鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/02/15 9:06:01|お気に入りの場所
ノッコミが楽しみです!!
昨日は、バレンタインデーでしたが、
結局、チョコは家族以外からは無し(>_<)
いやあ当たり前ですが、
やっぱりちとサミシイなあ・・・

さて、毎日更新を自分に課した当所、
『釣り用語の解説』のカテゴリー投稿で、
イチバン最初にお話しした言葉が、
確か『ノッコミ』だったかと思います。
覚えていらっしゃるでしょうか!?
写真も、その時と同じものですよ(^_-)

『ノッコミ』は、産卵を控えた魚たちが、
深場から浅場に移動を始め、
更に貪欲に餌を食べる様になる事から、
釣るのには、うってつけの時季である―。
って、お伝えしたかと思います。

ノッコミと云えば、海釣りで最も人気が高いのが、
やっぱり「マダイ」だと思いますが、
時季的にはまだまだ先になります。
早くても、4月になってからでしょう。

一方、マダイよりも、人の生活に近いエリアに居る、
クロダイのノッコミは―。って、云うと、
マダイよりも早くって、
おおよそ3月くらいから、次第に始まります。

ここのところ毎日、このブログのリンクから、
大好きな清水の釣り船店さんのHPにアクセスして、
釣果の推移とにらめっこしています(^_^)v

数が安定し始めたら、
そろそろ『ノッコミ』の、前兆です!!

ノッコミが始まったら、
秋に一緒に釣行した友人と、改めてリベンジの予定です!!
ああ、楽しみだなあ〜(*^_^*)

ページの左側にもリンクが貼ってありますが、
以下にも、お店別に貼ってあるので、
皆様もチェックよろしくお願いしま〜す!!

ふじや釣り船さん
https://fujiya228.net

山本釣船店さん
山本釣船店ホームページへようこそ (kurodai.com)

原金釣り船さん
原金つり船 (kurodai.co.jp)

その前に、釣りは不要不急の活動ではないので、
自粛しながら、朗報を待ちます(^_^)v

ノッコミよ来い♫♪
 早く来い♪♩







2021/02/14 9:06:01|レッツスタディー!!
山菜に良く似ている植物にご用心(毒草を食べないために)

今日は、バレンタインデーですね。
でも、まあ自分には関係ないかっ(^_^;)

さて、渓流釣りの密かな楽しみ―。
として、「山釣り」の、獲物でもある、
「山菜」に、ついてお話しさせて戴きました。

が、毎年その時季になると、誤食による中毒死―。
のニュースが、必ずと云って良い程、
報道されてしまいます。

なぜ間違ってしまうのか・・・。
と、云うと、応えは簡単。「似ているから」です。

特に多いのは、「スイセン」と、「ニラ」ですが、
誤食してしまうと、ほぼ間違いなく死に至ります。
調理する前に、「臭い」を嗅いでみる事をすれば、
ニラはあの独特の香りですが、
スイセンは全く臭わないので、
そこで疑ってみることもできますよね。

ですが、「山菜」に良く似ている「毒草」って、
まだまだ他にもあります。

そこで、知識教授型のレッツスタディー第2弾は、
間違え易い、「山菜」「毒草」について、
少しお話しさせて戴いて、

山で、川で「オオツ!!」と、発見した際に、
それが毒か否かについて、
少し落ち着いて見られる様にと考えました。

以下に、二つの山菜について、
似ている毒草と、写真で比較して戴きながら、
中毒事故をなんとか未然に防ぎたいと思い、
投稿させて戴きました。

只、写真では限界もありますから、
自分で知らない山菜は採らない―。
事と、食わない―。事を、
徹底して下さいね。

では、左の4枚の写真をご覧下さい。
いずれも、上の写真が「山菜」で、
下の写真が、「毒草」です。

どっちも、結構ヤバい毒がありますから、
誤食は絶対に避けなければなりません。

では、参りましょう!!

一番上 『二リンソウ』
2番目  『トリカブト(毒)』猛毒です!!

写真の様に「花」が咲いていれば分かり易いですが、
葉っぱだけ比べると、本当にソックリです。

三番目 『ウルイ(オオバギボウシ)』
一番下 『バイケイソウ (毒)』

とにかく、採っても自信の無いものは、
食べなければ当たりませんので、
絶対に食べないようにして下さいね!!

その他にも、
「セリ」と「毒ゼリ」や、
タラ」と「ウルシ」などにも、
充分お気を付け下さいね(^_^)v







2021/02/13 9:06:01|トピック
何処よりも早い渓流解禁情報 4 富士川本支流
日本三大急流の一つになっている富士川は、
山梨県内を縫うように流れ、
やがて駿河湾に注いでいきます。

その富士川には、たくさんの支流があって、
山梨県の南部の渓流釣りを支えています。
以前、文豪『井伏鱒二』が、愛し、
足繁く通った下部川についても、触れましたが、
井伏と親交のあった多くの文人達が、
このエリアでの渓流釣りを楽しんで来ました。

思い当たる支流を列記してみますが、
上記の下部川を始め、大柳川常葉川佐野川戸栗川
波木井川福士川芝川・・・etc
どの川も変化に富んだ渓相をしています。

そこで、山梨県内の渓流釣り解禁情報の3回目は、
この富士川の本支流の情報をいち早くお知らせ致します。
詳細は、以下の富士川漁協のHPでご確認下さい。

富士川漁業協同組合(公式ホームページ) (fujikawa-gyokyo.or.jp)

ところで、富士川の解禁日は、
県内の他の漁協と同日の、3月1日(予定)となっています。

一方、同じエリアの早川漁協が管轄するエリアでは、
3月15日が解禁となります。
前回までと同様、遊漁規則と漁場については、
県のHPで確認して下さい。
山梨県/漁業協同組合ごとの遊漁規則と漁場図 (pref.yamanashi.jp)

また、富士川本流の静岡県側は、
漁協による管理は行われて居りません
ので、
釣行の際は、地元で問い合わせてみて下さい。

かつては、サツキマス富士川と、
駿河湾を行き来していました
が、
現状は大きな堰堤で遮られて居り、
山梨県側で、サツキマスを見る事は先ずありません。

が、現在、復活を目的とした団体等により、
アマゴの放流が実施されています。

いずれにせよ、本流でもまれた魚は大きく、
支流の魚たちは美しく、
大河富士川で命を繋いでいるのです。

写真は、かつて富士川舟運で使わていた船。
富士川町 鰍沢宿付近です。







2021/02/12 9:06:01|釣魚料理
渓流釣りの密かな楽しみ 2(山菜の・・・)
先の投稿で、渓流釣りの密かな楽しみ―
として、「山釣り」の、話しをさせて戴きました。

魚ばかりを追い求めるのでは無く、
山の恵みも、ちょこっとお裾分け戴くのが、
「山釣り」です。
その中でも、やはり美味しい山菜を見つけた時には、
一気にテンションが上がりますね(^_^)v

前回の投稿では、見つけた山菜の一例で、
野生のワサビと、モミジガサを紹介しました。

で、今回はと云うと、
採った山菜を、じゃーん天ぷらにしてみました!!
この山菜、何だか分かりますか!?

実はこれ、『コゴミ』です。
「コゴメ」って、云う地域もありますね。
正確には、『クサソテツ』の若芽です。

このコゴミ、実は何度もお話ししている、
専門学校のキャンプ実習内で見つけたもので、
なんと、川原一面が「コゴミのじゅうたん」―。
みたいな場所でした。

コゴミの他にも、トリアシショウマや、
ヨモギもたくさんあって、
釣った魚を塩焼きにして、この天ぷらや、
茹でて味噌マヨで食したり、コゴミの味噌汁にしたりと、
なんとも贅沢なキャンプめしとなったのでした。

場所が特定できないように、
天ぷらだけの写真をあえて使いました(^_^;)
何処で採った―。
とは、言えません。悪しからず・・・

けれど、こんな凄い山釣りは、
あの時がイチバンだったなあ・・・(*^_^*)

 







2021/02/11 9:06:01|ニッポンの釣り
今日は建国記念の日でありますが・・・
今日は2月11日―。
「建国記念の日」で、祭日でお休みです。

ところで、この「建国記念の日」って、
どのような祭日なのかご存じですか?

今は祝祭日に、玄関などに「日の丸の旗」を飾る習慣も、
薄れていますし、なかなか祝祭日の所以まで、
改めて学ぶ機会も少なくなっている様な、
そんな気がしてなりません。

建国記念の日は、
「紀元節」と云う、日本の歴史上、
最も大事な一日となった日の出来事を指します。

日本で最初の天皇は、神武天皇ですよね。
これは、おそらく日本史で学んで、
きっと良くご存じかと思います。

この神武天皇が即位された日が、
2月11日であったとされています。
後の明治5年に、
この日を「紀元節」と、制定したんです。

この神武天皇が即位されたことで、
今の日本が始まった訳ですが、
それ以前は「神話」で、語られて居り、
それらを納めた、日本最古の書物が、
「古事記」
であり、「日本書紀」です。

ですから、神武天皇ご本人も、
その生い立ちは神代の世界で語られています。

では、神武天皇の生い立ちを、
ちょっと日本書紀から辿ってみましょう。

皆さんは、『海幸彦と山幸彦』の、
お話しはご存じでしょうか!?
これは、古事記にも日本書紀にも納められていて、
絵本で「昔ばなし」と、して読んだり、
聞いたりして、知っていらっしゃる方が多いと思います。

両者で若干、ストーリーは異なる訳ではありますが、
凄く乱暴に要約すると、こんなお話しですよね(*^_^*)

その昔、釣りが得意な「海幸彦」(以下、海幸)と、
狩りが得意な「山幸彦」(以下、山幸)と、
云う兄弟がいました。
神話の中では、海幸は、火照命(ホデリノミコト)
山幸は、火須勢理命(ホスセリノミコト)と、
表されています。


ある時、二人はお互いの狩猟道具を交換して、
海幸は山に狩りに行き、海幸は海に釣りに行きました。
が、やはり上手くいかず、二人とも獲物は獲れません(>_<)

それだけだったら、お互いに、
「上手くいかなかったなあ」と、笑って済んだのでしょうが、
弟の山幸は、海幸が大切にしていた「釣り針」を、
無くしてしまったんでしたね。

山幸が謝りますが、海幸は許してくれません。
それどころか、同じ釣り針を持って来いと、
厳しく責めたのです。それでも、弟の山幸は、
許してもらうために、自身の『十束の剣』を、
鋳造し直して1000本の針を作り懇願しても尚、
海幸は許しませんでした。

その後、鯛の喉にその針が残っていた事を知り、
山幸は、船に乗って沖に漕ぎだし、
綿津見神宮(わたつみのかみのみや)へ赴くのでした
そしてっ・・・

とまあ、おおよそこんな流れです。
「綿津見神宮(わたつみのかみのみや)」に赴いた山幸は、
豊玉姫と結婚し、子供を授かるのですが、
豊玉姫が産んだ子が
鵜草葦不合命(うがやふきあえずのみこと)と、云い、
なんとその子供が神武天皇なのです。
ですから、山幸は神武天皇のお祖父ちゃんなんですね。

この神話の中で、釣り名人の海幸は、
我侭な兄として描かれ、弟の山幸は、
自分の孫が日の本の国を治める事になる訳で、
正しく正直者で、律儀なヒーローとして描かれています。

そして、この神話は後世には形を変えて、
『浦島太郎』の、お話しの元となったのです。

豊玉姫は、乙姫として、山幸は浦島太郎として、
綿津見神宮(わたつみのかみのみや)が竜宮城です。

あれこれ神話についてお話ししましたが、
周囲を海に囲まれ、内陸には川が流れる日本にあって、
「幸」を得るための行為として、
既に神世の時代から「釣り」が行われていた事に、
気付かれた事と思います。

そして、あまねく釣り人は我侭である―。
そんな事にも気付いてしまったかもしれません(^_^;)
そして、日本の釣りこそが神にも選ばれた採捕手段なのだ!!
って・・・(^_-) なーんてね!!

我侭な兄の海幸は、綿津見神宮(わたつみのかみのみや)で、
山幸にもたらされた霊力のある玉(宝)によって、
懲らしめられ服従するのですが、

自分なりに勝手に意訳すると、
獣の棲む森や山、魚の棲む海、間をつなぐ川・・・
こうした繋がりの中で、世界(自然)は形成され、
人に恵をもたらしてくれる。

だからこそ、海と山は兄弟でなければならず、
我々は、自然に活かされている子供なのではないか―。

そんな風に感じた「海幸彦と山幸彦」の神話でした。
お話しからは無くした針は、
鋳造された金属製であったと想像もできますが、

遠い古(いにしえ)の時代に、
写真の様な動物の骨を削って作った釣り針が、
見つかっています。

それほど、日本人と釣りとの関わりは深いんです(^^)