鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/01/26 22:28:03|トピック
ぬなっ!? サンマがあそこで入れ食いですと〜!!

たった今、
ネットに流れていたニュース動画を見てビックリ!!
つい数ヶ月前、行って来たばかりのあの場所で、
な、なんと、サンマが入れ食いだって、
驚きの映像でありました。

サンマと云えば、ここ数年は不漁続きで、
この先の漁の継続についても、
危機感が増すばかりの魚です。

そのサンマが、
何処で釣れているかって云うと、
山口県の長門市の堤防―。
だって言うんですよ。
しかもですよ、その堤防って云うのが、
昨年の10月に行って来たばかりの、
大きな道の駅の近くらしくって、
釣ってる皆さんの画像を見たら、
やっぱり見覚えがあるんですよ!!

しかも、大きいので35aもあるんだそうで、
もう、立派なサイズですよね。
しかも以外に太くって、脂の乗りはイマイチか・・・
なんて言っていましたが、あの肥え方を見ると、
多分、旬の時季と遜色ないんじゃないかな(^o^)
きっと食べても美味しいと思いますよ。

コロナによる緊急事態宣言中ではありますが、
釣れ始めたのが昨日からだったそうなので、
おそらく、週末までもつかもたないか・・・
だけに、
ちゃんとソーシャルディスタンスを保って釣るならば、
こんな事は滅多にないので、
釣りに行ってもいいと思いますよ〜!!

ああ、場所が分かっちゃっただけに、釣りたーい!!
その目的の場所には、
左の写真のモニュメントと、
その下の写真の、道の駅が建ってますよ(^_^)v

ところで、どさくさ紛れで、
ここにレッツスタディー、ぶっ込んじゃいましょう!!

何故、不漁のサンマが、
山口県で急に釣れ始めたのか―。
これについて、色んな仮説を立てて、
ちょっと考えてみて下さいよ。

これは自分の勝手な想像ですが、
単なる迷い込んだ―。説もあるでしょう。
モニュメントの生きものに追われて来たとかもね。

でも、この冬の寒さと、
ちょっと関連してるんじゃないかなあ。
山陰側ではかなり雪も降った様だし、
ひょっとすると、週末の天気も占えるかもしれません。

これが解明できたら、凄いですよ〜!!

うーん、海は不思議です。
お魚も不思議です。

だから、大好きです!!
 







2021/01/26 9:06:01|釣魚料理
青のりを作ってみたよ(^_^)v
コレを『釣魚料理』と呼ぶには、
些か、無理があるよなあ・・・。

って、思いつつも、
『しぞーかおでん』の、5箇条で、
青のりは作れる―。って、書いたので、
「ホントに作れんの〜!?」って、声も聞こえて来そうです。

そこで、かれこれ5年ほど前にはなりますが、
青のりを作った証拠写真が見つかりましたので、
製作手順などもお話ししながら、
機会があったら、ちょっとチャレンジしてみて欲しいなあ・・・。
と、思って紹介させて戴きますね。

一点、作る前に確認すべきことがあります。
「青のり」を、作る海藻は、割と手軽に手に入る海藻なのですが、
養殖で育てている場所もあったり、
漁業権(特に第一種共同漁業権)により、
採捕(取)ができない場合もあります。
もし、そのような場合は、当然ですが採捕できませんので、
予めご承知置き下さい。

さて、「青のり」を、作る海藻はと云うと、
おでんの投稿で少し書いた通り、
『ヒトエグサ』と、云う海藻です。

小さな磯場や、堤防などでも割と見つかりやすく、
ひときわ「緑色」に、見える海藻が見つかれば、
おそらくそれは、『ヒトエグサ』か、『フタエグサ』です。

先ずそれを適量、刈り取ります。
手でも採れますよ。

そしたら、最初は真水で水洗いします。
海藻に付着した砂やゴミを洗う作業です。

お次は水洗いした海藻を、
細かく切ります。より香りを楽し見たい時には、
粗くきざんで置きます。

細かくきざんだ海藻を、
ボウルや、綺麗なバケツに真水を張った中に入れ、
網が付いた木枠に流し入れて、形を整えます。
この木枠は、自分で作りました。
材料は全て100均で揃いましたよ(^o^)

そしたら、マキスに木枠をひっくリ返して、
板状に貼り付けます。

後は、天日で乾燥させれば、
「青のり」の、完成です(^_^)v

この時は、乾燥させた翌日、
ラーメンの具として、麺に乗っけて食べました。
キャンプ飯です。

専門学校の実習キャンプで、
基本、食材は現地調達―。って、云う体で作った訳です。

けど、香りがふぁ〜っと立って、
芳ばしくって、ホントうまかったなあ!!

残ったご飯にかけて食ってた学生もいたり、
おにぎりに巻いて食べてた学生もいたなあ・・・。

因みに、この時は事前に現地に許可を戴いて、
学習の一環で―。と、云う事で、
必要な分だけ採捕させて戴きました。







2021/01/25 9:06:01|釣魚料理
ああ、懐かしのしぞーかおでんが食べたくなった(^o^)
つい数日前、カーラジオから流れて来たのは、
静岡県の名所や名物などを紹介する、
朝の番組のコーナー。

担当のアナウンサーさんが、
『静岡おでん』について話し、
そのプレゼンを、「しぞーかおでんコンシェルジュ」の、
肩書きを持った方が担当してくれました。

一昨日も、
釣り具店勤務時の静岡県の店舗での体験を語りましたが、
静岡おでんと聴いて、再びあの味の記憶が蘇りました。
そこで、釣りで確保もできるネタもあるので、
今日も静岡推しで語らせて下さいませ(^_^)v

ところでここからは、あえて「しぞーかおでん」と、
書くことにします。これは、地元でそう呼ばれているからで、
ソウルフードと云う事もあるけれど、
どうして・・・。って、部分も含めて語りますよ〜(^_-)

自分は都合7年半、静岡県内の店舗に勤務して居りました。
場所は、清水・榛原郡・沼津・富士、そして再び榛原郡と、
4つの店舗に在籍し、他にも県内の幾つかの店舗に、
応援スタッフにも入って、あちこち行きました。

で、静岡県と云うのは、地図で見ればお分かりの通り、
東西に長いですよね。そして、幾つか大きな川がある―。
東には富士川、西には大井川、おおよそこの二つの大河で、
食文化も異なって来ます。

その中で、『しぞーかおでん』が、特に食されるのは、
富士川以西から大井川周辺辺りまでです。
なので、自分の初めての赴任地である清水(現静岡市清水区)から、
2番目と、最後の勤務地であった、
榛原郡の吉田町って云う所は、
正に「しぞーかおでん」の文化圏でした。

そして、どの町にも同じ看板のお弁当屋さんがあって、
どの季節に行っても、「しぞーかおでん」の、
のぼり旗が掲げられ、店内にはセルフ式のおでん鍋があり、
好きなネタを『串買い』で、買えるんですよね。
そして、その横には必ず『ダシ粉』と、カラシがあって、
お好みで持ち帰れるんです。

お弁当だけじゃ、ちと物足りないので、
買いに行けばほぼ必ずおでんを数本買い加えました。
特に榛原郡のお店に居たときは、
お隣がそのお弁当屋さんでしたから、
ある意味、「しぞーかおでん」は、ルーティンでした。

さてここで、
前記したコンシェルジュさんが話されていた五箇条を、
お伝えしたいと思います。

その一 ダシが真っ黒(ホント、黒いです)

その二 串に刺してある(串で値段が分かる)

その三 青のり・ダシ粉をたっぷりかける

その四 はんぺんは「黒はんぺん」を使う

その五 駄菓子屋でも買える(おでんデビューは3歳)

以上の5つです。
この中で太字にした二つの条項には、
実は同じお魚が使われていて、このお魚は、
釣りでも確保が可能なお魚なのです。

そのお魚こそ、「イワシ」です。
静岡名物の黒はんぺんは、
内臓とウロコとエラを外したイワシをまんますり身にし、
塩で粘りを持たせたシンプルな練り製品です。
イワシのつみれとは異なり、「つなぎ」は、無し。
魚と塩だけで出来ているので、黒いのです。

そのまま食べても良し。炙っても良し。
湯通ししてワサビ醤油も良し、
汁物、鍋物、煮物、揚げ物なんでもウマイんです。
カルシウムたっぷりだから、おやつでも良し―。
もちろんおかずならなお良しの、スーパー食材です。

また、ダシ粉はイワシの削り節が殆どです。
それに、青のりを合せると、香りもコクも増して、
おでんのクォリティーも格段にあがるのです。
ちなみに「青のり」は、「ヒトエグサ」っていう海藻を、
乾燥させたものですので、割と何処にでもある海藻ですから、
釣りの合間に採取して、
洗って干せば、青のりもできますよ(^_-)

静岡では、どのエリアでもイワシは割と良く釣れます。
マイワシが最適ですが、ウルメイワシも美味しいですし、
カタクチイワシでもいけるでしょう。

あっ、でもこの直前の投稿のイワシはNGですよ(^_^;)

コンシェルジュさんが話していた、
プールおでんも良く知ってましたよ。
おでん屋横町にも行きましたし、

釣り人や、走り屋の間で密かにささやかれている、
日○平の「おでん屋おばけ」の、伝説も知ってます。

写真は、「しぞーかおでん」と、「黒はんぺん」
ああ、懐かしのダシ粉たっぷりのしぞーかおでん、
イワシ釣りも兼ねて、また食べに行きたいなあ・・・


 







2021/01/24 9:06:01|提供できるプログラム
色んな海辺・水辺の体験お繋ぎできます!!

昨年の今頃、
世界に徐々に広がり始めた『謎の肺炎』―。

2月になると更に感染は拡大し、
その正体が、
新型のコロナウィルスであることが分かって来ました。

以降、世界がパンデミック状態となってしまい、
新学期が始まる前に、一斉休校が始まりました。
それから、海外ではロックダウンが各地で起こり、
日本では、緊急事態宣言が発令されました。

オリンピックも延期
世界は今なお、コロナの闇に包まれています。

学校は遅れてしまった授業を必死に取り戻そうと、
本来なら学業と同じくらい大切な、
友だちと過ごす時間も、スポーツも、自然体験も、
修学旅行まで子ども達から奪って行きました。

結果、体験を提供する自分の仕事も、
全国で活躍する仲間達の仕事さえも無くなりました。

誰のせいでもなく、誰も恨むこともできませんが、
この二度目の緊急事態宣言が明けた時、
ワクチンを手に入れ始めた人類が、
徐々に日常を取り戻せる日が近付いている―。
そう信じたいものです。

そこで今日の投稿は、
本来の自分の『仕事』であり、『生き甲斐』でもある、
環境教育のプロとして、止まってしまった時間を、
再び動かす事が出来る様に、

日本各地の様々な水辺・海辺で活動している仲間達との、
ネットワークを駆使してお繋ぎしたい―。
新年度になったら、あんな事したい・・・
こんな事はできませんか・・・
そのようなお声や、ご要望にお応えしたい―。
そう思っています。

自分の活動のメインは「釣り」であっても、
釣りができるのは、当たり前ですが、
それができる自然環境があってこそ。
なので、自分達の仕事は広く繋がっています。

左の写真は、お繋ぎできる体験のほんの一部ですが、
スノーケリングや磯遊びなど、
直接『海』を、体感できる活動を始め、

海の恵みを使って、その役割を知ったり、
クリエイティブに創造する活動だったり、

海の危険を察知して自らを守り、
他者を助ける事もできる活動だったり・・・

ワークショップを通じて環境について考えたり、
ディスカッションしたり、
色んな活動や、色んな主体にお繋ぎする事が可能です。

ウィズコロナの時代であっても、
やはり人は、
人の間で刺激し合えるからこその「人間」です。
人間性を育む鍵は、やはり人間です。

だからこそ、体験を止めないで!!
何か出来ないか―。と、考えている方は、
個人・団体・学校・行政・・・etc
を、問わずに、気軽にこのブログから
『体験のドア』を、叩いてみて下さい。

ページ左側のメールフォームから、
ご一報戴ければ、必ずお応え致します。
繋ぎます!!
繋いでいきます、大切な体験を!!
そして、人間としての学びを!!
 







2021/01/23 9:06:01|お魚紹介
謎の魚『チョウセンイワシ』とは!?
自分がまだ釣り具店勤務だった時の話しです。
静岡県内の店舗に勤務していた頃、
春先になると、なぜか『トリック仕掛け』が、良く売れました。
『トリック仕掛け』は、ご存じの方も多いと思いますが、
釣りを余りした事がない方も、
このブログを見て下さって居るようですので、
改めて説明させて戴きますね(^_^)v

トリック仕掛けは、サビキ釣りの仕掛けの一種で、
仕掛けの軸となる「ミキイト」に、小さなハリが、
7本〜10本程度、「エダス」に付いていて、
仕掛けの一番下に「オモリ」を付けられる様になっています。
この様な仕掛けの形を「胴突き仕掛け」と、云います。

サビキ仕掛けは、このハリの部分が『バケ(疑似餌)』に、
なっていて、撒きエサ(コマセ)を撒いて、
それに集まって来た魚を釣る仕掛けの事を指します。

その中で『トリック仕掛け』は、
極端にハリが小さく、エダスも短くなっていて、
金バリまたは、銀バリとミックスになった、
カラバリ(ハリのみ)が連なっています。

豆アジ(マアジの幼魚)などが釣れ始めると、
群れにこの仕掛けを入れて仕掛けを動かすだけで、
ルアー効果を生み、魚が釣れるため、
コマセが少量、または不要となって、
豆アジの鮮度が保たれるのです。

故に、ハリだけで釣れるので、
『トリック仕掛け』と、命名された仕掛けです。

それでは、話しを戻しましょう。
春先に盛んに売れたトリック仕掛けでしたが、
まだまだ豆アジの接岸の時季―。
と、云う訳ではありません。

立春を過ぎ、ようやく春の暖かさを、
感じられ始める頃なのです。
今はまだ寒中なので、その時季には少しありますが、

自分が静岡に行って初めて迎えた春先に、
どうしてコレが売れるんだ!?
謎でしたし、不思議でした。

で、思い切って、お客さんに尋ねてみました。
「もう、豆アジが釣れ出したんですか?」って・・・。
すると、「チョウセンイワシだあ!!」って、
仰るんです。「チョウセンイワシ???」
その名前に、とんと聞き覚えがない自分は、
「そんなイワシいるんですね」と、云うと、
お客様は、ニッと笑って、「居るよ!!」って・・・。

それからもう「チョウセンイワシ」が、
気になって仕方がありません。同僚に聴いてみると、
同僚もまた、知ってる人は不適な笑い―。
知らなかった同僚は、最初の自分と同じ反応―。

で、「今度の休みに行って見て来な!!」と、
安倍川の河口にほど近い某魚港の堤防を、
当時の店長が教えてくれました。

で、トリック仕掛けを使っていそうな人を、
チラチラ探しながら堤防を歩いていると、
・・・いらっしゃいました。

その方のバケツは何故かカバーがされていて、
中身が見えません。否、見せていないんですね。
釣り人ってボウズが嫌なので、
釣れてる証拠を誇示するためにも、
バケツはオープンの人が多いのに、
なので、ここでも・・・???

そして、思い切って、
「チョウセンイワシ釣れてますか?」って、聴くと、
ちらっと蓋を開けて見せてくれました。
バケツの中には、記憶では十数匹は居たと思います。
ピチピチ元気に泳ぎ回っていて、
「ウン?、これって・・・」
「チョウセンイワシじゃんか」って、念押しされました。

なので皆さん、このブログでもし正体が分かっても、
このお魚は、『チョウセンイワシ』と、云う事でお願いします。
春のささやかな、釣り人さんの楽しみなので、
釣れる量も全体からしたら、ほんの僅かですので、
どうか、『チョウセンイワシ』のままお願いします。

上の写真が、その『チョウセンイワシ』です。
全体が写ってると、バレバレなので一部切りました。

このお魚は川で生まれて、
海に降ってプランクトンを食べ成長し、
おおよそこの位になると、再び大挙して群れを成し、
川へ登っていくのです。

海に居る時は、プランクトンを食べるので、
『トリック仕掛け』が、良いのです。
また、この魚、内臓も味のうちなので、
ほろ苦い春の味わいとしても、コマセの臭いがしないよう、
敢えて『トリック仕掛け』で、釣られていたって事でした。

このお魚は川では、別なものしか食べなくなるので、
一年一度のほんの僅かな期間だけ、
『チョウセンイワシ』と、命名されるのでした(^_-)