テレビ東京の
「美の巨人たち」の日本画家小松均の回を観ていて、バックに静かに重々しく湧き上がってくるコーラスは何だっけ何だっけとしきりに考えていた。
結局、山形の民謡「最上川舟唄」を姫神+地声合唱団ブルガリアン・ヴォイスで演奏したものだった。
もともと器楽よりも声楽(オペラ、歌曲、合唱)を偏愛する自分だけれど、久々、はらわたにしみるような歌声を聴いたと思った。
早速、レコード屋のサンリンにすっ飛んで行って、CD「風の伝説」を手に入れる。
2004年のリリースだから、ずいぶん遅まきのファンである。
前からのファンには既知のことだろうが、このCDは姫神の創始者で主宰者だったシンセサイザー奏者・星吉昭の遺作だという。
収録曲は次の通り。
1. めぐり逢う星の夜
2. 海を愛した日
3. 風に消えた歌
4. 青い河へ (山形県民謡 “最上川舟唄" より)
5. 砂山・十三夜
6. 潮騒
7. 野辺は澄み渡り
8. 大地はほの白く
9.
神々の詩 (ブルガリアン・ヴァージョン) 10. 風の人
どれもいい。
当分、私のドライブに欠かせないものとなろう。
みちのくの地底か、はるか遠くの南島の海原から湧き起るような歌声だが、土俗的ではない。
ときに沖縄唄、ときにケルトの民謡のようにたゆとうて流れる。
4がyou tubeで見つからなかったから、代わりに9を張り付けておく。
10年前に終わってしまって残念だったTBSの同題の番組のテーマだ。