きょうは、知的障がいをもつ方々の自立支援をなさっている、福祉施設にお邪魔してまいりました。
こちらへ呼んでいただくのは、今年で3年目になります。
様々な個性をお持ちの利用者さんがいらっしゃるので、1年目は、ネタ選びから時間配分も含めた
構成まで、職員の方々にアドバイスをいただきながらも、手探りの高座でドキドキしながらつとめさせていただきました。
けど、3年目ともなりますと、生来のずうずうしさが頭をもたげて、ちょっと欲が出てまいります。
もっと利用者さんにウケたいなっ!ネタも、季節感のあるものでお楽しみいただきたいなっ!なんて思うよぉになった。
これがあとあとワタシの首を絞めることになるとも知らずに・・・。
さらに。
この梅雨時の微妙な時期、本業との兼ね合いもあって、ぜんぶはご報告できなかったんですが(汗)、ここひと月の間に五つほど高座のご依頼をいただいていたため、そちらの準備も周到に整えないといけません。
そんなこんなで、本日かけるネタが決まったのがなんと四日前の火曜日。それも新ネタのネタおろしです。
ほとんど徹夜で台本を起こし、自分で喋って録音して、時間の限り聴き倒しながら、ぎりぎり本番に間に合わせたといぅ、絶体絶命の状況でございました・・・(大汗)。
マクラべつで約16分ちょっとの噺やったんですが、たった5日間でネタおろしまでやったのは
もちろん生まれて初めて。もぉ、こんな怖い思いは二度としたくありませんっ(泣)。
ワタシって、つくづくドMなんやろかっ!?と、情けないやら呆れるやら・・・
出来のほぉは、いかがだったんでしょうか?
もちろん笑ってくださった方、おもしろかったよ!とお声をかけてくださった方もたくさんおいでやったんですが、ワタシとしてはもぉ、なんとかオチまでたどりつかなければっ!と、すこし余裕が無かったよぉに思い、ずいぶん反省をいたしました。
会のあとのお茶の時間でも、ツーショット写真を撮ってくださった利用者さんも何人もいらして、どうにか最低限のつとめだけは、果たせたように思います。
『白州いずみの家』の皆さん、楽しい時間をご一緒させていただいて、
ほんとうにありがとうございましたっ!!
写真は、
左/時には音楽ホールにもなる、音響効果の素晴らしい会場
右/利用者さんが、ひとつひとつ心をこめて手作りしてくださった、たいへん丈夫で素敵な
マットやクッションと、ルバーブジャム(お手製のヘラもついてます!)。
落語会のお礼にプレゼントしてくださいました!もちろん販売もなさってますので、
ご覧いただいてる方も、よろしかったらぜひ御購入くださいねっ!!
※お問い合わせは
白州いずみの家HP まで!