ここのところ、 淡水のお魚の話題から、少し遠ざかっている気がしたので、 今日は、どんな川にも居て、 決して珍しいお魚ではないんだけど、 ちょっと気になる能力を持ったお魚を紹介しますね。
気になる能力―。って、云うのは、 泳いでじゃなく、石や、河原の葦原などを利用して、 くっついて移動できる能力です。
そのお魚とは、『ヨシノボリ』です。 名前の由来は、葦を登る事ができる魚だからです。 まんまじゃん(爆)
では、なんでヨシノボリは、葦に登るのか―。 って、事からお話ししましょうね。 それを可能にしているのが、吸盤のような腹びれです。
右の写真は、 ヨシノボリのお腹を下から撮影したものですが、 どう見ても、これ、吸盤ですよね。
この腹びれの形は、ハゼ科の魚に共通してみられるもので、 移動する時には、この吸盤を川底や葦の茎などに押しつけて、 流れの中を移動するんです。 見ての通り、ずんぐりした体型ですから、 何かにくっついて移動しないと、流されてしまいます。
同じ様なフォルムをしていますが、「カジカ」は、 そもそも余り移動しないし、カサゴの仲間ですから、 この様な腹びれはしていません。
金沢名物として名高い『ゴリ』も、 実は、ヨシノボリの仲間です。 ゴリは、漢字で「五里」と、書くことから、 一日、五里も移動する魚って意味です。 五里って言えば、20キロですから、 相当な距離になりますよね。
川はくっついて登るべし!! 小さなクライムフィシュに、 マジ、リスペクトっす(*^_^*) |