そろそろ釣りに行きたくなって、 お尻がムズムズしている方も多いかと思いますが、 今月いっぱいくらいは我慢して、 感染防止に努めてくださいませ。 でも、いい季節ですよね〜!!
ところで、写真のお魚を良く見て下さい。 パーマークがはっきり出ていて、 一見、ヤマメに見えますが、 イワナに見られる白点や、縞模様も見えていますよね。 パーマークと云うのは、 体の側面にある小判型の模様の事です。
実はこれ、新潟県内のある河川で、 許可を戴いて、ガサガサという手法で捕れた魚なのですが、 イワナとヤマメの交雑種かと思われます。
そういう個体を『イワメ』とも、呼んだりするのですが、 おおよその場合、パーマークは消失し、 イワナの風貌が目立つ個体になる傾向があるようです
しかし、写真の魚は、くっきりパーマークがありますよね。 それに、イワメの場合、交雑しやすいのは、 ヤマメよりもアマゴが多いと、図鑑などでは解説されています。
なので、この魚を『イワメ』と、呼んでしまうのには、 チョッと違和感を覚えます。なら、なんと呼べばいいのか!?
管理釣り場などでのトラウトフィッシングでは、 交雑種の事を、「F1(エフワン)」などと、 ひっくるめて呼んだりしていますが、 こうした自然交雑種の明確な名称は、まだ無いようです。
この場合、ヤマメの風貌が良く現れているので、 『ヤマナ』とでも、呼びましょうか? はたまた、これも『イワメ』で、いいじゃんとか、
いやいや、こんな名前もいいんじゃない!? と、皆さんもこうしたケースに、 相応しく、しっくり来る名称を考えてみてください。
因みにこの魚が採れたエリアは、 イワナが優先種である、渓流奥部ではなく、 双方の放流も行われている河川の枝川です。
こうした交雑という魚のふしぎに、 着目してみるのも、魚を深く知るきかっけになりますよ。
もちろんこの個体は、暫く観察した後、 再び川に戻しました。 |