新聞、雑誌等に書いたもの、どっかでしゃべったこと、書き下ろし……の置き場です。 主に文学・歴史関係が多くなるはずですが、何にでも好奇心旺盛なので、どこまで脱線するか?!。 モノによっては長いのもありますが、興味のあるところから御覧下さい。
 
2011/04/02 19:04:27|樋口一葉
一葉を考えるためのフレーズ(24) われは詩の神の子なり
一葉を読んでみて、彼女の短い生涯、その心の有り様を見るとき、どうあっても見過ごしてはいけない、と私が考えるフレーズを抜き出してみました。

 二十七年春の日記より

写真:個人蔵一葉真筆「たけくらべ」再掲原稿(邦子補筆)







2011/04/01 16:38:32|樋口一葉
一葉を考えるためのフレーズ(23) 絶望
一葉を読んでみて、彼女の短い生涯、その心の有り様を見るとき、どうあっても見過ごしてはいけない、と私が考えるフレーズを抜き出してみました。

 唯(ただ)かく落はふれ、行(ゆき)ての末に浮かぶ瀬なくして朽(くち)も終らば、つひのよに斯(か)の君に面(おもて)を合わする時もなく、忘られて、忘られはてて、我が恋は行雲(ゆくくも)のうはの空に消ゆべし「塵之中」二十六年七月二十日

写真:三ノ輪浄閑寺。病没した遊女などが投げ込まれた。







2011/03/31 11:24:39|その他
生まれた!!
 初めての男の孫が生まれてきてくれた。
男だからどう、女だからどうということもない。
このところの沈滞した空気の中では、この子の誕生がとてもうれしい。
3年ぶりに見る新生児は、小さく、頼りなく、元気よく、輝かしい。
どんな対象にでもいい、この子が元気に育つように祈りたい。
この国の環境も、今より悪化することのないように、心から願う。







2011/03/29 14:52:14|その他
利権・商売・無責任
 喫茶店で隣の席の携帯電話の内容が耳に入ってきた。
「大工ができるだけ集められんか」
「……」
「仮設住宅を作るんだよ。岩手の方へ」
「……」
「1万戸ぐらいだろう。大工はどれぐらい集められる?」
「……」
「4月1日から始まる。とにかくやってみてくれ」

 私はとっさに「利権」という言葉が浮かんだ。
これは悪ければ「商売」という言葉。
大きな災害などがあると、一方で必ずこれが発生する。
資本主義社会の常で、これによって経済も活性化する部分もあるのだからしょうがあるまいという人もいるかもしれない。

 しかし、八ツ場ダムや道路、橋梁、公的施設の多くも、民生のためといいつつ、実際は「利権」「商売」で始まってきた。
そして、それが一定量供給されなければ、日本の政治体制は維持できずにきた。
JRも日本郵便もNTTも、コスト削減が本音というよりは、「利権」「商売」上、民営化してきたのだろう。
東電も原発も左のごとくだ。

 不要なものをこしらえて、手に負えなくなって、責任を国民や政治におしつけている。
どこに責任があるのだか分からない記者会見が、毎日、内容の深刻さとは別に、きわめて淡々と行われている。
この国はどうなっているのじゃい。







2011/03/28 20:01:13|山梨
昔からあったトイレの神様
 去年の後半から暮れにかけて「トイレの神様」という歌がずいぶん脚光を浴びた。
歌詞を聴いていると、「神様」中心というよりは、お祖母ちゃんにそっけなくなっていた自分を省みる、というテーマであるようだ。
そこで、一億の涙を絞ることになる。

 歌の題名を聞いてすぐに思い出したのが、富士吉田の「トイレの神様」のこと。
あの歌以来、大ヒットしたかどうかは知らない。
かつて中央通りの店頭で見て、妙な「神様」がいるもんだ、八百万の神々の日本だから、不思議はないかとも考えた。
なかなかこぎれいな「神様」セットではある。
改めて、富士吉田に行ったついでにでも求めて来たいものだ。