鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/03/27 9:06:01|お魚紹介
大島釣魚図鑑 1

それでは昨日予告しました通り、
伊豆大島釣行に出発までの間、
過去に釣り上げた魚たちを、
図鑑みたいに紹介して参ります。

一応、50音順を意識してみました。

では、ア行から行ってみましょう。
写真は、その順番にしています。

【ア】アカハタ

スズキ目 ハタ科
採取地  元町港付近 
採取釣法 ルアー&ブラクリ
体長 30a
調理方法 刺身・カルパッチョ・
     アクアパッツア・アラ汁など
食材評価  5


【イ】イシガキダイ+イシダイのハイブリット個体
  
 イシガキイシダイと命名

スズキ目 イシダイ科
採取地  元町港
採取釣法 ウキふかせ釣り
体長    25a

イシダイも・イシガキダイも、
「磯の王者」とも云われる。
老成体は、イシダイがクチグロ
     イシガキダイはクチジロとなる。

調理方法 刺身・塩焼き・煮付けなど
食材評価  4
参 1970年、近畿大学で人工交配が成功し、

  「キンダイ」と名付けられたが、
  この個体は自然交雑と思われる。


【イ】イスズミ

スズキ目 イスズミ科
採取地  元町港
採取釣法 ウキふかせ釣り
体長 20a

姿はメジナに似るが、独特の磯臭さがあり、
食用には不向きも、島ではササヨと呼び、
べっこう寿司のネタなどにも使われる。
別名 ババタレ ネコマタギなど

食材評価  2

【イ】イソフエフキ(ダイ)

スズキ目 フエフキダイ科
採取地 元町港付近(釣れたのは幼魚)
採取釣法 カゴ釣り
体長 15a(幼魚のためリリース)
本州での北限は、和歌山県とされるが・・・

参 大型は50aほどにもなるが、
 
シガテラ毒を蓄積し易い魚種のため、
 食には要注意


今日は、「ア行」の魚を紹介しました!!
さあ、明日のお魚は何でしょう〜(^_-)

まだまだ、いっぱい釣れてますよ!!
 







2021/03/26 9:06:01|お気に入りの場所
突然ですが釣行決定致しました!!
昨日、ついに東京オリンピックの聖火リレーが、
復興の地、福島から始まりました。

開催に向けての世論は厳しいですが、
オリンピック開催が現実味を帯びてくれば、
希望の光にも出来る―。
そう信じたいものです。

一方、去る3月21日に解除された
「緊急事態宣言」ですが、
新規感染者も微増していますし、
変異したウィルスへの懸念も、まだまだ大きいと、
云わざるを得ない状況でもあります。

でも、やはり少しずつでも、経済も回していかなければ、
このまま日本は沈んでしまうかもしれません。

兼ねてから、ずっと検討を重ねて来ましたが、
先日、仲間と意見が合致して、
GOサインが出ました!!

突然ですが、今度の日曜日(3月28日)から、
伊豆大島への釣行を敢行します!!

実は、昨年の5月にも釣行の予定でした。
が、ご存じの通り、
1回目の緊急事態宣言が発令された事を受けて、
中止にした経緯があります。

この釣行は、観光目的とは少し異なります。
釣りあげた魚を記録し、情報を保存る事によって、
ポイントによる魚種の違いや、
エサとしている生きものについて考察し、
環境学習の教材として活用しよう―。
と、云う目的で、数年前から何度か釣行しています。

釣り上げた魚は、リリースが基本ではなく
イートを基本とし、美味しい食べ方や、
レシピの開発にも取り組んでいます。


半分仕事で、半分はプライベートですが、
その都度、環境学習の実践者も同行しています。
今回も大学の先生と、
スキューバダイビングの専門家との釣行となります。

28日の夜に、東京竹芝から出航し、
翌日に、大島に到着。
島に1泊2日の予定で計画しています。

勿論、移動と活動には細心の注意を払い、
感染対策をきちんと行って、慎重に行動致します。


食も、個別に盛り付けて味わう予定です。
予定と云うのは、
釣れるかどうか分からないからです(^_^;)

どんな釣りができるか、
何が釣れるか、全く予想ができませんが、
昨年、観光客が減ってしまっていますから、
当然、海の生きものや魚は、お休み出来たはず―。

なので、釣果報告をお楽しみに!!
って事で、出発までの期間は、

大島で釣った魚の一部を、
図鑑みたいに、紹介していこうと思います。

上の写真は、伊豆大島の岡田港です。
29日には、おそらく此処に降り立ちます(^_^)v

 







2021/03/25 9:06:01|提供できるプログラム
フィッシングメッセンジャーの釣り指導は・・・

もう間もなく、コロナに明けて暮れた、
今年度が終わります。

どうか新しい年度では、
コロナをきちんと制御しつつ、
人々の生活を立て直す一年にしたいですね。

さて、新年度に向けて、
是非とも、皆さんにお話ししたい事があります。

それは、当方が実践する、
『フィッシングメッセンジャー』
と、云う仕事の事です。

この肩書きを、自分は「商標」に登録していますが、
造語ですので、具体的にどんな仕事であるのか―。
良く分からないかもしれません。

ところで、
皆さんは釣りのTV番組とかって、
ご覧になった事はありますでしょうか?

番組には、大概、フィールドテスターとか、
○○アングラーとか、
その釣りに長けた名人(プロ)が登場して、
釣りの楽しさだとか、魅力だとか、
はたまた道具の素晴らしさ・・・。
などを紹介しています。

確かにカッコいいですし、
マナーやモラルについても話していますし、
もちろん、釣りも凄く上手な方々です。

が、彼らの目的は、メーカー等の広告塔であり、
企業の利益に貢献する役割があります。

が、フィッシングメッセンジャーの大きな目的は、
環境への気付きや、子ども達の学びに貢献する―。
そんな目的を持って始めました。

いわゆる、釣りを教えるインストラクターではなく
釣りを通じて、様々な環境問題に目を向けたり、
魚を通じて、自然や、命や、人間の在り方などへの、
気付きを促進し、学びのきっかけ作りをサポートする、
ファシリテーター(促進者)と、云う立ち位置です。

ですから、決して釣りがバツグンに上手い人―。
なんかではありません。確かに長く釣りをしているので、
得意ですし、大好きですが、
釣りで生計が立てられる程のアングラーではありません。

自分は、魚釣りを環境学習のツールと捉えて居り
これまでも色んな場所で、釣りを伝えて来ました。

単に釣りをするだけではなく、
生きものとしての魚の習性や、食性を考えたり、
釣り上げるための、アクセス方法や、
釣って、捌いて、食べるまでの行程を体験したり、

釣り場のゴミから広がる社会的な諸問題などにも、
広く思いや思考が広がっていく様な、
体験活動や、環境学習の企画を実践・運営したり、
様々な主体と協働して、
子ども達の学びに貢献しています。
また、子ども達に思いを届けようとする大人にも、
伝え方や、考え方なども、共に考えます。


ですから、釣りに限らず、多くの体験事業も、
繋ぐ事が可能となって来るのです。

コロナ禍で突然止まってしまった体験の機会、
是非とも、今年度は取り戻していきたいのです。

昨年の4月からブログの毎日更新を続けて来ました。
年度末が近付いて来るにつれて、
アクセスが急激に伸びて参りました。


多くの方々が、自分の考えに触れて下さる事に、
改めて感謝申上げます。
本当に、ありがとうございます。

皆様の思いも、なんとか形にするお手伝いを、
させて戴けたら、どんなに嬉しい事でしょう!!

ほんの一例ですが、
以前、福島県にある「アクアマリンふくしま」で、
地元の子ども達と一緒に行った、釣りのプログラムの、
動画を、良かったらご覧になってみて下さい。

第4回WEB公開授業ダイジェスト「潜入水族館!水族館で魚釣り!!?」 | そのまま使える海洋学習の教材が満載。全教材が閲覧・ダウンロード無料!LAB to CLASS(ラボトゥクラス) (lab2c.net)

リンクも貼ってありますが、
一緒に行った、LAB to CLASS(ラボツークラス)の、
教材提供という形で実現したものです。
そのまま使える海洋学習の教材が満載。全教材が閲覧・ダウンロード無料!LAB to CLASS(ラボトゥクラス) | そのまま使える海洋学習の教材が満載。もっと知りたい、海のふしぎ。LAB to CLASS(ラボトゥクラス)は全教材が閲覧・ダウンロード無料! (lab2c.net)

色んな魚も登場しますので、
フラットに見て戴くのも良いかなって思います。

教材も無料でダウンロードして実践もできますので、
良かったら、子ども達と一緒にやってみて下さい。

左の写真は、都内で幼児教育に取り組む団体と一緒に、
未就学児への釣り指導を、
お手伝いさせて戴いた時のものです。

小さいお友達が、自らの手で魚を釣り、
お腹も自分で割いて、捌いて、
食べた、親子体験会でした。

また、3枚目と4枚目の写真は、
海ゴミについて考える出前授業(講演)の様子です。
釣りは多くのプラスティック製品を使う遊びです。
プラゴミによる海洋汚染も、
きちんと伝えていきたいですネ。







2021/03/24 9:06:01|お気に入りの場所
山国にある大きな磯にて・・・

昨日の投稿で、
山梨市の「あの場所」について話しました。

そのほど近くに、
山国でありながら「磯」の名が付いた
景勝地があります。
それが、『差出の磯(さしでのいそ)』です。

あの場所に行ったついでに、
やはり、この磯も見て来ないと・・・。
と思い、足を伸ばしてみました。
徒歩でも数分の場所にあります。

磯と云えば、荒海が当たり削る岩場―。
そんなイメージがあると思います。
が、山また山の甲斐の地に、
どうして「磯」の、名が付いたのでしょう。

左の写真をご覧下さい。
1枚目が、笛吹川に架かる亀甲橋から、
『差出の磯』を、望んだ写真です。
往時の雰囲気が出る様に、
セピア色に加工してみました(^^)

差出の磯は、巨大な岩山なのですが、
橋が架かる笛吹川の奥には、
支流の「兄川」と、「弟川」が、
合流しています。三つの川の合流点に、
この岩山が突き出しています


それを川から見たときに、
合流点に差し出ている―。
と、云う事で「差出」であり、

昔は暴れ川として恐れられた笛吹川の激流が、
この岩山に当たって緩やかとなる、
自然の堤防の役割もしていた事から、
『差出の磯』と、呼ばれ始めたのだそうです。

しかし、この場所が有名なのは、
名前の由来だけではありません。

実は、遠く平安の時代から、
いやおそらくその、もっと前から、
和歌の舞台となって来たからだと思います。

山梨には、連歌発祥の地となった、
『酒折宮』も、有名ですが、
この『差出の磯』が、
文芸として初めて世に出たのが、
日本史でも教わった、「古今和歌集」です。

しほの山差出の磯にすむ千鳥

 君が御代をば八千代とぞなく(詠み人知らず)


と、詠われました。

『しほの山』は、現在の「塩山」の地名の由来となり、
差出の磯の「枕詞(まくらことば)」
と、して使われます。

二枚目の写真は、
亀甲橋から塩山方面を写したものです。

また、『千鳥(ちどり)』は、海の浜千鳥よりも、
この場所のことを指すほど、多くの和歌があるそうです。

また、かの松尾芭蕉もこの地を訪れ、

闇の夜や

巣をまとはして啼千鳥


と、句を残しています。

さあ、何度も「ちどり」が、詠まれましたね。
昨日のあの場所の名前にも、実は使われています。

また、井伏鱒二も、この地でアユ釣りをした事を、
随筆の中に書いています。

古の歌人、文人達がこぞって訪れた、山梨の景勝地―。
感染対策をしっかりとって一度は訪れて、
和歌など詠んでみてはいかが・・・(^_^)v

三枚目の写真は、亀甲橋から国道140号線に向かう、
青梅街道沿いの、磯のたもとに建立された石碑です。


 







2021/03/23 9:06:01|お気に入りの場所
ニジマス釣りの思い出(ここで釣ったんです)

昨日は、ニジマスについて投稿しました。
そこで、子どもの頃に足繁く通っていた、
山梨市にある、その場所に行って来ました!!

現在は、池は残っているものの、
魚を飼っておく生け簀や、
釣りをする桟橋は残っていません。


その場所が、左の写真の場所です。
釣り堀がなくなって、もう長いですよね。
山梨県にお住まいの方なら、
なんとな〜く、分かりますかね(^_^)v

万○公園の中に、
・・・ありますよね(^_-)


おそらく本来の目的は、
ニジマスの養殖よりも、
灌漑と、笛吹川の水量を調整する、
調整池だと思います


でも、釣りに行ってた頃は、
そんな事、全く考えてはいませんでしたねえ・・・

桜も5分咲きくらいで、とっても綺麗でしたよ。
おそらく、鯉か鮒を釣ってらっしゃる、
釣り人さんも、お二人いました。

1枚目は、対岸から撮影したもの。
2枚目の側に、釣り桟橋があったんですよ!!

手前に一本、
その奥にもう一本、桟橋があったと思います。

で、3枚目が、肉うどんを食べた売店の跡―。
右側に小窓が見えていますが、
そこで漁券を買って、
肉うどんも、その小窓で注文しました。

錆びたベンチの骨組みみたいなのも、
見えていますよね。
そこに座ってうどんをすすったなあ・・・。

でも、もうちょっと粗末な建物だった様な、
気がするんですけどね。

きっと何度か改修工事したんでしょうね。
でも売店の場所は、
全く同じ
場所だったと記憶しています。

確か午後に2回の放流タイムがあって、
その前の、やや釣れない時間になると、
うどん―。
そんな、パターンだったけなあ(^_-)

いざ放流タイムになると、
俄に周りも殺気立ちます(爆)


そうすると、エサを父が手作りした、
「マス練り」に、チェンジしました。

お安いカステラを、卵黄と一緒に練って、
イクラの油か、サナギの油を追っかけで入れて、
作ったって、記憶してます。

ちょっと、臭いがキツいんですが、
これが、結構たくさん釣れたっけ・・・

投稿を書いていたら、急に懐かしくなって、
昨日のお昼前に、行って来たんです。

思い出の場所は、今も面影を残していました。