鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2022/02/03 9:06:01|釣魚料理
今日は節分ですが恵方巻きの中のコレ知ってます?
おはようございます。

今日は節分です。
暦では、寒も明ける訳ではありますが、
まだまだ、春には通そうだそうですよ。

どうか、温かくしてお過ごし下さい。
そうそう。一昨日の朝、
ラジオからこんな懐かしいメロディーが、
聞こえてきたんです。

特別なスープをあなたにあげる〜♩♩

 あったかいんだからぁ〜ハート

ほえ〜 クマムシですよ。
​今どうしてるんだろ・・・

ところで節分の今夜、

あなたは、豆まきをしますか!?
それとも、恵方巻きを食べますか
両方ですか!?

すっかり関東でも恵方巻きは定着しましたが、
フードロス問題から、
この時季に、予約お願いします!!
と、しつこく云われなくなった事は、
良かったなあ・・・。
と、思います。

さて、恵方巻きは見ての通り、
太巻き寿司です。

で、太巻き寿司に巻いてある具材に、
上の写真の様なピンク色の粉を、
見た事ありますか?

昔は必ずと云って良いほど入ってましたが、
最近は、割と入ってないんですよね。

自分が中・高とお弁当だった時には、
母が割とひんぱんに入れてくれてありまた。

コレ、『桜でんぶ』と、云いますが、
ご存じですか?
『おぼろ』って、覚えている方もいらっしゃるかなあ・・・

どっちでもいいちゃいいんですが、
正確に云うと、『でんぶ』と、『おぼろ』は、
違う作り方をするそうです。

では、このピンクの桜でんぶ、
原料は、お魚だって知っていますか

実は、マダラとか、スケソウダラとか、
白身のお魚を使って作られています

使っているのは白身魚なのにピンク色なのは、
食紅で色付けされたものだからです。

でんぶって、割と甘いですよね。
これは、
砂糖や、みりんなどを使って炒り煮してるからです。


では、作り方をちょっと紹介しましょう(^_^)v

まず、でんぶにしたい白身魚を茹でます。
身が浸かるくらいのひたひたの水から、
ひとつまみほどの塩を入れて茹でていきます。

気をつけて欲しいのは水から茹でること、
煮魚の場合は沸騰してから魚を入れますが、
でんぶの場合は、後で身をほぐすので、
水から沸騰させますよ。

7〜8分茹でたら取り出して、
流水で洗ってぬめりを取ってから、
キッチンペーパーで水気を切って下さい。

この後、身をほぐしていきますが、
先ずは手で粗くほぐしていって下さい。

おおよそほぐれたら、
骨とか、皮とか、血合いとか、
余計なものを取り除きます。

次に粗くほぐした身を、
茶巾のようにキッチンペーパーなどにくるんで、
擦り合わせるようにして、更に細かくほぐします。

あとは、調味料を加えて水気を飛ばしながら、
炒り煮していく訳です。

菜箸を何本か束ねてかき回すと、
水気が更に飛ばせますよ。

昔、釣ったマダイで作った事あったなあ・・・

これが、でんぶ。で、更に食紅で染めると、
桜でんぶ桜
に、なります。

今年の恵方は、
確か「北北西微北」って事ですが、
分かり難いでしょ。

なので、北北西でいいと思います。

で、1本丸かぶり〜美味しい

で、その恵方巻きを手作りで、
その中に、ぜひ、お手製の『桜でんぶ』桜
で、春を添えてくださいな(^_^)v







2022/02/02 9:06:01|読み物
不定期連載 第三弾 『じいじの糸電話』\(最終回)
おはようございます。

昨年は2月2日が節分だった―
って、覚えてますか!?

今年は通常に戻って、
明日3日が節分となります。
お間違いのないように・・・ウィンク

ところで、
昨年は、節分イワシの話しもしたと思いますが、

今日は、昨年の後半から続けて来た、
オリジナル童話の『じいじの糸電話』の第9回―
そして、今日を最終回に致します。

これまで読んで戴いた方、
本当にありがとうございました。

前回は、
いよいよちいちゃんとじいじが、
ワカサギの穴釣りを始めたのでした。

「糸電話」電話の事も分かって、
段々と、要領もつかめて来たちいちゃん。

じいじと一緒に、順調に釣り・・・
もとい、糸電話を続けました。

じいじも、糸電話が上手なちいちゃんのこと、
いっぱいほめてくれたし、
いっぱい、ワカサギさんも釣れました。

やがて、楽しい糸電話も、そろそろおしまいガッカリ
さあ、今度はお家に帰って、
みんなで、アレを食べましょー美味しい

いっぱい、いっぱい、つれました。
ふたりで、五〇ひきくらいつれて、
もっとワカサギさんと、
おはなししたいちぃちゃんでしたが、
じいじが、また来ようねって言いました。
ざんねんだけど、また糸でんわしに来るからね。
 
かえりの車の中で、
ちぃちゃんは眠ってしまいました。

だって、夢でもワカサギさんとおはなししてたから・・・。

ばあばのおうちに着くと、
お母さんもまっていてくれました。

「あのね、ちぃちゃん、
  いっぱい糸でんわしたよ。ほら・・・」

見せてくれたふくろの中には、
あわいピンク色にキラキラ光るワカサギが、
いっぱい入っていました。

「すごいねちぃちゃん、
  こんなにつれたんだね。よかったね」

 じいじとふたりでごきげんでした。

ばあばは、うれしそうにふくろを手に取ると、
こしに手をおいていいました。
 
「じゃあさっそくお料理しようね」

 お母さんといっしょに、
だいどころに入っていきました。

パチパチ、あぶらが跳ねる音。
いいにおいもして来ます。

そして、今日もトントン・・・
キャベツを切る音も聞こえてきます。

じいじとちぃちゃんは、
ずっと糸でんわの話題で盛り上がりました。
 
「うん。ウマイ!」

じいじの糸でんわは、
おさかなさんとおはなしができる、
すごいすごい糸でんわでした。
               おわり


まだまだ寒い日も多いけれど、
暦では、もう明後日から春花

きっと、あなたの直ぐ近くにも、
小さな春花が、
小さな春の足音ウォーキングが、聞こえてきませんか?


 







2022/02/01 9:06:01|お魚紹介
鎌倉あたりの13魚(^_^)v その4+α 総大将と奥方さま
おはようございます。

いよいよ今日から2月―
如月ですね。

光りに溢れた春が直ぐ近くまで来ています。
なんとか希望を繋いで頑張りましょう。

さあ、1日に4つのお魚を、
3日間紹介させて戴きました。

なので、鎌倉あたりの13魚も、
残るは1魚種のみとなりました。

が、1魚種だけでは、
勿体ないよね〜!!

と思い、
最後となった今日は、
総大将とした1魚種と、

総大将をとりまく女性達―
と、強引に関連付けて、

女性的なイメージのお魚を、
2魚種紹介させて戴きます。

なので、プラスアルファで3魚種です。

では、お待ちかねの、
鎌倉あたりの13魚―

最後の総大将としたお魚はっ!?

ジャーン

最近の相模湾と云ったら、
もう分かりますよね。

マグロですよ!!

きっとご存じだとは思いますが、
マグロがねぇ〜
今、相模湾ではマグロゲームが、
最もアツい釣りではないでしょうか!?

マグロゲームは、ジギングゲーム!!

メタルジグを咥えたまま、
怒濤の様なファイトを繰り返すので、
こりゃあ、一度でも味わったら、
抜け出せないんだろうなあ・・・

マグロも色々と居る訳ですが、
総大将に相応しいのは、
やっぱりクロ(本)マグロっしょ!?

しかも、現在はクロマグロは禁漁となっています。
それだけに、ちょいミステリアスでしょ(^_-)

と、云う事で、相模湾の総大将―
13魚目は、クロマグロに決定!!

さあ、この大将クロマグロが、
必死に守りそうな女性的なお魚として、

今、ワタクシのイメージでは、
2つのお魚が浮かんで居ります。

拠って、こういう事に致します。

ドラマでは頼朝を廻って、
二人の女性が登場して居りますね!?

伊豆に流されて、
最初に恋仲になったのは、八重さんです。

が、平家を伐つ事を決め、
後に夫婦になったのは、北条政子さんですね。

ドラマでは、お二方ともお美しい女優さんが、
演じていらっしゃる訳でありますが、

ここは敢えて、
奥方のビジュアルには蓋をして、
やえさんと、北条政子さんを、

それぞれ、
このお魚にイメージを映して決めました。

ドラマのお二人は、封印して下さいョm(_ _)m

では、かつての恋仲
八重さんのイメージは、

マダイです!!

相模湾はコマセマダイ釣りの発祥の地でありますが、
漁場として有名なのは、剣崎沖です。

そして剣崎マダイは、
姿・形が美しいことで知られています。

特に春はね、サクラダイ桜とも呼ばれていまして
お味も、白身で上品―
おいしゅうございます。

続いて、
共に鎌倉幕府を築いた奥方様の北条政子のイメージは、

アマダイです!!

とにかくこのお魚は、
お姿以上に、落ち着いて、
なんとなく「母上」を、思い浮かべてしまう、
気品があるのです。

お召しものも変えたりしまして、
黄色・そして潔白の白

後に尼将軍と呼ばれる政子さんは
やっぱり、イメージはアマダイなんですよ。

さて、いかがでしたでしょうか。
ワタクシが独断と偏見で決めた、

鎌倉あたりの13魚

お楽しみ戴けましたでしょうか。

幼くして両親を亡くした頼朝ですが、
母の如く、この観音様を敬ったことでしょう。

写真は、鎌倉長谷寺の長谷観音様です。

木造の観音像としては、日本一ですよ。



 







2022/01/31 9:06:01|お魚紹介
鎌倉あたりの13魚(^_^)v その3 急先鋒の回遊魚編
おはようございます。

もう今日で1月も終わりです。
お正月から、
オミクロンに振り回されて居りますが、
引き続き、皆様ご用心下さい。

さて、鎌倉あたりの13魚―
若魚→根魚と、繋いで参りました。

そして今日は、
満を持して、相模湾を泳ぎ回る、
攻撃陣の急先鋒たる、
回遊魚たちを紹介しましょう!!

それでは、昨日の続きでからですから、

先ずは、9魚目でございます。

とにかく速く駆け付ける―
幕府の有事に後家人衆は、
いざ鎌倉を目指す分けですが、

思い立ったらまっしぐら―

誰よりも速くやって来そうなのは、
やっぱり、カツオでしょうね。

登ってても下ってても、
君主のためなら全速力なのです。

釣りは、1本釣りが有名なれど、
相模湾では、片天秤仕掛けかな!?
特に下って来た、脂の乗りきったカツオは、
刺身で、タタキで、絶品なのです。

続いては、10魚目
相模湾では新参者ながら、
厳つい面構えに似合わぬ素早い泳ぎ―

サワラでございます。

素性は平家の落人か―
しかしながら、平家無き今、
我が尽くすは、源氏なり!!

相模の海を泳ぎ回って、
親方様をお守りするのじゃ!!!

と、云う訳で、
新しい釣り、ジギングなどで
最近はやりのニューカマー


顔面は怖いのに、
そのお味は、なんとも優しくて、
身も柔らかいので漬け魚向き。
でも、美味しいよぉ

11魚目は、
一尾だけでも、万の力を持つという、
怪力とデコッパチで知られる、
シィラです。

シイラないっ困った

なんて云わないでっ。

とにかくパワフル&タフネス
敵陣へ突進して、見事手柄をあげましょう!!

釣りは、
トップウォーターのミノーイングでどうぞ!!

釣り上がった時の一瞬の、青い命の輝きに、
きっと「野武士(もののふ)」を、
あなたは、感じる事でしょう。
うーん、刹那じゃ・・・

そして、
最後に控えし副大将は、
ワラサとブリの二段構えじゃ!!

先ず迎え撃つのはワラサの弓なり
次々に矢を放っては、敵を蹴散らして、
留めは敵の大将を、
ブリ(鰤)の槍で一突き!!

魚の元帥たる
ブリの堂々とした姿と味に、
人間達は、惚れ直すのです。

さあ、最後の13魚目は、
正に大将の魚ですよ。
でも発表は次回!!

どうぞ、お楽しみに〜!!
最後に魚の総大将と、
大将をを支え続ける奥(女性)の、
お魚を併せて紹介致します。

相模湾ですよ〜
きっと、もうピンと来てますよねびっくり

大丈夫。きっと当たってますよウィンク

写真は名勝 稲村ヶ崎

かの新田義貞が剣を投じたら、
海が割れたとされる伝説の場所です。




 







2022/01/30 9:06:01|お魚紹介
鎌倉あたりの13魚(^_^)v その2 滋味深い 根魚編
おはようございます。

今日も引き続き、
大学入学共通テストが行われています。

それにしても、
警察に出頭した、女子大生の事が気になります。

確かに罪は罪で、
決して許されないかもしれません。

が、この先の未来が見えなくなってしまう事―
これだけは、なんとか世間も突き放さないで下さい。

自業自得と言われてしまえばそれまででしょうが、
不安に駆られたら、人は誘惑に弱いものです。
どうか、社会が寛大でありますように・・・

罪を憎んで人を憎まず・・・
改めて、この言葉の意味を噛みしめて欲しいです。

さて、
人の弱さを全て受容れ、鎮座されている仏様。

今日は、この大仏様の如く、
滋味深く、元気に泳ぎ回る若魚たちを、
静かに見守る、相模湾の根魚にスポットを当てます。

では、ワタクシが独断と偏見で選ぶ、
鎌倉あたりの13魚
根魚編を始めます。

先ずは、昨日から数えて
5魚目のお魚は・・・

メバルです。
メバルは春告魚とも呼ばれ、
穏やかな海藻の森で静かに暮らします。

でも、色んな所に目を張って、
海の森を守る母親の様な存在です。
そして、メバルお腹の中で子どもを守り
魚の姿で産み育てます

メバルと云えば、
釣りはメバリングですね。

釣れたら、ちょっとメバルの滋味深さ、
感じてあげて下さいね(^o^)

続いて6魚目は、

カサゴです。
このお魚はメバルさんより泳がずに、
辛抱強く我慢強く
悟りを得た様な暮らしぶりです。
そんな懐の深さに、ぶれない強さを感じます。

釣りは、胴突き仕掛けにエビや、イワシ、
身餌を付けて、トントンと岩戸を叩いて
女神様を呼び出す様な釣り

そのお味は、なんとも優しくふくよかで、
心が満たされる様な、そんな美味しさですね。

7魚目は、

カワハギです。

このお魚は、根の安全を守るため、
日夜、動き回ってパトロールする。
偵察役のお魚です。

さしずめ「忍び」
神出鬼没に現れて、縦横無尽にホバリング。
エサを釣り人にも悟られず食いちぎっては、
他の生きものにもエサを分け与えます。

されども、肝が据わっていますから、
その肝と共に身を食さば、
まさにヘブンの美味しさです。

根魚編らすとの8魚目は、

ヒラメです。

守りの要の見張り番―
底にしっかり張り付いて、
鋭い眼光で周囲を絶えず見張っています

そして、もし何かあれば素早く身を翻し、
白い壁となって敵の侵入を阻止します。

そんな緊張感のある仕事ですから、
食事は肉食。
鋭い歯で一撃し、あとはゆっくり時間をかけて、
咀嚼します。

イチ、ニイ、サン・・・
と、ゆっくり数えて四十まで


守りの要を釣り上げるには、
人も辛抱、我慢なのです。

煌めく白身は潔白の証し。
正に潔く、深い味わいのお魚ですね(^_^)v

さあ、どうだったでしょうか。

鎌倉あたりの13魚は、まだ続きます。
今度は攻撃の布陣となる、
強力な魚達を紹介しますよ。

お楽しみに〜!!

ちなみに、鎌倉の大仏様は、
その御身の中に入れるんですよ。
あやかりましょう。