」
って、きっとウザがられる釣りです。

ですが、釣りの極意は、
石となり、木となり、自然と同化して釣る・・・
欲を捨て、釣りに没頭せよ―。

と、説かれています。

この極意の如く、飯田龍太は、
「凜とたたずみ、釣っている。
きっと時雨が来ても、あの姿は変らない・・・」

と、井伏は痛く感心したんだと思います。

自分が思うに、井伏の釣り方は、
きっと自分に近くて、せわしく動き、
「釣れた〜!?」などと、仲間の釣果を気にして、
快活に釣る―。そんな姿を想像しました(^^)

二人が愛した共通の釣りは、山女魚釣りです。
山女魚に雨は、良く似合うのです。
地方によっては、「アメゴ」とか、
「アメノウオ」とも、呼ばれます。

良く似た「アマゴ」は、「雨子」と、書いたりします。
なので、きっと井伏は、
二人で山女魚釣りができる事を、心から喜び、
最大の敬意を込めて、「案山子」と、評したのかなあ・・・

今、自分も釣り仲間と、楽しく釣ってる最中ですよ(^_^)v
まあ、でも案山子じゃあないわ〜ね〜 m(_ _)m



 







2021/03/28 9:06:01|お魚紹介
大島釣魚図鑑 2

では、昨日に引き続き、
大島釣魚図鑑の2回目です。

昨日は【ア行】の、
大島釣魚を紹介しました。

なので、順序に従って今日は、
【カ行】から始めたいと思います。

また、釣れた魚であっても、
写真がない場合もあります。
何卒、ご容赦下さい。

【カ】 カサゴ(アラカブ)

カサゴ目 フカカサゴ科

採取地  元町港付近 
採取釣法 ルアー&ブラクリ
体長 30a
調理方法 カルパッチョ・アクアパッツア
     カラアゲ・アラ汁など
食材評価  5

【カ】 カンパチ(ショゴ)
スズキ目 アジ科

採取地   元町港付近
採取釣法  ウキふかせ釣り
体長    40a

調理方法  刺身・あら炊き
      串カツなど

食材評価  4

50aに満たない若魚は、
ショゴとも云う
大きくなると1bを越える場合もある。

【ク】 クロメジナ(グレ・クロなど)
スズキ目 イスズミ科

採取地  元町港
採取釣法  ウキふかせ釣り
体長    30a

調理方法 刺身・煮魚・寄せ鍋など
皮の下に脂があるので、
皮を湯引きして酢味噌で食べたり、
皮だけ唐揚げにしても美味しい。

食材評価  4(夏期は味が落ちるので)

釣り人の間では、
オナガと云われる。
えらぶたに黒い縁取りがある。
一方メジナは、
クチブトと呼んで区別する。

【サ行】

【サ】 ササノハベラ


スズキ目 スズキ亜目 ベラ科

採取地   元町港付近
採取釣法  ブラクリ
体長    20a

調理方法 塩焼きなど
鱗が硬く、身は柔らかいため、
ぬめりだけ落として、鱗がついたまま調理。
食べる際は、皮を剥がしてから食べる。

意外と美味。関東では不人気

食材評価  3


今日は、【カ行】と、【サ行】
大島釣魚を、ご紹介させて戴きました!!

なんだか、少しお天気が芳しくない感じ・・・(^_^;)
自分、雨男っす(>_<)
気温は、あったかいみたいですけどね。

数年前は、台風接近で予定が吹っ飛びました。
船が無事に出航できるのかっ!?
それが心配です。