新聞、雑誌等に書いたもの、どっかでしゃべったこと、書き下ろし……の置き場です。 主に文学・歴史関係が多くなるはずですが、何にでも好奇心旺盛なので、どこまで脱線するか?!。 モノによっては長いのもありますが、興味のあるところから御覧下さい。
 
2011/01/25 16:55:22|グルメ
風VAYUでの一息@甲府市
 スウィーツにも目がないのである。
元力士の大の国ではないが、「スウィーツ巡業」したいくらいなものである。
洋風のクリーム系の甘味はもちろん、和風のアンコ系の甘味も、また、結構である。
祖父が大福や甘納豆をつまみながら大酒を飲んでいた血筋かもしれない、と思う。

 学生の頃、パッフェなんぞを横目に見て、「大の男が人前で食えるか」などと負け惜しみを言っていたのが嘘のようである。

 甲府市貢川の「風VAYU」は時々一休みに立ち寄る。
勢いが良く、声の大きな、やや年齢の高いご婦人グループがいなければ、ここはとても落ち着く。

 オーガニックな飲料、食べ物のほか、和の甘味が出るのである。
もう恥ずかしげもなく言ってしまおう。
写真にあるようなクリームあんみつにほうじ茶なんかである。
寒天の歯触りが、また、いいのである。
「あん」とは言いながら、甘すぎず、ややしお味もして、しっかりとした豆。
これもいいな。

 もちろんギャラリーの方では、ファブリックな素材や版画などの展覧会が開かれていることもある。







2011/01/25 16:11:36|グルメ
鄙のや@都留市谷村町

 大学の年度内の講義も今日で終わり。
あとは成績処理やら、年度末、年度始めの仕事が少々。
明年以降のテキストをこしらえようと思っていて、延び延びになっているのを仕上げなくてはならない。

 最後の講義日、久しぶりに都留市消防署近くの吉田風うどん屋「鄙のや」に行く。
鄙のやは昔ながらのノスタルジックな飲み屋の連なる路地の奥。

 「鄙スペシャル」にする。
「スペシャル」この言葉に弱い。
まあ、吉田風のうどんに、ちくわ天、ごぼうのきんぴら、わかめ、キャベツ、肉が入っただけ。
お値段は500円。
卵をつけても+50円、替え玉が150円とお安い。

 ここのつゆは鰹節中心のしょう油仕立てで味噌などを使わない。
だから、とてもさっぱりしていて、「鄙」などという店名に似ず品が良くてうまい。
肉も「吉田のうどん」に多いさくら肉ではなく、豚バラだから甘い。

 相変わらずうまいなあと堪能して、お盆を返して、金を払わずに出ようとして、ご主人に、
「お勘定を」
と言われて恥ずかしいー。
ぼんやりしていると、時々こういうことがあるんだな。
本当の無銭飲食にはなったことはない(と思う)が。







2011/01/24 19:03:59|アート
藤谷清六『戯曲集』ほか
 藤谷清六さんより『戯曲集・純愛幼稚園、美しき森の雪ん子たち』と昨年夏に上演した第9回ハロー山梨プロデュース『難破船の仔羊たち』を収録したDVDをいただく。
ゆっくり楽しませていただくつもりだ。

 広い世代を巻き込んで、いよいよ壮んに活発に意欲的に活動されていて、敬服している。
我々も老けこんではいられないということだろう。

 インターネットTV局「ハロー山梨」







2011/01/24 17:53:05|甲府
山梨県民会館地下食堂の
 甲府護国神社境内の骨董市に、月1回は行くのが楽しみになっている。
何かテーマを決めてとか、お金を懐に用意してなどという客ではない。
露店の骨董を眺め歩き、冷やかし、2,3手にとるくらいが関の山である。

 出足が遅かったので、日の暮れ方の冷え込みを恐れたのか、ちらほら店じまいも始まっている。
顔見知りのHさんも焼き物やガラス器、ブリキのおもちゃなどをクッション・ビニールに包み始めている。
暮れに目を引いた名器ゼンザ・ブロニカは売れてしまったという。
程度が良かったし、安かったから無理もない。
後悔しないように、気をひいたら買っておくべきだと思う。

 Hさんがしまい始めた箱の中のビニール包みから、私を手招きするものがある。
見れば、街の食堂の壁や鴨居の上に掲げてある額である。
「大入」とか「千客万来」とか書いてあるのが多くて、開店祝いに知人が贈るものだろう。
「絵馬」じゃないし「招き」でもないし、正式にはなんと呼ぶのかわからない。

 素朴極まりない色鮮やかな海老の図柄だ。
左に「みな広さん江」と金文字があって、右の贈り主の名はない。
上のヘリには「贈」とあったのだろうが、消えてしまっている。
四隅の飾り金具も腐食しているが、なかなかなものである。
黒漆も昔はさぞやと思われた。
欲しいな、と思った。
海老は跳ねるし、長寿のシンボルだ。
正月にも合っててめでてえじゃねえか。

 Hさんが言う。
「山梨県民会館の食堂のみたいですよ。そう、地下の」
わたしははっとした。
県民会館の地下の通路のようなところには確かに食堂があった。
カウンター中心のような……。
自分も何かの催しの際にライスカレーくらい食べているだろう。
その店が「みな広」だったかどうか、私には記憶がない。
これで決まった。

 「海老ちゃん、今年こそ、ジャンプだよ。頼むよ」
といそいそと持って帰ったものの、置き場に困った。
私は玄関くらいに置きたかったのである。
が、頑強な抵抗に遭った。
今は私の書庫の隅で、海老はいやに存在感をアピールし、ひょうきんな目で、何時逃げ出すか狙っているかのようだ。
わたしも、いよいよ酔狂にも、骨董という名のボロにはまり始めたのかもしれない。







2011/01/23 12:01:27|甲府
なめんなよ!! 時間と空間を
 「ココリ」という何だかよくわからない甲府市中心部の複合施設が、できて3カ月でリニューアルだという。
テナントも埋まらないし、客も来ないかららしい。

 旧県立図書館跡からは甲府城の築城当時の石垣が出てきた。

 甲府市役所跡からは勤番士の役宅跡や遺物などの近世遺跡が出てきた。

 「ふるわない」とか、「出てきた」とか言うが、どれもこれも、とっくに分かり切っていたことではないか。
旧図書館については前に述べたことがあるが、時間と空間をなめているとしか言いようがない。
さもなければ、とぼけているとしか言いようがない。
あるいは、よほど頭が悪いのか、相談する仲間がいないのだ。

 表向きを取り繕ってリニューアルしたり、「部分保存」「移築保存」「記録保存」したって、根本的な解決にはならないことは知れているはずだ。

 つまり、これらを推進している者たちは、この町の過去も現在、未来を愛してもいないし、心配もしていないということだ。
行政は任期の間だけ、淡々と「お仕事」を進めているだけだ。

 もう、いい加減にしてほしい。
ちゃんと見通し持ってやってほしい。
この町が「お仕事」の対象というばかりでなく、大好きで大切だと思っている者は多いのだから……。

 選挙もあるが、いずれも、なんだか「無問題」で済みそうだ。
本当に、これでいいのか?
かなり腹立たしい。