鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/03/17 9:06:01|ニッポンの釣り
春にオススメの釣りならへら鮒釣り!!
自分は、海釣りが大好きですし、得意です。
が、淡水釣りも好きです。
でも動機は大抵、「食べたい―」と、思うかどうかで、
対象魚を決めていた気がします。

ですが、釣り具店なんかに勤めていれば、
普段はやらない釣りも、やらない訳にもいきません。

けれど、『へら鮒釣り』だけは、
歳を取ってからする釣りだ―。とか、
釣っても食べないなら意味がない―。などと、
勝手に理由付けをして、手を出さずにいました。

が、かつて定休日があった時代、
静岡県内のお店で店次長になった頃に、
へら師の店長から、
「一緒にやりましょう。教えますよ〜」
と、声を掛けられたのです。

ヘラ師のお客様は、おおよそ店長任せでしたから、
少しでも、やってもらわないと困る―。
きっと、そう思ったからでしょうね(^_^;)

で、半ば渋々、連れて行ってもらいました。
行ったのは、「油山(ゆやま)」と、云う場所です。
静岡市内ですが、割と郊外の山の方にある池です。

なんか今は、ルアー・フライの管釣りに、
なってるって話しも聞きましたが・・・。

半分『野釣り』で、半分は『ハコ釣り』
が、両方楽しめる釣り場でした。
熱心なファンの方なら、きっとご存じでしょう。

釣り方は、両ダンゴ―。と、云う釣り方でした。
竿は12尺(丈二)だったと記憶しています。

店長ご自身が使っていた、
S社の『朱○峰』シリーズの竿を、
リニューアルするからって事で、
安価で譲ってくれたのです。
10尺の竿も、譲って下さいました。

へら鮒釣りをされている方なら、
その竿が、どの程度の竿か、ご存じですよね。

先ず教えてもらったのは、
『えさ落ち』と、その見極め方でした。

が、それをお話しすると、
えら〜い長くなっちゃうので、
単純に面白かったか否かをお伝えしますよ。

いやあ、ハマりましたぁ!!
こんなに楽しい釣りだとは、
全く思いませんでした(^_^)v

その後も、何度かお誘い戴いて、
チョウチンドボン段差の宙釣りなども、
教えてもらって、通いましたよ〜。
浜松の方へも遠征しました。

もちろん、へら鮒釣りの道具が、
一気に増えちゃいました(^_^;)

何が楽しいかって、
釣り人側に、意志があるって事かなあ。

普通、魚がいるところに、
人間の方がアクセスするのが、
大方の釣りでありますが、

へら鮒釣りは、その真逆―。
釣り人が釣りたいタナへ、
魚を誘って釣るところですね〜。

その為には、
エサの「タッチ」を、絶えず気にして手直しすること、
チョッと手を抜くと、カラツンばかりで乗ってくれないこと、
うわずらせちゃうと、本命に嫌われること・・・。

な〜んか恋愛にも似たかけひきが魅力です。
なので、女性にもきっと好まれる釣りだと思います。
女性が苦手に感じる、
臭い、汚い・・・。とは、縁がない釣りなんです!!

特に、これから桜が咲き誇る頃、
はたまた、散りゆく頃に、

花吹雪の下で釣る爽快感や、
日だまりに誘われて、竿を振る開放感や、
釣った時の、達成感はたまらん(^o^)/

巣離れハタキノッコミ・・・
こんな、専門用語もございます。

前記した『エサ落ち』や、
特殊な『へらウキ』については、
また後日、別の機会にお話ししましょう。

気になったら、
へら鮒釣りに行ってみてはいかが・・・

専門用語を、全部、赤い太字にしてみましたので、
どんな意味かも想像して下さい。

写真は、以前、専門学校の授業で取り組んでみた、
へら鮒釣り実習の一コマです。
若葉萌える、五月でしたけどねぇ・・・

学生のドヤ顔は切ッちゃいましたが、
実にいい顔してたなあ(^_-)







 







2021/03/16 9:06:01|トピック
ヨコズナイワシを見に行きたいが・・・
日曜日から、大相撲春場所が始まりましたね。
今場所は、やっと横綱の白鵬が休場から戻って来ました。
やはり、土俵は「横綱」が、いないと締まりません
鶴竜関は、今場所もやっぱり出られませんでしたね。

ところで、『ヨコズナイワシ』(上写真)
と、云うお魚が居る事を、ご存じでしょうか。
大きなニュースにもなりましたから、
知ってますよね。きっと(^_^)v

なんと、駿河湾の深海2000bから発見された、
新種の大型魚類の名前です。
こんな姿形で、イワシだなんて想像も付かないですよね。
怖い顔ですね〜

さて、実はこの魚、
2016年に4個体が捕獲されていましたが、
様々な調査と分析を経て、
今年の1月に、ついに新種として認定されました。

この魚、深海に居ながら、体長が1bを越える―。
と、云う魚で、調査の結果、その食性は、
魚食魚(フィッシュイーター)であることが判明しました。

光も届かない、真っ暗な、他の魚を食らう!!
深海のトッププレデターなどという、
キャッチフレーズまで冠しました。

また、同様の種として、
『セキトリイワシ』類が、居るわけですが、
このセキトリイワシの方は、
最大でも40aほどにしかならないそうです。

そのセキトリの、遙かに凌ぐ巨大な魚体―。
深海域で、食物連鎖の頂点に君臨しているであろうこと―。
関取の最高峰は、言うまでもなく『横綱』ですから、
『ヨコズナイワシ』と、命名されたのだそうです。

このヨコズナイワシが現在、
静岡県静岡市清水区にある、
『東海大学海洋科学博物館』で、
標本の展示が始まっているのです。
ピンと、来ない方もいらっしゃるかもですが、
山梨の方には、『三保の水族館』って云えば、
分かりますよね(^_-)。

自分は、過去に清水に住んでいましたから、
ちょくちょく行ってた水族館なんです。
だから・・・

直ぐにでも見に行きたいのではありますが、
このコロナ禍で、
首都圏の4一都三県には、未だ緊急事態宣言中です。
なので、行ってもいいものか―。

と、躊躇してしまっているんです。
どうせなら、ついでにチョッとでも釣りもしたいなあ・・・
なんて考えているうちに、
展示終了日が、日に日に迫って来てしまいました。

展示期間は、来月の4日まで・・・。
う〜、行くか、行かざるべきか!!
すっごい悩んでいます。

ヨコズナに会いたいなあ・・・
えーっ、白鵬も休場だそうです。
・・・・
どっちらけや(T_T)

 








2021/03/15 9:06:01|お魚紹介
ガサガサで採れる生きもの(これ、な〜んだ?)
一昨日の投稿で、
春のガサガサ遊びを、紹介致しました。
その中で、色んな生きものが捕れる―。
そんな事を書きました。

と、云う事で、
上の写真を、ご覧下さいな。

この生きもの、
数年前の春に甲府市を流れる、
某河川でガサガサした時に採れたのですが、
この生きもの、知っていますか?

多分、キッズ達の方が詳しいかもしれませんね(^_-)
実は、この生きものの正体は、
『ミズカマキリ』です。

見てお分かりの通り、
確かにカマキリに似ては居ますが、
実は苦手な方の多い、カメムシの仲間なんです。

こんな体で、こんな色をしていますから、
川原の芦の茎なんかにとまって擬態しつつ、
オタマジャクシなんかを食べています。

同じカメムシの仲間で、
このミズカマキリを、
もっと平べったくしたような体型をしているのは、
『タイコウチ』と云う生きものです。

更にタイコウチを平べったくすると、
『タガメ』です
みんなカメムシの仲間ですから、
カメムシって、結構、不思議な虫ですよね〜!?

で、この水辺のカメムシ三兄弟は、
自然界では、相当その数を減らしていまして、
絶滅が危惧されているんです。

さて、ミズカマキリの最大の特徴は、
お尻に針の様に伸びている『呼吸管』です。
この先を水面から出して呼吸するんだそうですが、
やっぱりカメムシの仲間ですから、
臭いんでしょうかね〜!?

あなたの身近な川にも知らないだけで、
希少種が、たくましく、生きているかもしれません。

ガサガサ遊びは、こんな命に出会えるかも・・・。
の、とってもワクワクする、遊びなんです。

今日は、お魚紹介のカテゴリーでしたが、
「生きもの紹介」として、お話ししましたぁ(^_^)v







2021/03/14 9:06:01|ニッポンの釣り
富士五湖のヒメマス春解禁の情報です!!
今日は、ホワイトデーでありますが、
ちゃんと、お返しは考えていますか!?
お返しは、男性は戴いた分の倍返しらしいですよ(^_-)

さてさて、もう間もなく富士五湖(全部じゃないよ)での、
春のヒメマス解禁が近付いて参りました。

富士五湖でヒメマス釣りができるのは、
西湖と本栖湖のみです。

以前、クニマスを紹介した時にも触れていますが、
西湖には、このクニマスが居ます
で、特に春解禁の際に釣られやすい傾向があるため、
見た目に明らかに黒い魚体が釣れた時には、
クニマスだと思って、魚に触れない様にして、
仕掛けのハリスを切って、リリースしてあげましょう。

それでは、解禁日とルール等に付いて書きますね。

先ずは、西湖についてです。
今年の解禁日は、
3月20日(土)
の、予定です。

期間は、5月31日までです。
ヒメマスの他、ワカサギ釣りも可能です。

続いて 入漁料についてです。
一般(大人)は、1700円です。
但し、女性と子どもは半額の850円です。
現地売りは、2200円です。

尚、詳細については、
以下の西湖漁協のHPで確認して下さいね!!
マナーとお願い | 西湖漁協協同組合 (lakesaiko.com)

制限匹数は、30尾まで。
それと、コマセ釣りは禁止です!!
これは、絶対に守って下さい。
岸からの釣りもできません。
必ずボートを借りて楽しみましょう。

一方、本栖湖の解禁日は、
少し遅れて、
3月25日(木)〜4月25日(予定)
までです。
こちらは1ヶ月限定で解禁です。

つい先日、本栖湖では、
試し釣りをされていた組合員の方が、
ボートから転落し、尊い命を亡くされました。

水温が非常に低いですから、
落水事故には、厳重に注意して下さい。
ライフジャケットは絶対着用です。

入漁料は3,150円で、制限は西湖と同じ30尾までです。
が、本栖湖では、コマセ釣りが可能です。

ヒメマスは、ベニザケの陸封個体ですから、
とにかく食味はバツグン
です。

コマセの可否に拘わらず、釣り方はサビキ釣りが基本。
タナを確実に捉える事で、釣果はあがります。
但し、西湖ではコマセカゴの使用もいけません。

どちらの湖でも、
ルールは厳守して下さいネ。

 







2021/03/13 9:06:01|お気に入りの場所
春だガサガサ行ってみよう!!
さてさて、こちらのブログの方では、
通常投稿に戻していこうと思います。
お気に入りの場所―
の、カテゴリーにはしてますが、
場所じゃなくって、お気に入りの活動―。
ですね(^_^;)

北陸や、東北、北海道などで、
大雪だったこの冬も、もうそろ終わりかなあ・・・
って感じが、日に日に増していきます。

花粉症の方は、お辛い季節になってなっていますが、
日差しが暖かな日も増えていますから、
水もだいぶ温んで来た事でしょう。

既にサクラ開花が宣言された所もありましたね!?
が、コロナがなかなか収まらない中では、
今年も花見でドンチャンするのは難しいでしょうね。

自分は下戸なので、会食付の花見は殆どしませんが、
散歩がてらにふっと見上げるサクラは大好きです。
密にはならない一人花見です(^_^)v

一方、渓流釣りもそうですが、
やはり水が温めば、心も温む!!
春の水辺の楽しみ方の一つに、
ガサガサがあります
(^o^)/

川に入って、緩い流れや淀んでいる所、
川原の水草の下や奥、手網1本携えて、
ガサガサってかき回す
と、
色んな生きもの達が網に入って来ます。

水生昆虫も、サワガニちゃんも、お魚ちゃんも、
お眠な、カエルちゃんも、そして時には、
「ん?」な生きものも、摂る事ができます。

いよいよ春です。ガサガサのシーズンインです。
外活動なので、密にはなりにくいし、
大人数でやることでもないし、

ただ捕まえては、見て、観察して、
また、逃がして・・・。の、繰り返し(^_^;)

でも、生きもの探しは楽しいです!!
この春、チャレンジしてみてはどうでしょうか!?

只、一点、気をつけて下さいませ。
網は網でも投網をやったらいけません。
下手をすれば、自分が捕まっちゃいます。

手網さえも使えない場所もあります。
採ってはいけない生きものや、植物もあります、
天然記念物とか、希少種なんかも、
意図せず、採れちゃう場合もあります。

分からない時は、その川の漁協さんか、
行政の窓口で確認してから遊びましょう!!

採って逃がすが前提であれば、
おおよそ、黙認してくれますが、
採った生きもの、
許可無く持って帰っては絶対ダメですよ。

また、ありゃあ・・・
な、外来生物が捕れちゃったら、
必ず、保健所か、もしかすると警察か、
漁協さんに連絡して、対処してもらいましょうね。

ましてや、他のエリアには、
絶対に逃がしちゃダメですよ!!

上の写真は、講師に行っていた専門学校での、
生きもの観察のためのガサガサ授業の様子です!!
もちろん、許可を得てやってます。

左は採ってる最中。
右は、同定中(^_^)v

この時は、確かヤゴや、カエルが多かったかなあ・・・

さあ、春だ!!
ガサガサしよ〜っ!!