昨日の投稿で、甲イカを釣る道具として、 『テンヤ』なる、釣り具に、ちょっと触れました。
では、「テンヤ」ってなに? って聴かれると、バシっと答えられない自分です。
見たままで云えば、オモリの付いた掛けバリ―。 と、云うのが、分かりやすいかと思います。 フォルムとしては、ジグヘッドのような、 日本の釣り独特の、エサ釣りとルアー釣りの、 両方の特性を併せ持った、釣り具なのです。
そこで、テンヤで何が釣れるの?って聴かれたら、 タイトルの通り、色んな魚や頭足類(イカ・タコ)が、 釣れちゃうんです。
でも、対象魚によって、テンヤの形は様々です。 上の写真は、左が『タコテンヤ』 右が『スミイカ(甲イカ)テンヤ』です。
ちょっと写真では分かりにくいのですが、 左のタコテンヤの真裏にオモリが付いていて、 その上にかまぼこの板の様に、 平たくなっていますね。
一方の『スミイカテンヤ』の方は、 真っ直ぐな棒の先にハリ、そしてオモリは、 最も手前の部分に釣り鐘状に付けられています。
これは、ここに付けるエサと釣り方により、 この様な形状の違いが生じます。
昨日の投稿で、 スミイカ・カミナリイカの釣り方として、 底をトントンして誘う―。と、書きましたが、
このトントン小突く作業がし易い様に、 この場所に、オモリが付いています。 そしてエサのシャコは、棒に真っ直ぐ通して、 ピンク色の糸で更に巻いて、シャコを安定させるのです。
一方のタコテンヤは、一見した形は船の様で、 底で安定させて余り動かさないのが特徴です。 タコテンヤに縛るエサで有名なのは、 白い物に興味を持つタコの習性があるので、 ブタの脂身を乗せて縛ったりします。
その他、好物なのはカニとエビなので、 赤い布を貼り付けたり、 当然、本物が手に入るなら、本物の方が間違いありません。
また、タイのテンヤは生きたエビを、 タチウオのテンヤは、魚の身を刺して使ったりします。
テンヤって、ある意味とっても不思議な釣り具です。 また、その語源も良く分かっていないらしいので、 日本独自の釣り文化の産物って思えば、 格調高い釣りもできるってもんです!!
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