鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/04/12 9:06:01|お魚紹介
ウスバハギをトレードした理由
先日の伊豆大島での釣果報告で、
ウスバハギが釣れて、
その後でオジサンが釣れたので、
ウスバハギとオジサンを交換トレードした―。
なんて事を、書きましたね。

実は、コレにはちょっとした理由がありました。
釣れた魚が、絶対にウスバハギだったのか―。と、
強く問われると、少し自信がなかったんです。

上の写真をご覧下さい。
左が、大島で釣った『ウスバハギ』です。
で、右の写真はと云うと、
この魚、『ソウシハギ』と、云います。

パッと見た目、良く似ていますでしょ!?
それもその筈、どちらも「カワハギ」と、
同じ仲間で、棲息する環境もほぼ一緒です。

只、『ソウシハギ』の方が、暖かい海に多く、
関東近海には余り居ません。
が、年々その棲息エリアの南限が、
北に上がって居ると云う報告があります。

実は、この『ソウシハギ』と、云う魚は、
猛毒を持っていて、
同じ毒を持つ魚を食べた後の死亡例が、
多数報告されている怖い魚です。

しかも、その毒はフグ毒よりも強力なのです(>_<)
このソウシハギの他、『アオブダイ』や、
これまで無毒と思われていた『ハコフグ』にも、
報告されています。

ところで皆さんは、
フグ毒の成分ってご存じでしょうか!?
最も死亡例の多い、『トラフグ』の毒の正体は、
『テトロドトキシン』と、云います。

一方、『ソウシハギ』の毒の正体は、
『パリトキシン』と、云って、
猛毒『テトロドトキシン』の70倍―
なんて恐ろしい事も云われています。

そんな事で、
まだ自分は、『ソウシハギ』を釣った経験がないので、
大きさも、形も酷似した魚ですから、
ウスバハギで間違いない―。と、云う、
確固たる自信がなかったんです。


こうして写真で比べて見れば、
青い鮮やかな斑点や、尾びれの大きさなど、
異なる部分も多いですから、
やっぱり釣ったのは「ウスバハギだった・・・」と、
確信に変って居ります。

が、もし間違って中毒でも起こしてしまったら、
大変な事になりますから、
転ばぬ先の杖―。
と、云う事でウスバハギをリリースしたのです。
オジサンが美味しい―
って、言うのは知ってましたしね(^_^)v

以前に、シガテラ毒の中毒についても話しました。
自然界には、怖い毒も多く存在しています。

また、毒のあるものとないものが、
ソックリさん―。
なんて、キノコみたいな事も多いですから、

知らない魚が釣れたら、
必ず確認するようにしましょうね。

 







2021/04/11 9:06:01|お魚紹介
コレ、生きものなんですが分かりますか!?
いよいよ新学期も始まりました。
でも桜の花は、もうほぼ葉桜・・・(>_<)
桜前線は、随分と慌てて走り去ってしまいました。

その代り、花が終われば若葉が伸びる―。
萌えるような新緑も早いかもしれませんね(^^)/

ところで、海でもこの時季には若葉が伸びます。
そう。それは海藻です。
お日さまに照らされて、光合成をして、
海に酸素を供給するんです。

で、その海藻にかくれんぼしている、
生きものもいるんですよ。
ナナフシって知ってますよね。
草に木にそっくりな昆虫ですが、

そのナナフシと同じ様に、
海藻にうまく化けてカムフラージュする、
甲殻類
がいます。
平たく云えば、エビの仲間です。

その生きものが上の写真―。
『ワレカラ』って云います。

右の方は、『ワレカラモドキ』と、云いますが、
モドキが隠れている方は、
海藻ではなく、シロガヤ(刺胞生物)です。

ワレカラはエビの仲間なので、
実は、これが大好きな魚って多いんですよ。

元々、海藻の森で過ごす、
アイナメとか、クジメとか、アイゴなんかも、
大好物です!!

それに、メバルアジも大好きですから、
メバリングや、アジング用のソフトルアーなんかも、
あるんですよ!!

今、お魚屋さんやスーパーに、
この時季限定で、生のメカブとか、
生のワカメなどが売っていたりますが、
たまに、このワレカラちゃんが隠れて居る時があります。

もし海に行く機会があったら、
ちょっと海藻を集めて、
ワレカラ探しも楽しいですよ(^_^)v







2021/04/10 9:06:01|釣果報告
カワムツが釣れました!!


昨日の投稿で、
誰も釣っている所を見たことも無い川で、
ノッコミのフナ釣りをやってみよう―。
と、お知らせしました。

で、早速やってみました(^_^)v
釣り始めたのは、既に午後4時頃でした。
でもまあ、日没まで頑張ってみるかぁ―。

と云う事で、
昨日紹介した出来合いの仕掛けとエサで、
釣り開始です。さあ、果たして釣れるのか!?

魚影は見えるのですが、
自分の影まで映ってしまっている様で、
なかなか魚信はありません(>_<)

鯉なんかは、
自分の足音でバーっと走って散ってしまいます。

やっぱり難しいなあ・・・。
と、思いつつ、少しだけ下流側に移動して、
粘り強く頑張ってみました。

もう薄暗くなりはじめた午後5時過ぎ、
ウキに変化があったので、すかさずアワセてみました。
そしたらなんと!!
じゃーん、「コレ釣れました!!」

『カワムツ』です。
時折キラッと光って見えたのは、
どうやらコレだった様です。

カワムツはコイ科の雑魚ですが、
なんとか魚が居ることは、証明できました!!
なかなかカワイイ顔をしたお魚でしょ!?
この魚の後で、もう一尾カワムツが釣れました。

日没した午後6時前に納竿しました。
今日のところはコレまで・・・。

またお天気が良かったらリベンジじゃ!!
今度こそは、フナかコイを釣り上げたいと思います。

川の土手には、「カラスノエンドウ」が、
紫色の可愛らしい花をつけていました。
こんな感じのポイントなのですが、

全景が最後の写真です。
甲府市内なのですが、何処なのか分かりますか!?


 







2021/04/09 9:06:01|ニッポンの釣り
果たして釣れるかな!?
春真っ盛りです。
が、ここ数日は、ちょっと花冷えですかね。
風邪など引かないように、
皆様ご注意下さいネ。

さて、暖かくなって来たので、
そろそろノッコミのフナを、
釣りに行ってみたいと思っています。

果たして、釣れるでしょうかね!?

しかも、今回は敢えて出来合いの市販の仕掛けで、
その効果を確かめてみたいと思っています。

エサも、最近話題の針に通すだけで釣れる―。
と、云う『ワ○ット』って云う、
ウキゴムみたいな形の物を使ってみます。

仕掛けとエサでしめて、
740円也!!

この金額が、リーズナブルなのか高い買い物なのかは、
釣ってみれば分かるって事です!!

以前から、ちょっと気になっている小川というか、
水路みたいな場所があるんです。
この前そこを覗いてみたら、

鯉や、マブナらしい魚影も見えました。
ここ、すぐ脇を国道のバイパスが走る―。
そんな所ですから、
釣ってみないとなんとも分かりませんが、
チャレンジしてみましょう!!

一度として、ここで釣り人を見たことがないし、
やろうって思うような場所でもないから、
仕方ないですけどね。

でも、魚影が見えるってことは、
釣れる可能性も0ではないので・・・

釣果があったら、また報告しますね。







2021/04/08 9:06:01|お魚のふ・し・ぎ?
この父性を見よ!!(ブラックバスの産卵床)
お魚は多くの種類が、実はイクメンです。
雄が卵の管理や、子育てを担当するのは、
珍しい事ではありません。

一方の雌は、
子孫を残すための「卵」を産める存在なので、
圧倒的に雄より優位な立場
なのです。

これから五月へと向かって行く季節の中で、
多くの魚種が産卵行動に入りますが、
雄の徹底した「父性」を、知って欲しいので、
中でも雄の役割が大きい、
この魚について、お話ししますね。

父性が強く、イクメンの最たる魚は、
何を隠そう『ブラックバス』ですよ(^o^)
外来種だからって、差別しないで下さいネ。

上の写真の魚は、
ラージマウスバス(オオクチバス)の雄(♂)が、
スポーニングベッド(産卵床)を守っている写真です。

産卵期になると、雄(♂)は比較的に平坦で、
日当たりの良い場所を探します。そして、
背ビレ以外の全てのヒレと体を使って、
浅く掘ってはならして、すり鉢状に成形し、
雌(♀)を招き入れる為の産卵床を作りあげます。

これを、『スポーニングベッド』
または、『ネスト』と、呼びます。

雌(♀)は、気に入った産卵床を見つけると、
そこに入ってペアとなり、産卵します。
産卵行動そのものを、「スポーニング」と、云います。

いかに雌に気に入ってもらえるネストが作れるか―。
お父さんになるための最たる試練が、
このネスト作りです。

実は産卵が終わると、
哀れ雌(♀)は、ぷいと出て行ってしまうのです。
が、父性の強いブラックバスの雄(♂)は、
この大事な大事な卵を守る行動をとります。

ヒレをまめに動かしては、
卵に新鮮な空気を絶えず送り込み、
外敵から徹底して卵を守り抜きます。

ネストに入り込んだ他魚を追い払い、
一切、捕食活動をせずに守るんです(T_T)
どうです!?父親の鏡ですョ!!

ブルーギルなんかは、バスの卵が大好物ですから、
ここは同種のよしみ―。
なんてことはありません。徹底的に排除します。

スポーニングの時季に最も厄介な存在は、
ブラックバスにとっては、
バスフィッシャー達です(>_<)

雌は、産卵に備えて捕食が旺盛になりますし、
捕食しない筈の雄は、外敵を追い払うために、
噛みついて追い払ったりもする訳です。

この習性を利用して、
敢えてネストに、ルアーを投げ込んで、
雄の目の前で動かしたりするんです。
また時には、ラトル音の出るルアーで、
いらつかせたりもします。

で、うっとうしくて噛みついて追い払おうと、
ルアーに攻撃を加えると、
まんまとフッキングさせてしまう―。
そんな釣り方をします。

が、捕食とは異なった行動でフッキングする事を、
『リアクションバイト』って、
呼んで区別したりします。

ブラックバスの雄は、大きな自己犠牲を払い、
徹底的に子を守り抜く勇敢な魚です。
子どもが自分で捕食できる頃になるまで、
雄(♂)が子育てもします。

にも拘わらず、その子を守る習性が故に、
釣られてしまう事もある、
哀しい運命の魚です。