鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/03/09 9:06:01|釣り用語の解説
ワームの行く末(釣果を求めるか釣りが出来る未来か・・・)
春の足音が、次第に大きくなっていますね。
気温の乱高下はまだありますが、
日差しは確実に春の暖かさです。

さて、日差しが強くなって来るのに従って、
魚たちも活発に動き出しますが、
今日は、ルアーフィッシングの話題にしましょう!!
カテゴリーは、『釣りの用語解説』とし、
専門用語も多く解説ますが、
本題は、もう少し社会的な投稿にします。

水が日差しで温まって来ると、
表面の水温と、底の水温に差が生じます。
この、水温が季節によって切り替わる事を、
ルアーフィッシングでは、
『ターンオーバー』と、云います。

そろそろ、こんな季節となって来ていています。
まだ水温が安定しない頃に、
ブラックバスを狙うルアーマンが、
良くチョイスするルアーは、
やはり、より実物に近いフォルムの物―。

で、この代表格と云えば、
やはり『ワーム』だと、思います。
で、多くのワームの素材は何かって云うと、
『ソフトプラスティック』が、使われています。

近年、海洋に漂う『マイクロプラスティック』に拠る、
海洋汚染や、海洋生物への被害が、
大きな環境問題になっていますよね。

何故かと云えば、プラスティックはいつまでたっても、
プラスティックでいるからです。

が、ブラックバス釣りは、淡水での釣りですし、
これを誤食してしまうような生きものも、
海洋ほど多くないでしょう。なので、
海洋汚染の問題に比べると、
現状では被害も限定的でしょうし、深刻ではない―。
と、思われて居る方も、少なくないかもしれません。

さて、上の写真は、
以前、富士五湖の某湖にてゴミ拾いの活動をした際に、
見つけた、ワームの残骸―。
言い換えると、ワームの行く末の姿であり、
なれのはて―。の、姿です。

水分をたっぷり含んで膨らんで、
ボロボロになっているものもありますね。

パッと見た目でも、色んな種類がありますね。
一口に『ワーム』と云っても、
色も形も、使い方も様々です。』

『ワーム』は、ミミズという意味ですので、
写真の中でも、そんな形の物は『ワーム』
イモムシの様にボディーがぷっくりしている物は、
『グラブ』と、云います。

更にジグヘッドや、ワームフックがま、
付いたままの物もありますね。

また、少し大きめな『クロウフィッシュ』の、
ソフトベイトもありますね。
因みにクロウフィッシュとは、ザリガニの事です。

最近では、空気と水に触れることで、
生分解するタイプのワームも売られてはいます。
が、まだ少々割高なので、
従来型のソフトプラスティック製の、
ワームを使う人が多いのが現状でしょう。

ワームの魅力は、
なんと言っても釣果の確実性にあります。
本物(リアルベイト)に、限りなく寄せていますので、
魚の活性が高くなくても、
ハードルアーに比べれば、圧倒的に釣果は高いです。

ですが、やはりプラスティックで出来ていますので、
写真のワームが、ボロボロになっても、
ワームの形は留めていなくっても、ワームはワームです。

プラスティック自体には、毒性はないとされています。
が、様々な成分が吸着する事によって、
「環境ホルモン」が、蓄積され、有毒化する事もあります。

そして、その毒が魚の体内でも蓄積され、
その魚を水鳥が食べたり、または人も食べたり・・・
そうやって、健康被害が出る可能性もあります。

なので、できるのであれば、
淡水のバス釣りであっても、
ワームと云うルアーは、余り使わない方が・・・。
と、個人的には思っています。

が、決して「使うな」って、事では無く、
環境への影響を充分に考慮、配慮したうえで、
可能な限り、生分解するタイプを使って欲しい―。
そう思っています。
釣れるルアーですから・・・

釣りが気軽に出来る未来を実現するために、
ルアーも、ルアーマンも、もちろん一般の釣り人も、
モラルを持って、釣りを楽しんで欲しいですね(^_^)v







2021/03/08 9:06:01|レッツスタディー!!
果たしてこれは何の何?パート X
今日は久しぶりに、
アレでいってみようと思います。
『果たしてこれは何の何?』シリーズです。
今回で5回目になりました!!
って、皆さん覚えていらっしゃいますかねえ(^_^;)

それでは、上の写真をご覧下さい。
去る3月5日は、二十四節気の一つで、
『啓蟄(けいちつ)』だったそうです。

冬ごもりをしていた虫たちが、
土から這い出してくる頃―。
と、されています。
まあ、虫に限らず、様々な生きもの達が、
目を覚ます頃ですよね(^_^)v

これから、どんどん春めいて来て、
暖かくなってくると、

森の木々の梢に、時々、こんなものが見つかります。
説明なんて、要りませんよね〜。
こんなんです(^_-)

けれど、森なら何処にでもあるか―。
って云うと、決してそうではありません。
必ずこの物体の下に、水が貯まっている―。
そんな場所じゃないと、ないんですよね〜。

これは、きっと皆さんには、サービス問題ですね(^_^)v

さあ、果たしてこれは、何の何なんでしょう!!







2021/03/07 9:06:01|お気に入りの場所
海なし県が魚食県の不思議5 富士川舟運ルート 魚河岸がここに
3日続けて、山梨県への海産物の流れをお話しします。
駿河湾からの海産物は、
陸路では魚尻線の中道往還を通って、甲府に届きました
もう一つ、水路を使ったルートが、
今日ご紹介する、『富士川舟運ルート』です。

日本三大激流の一つである富士川は、
ここまでも触れて来た通り、駿河湾に注ぎます。
富士川舟運は、江戸時代後期から昭和初期まで、
沿岸の物流を支えて来ました。

元来は、甲州の国中地域の各地から、
年貢米を集めて富士川を下って駿河湾に至り
更に清水(現 静岡市清水区)から、
江戸へと運ばれていました

いわゆる上り船です。

上りがあれば、当然ですが甲州に戻る、
下り船もある訳です
。が、
この下り船には、商人の荷物が載せられた訳です。
この荷物の中に、甲州人にとって重要な海の恵み、
塩や海産物もあったと云う事
です。

駿河湾を出た船は、
岩淵河岸(現富士市)を出発します。

甲州に入ると、鰍沢河岸青柳河岸
そして黒沢河岸と進み、
甲州三河岸と呼ばれた河岸を経由して、
甲府に運ばれた訳です。

因みに黒沢河岸は、
現在の市川三郷町にありました。

特にこの鰍沢河岸の北側には、
鰍沢宿が栄え、舟運の拠点となっていました。

どの河岸も富士川の右岸にあり、
鰍沢河岸は現在、『富士橋』が、
架かる辺りにあって、国道52号線沿いに、
河岸跡の碑が立てられています

また、舟運に使われていた船も、
富士橋から少し上流側の河川敷に置かれていて

往事を偲ぶ事ができます。

コロナ禍で、なかなか遠出ができないこの頃ですが、
地元の歴史を探訪する、
『マイクロツーリズム』なんて云うのも楽しいと思います。

例えば、甲府駅からJR身延線に乗って、
鰍沢口駅まで電車に揺られ、そこから徒歩で、
小一時間も歩けば、
写真の碑も、船も見る事ができますよ(^_^)v

沿岸に身延線(現JR東海)も整備され、
陸路での物流が主体となり、富士川舟運も衰退しました。

が、同じ川を、今はクルマが海産物を運んでいます。



 







2021/03/06 9:06:01|レッツスタディー!!
海なし県が魚食県の不思議4 みちのくルート(壮大な仮説)後編

(是非、最後までお読みください)

昨日に引き続いて山梨県への、
魚介の流通ルートの想像(妄想)の続きです。

昨日の投稿の締めで、
もう一つ気になっている海産物がある―。
それも、『みちのくルート(仮)』ではないか―。
と、お伝えしました。

その海産物が左の魚です。
これって、どう見ても・・・(^_^;)
サメでございます!!
結構、獰猛そうでしょ!?

このサメですが、標準和名は『ネズミザメ』です。
実は山梨県では、
このサメがたくさん消費されています。

嘘でしょう・・・。
と、思わずのけぞってしまったかな?

このサメの、売ってる姿が下の写真―。
白身で、脂が乗ってそうに見えますでしょ!?
ってか、サメですから脂は凄いです(T_T)

そして、売ってる名前は、『ネズミザメ』ではなく、
『モウカザメ』と、して売られています。
が、特に還暦以上の方は、
『こりゃあモロ(コ)じゃんけ!!」って、
仰るかもしれません。

実家の両親も、これはサメではなく、
『モロ(コ)』だと、言い張ります(^_^;)
モロコと云えば、幻の魚とされる超高級魚です。

なのでもしかすると山梨の人が、
「モロコ」と、云う魚を見たことあんのか−っ!!
と云えば、おそらく実物を見る(あるいは見た)
な〜んて人は、
釣り人以外いらっしゃらないんじゃないですかね!?

そして、この『モウカザメ』は、
主に宮城県沖で多く漁獲され、このサメの心臓は、
『モウカの星』として、珍重されています。

が、一方で、
宮城県の他に消費されている地域って云うのが、
不思議なのですが、内陸エリアが圧倒的なんです。

山梨県の他には、岐阜県群馬県
そして栃木県・・・。
など、海なし県ばっかりなんです。
都内でも、一部で消費されてはいますが、
いずれも海からは離れたエリアです。

そして、消費の日本一は、なんと栃木県で、
続いて山梨県だったかな・・・。

山梨の人にとっては余りにも見慣れている魚ですが、
他県で見かける事って、
実は、なかなか難しいんですよ。

特に栃木県は、サメが好きな様でして、
この『モウカザメ』の他にも、『アブラヅノザメ』
と、云うサメも食されているそうです

そして、モウカザメは「モロ」―
アブラヅノザメは、「サガンボ」―。
こう呼んで区別したそうです。
そのアブラヅノザメは、主に栃木県のお隣、
茨城県で多く漁獲されるそうです。

おそらく山梨の人が言う「モロ(コ)」は
ここから来ているのです。

姿形を知らないですから、
まさかモロ(コ)の正体が、
サメだとは微塵も思って居ないかもしれません。


随分と前置きが長くなってしまいましたが、
ここからが、ルート解明の壮大な仮説です(^_^;)

宮城県で水揚げが多い漁港は、気仙沼港だそうです。
岩手県でも釜石港だったと記憶していますが、
このモウカザメに限らず、
サメの水揚げは多いとの事。

ですが、殆どが中華食材のフカヒレ用で、
身の方は地元の方が食べるか、
もしくは、勿体ない気もしますが廃棄されます。

ご存じの方も多いと思いますが、
サメの排泄器官というのは非情に原始的で、
身にアンモニア臭がする事が多いんです。

が、実はこのアンモニアのお陰で、
腐敗の速度が抑えられたんだ
そうです。
加工せずに生のまま流通できたので、
内陸地への供給が可能となった―。
そう考えられています。

なので、この山梨県へも供給できたのでは・・・。
そう云う仮説が一つ成立します。

が、何処を通って来たか―。
そこが分からないので、
現状では妄想でしかありません。

そこに、「栃木県」を、中継地だと仮定すると、
先ずは日光街道中山道北国街道
東海道なども視野に入って来ます。

実は、ネズミザメの類いは、
駿河湾ルートからも入って来ていた
様です。
サメと合わせてイルカやクジラも来ていました。

さすがに今は鯨類の流通は、
山梨県内では、ほぼありません。が、
自分が子どもの頃は、
お魚屋さんには大概イルカやクジラがありました。

なので、安易にみちのくから―。
と、仮定するのは早計かとも思います。

が、事実、山梨県で東北産の魚貝が食されて居り、
その流通ルートが解明できれば、
より山梨の魚食文化が広がりを見せるのでは・・・。
そんな風に考えた訳です。

最後に、どうして自分が、
妄想の域を出ない知識のみで、
こうした曖昧な予想を立てたのか―。


それを説明させて戴きたいと思います。
知識は持っていて邪魔になるものではなく、
様々な見解を示したり、理論立てて話すためには、
絶対に必要なものだと思っています。

一方で、知識がある事で、
真実と異なる事については、
他者に対しても、一刀両断で、NO
を、突きつけてしまう風潮があるように感じます。


その考えが正答であっても、見当違いであっても、
自身の知識として納得するためには、
自ら学んで腑に落ちないと納得はできないのです。

子どもが疑問を持った事象に対して、
それが間違っていた場合、直ぐにNOを伝えて、
その子が学ぶ機会を絶対に奪ってはなりません。
それこそがチャンスなのですから・・・

むしろ間違っていればこそ、
真実が余計に腑に落ちる訳です。だから、
先ずは自分でやってみる―。
やらせてみること―。の、方が大事なのです。


この仮説も、真実を知っている方にとっては、
「そんなことも知らんのか!?」
「子どもに間違えを教えるな!!」とか、
異論も多数あるかと思っています。

でも、だからこその投稿だと思って戴ければ、
とても有り難いです。

本当の事をご存じの方は、
是非、当方に教えて下さいね(^_^)v


 







2021/03/05 9:06:01|レッツスタディー!!
海なし県が魚食県の不思議3 みちのくルート(壮大な仮説)前編

海なし県の山梨県が、
「魚食県」シリーズの第三弾です。
お気づきの事とは思いますが、
同じテーマでありながら、
その都度、敢えて投稿のジャンルを変えています。

で、今日のカテゴリーは、『レッツスタディー』です。
と、云うのも、これから自分がここに書く事は、
あくまでも想像の域であり、
『壮大な仮説―』なのです

でも、あり得ない仮説ではないと思っていまして、
事の真偽は一旦置いておいて、
皆さんにも、同じ様に壮大な仮説を立てて戴いて、
思わぬ真相に近づけたら面白いなあ・・・。
って、思いました。

では、仮説のテーマとして、
山梨への海産物の流れを考えてみようと思います。

山梨県の魚食文化の背景にある、
海のある地域からの『魚街道』の一つとして、
魚尻線の駿河湾ルートがありました。

が、山梨で食べられている魚貝の中には、
駿河湾ルートのみでは説明しにくいものも多いです。

中でも、宮城県・岩手県などを拠点とした、
『みちのく(東北地方)ルート』があった―。
と、考えているんです。

そして、みちのくルートの中継地にも、
山梨県と似た魚食文化が根付いている―。

って云う、壮大な仮説です。
考えるだけなら、タダですし自由ですので、
自分がこれから書く事に、
あれこれツッコミを入れて戴きながら、
皆さんもレッツ、シンキングターイム(^_^)v

では、始めますよ。左の写真をご覧下さい。

先ずは、上の写真です。
どう見ても二枚貝ですが、何の貝か分かります?
この貝は、「ホッキ貝」です。
ホッキ貝は、正に東北や北海道など、
北の海が漁場の大型の二枚貝です。

北海道では、「北寄貝」って表記されるくらい、
寒い地方の海産物です。
太平洋側では、茨城県より北にしか棲息していません。

なので、東北エリアでは馴染みの深い貝なのですが、
関東以西では、余り馴染みのない貝だと思います。
まあでも、輸入物などは回転寿司屋さんのネタとして、
広く出回っていますから、
名前くらいは知っていらっしゃるかもですね(^_^)v

ところが、そのホッキ貝を、
山梨県では、昔から珍重していました。
生ではなく、乾物としてです。
それが、下の写真の「姥貝(ウバガイ)』です。

主に出汁を取ったり、戻してから甘辛く煮て食べたり、
そう云う使い方をして来た様です。

加えて、山梨では養蚕業が盛んだった事もあり、
桑の葉が伸びる時季は家族総出で、
『おぼこさん』の、世話に明け暮れていました。

なので、乳児を抱えるお母さんは、
おばあちゃん(祖母)に、
ご自身の本当の「ぼこ」の世話を任せていました。

皆さんもご存じの通り、甲州弁で子どもの事を、
「ぼこ」って、云いますよね。

お蚕さんは自分の子どものように、
手を掛け世話をすれば、
それだけ繭が高く売れたそうです。

が、我が子と同じ様に大切な存在であった事から、
わざわざ「お」を付けて、
「おぼこさん」と、呼びました。

そして、我が子(ぼこ)には、
乾物になったホッキ貝の長いベロの部分を、
おばあちゃんが、オッ○イ代わりに咥えさせていた―。
そんな話しも聞いた事があります。

なので、オッ○イ代わりの乳母の貝―
おばあちゃんがあげる姥婆の貝―

こうやってホッキ貝の乾物が広く、
山梨県内に食文化として広がって行った様です。


姥貝は乾物なので、
おそらく、陸路だけで県内に運ばれた―。
と、そう云う訳ではないでしょう。

宮城県や、岩手県などで水揚げされたホッキ貝は、
おそらく加工された後、
一旦は船で福島県のいわき(小名浜港)とか、
もしくは、駿河まで船で運ばれて来た―。
のでは、ないでしょうか!?

そこからは陸路で、
先の魚尻線富士川舟運を使ってとか、
塩の道(北国街道)を経由して届けられた―。
そんな風に想像しているのです。

岩手県を納めていたのは南部藩です。
南部藩は元を正せば、武田の家臣であった南部氏が、
徳川によって守られ、根付いた藩だと聴きました。
ですから、遠くにあっても、
甲斐の国の事を気に掛けていたと思います


『ホッキ貝』だけで、
想像(妄想)がここまで広がりました。
実はもう一つ、気になっている海産物があります。

その素材も、おそらく「みちのくルート」だと、
自分は踏んでいるのです。

なので、後編でその海産物について、
再び、思いを広げてみたいと思います。

さあ、あなたならどう考えますか(^o^)/