昨日は、市内武川町に昨年新しく建立されました、「甲斐駒センターせせらぎ」にて、
『ふれあい大学』の講師をつとめてまいりました。
こちらにはたいへん素敵なホールがあり、なんと竣工イベントでは、遠い昔『北の国から』でハートをわしづかみにされた、蛍こと中嶋朋子さんが講演会をなさった会場です。
今回は、そのホールをお借りしての会でございました。

ただ、じつはワタシ、直前までそんなだいそれた役目とは、全く知らされておりませんで・・・（大汗）。
すべてはちゃんと話を聞いてこなかった、カ〇さんのせいです（苦笑）。

てっきり、新しく始まる連続講座の開校式の賑やかしに、ちょこっと一席おしゃべりさせていただくとばっかり思ってたんですが、実際に打ち合わせ行ったら、同日行われる第1回目の催しといぅことで、めちゃくちゃ焦りました・・・。
お越しいただくのは、もちろん自己研鑽に熱心な、元気あふれる諸先輩方の皆さんでございます。担当の職員の方も、めっちゃクオリティ高いテキストまでご準備くださって、
絶体絶命のピンチ！！

それでもふたを開けてみたら、ほんとうにあったかく迎えていただいた受講生の皆さまと、ネタが持つ力のおかげで、とても気持ち良くつとめさせていただくことができました。

お聴きいただいたネタは
『かりそめ旦那』微笑亭さん太作

高座でかけさせていただくたびに、つくづく素晴らしい作品をいただいたとの思いが
こみ上げ、さん太さんにはもう、感謝の気持ちでいっぱいです。
まだお聴きいただいてないお客さま、ぜひいつか、お耳にかかれますように！

もちろん、『里落語Vol.3』のハナシでございます。
田んぼとか、果樹園とか、めっちゃ農繁期の週末、そしてまた、市内各地でも様々なイベントが催されていたなか、事前の予想を上回る、なんと７５名ものお客さまに、おはこびいただくことができました！

今回のゲストは「ぽんぽん亭遊月」さん！
山梨にお住いの、遊月さんのお知り合いの方々も、お誘い合わせてお越しくださったり、
今回、会場を移して大正解でした。
もちろん、Vol.1、Vol.2とお世話になった「リッツイン清里」さんも、とても素敵な会場でしたが、こちらもたいへん良い雰囲気の中での落語会となりました。

オープニングでの「やっぱ好きやねん」からの登場は、果たしてアリやったんでしょぉかっ・・・(汗)！？
けど、鐘ひとつを鳴らすためだけに友情出演してくれた名スタッフ（小学生）のおかげで、しっかり笑いを取ることは出来たので、良しとしましょ！　ハ〇ちゃん、ありがとねっ！！

ワタシのイマイチな前説のせいで、そのあと高座に上がっていただいた遊月さん、出だしは少し緊張されてたみたいでしたが、それでもぐいぐいシフトチェンジして、なんとマクラで「新・寿限無」の一節まで飛び出すといぅ、めっちゃお得感満載の高座！！
もちろんネタに入ったら、盤石の遊月ワールドが展開されました！！

前説　（化枝）　　　　　　　　　　　　
『ハナコ』　　　　立川志の輔作　　遊月
『かりそめ旦那』　微笑亭さん太作　化枝
お仲入り
『親の顔』　　　　立川志の輔作　　化枝
『一文笛』　　　　桂米朝作　　　　遊月

お客さまにも、なんとかお楽しみいただけたのではないでしょうか(汗）。
お子さんも何人かお見えだったのですが、お見送りの際、みんなキラキラした目で「おもしろかった！」と仰ってくださったり、演者のほうが、お客さまからかえって力をいただいた思いでした。

たいへんお忙しいなか、わざわざおはこびいただき、ほんとうにありがとうございました。
秋には『山落語Vol.3』もございます。
『里落語Vol.4』も、もちろんまた企画させていただきたいと思います。
もしよろしければぜひ、そちらへもおはこびいただけたら嬉しいです。
ふたたびまた、高座から皆さまにお目にかかれる日を楽しみにしております。

このたびは、ほんとうに、ほんとうにありがとうございました！！

・・・痛かった。

もぉかんべんせぇよ！
ウチのオオカミ犬、甲斐犬と北海道犬のミックスなんですが、中型犬のくせにめっちゃ力が強くて、そらまぁ猟犬ですからね。
これまでにも５ミリのステンワイヤーとか、ことごとく噛み千切ってたんですが、
このたびメインの移動できる用のワイヤーまで、引き千切りよりまして。

そのまま放置では危険極まりないので、仕事を途中で切り上げて、新しいワイヤーを購入し、つなぎ直す作業してたんです。
で、このバカ犬にもあんまりストレスかけたら可哀そぉやと思ぉて、ジャれるように大きめのガムわざわざ買って、しばらくそれで遊んどけっ！と。

ところがこれが裏目に出た。
バカ犬のどアホ、ワタシがそばのアンカーに金具を取り付けようとした瞬間、ガムをワタシに奪われると勘違いして、あろうことか、手首にガブッと噛みつきよったっ！！

・・・彼はきっと、後悔してると思います。
そのあと、完膚なきまでに、誰が主人で誰がしもべか、とことん教えてやりました。

しっかし、本来なら猪くらい仕留める犬なんで、その傷跡の深いこと！
お仕置きしてるあいだじゅう、ちっとも血が止まらん（爆）。
まぁ消毒するよりほかないんで、きょうも包帯グルグル巻きにして現場で仕事してたんですけど、だんだんしびれてくる始末（笑）。
やっぱ、血ぃさえ止まったら、そのあとは包帯は邪魔ですねっ。

といぅわけで、『里落語Vol.3』いよいよ今週末でございますっ！！
皆さまお忙しい時期にもかかわらず、ご予約も着実にいただいておりまして、
ほんとうに感謝しております。
「行って良かった！」と、心からご満足いただけるよう、本番までしっかり準備を重ねてまいります！

今回は、会場も少し大きくなり、まだまだお席に余裕もございますので、
ぜひ、多数の皆さまのご来場を、心よりお待ちしておりますねっ！！

お申込み・お問い合わせは

TEL/０５５１−２０−５２５０
FAX/０５５１−２０−５２６０
E-mail/ frp@nns.ne.jp

よろしくお願いしまぁ〜すZ(ゼーット）！！

酔亭化枝拝

明くる５月１４日。
最終の高速バスをおさえてたワタシは、夜までたっぷり時間がありました。
だからと言って、朝ゆっくりしてるのはもったいないので、とりあえず荷物を預けに新宿へ。ついでに朝食も済ませて、浅草へ向かいました。

じつはこの日、何度かご一緒させていただいた、春風亭べん橋あらため春風亭柏枝師匠の、
真打昇進襲名披露興行が、浅草演芸ホールで催されていたのです！
もちろん、たいへんお世話になりました、柳之助師匠、柳橋師匠もご出演なさいます。
さらには瀧川鯉昇師匠、春風亭小柳枝師匠も聴かせていただけるという、なんとも贅沢な番組。

開場と同時にホールに飛び込もうと、入り口でチケットを購入した途端、Ｃメールが。
東京にいる娘から、急に予定が空いたので、ワタシに遊んでもらいたいらしい。
もっとはよ言えよっ。
「ほな、新宿５時や」ひとこと返信だけして、お気に入りの席をしっかり確保。
開演が待ち遠しくて、めったに買わないお弁当まで購入して、すっかり準備万端整った。

公演内容については、また時間があったら書きたいと思いますが、それにしても柏枝師匠、堂々としてて、高座も自信に満ち溢れてて、めっちゃカッコ良かった！！
以前、韮崎にお越しいただいたこともある、講談の神田京子さんも、とってもお綺麗でした！
ほんまは最後まで聴かせていただきたかったんですが、娘との約束があったため、柳橋師匠の高座まで拝見したあと失礼しました。

そして新宿西口へ。
父のそんな葛藤も知らず、アホの娘は遅刻してきよった。
メシ食って話し聞いて、最後にちびっと小遣いまでくれてやってお開き。
まぁ頑張れ。

さぁ今日から新しい現場です。
ワタシもしっかり、頑張りますっ！！

今年のＧＷは、たったの一日も休めずに現場でございましてっ（汗みどろ）。
ぃや、べつに文句言ぅてるわけやなぃんです、仕事をいただけることがどんだけ有り難いことか、もぉ数十年のあいだ、身ぃに染みてますので。

ただ、そんなワタシでも、たまの休息は欲しいのれす（爆）。


とっ、言ぅわけで！！
昨日今日の二日間、無理やりスケジュールを空けまして、命の洗濯をしてまいりました。
（お待たせしてるお得意様がた、ほんまにごめんなさいっ！けど、きっとえぇ仕事しますから、どぉか許してねっ）

５月１３日。
朝６時半の高速バスで一路東京へ。
じつはこの日の夜、池袋の小さな劇場で催される、落語会に出させていただくことになったんです。
いつもなら、９時過ぎには新宿へ到着するはずが、中央道の集中工事の影響で、着いたのは１１時過ぎ。まぁ想定はしてたんで、やっぱりか、といぅところ。
ただ、この夜ご一緒させていただく、竹三さんと小助さんがご出演なさる、上野広小路亭へ伺うのは諦めました。

池袋で腹ごしらえをすませ、宿へ早めのチェックイン。
なんとこの池袋西口の安ホテルには、都心には珍しく、屋上に露天風呂があるのです！
周囲のビルを眺めながら、「きゃっ！！あの窓からやったら丸見えやんっ！」と感心したり、「女風呂も見えるのかなっ！？」ってワクワクしたり。
とりあえず道中の汗を流した後、部屋に戻って通し稽古。
いきなり足の指がつって焦りました。
きっとベッドのクッションが、柔らかすぎたせいでしょう。２回ほど通して会場へ。

ご無沙汰していた「梅の間」さんと、「吉好」さん、「真紅」さん、そしてお初の「竹三」さん、「小助」さん、「ハラショー」さんにご挨拶をして、いよいよ本番。

ワタシの出番はもちろん開口一番です。
なんせあとの方はみな、プロですからっ！
肝心の出来のほうはと言ぃますと、まぁガンバッタほぉやないかと思います。
だって４人、笑ってくれてんもんっ！
なんで４人かって？
・・・・・だってお客さん、４人しかおれへんかってんもんっ（猛爆）！！



まぁ平日の、夜の早い時間でっさかいね。もちろんそのあと客足は伸びたんですが、ともかくワタシ的には、新記録の高座でございました。

吉好さんに約束してたメクリ台をプレゼント出来たのと、ハラショーさんが同郷のご出身やと伺って盛り上がったので、良しとしましょ。

さらになにより、前回も池袋でやらせていただいた時にお越しくださったお客さまに、今回もお褒めいただけたのがいちばん嬉しかったです！
このお客さま、もと、坂上二郎さんのお弟子さんやった方。
ちなみに今回お声をかけてくださった梅の間さんは、タモリの元マネージャーをなさってたそうです。

おはこびいただいたお客さまはもちろんのこと、梅の間さんはじめ、お手伝いいただいた劇場スタッフの皆さま、仕掛け人の美人オーナーＡさん、ご一緒させていただいたプロ芸人の皆さま、ほんとうに楽しい経験を、ありがとうございましたっ！！