純然たる各国料理とはいえなく、日本風にアレンジしてあるのかもしれないけれど、
中華でも、フレンチでも、イタリアンでも……日本の各国料理が一番おいしいと思っている。
現地臭がなきゃいやだという人は、現地で食してもらいたい。
第一、肉、野菜などの素材がいいし、器がいい。
むやみに意固地にスパイスやハーブを使いすぎないとか、ジビエ(獣肉)料理にこだわらないとか……。
時々、悪しき「現地主義」で威張っている店があるけれど。
ただ、それだけに、お高いのが、玉にきず。
とは言え、和食のお高さ、ピンキリの腹立たしさに比べれば、各国料理のお高さの方が納得がいく。
神楽坂の
ルグドゥルム・ブション・リヨネは、名の通りフランスはリヨン料理。
とは言え、本場のように野性的すぎることもない。
きれいだし、鹿肉などを使っても、日本人向けに軟らかく、味付けは洗練されている。
納得である。
ランチだから、ミシュラン☆でも、比較的リーズナブル。
ただし、二階も一階も狭く、テーブルは殆どくっつき、隣の客によって、気分も大分変わる。
料理の間が空きすぎたり、順番が狂う時もある。
窓は雑然とした「本多通り」という路地に面し、正面が居酒屋「甲州屋」で「ほうとう」の看板が見える。
なんだかなー。
写真はコース中から選んだ、
左からエスカルゴのクリスティヤン エポワスのソース(ハンバーグではない)、
オマール海老のグラタン 玉葱のロワイヤル 季節の野菜トリュフ風味(海老がレアで美味しい)
デザート・レモンタルト ラズベリーのソース