鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2020/12/14 9:06:01|釣魚料理
信州のお正月に添えられる魚
もう、師走も半分が過ぎようとしています。
そろそろ、お正月の準備を始めないといけないですね。

来年のお正月は、もしかしたら帰省も自粛となって、
寂しいお正月になってしまうかもしれませんね。
それと、おせち料理の詰め合わせなどの予約が
好調なんだそうですが、大きなお重タイプではなくって、
個別に取れる様に、
一人用のお重の需要が高いんだそうですね。

ところで、おせち料理には、
色々な意味合いが込められていますし、
その土地土地によって、
食材も様々ですよね。

おめでたい事ですから、
魚介類も割と華やかな魚介が使われていますよね。
鯛の塩焼きとか、鰤の照り焼きだとか、
エビの鬼ガラ焼きとか、
紅白なますにもイクラがが入っていたりしますよね。

一方で、海産物が手に入りにくい内陸県でも、
貴重なタンパク源である魚介は、
やはりおせちには欠かせない逸品です。

地元の山梨も、ご存じの通り海はありませんが、
割と海産物の加工品は、昔から食べられていますよね。
『アワビの煮貝』などは、その最たるものかと思います。
乾燥したホッキ貝を「姥貝(うばがい)」として、
上手に料理に取り入れる事もしていました。

これがお隣の長野県(信州)に行くと、
山梨以上に淡水魚の食利用が盛んであり、
お正月のおせちや、
ハレの日の食卓にも添えられたりしています。

中でも、やはり「鯉」は、滋養の効果も高いので、
信州ではごちそうとして、珍重されています。

上の左の写真は、
『鯉のうま煮』で、鯉をそれこそ丸ごと煮込んだ料理で、
でっかい甘露煮ですよね。
年の瀬ともなると、スーパーにもたくさん並びます。

我が家はほぼ長野県との県境なので、
甲府に出るより諏訪の方が近いんです。
だから、長野県のスーパー事情も、
ちょっと知ってますよ(^_^)v

妻の出身が長野県の木曽なので、
お正月に実家にあいさつに行くと、良く出してくれます。
骨もウロコも全て食べられて、滋味深くて美味しいですよ。
因みに、子どもの頃に山梨に来ているので、
妻は完全な山梨っこです(^_-)

また、右の写真は、諏訪地域で良く食べられている、
『鮒のすずめ焼き』です。けれど、鯉と同じように、
丸煮で食べたりもするそうですよ。

一度、お正月明けに諏訪湖畔の民宿に泊まった際、
鮒の甘露煮が出て、ちょっとビックリしたのを覚えています。
美味しかったですけどね。食べた事なかったので、
ちょいカルチャーショックでした(^_^;)

また、食べた事はないのですが、
信州では、ウグイも良く食べられていて、
田楽にしたり、焼き干しにしたウグイのダシで、
お雑煮を作る地域もあるそうです。

川の恵みに感謝し、大切に戴く食文化って、
素敵だと思いませんか!?

いずれにしても、おせち料理は、
命に感謝し、地域の繁栄と人々の安寧を願った、
素晴らしい食文化って事だと思います。

感謝していただいて、2021年の繁栄を祈りましょう!!


 







2020/12/13 9:06:01|お気に入りの場所
お気に入りの釣りのうた
ありうそうで、あまりないのが、
魚釣りを題材にした歌かもしれません。

釣りをしている最中は、
結構な集中をしていますし、
なかなか男女のカップルで仲良く釣りしてる―。
って、云うのも余り釣り場では見かけないので、
曲になりにくいかもしれないですね。

けれど、ミュージシャンやアーティストで、
釣りが好きな方は、
意外にもたくさんいらっしゃるんですよ。

その中のお一人で、
しかも僭越ながら、自分と同郷って云う事で、
釣りが好きなミュージシャンと云えば、
THE・BOOMの宮沢 和史さんです。

そして、宮沢さんの作られた曲の中に、
とってもかわいらしい釣りの歌があるんです。
ファンの方なら、云わずともお分かりでしょうが、
『釣りに行こう』って、云う楽曲で、
矢野顕子さんデュエットされています。

元々は、BOOMの楽曲ですが、
ソロ活動もされる中で、矢野顕子さんとのコラボした
この曲が大好きなんです。

この曲の世界観が、とっても好きで、
実は、自分の結婚式でも、
使わせてもらっちゃっいました(^o^)

妻が最初のお色直しで退席する際の、
BGMとして使ったんです。
当時の自分は、まだ釣り具屋さんでしたしね(^_-)

歌のイメージに合うイラストないかなあ・・・。って、
思って、無料の素材を探していたら、
このイラストが見つかって、
あっ、いいかもぉ!!
って、思って貼ってみました。

ところで、
この歌の物語の主人公は、
「僕」と「君」で、
ご近所同士の男の子・女の子のペア。
以前から、とっても仲の良い事が想像できます。
この二人の小さな思い出を歌っています。

女の子は、一緒に釣りに行くと、
自分より背のおっきな男の子の、
顎のホクロを、いつも眺めています。

そのうち眠たくなって寝てしまうのですが、
目が覚めると男のは、
「大きいのが釣れた・・・」と、
いつも嘘ばかりついているのを知っています。
でも、いつもだまされたふりをしています。

一方、
「僕」は、となりでいつもねている「君」を、
いつも心配そうに見ています。
釣り竿も握ったままだし、魚が引いても、
「君」は、知らん顔です。
気になって仕方ありません。

時々、真似をして目を閉じても、
柳の葉っぱがくすぐったくて、眠れません。
大人になってまたあの場所に行っても、
きっとまだ「君」は、眠っていそうだな・・・

ふたりの、
「つりにいこう!!」と、
かけあうサビのリフレインが、とっても心地よくって、

魚釣りが、このふたりにとって大切な、
コミュニケーションなんだってことが、
ほっこり、じんわりと伝わってきます。

雨がやんだら迎えに行くね。
いつもの場所に迎えに行くね!!

二人が一緒に釣りをしたのは、
きっと、山梨のどこかの川だと思います。
一緒に釣りに行ったのは、
自分の場合、4つ上の兄ちゃんですが、

柳の木が上にあるよな釣り場、
一カ所、思い浮かぶ場所があるんですよね〜。
何処だとは、当然言えませんけど・・・(^_^;)

ああ、でも自分なんて、、
妻と一緒に釣りをしたのは2回だけです(>_<)
なかなか歌のようにはいきませんねえ・・・
 







2020/12/12 9:06:01|お気に入りの場所
THIS is HACHIJYOU の魚も釣れる!!
今年は、年間を通じて、
最大の仕事である、八丈島でのキャンプが、
このコロナ禍で中止となってしまいました。
そのせいもあって、ステイホームを埋めるために、
当ブログの毎日更新を始めた訳です。

来年の事を云うと、
鬼に笑われそうですが、絶対にやって欲しい―。
そう思いながらも、
ここに来て感染者が拡大している状況を見ると、
まだまだ先行きは不透明です。

このブログでも、何度か「ビバ八丈!!」と、
題して、これまでに釣れたお魚を紹介して来ました。
中でも、上の写真の『ユウゼン』こそ、
THIS is HATHIJYOUの魚です。

八丈島を訪れる多くのダイバーさん達が、
先ず探すのが、この『ユウゼン』で、
『ナズマド』と、云うダイビングスポットが、
よく知られています。

『ユウゼン玉』と、云って、
この美しい模様のユウゼンが玉の様に固まって、
群れで泳ぐ姿は圧巻なんだそうです。

が、このユウゼンさえも、
ご覧の通り、
堤防でサビキで釣れちゃったりする訳ですよ!!

『ユウゼン』は、チョウチョウウオ科の魚で、
食用にはなりにくいのですが、
別に毒があるわけではありません。
それに、15a以上はあるので、
塩焼きにしても、そこそこ身はありそうです。

なので、もし来年になって無事に八丈に行けて、
このユウゼンが釣れたら、
一度、食べてみようかなあ・・・。
と、思っているのですが、
ダイバーさんからは批判されちゃうかもですね(^_^;)







2020/12/11 9:06:01|お魚紹介
僕らはナイルパーチを結構食べている!!
『ダーウィンの悪夢』って云う、かなり衝撃的な、
ドキュメンタリー映画で、象徴的に描かれていた魚が、
上の写真の『ナイルパーチ』と、云う魚です。

アフリカタンザニアにある、
『ヴィクトリア湖』とか、『タンガ二ーカ湖』で、
養殖するために放たれた個体が、
元々、この湖に棲息していたカワスズメ科の淡水魚である、
『シグリット類』を、食い荒らし、

生態系にダメージを与えたばかりか、
アオコの大量発生による水質悪化を始め、
飢餓や貧困などの、大きな社会問題を引き起こした魚―。
と、して、一躍脚光を浴びました。

ナイルパーチはスズキ科の魚で、
日本に棲息している『アカメ』と、非常に近い魚です。

体長が大きなものでは2bにも達する大型の淡水魚で、
本来の棲息域は、名前に冠する様に、
ナイル川周辺を始め、アフリカの熱帯域を流れる河川に、
広く分布している魚でもあります。

そして、このナイルパーチは、白身でくせのない味からか、
食用魚として重宝されていて、日本にも多く輸入されています。
今はその呼ばれ方は、法律の改正によりできなくなりましたが、
「白スズキ」の名で、広く流通していました。
白身魚の○○―。みたいな表示があれば、
大概、ナイルパーチであることが多いです。

あのMのマークのファーストフード店の、
人気メニューの、○ィレ○フィシュも、
実は、この魚のフライです。
当然ですが、自分も大好きなメニューですよ。

ところで、ナイルパーチはフィッシュイーターである事で、
前記のドキュメンタリー映画では、
悪の象徴みたいな描かれ方をしていました。
が、生きるために他の生きものを食う―。
これはある意味、本能ですから魚のせいではありませんよね。

それよりも、こうした閉鎖水域に持ち込んだ人間の、
背後にある「闇」の、様な部分を、
あの映画は、引き出せたのでしょうか。

この映画は、後に事実関係の相違の指摘もあり、
ナイルパーチを、
政治的なプロヴァカンダとして利用した―。
とも云われています。

ここまで書いてくるrと、
おそらく勘の良い方はピンと来るでしょう。

日本の外来種問題の象徴として知られる、
「あの魚」も、スケープゴードにされ、
開発による自然破壊問題とすり替えられた―。
とも、考えられる悲しい魚です。

このナイルパーチの問題と非常に酷似していますよね。
我々は、知らないだけで、
相当、このナイルパーチを誰しもが食しています。

食べた事が無い人なんて、
おそらく、日本人にはいないと思いますよ。

と、云う事は、かの国の悲惨な社会問題を、
知らずに煽ってしまっている―。とも、言える訳です。

だからどうしろ―。と、云うのでは無く、
先ず正しい事実を認識することが大事だし、
自らの意志に基づいて発言しましょう―。
と、云う事だと信じます。

人間の「欲」は、放っておいて、
全てがあの魚の食害のせいだ―。
と、声高に叫ぶ風潮に、釘を刺したいのです。
きちんと自らの目で見て、
自ら検証して学んで欲しいなあって思います。
 







2020/12/10 9:06:01|レッツスタディー!!
回転寿司で人気のネタも海外からの輸入が殆ど・・・
先日のオンラインでの『海辺の環境教育フォーラム』で、
気候変動の分科会で自分が発言した、
『回転寿司店DEワークショップ』の、アイディアが、
割と多くの人に共感して戴きました。

その時の投稿にも書いた通り、
気候変動と、回転寿司なんて、
直接は結びつきません。

が、日本近海でこれまで採られて、食されて来た、
「水産資源」が、明らかに気候変動が原因かと思われる、
海水温の高さや、
消費量に見合う量が獲れない「漁獲圧」により、
水産資源自体が減っている状況の中にあります。

回転寿司で扱われるネタの多くは、
輸入されて来た魚たちであり、
また、食用に養殖された養殖魚が多い―。
と、云う事実があります。

但しこれも、
気候変動と切り離して考えるべきですが、
近海物の地魚で寿司を握ったとしたら、
回転寿司でのリーズナブルな価格では、
とても食べられませんよね。

ひょっとすると、全てのネタに「時価」が、書かれて、
私たちはきっと安心して食べられないでしょう。
この安心は、懐具合の「安心」ですが・・・。

ところで、
我々はそんな回転寿司の寿司ネタの、
ネタになる前の姿・形や、
輸入された魚の産地や海域なども、
ハッキリ知っている方って、
一体、どれくらいいるんでしょうか・・・。
決して多くないですよね。

自分とて、なんとなく・・・。
の、範囲でしか知らないですしね。

だからこそ、こうした魚を多く扱う回転寿司店で、
お寿司を食べながら、魚の産地について考えたり、
養殖魚に与えるエサは何だろう・・・。とか、
何処で養殖された魚なのかな・・・。とか、

従業員の方と、ゲストが問答しながら、
和気あいあいと食事する―。
様なイメージを、伝えました。

例えば上の左の写真はサーモンで、
回転寿司では常に好きなネタのトップに君臨しますが、
これはあくまで「サーモン」であって、
「サケ」では、ないですよね。
確かに「サケ科」の、魚ではありますが、
「サケ」ではありません。

おおよその場合、ノルウェー産の、
『タイセイヨウマス(アトランティックサーモン)』か、
南米チリ産の、「コーホーサーモン(銀ザケ)』です。

この銀ザケは現在、宮城県・岩手県など、
三陸エリアでも養殖されています。

また、先の東日本大震災で、この銀ザケの網が破損し、
銀ザケが大量に逃げてしまう―。そんな事もありました。
大きな漁業被害となりました。
その後、釣りで釣れたりもしましたね。

また、右の『しめさば』も、
もし、このサバが、日本の佐賀関で捕れた「関サバ―」
で、あったりしたら、おそらく一貫で、
下手すれば1000円くらいになってしまいますから、
とても、回転寿司では食べられないですよね。

なので、多くのサバは、ノルウェー産です。
が、ノルウェー産のサバは、
日本近海よりも水温が低いので、脂の乗りが良く、
急速冷凍されて輸入される為、
とても美味しいです。

また直ぐに加工・冷凍されて日本に直行―。
そう言うケースも多いので、
アニサキスに当たる心配も先ずありません。

ですが、サバ自体は日本では大衆魚ですから、
もし値段が高かったら、食べてもらえないですよね。
こういうところに、漁獲圧の問題が横たわっています。
未利用魚についても、真剣に流通に乗せる工夫が、
早急に求められているようにも思います。

そこと、近年のサンマの大不漁とか、
つい先日投稿した、秋ザケの不漁だとか、
不漁の一因として、仮に気候変動があるのであれば、
重たい話しじゃなく、フランクに話し合えれば、
色んなアイディアがそこに生まれて来そうに思うのです。

また、回転寿司のエンガワは、
ヒラメのエンガワではほぼないですし、

アナゴもイタリアとかから、
タコはモロッコとかモーリタニアからとか、
割と中東や黒海周辺からやって来ます。

これを知っていたとしても、何の得もありません。
逆に、「だから何!!」って、敬遠されるのがオチです。
魚のおいしさに産地はさほど関係なく、
ウマイ魚は、どこで獲れてもウマイのです。

マグロなんてその最たる魚だとも思います。
でも、日本人はマグロを愛してやまないでしょ。

お店とゲストがTOTOの関係で、
ざっくばらんに寿司が語り合えた時、
ひょっとしたら、この気候変動についても、
良い解決策が見えて来るかもしれません。
そこに、漁師さん、生産者の方も一緒に話せれば、
尚いいアイディアが生まれると思います。

敵対じゃなく、融和の精神が大事ですよね!!