鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2022/02/08 9:06:01|レッツスタディー!!
このお魚分かりますか?
おはようございます。

いやあ、北京オリンピックの
嬉しいニュースが続いていますね。

ジャンプも、フィギュアスケートも、モーグルも、
そして、女子のアイスホッケーも・・・
きっと、多くの子ども達に、
夢と勇気と、希望を与えてるって思いますよ。

ところで、春を代表する魚として、
つい先日、メバルのお話しをしたばっかりですが、

上の写真のお魚も、
実は春を代表する海のお魚なんです。
でも、何か変な感じでしょウィンク

このお魚、何だか分かりますか

透き通った感じの魚体だし、
何より、小さいでしょ!?

ですから、あるお魚の稚魚なんです。
仔魚って云った方が正確かな・・・

でもね、
実はこのお魚、
生まれたばっかり
なのですが、
既にもう魚の姿になってるんです。

生まれ落ちた瞬間から、
ほぼ、この姿のまま海に泳ぎ出すんです。

海の中は、危険がいっぱい。
でも、このお魚の事は、
海藻の森が守ってくれます。

無防備っちゃあ無防備ですが、
この大きさまで成長していれば、

もう自分でエサを探して食べる事も、
可能なんです。

そこで皆さんに質問です。
この子達の親は誰でしょうかびっくり

今日は久しぶりに、『レッツスタディー』
の、カテゴリーで投稿します。

この子達の親の魚を当ててもらうのが、
課題で
すよ。


そしてもう一つ―
お魚って、普通は卵で生まれますよね。
もちろん、このお魚も、
卵がなきゃ、生まれて来られません。

でも、生まれた時には、魚の姿です。
どうして、こんな事が起きるのでしょうかびっくり

ヒントは、
メバルもそう。
このお魚もそう。

って、事で考えてみて下さいネ幸せ

これで、分かるかなあ・・・





 







2022/02/07 9:06:01|トピック
あの産地偽装事件に思う(今こそ消費者も考えて欲しい)
おはようございます。

もう立春を過ぎたと云うのに、
寒い・・・悲しい
懐もさむい・・・泣く

おーい、春よ〜!!
どこいったんやあーっ

さて、連日の熱戦を繰り広げている、
北京オリンピックですが、
女子ホッケー、いいっすね〜。

本県出身のK選手ですか・・・。

小さな身体で大活躍!!
この活躍には胸がアツくなります!!

決勝トーナメント目指して、
頑張れスマイルジャパン!!
世界を黙らせろ!!

一方で、完全非接触を誇るバブルですが、
バブル内のロボットが調理する料理は、
どうも・・・
そんなネットのニュースもありました。

[北京ルポ]ロボットが作った正体不明の丼物には良心がなかった : 日本•国際 : hankyoreh japan (hani.co.kr)

だったら、当県の誇るロボットラーメンの方が、
絶対にウマイっしょ!!
が、惜しまれながらも、
とうとう閉店してしまった様です。

ところで、
寒いと云う所で、心が少し寒くなったニュース―
某県の漁協で行われていた、
アサリの産地偽装問題についてです。

先ず前提として、これは違法行為ですから、
絶対に許されるという案件ではありません。

が、この様な不正が行われていた背景にある、
『漁獲圧』と、云う、日本人の国産神話について、
消費者たる我々は、
もっと学んで気付かなければなりません。

先ずお伝えしたいのは、
アサリはアサリであって、
国産だろうが外国産だろうが、アサリなのです。
固体に味の差がある訳ではありません。
もしあるとすれば、環境の差のみです。

しかも今回のケースは、
畜養の途中で産地が切り替えられて、
中国産アサリを国産アサリとして販売していた
と、云う事です。

が、外国産のアサリを一定期間、
国内の管理された環境で「畜養」する事自体は、
別に違法ではありません。

要は、小売り価格にした際に、
国産と外国産に差額が生じてしまうため、

「食うために―」に、
この不正を継続してしまっていたと・・・

この「食うため―」と、云う、
地元の現状を、消費者たる我々は、
きちんと見ないといけないのではないか―
と、云う事です。

改めて「漁獲圧」って、何かと云う事を書きます。
消費者からの需要の圧力(プレッシャー)に、
生産者(漁業者)の供給が間に合わない事です。

正直、日本の海は疲弊しています。
以前のように、
いくらでも獲れるなんて事はないのです。
ハマグリなどは、既に絶滅の危れがあるのです。

食べられているハマグリは、
おおよそ中国産です。

でも、お値段の割りには美味しいというのが、
率直な感想です。

また、東京湾のアサリも獲れなくなり、
外来種のホンビノス貝が、優位種になっています。

ですから、漁獲が少なければ、
基本、価格が高くて当たり前―


どんな大衆魚であれ、もはや国産魚は、
安価では供給できなくなっているのだ―
と、認識してください。

今回のケースでは、
外国産を国産とする事で、
ある程度、漁獲圧を回避でき、且つ、
差額で生じた利ざやで儲けた―
と、云う構図です。

一方、こうすることで、
地元漁業者が潤っているかと云えば、
決してそんな事はありませんし、

漁協関係者に着服があった等も、
一切、報道がありません。

要はそうしないと漁師さんが食えなくなるから、
不正に舵を切ってしまった
のでしょう。

一度舵を切ってしまうと、
戻そうにも戻せない。
不正という感覚さえ麻痺してしまうのです。

同情はしません。
が、このまま現地漁協のみ批判をするのは、
フェアではありません。

我々消費者は、正規の価格で、
高くても買い支える努力をしないといけないのです。
それが、持続可能な漁業の在り方でしょう。

アサリは、
もろ日本の食卓に欠かせない海産物です。


が、そのアサリさえ、
既に国産のアサリを安定供給できないレベルである―
それを我々は、もっと感じないといけません。

中国産であろうが、韓国産であろうが、
アサリは美味しいですよ。

ですから、中国でも韓国でも、
もっと漁場を整備して、
日本人にもっと食べてもらうように、
品質を競い合えばいいんです。

だったら、フェアなトレードですよね。

お役所も、再発防止に向けて何が大事なのか―
漁業者保護・漁場環境の整備など、
より人に寄り添った対策を打ち出さないと、
この悲劇は、繰り返されますよ。

不漁の時にその海産物がない事は、
仕方ないじゃないですか。

再び回復するまで、
待てばいいじゃないですかびっくり

その間、外国産を食す事は、
双方の漁業者を守る事に繋がります。

山梨県民は、アサリの消費も全国上位です。
そんな皆さんには、きっと分かって戴けるでしょう。

国産アサリは貴重なのです。 
高いんです。

でも、アサリはウマイ!!
それは間違いありません。

消費者としてどうすれば、
漁業者を支える事ができるか、考えていきましょう自信まんまん


 







2022/02/06 9:06:01|その他
釣りはフィギュアスケートをラジオで聴いてる感覚に似てるかも!?
おはようございます。

いやあ、早速ですが、
北京冬期オリンピック、
日本人選手、頑張ってますね〜嬉しい

大会初日に、
フィギアスケートの団体戦の予選って、
あったじゃないですかぁびっくり

たまたま移動中に、
ラジオでも実況してたんです。

当然映像はないから、実況アナの解説が、
演技を想像する唯一の手段な訳です。

で、その解説を聞いていたら、
なんだか見えて来る気がするんですよ。

ジャンプスピンステップ
その要素が複雑に絡み合って1つのプログラムに、
なっているんですが、

このジャンプは、前向きに滑って
とか、

スピン中に手を上に上げてとか、足を持って
とか、

技の名前は、まだ良く分からないのに、
滑ってる姿が見えてる様に感じたんです。

もちろん、実況アナの経験と、
話力があるからこそなれど、

見えないものを見ようとしている自分と、
その様子を解説してくれる話し方が上手く合致すると、
映像を見てるより、なんか感動するよなあ・・・

って、そんな感覚があったんです。

で、

こんな感覚って何かに似てるぞって、

ふと、思ったんです。

それは、魚釣りです魚

当然ですが、
釣りをしてる時には自分は地上に居て、
見えない水の中の景色を想像していますよね。

で、釣れる時って、
海を見たとたんに、

あっ、見えた―びっくり

って、思うことが、
ごくたまにあるんですよね。

ここにコマセを打って、
ここに仕掛けを落として、こう流して、
ここまでいけば、食う(釣れる)―。
そんな結果が見えたりするんですよ。

こういうのゾーンって云うんでしょうが、

要は、エサを刺している瞬間から、
魚を釣って取り込む瞬間までもを、
饒舌に解説できると、
ほぼ間違いなく釣れます


そしてそんな時は、
誰かにそれを解説しながら釣ると、
その誰かも、ほぼ間違いなく釣れます


なので、自分も含めて釣りが大好きなんだけれども、
釣果が安定しない人が、

やってみるといいかも―びっくり

って、感じたのは、

その釣ってる環境や、状況や、
エサを付けるところからの、

自分の釣りを、自分で実況解説してみる

コレ、絶対に良いと思います。

地上からでは想像するしかない、
海の中で繰り広げられる、
魚達のフィギュアスケートを実況できたら、

釣果間違いナシじゃスマイル

でも、あくまでも想像ですから、
釣れなくっても、責任はとれませ〜んウィンク

でも、釣り実況は、使えますよ自信まんまん
是非、やってみて下さい。

先ずは手始め―
この写真は、八丈島の底土海岸の海の底です。
この光景を、釣りしてるつもりで、
実況してみて下さい。




 







2022/02/05 9:06:01|お魚紹介
梅はさい〜た〜かぁ!? 桜はまだかいな!!
おはようございます。

昨日の北京オリンピックの開会式、
ご覧になりましたか?

さて、昨日が立春でしたから、
ちゃっかり早咲き、
春のお花でお魚の話しを致しましょうスマイル

なんのこっちゃ!?

春のお花で先ず浮かぶのは、
梅の花―
香りが高くて、気高い感じがして・・・

節分の日に、
甲府市の某梅園の近くを通ったんです。
もちろんクルマで・・・

でも、「梅まつり」の、幟が立って、
お庭の方も、チラっと咲いているような・・・
そんな感じでしたから、
直ぐ開園になると思いますよ!!

でね、その名前に、
『梅』が、付いてるお魚さんがいるんですよ。
ご存じですか?

それはね。

ウメイロ
(上写真 左)
です!!

透き通る様な青空に、
鮮やかな黄色い梅の花が咲いているみたいな、
このお魚がウメイロです。

以前、タカベのお話しをした事がありますが、
タカベをちょっと大きくした感じで、
黄色がより鮮やかになっているのが特徴です。

同じ仲間ですが、違うお魚です。
そして、このウメイロの背の青を、
もっと深く鮮やかにしたお魚が、アオダイ

ウメイロ、キレイでしょぅ。
食べても、もちろん美味しいんです。

梅が散ってしまうと、
次に待ち遠しいのが桜です。

鎌倉あたりの・・・
で、サクラダイとも呼ばれる、
剣崎沖のマダイの話しをしましたが、

こちらは、正真正銘の和名サクラダイも、
ちゃんといらっしゃるんですよ。
(上 写真 右)

タイの名前は冠していますが、
もちろん、マダイの仲間ではありません

それに、そんなに大きな魚でもありません。
成魚でも20aくらいでしょうか・・・

船釣りで、マダイやイサキを狙っている時に、
たまに釣れて来る事もあります。

大概の人は、
釣ったその場でリリースしちゃいます。
が、以外と美味しいお魚ですよ。

食べるんかいっ!?
って、ツッこまれそうですが・・・困った

それにしても、海に紅い花が咲いたような、
本当に綺麗な魚ですよね。

桜と云っても、ソメイヨシノ桜の様な色じゃなく、
八重の桜の様な趣―花

梅も、桜も、
実はどっちも、
伊豆諸島周辺の代表的なお魚
です。

ですから、この梅と桜に祈りを込めます。

どうか今年こそ、
夏の八丈島に行くことができますように・・・

どうか中学生たちと、
でっかい体験ができますように
・・・

 







今日は立春で春といえばメバル(海仲間たちとメバル釣り)
おはようございます。

今日は立春花
でも、寒い・・・涙

そして今日からは、
冬期五輪が、いよいよ北京で始まります

楽しみでもあり。
心配でもあり・・・。

どうか選手の皆さんには、
万全の体調で競技に臨んで欲しいってことと、
どうか、コロナに感染しませんように・・・・
と、祈るばかりです。

さて、春と聴いて
真っ先に思い浮かべるお魚は、
やっぱり、『春告魚』とも称される、
メバルではないでしょうか!?

昨年も、丁度今頃だったかと思いますが、
メバルを季語に俳句を詠んでみましょう

なんて事をやったかと思います。

そこで今日は、
このブログでも何度も紹介した、

海辺の環境教育フォーラムの海仲間たち

と、一緒に行った、
メバル釣りの思い出を辿ってみたいと思います。

思えば、このフォーラムの開催時期が、
ことのほか春先が多かった事のです。

そして自分も、
釣りの楽しさや学習効果を体験して欲しくって、
初参加から釣り具持参で駆けつけて、
半ば強引に釣りを体験させちゃった・・・
そんな事があったんです。

で、その釣りの殆どが、
春先なので、メバル釣り
だったんですねスマイル

2004年に初参加し、
魚釣りによる環境学習の可能性
を、訴えた私―

すると、早速2005年に福井県の団体から、
釣りと環境学習の講師として、お招き戴きました。
若狭の海まで出向き、
魚釣りと海の環境について学び合いました。

翌、2006年
今度は、西伊豆で釣りのプログラムを行って、
その様子を交えて、

環境学習用のティーチャーズガイドを作ろう

と、云う事になりました。

このティーチャーズガイドを携えて、
2007年 神奈川の三浦半島で開催された
フォーラムでは、事前に参加者を募って、
メバル釣りのプログラムを行ったら、大好評!!

参加して下さった皆さんに、
メバルの煮付けを振る舞ったら、これまた大好評!!

この時には、温暖化による海面上昇を、
遊びながら学べる様なアクティビティーを、
分科会として発表もさせて戴きました。

このフォーラムの様子は、
『月刊ダイバー』と云う、
ダィバーさん御用達の著名な雑誌にも載ったんです。
(PDFでご覧戴けます)
名称未設定 (umibef.com)

次第に、
釣りと云ったら鯛損さん

そんなお声を掛けて戴ける様に、
なって来たんです。ありがたいですね。

その翌年2008年には、
瀬戸内海に浮かぶ『家島』にある施設で、
フォーラムが開催されたのです。

事前に施設の方から、

「メバルが釣れるよ」

と、伺っていたので、
持ってるルアーロッドを全部送らせて戴いて、
早朝、自由参加のメバル釣り大会を強行しました。

まだ今ほど「メバリング」が、
メジャーになっていない頃でした。

なので、
ジグヘッドと小型ワームでメバル釣りが、
多くの参加者が初めて見た様で、
最終日には参加者の3分の1近くの方が、
一緒に釣りを楽しんでくれました。

その様子を、取材してくれた海仲間も居て、
VIVA ASOBISTと云うサイトに、
自分の事を、紹介してくださいました。
(ここで見られます)
vol.39:野澤鯛損「釣りキチ三平」発「釣りバカ」経由のフィッシングメッセンジャー - asobist.com

そして、
同年秋には、このプログラムに参加して下さった、
同じ兵庫県でも、
日本海側『香住』の体験事業者から、

現地での釣りプログラムの実践に向けての研修

と云う事で、講師の依頼を戴いたんです。

そこで、釣って・食べて・命を考える・・・。
この一連のプログラムを、
『エコフィッシング』と命名

以降、この名称で、
釣りと環境学習がパッケージとなったプログラムとして、
仲間内でも活用して戴いています。

この様に、
大きなターニングポイントには、
フォーラムの海仲間と、
メバル釣りがリンクしています。

単なる偶然ではありますが、
自分にとっては、メバルさま・様
メバル大命魚ラブ

決して足を向けて寝られるお魚ではありません。

メバル釣りから始まった、
『エコフィッシング』が今、
様々に化学反応を起こしてくれて、

現在では、LABO to CLASSの中でも、
活用戴いて居ります。
※ ページ左側のリンクから飛べます

そろそろ、でっぷりとした、
良型メバルの最盛期に入っていきます。

春の海 ひねもす のたりのたりかな

うららかな春を信じて待ちましょう!!

フィッシングメッセンジャーにとって、
メバル釣りは、イチバン大事な釣りです!!