もう間もなく、コロナに明けて暮れた、
今年度が終わります。
どうか新しい年度では、
コロナをきちんと制御しつつ、
人々の生活を立て直す一年にしたいですね。
さて、新年度に向けて、
是非とも、皆さんにお話ししたい事があります。
それは、当方が実践する、
『フィッシングメッセンジャー』と、云う仕事の事です。
この肩書きを、自分は
「商標」に登録していますが、
造語ですので、具体的にどんな仕事であるのか―。
良く分からないかもしれません。
ところで、
皆さんは釣りのTV番組とかって、
ご覧になった事はありますでしょうか?
番組には、大概、
フィールドテスターとか、
○○アングラーとか、
その釣りに長けた名人(プロ)が登場して、
釣りの楽しさだとか、魅力だとか、
はたまた道具の素晴らしさ・・・。
などを紹介しています。
確かにカッコいいですし、
マナーやモラルについても話していますし、
もちろん、釣りも凄く上手な方々です。
が、彼らの目的は、メーカー等の広告塔であり、
企業の利益に貢献する役割があります。
が、
フィッシングメッセンジャーの大きな目的は、
環境への気付きや、子ども達の学びに貢献する―。
そんな目的を持って始めました。
いわゆる、釣りを教える
インストラクターではなく、
釣りを通じて、様々な環境問題に目を向けたり、
魚を通じて、自然や、命や、人間の在り方などへの、
気付きを促進し、学びのきっかけ作りをサポートする、
ファシリテーター(促進者)と、云う立ち位置です。ですから、決して釣りがバツグンに上手い人―。
なんかではありません。確かに長く釣りをしているので、
得意ですし、大好きですが、
釣りで生計が立てられる程のアングラーではありません。
自分は、
魚釣りを環境学習のツールと捉えて居り、
これまでも色んな場所で、釣りを伝えて来ました。
単に釣りをするだけではなく、
生きものとしての魚の習性や、食性を考えたり、
釣り上げるための、アクセス方法や、
釣って、捌いて、食べるまでの行程を体験したり、
釣り場のゴミから広がる社会的な諸問題などにも、
広く思いや思考が広がっていく様な、
体験活動や、環境学習の企画を実践・運営したり、
様々な主体と協働して、
子ども達の学びに貢献しています。
また、子ども達に思いを届けようとする大人にも、
伝え方や、考え方なども、共に考えます。ですから、釣りに限らず、多くの体験事業も、
繋ぐ事が可能となって来るのです。
コロナ禍で突然止まってしまった体験の機会、
是非とも、今年度は取り戻していきたいのです。
昨年の4月からブログの毎日更新を続けて来ました。
年度末が近付いて来るにつれて、
アクセスが急激に伸びて参りました。多くの方々が、自分の考えに触れて下さる事に、
改めて感謝申上げます。
本当に、ありがとうございます。
皆様の思いも、なんとか形にするお手伝いを、
させて戴けたら、どんなに嬉しい事でしょう!!
ほんの一例ですが、
以前、福島県にある
「アクアマリンふくしま」で、
地元の子ども達と一緒に行った、釣りのプログラムの、
動画を、良かったらご覧になってみて下さい。
第4回WEB公開授業ダイジェスト「潜入水族館!水族館で魚釣り!!?」 | そのまま使える海洋学習の教材が満載。全教材が閲覧・ダウンロード無料!LAB to CLASS(ラボトゥクラス) (lab2c.net)リンクも貼ってありますが、
一緒に行った、LAB to CLASS(ラボツークラス)の、
教材提供という形で実現したものです。
そのまま使える海洋学習の教材が満載。全教材が閲覧・ダウンロード無料!LAB to CLASS(ラボトゥクラス) | そのまま使える海洋学習の教材が満載。もっと知りたい、海のふしぎ。LAB to CLASS(ラボトゥクラス)は全教材が閲覧・ダウンロード無料! (lab2c.net)色んな魚も登場しますので、
フラットに見て戴くのも良いかなって思います。
教材も無料でダウンロードして実践もできますので、
良かったら、子ども達と一緒にやってみて下さい。
左の写真は、都内で幼児教育に取り組む団体と一緒に、
未就学児への釣り指導を、
お手伝いさせて戴いた時のものです。
小さいお友達が、自らの手で魚を釣り、
お腹も自分で割いて、捌いて、
食べた、親子体験会でした。
また、3枚目と4枚目の写真は、
海ゴミについて考える出前授業(講演)の様子です。
釣りは多くのプラスティック製品を使う遊びです。
プラゴミによる海洋汚染も、
きちんと伝えていきたいですネ。