新聞、雑誌等に書いたもの、どっかでしゃべったこと、書き下ろし……の置き場です。 主に文学・歴史関係が多くなるはずですが、何にでも好奇心旺盛なので、どこまで脱線するか?!。 モノによっては長いのもありますが、興味のあるところから御覧下さい。
 
2011/01/13 19:57:50|ベトナム
団結! 前進!

 ベトナム戦争(ベトナムでは「アメリカ戦争」と言う)の時のホーチミン主席は、チェ・ゲバラなどと同様、私などには英雄のひとりだった。
今の若者ことばでいえば「神」であったのだ。
なにしろトンネル網と落とし穴、肩に担いだロケットランチャーで、ハイテクで無慈悲で物量にものを言わせるアメリカ軍の空爆に耐え抜き、終には追い払った指導者なのだから。

 ベトナムのハノイへの旅は、だから、私には「物見遊山」のような気持ではいられなかった。

 ただ、社会主義国の常で、霊廟で生けるがごときホーチミンの亡骸を見せられた瞬間、それとホーチミン博物館の「御本尊」のような展示(写真下)には違和感を覚えた。

 また、通用しやすいのが、英語とドルというのも微妙だと感じた。

 一昨日のビジネスニュースで、ベトナムは30歳代以降の年代が7割を占める若い国だ、と報じていた。
ますます、本質的ではない、偶像崇拝的なホーチミン像ができていきはしないか。
そうなった時、ベトナムの体制がお隣の大国のように硬直化しないだろうか。
大好きな国ベトナムがそうなっては困る。
もちろん、同じくお隣のように単なる「エコノミック・アニマル」になっても困る。

 写真上はホーチミン博物館にひっそりと飾られていた肉筆。
「団結! 団結! 団結! 成功! 成功! 成功!」
とある。
これを見ると、勇気づけられるような、原点に立ち返るような思いがする。







2011/01/12 20:32:03|出版「猫町文庫」
猫町文庫編集所風景

3歳の孫娘の好奇心がむやみに強い。

いじられたくないパソコンやデジカメなど、特にいじりたがる。

で、これは、彼女がデジカメをふりまわして撮った猫町文庫出版の編集所である。
体裁など考えずに撮っているから、実態をそのまま示している。
雑然としていること、この上もない。
ひと仕事片付くと、雑然ぶりは限度までになる。
これでどこに何があるか、自分では分かっている、と言いたいところだが、文庫本や新書本等、いつも探している。
あきらめて、また、買うこともある。







2011/01/12 20:20:38|文学
配達の途中で
 「猫町文庫」配達の途中の山梨県甲斐市の下芦沢付近で正月の飾りを見た。
この時期から、小正月、二月にかけて、県内各地で色々な伝統的な飾り、祭礼を目にできる。
どれも、色鮮やかで素朴だ。

 「おいらん淵」と言うと、甲州市の同名の断崖が有名だが、甲斐市にもこう名付けられた水際があった。
どんな史実があるものか。

 谷川の湧水が凝ってつららになっている。
本格的な冬だ。







2011/01/11 21:23:47|文学
この頃
 雑誌「猫町文庫」の発送に、合評会の設定に追われている。
維持会に多数入っていただいて有り難いが、発送作業などはなかなかホネだ。

 教員生活の間中、この時期は、生徒の受験の真っただ中で、直前の強化だの、受験の激励だの、滑り止め対策などに追われていた。
学校現場を離れて3年、気付いたら、今週末はセンター試験である。
今もそのさなかにいるかつての同僚には申し訳ないが、習慣のように、規則的にやってきたことでも、環境が変わると、人は忘れっぽいものだ。

 雑誌「猫町文庫」の合評会の日程は、次の通り。
覗いてみたい方はどうぞご参加を。
ただし、税込1000円の雑誌を入手していただくことが前提である。
読みではあるから、損をさせない。

第1回「猫町文庫」の会(合評会兼執筆者と語る会)の開催について

 おかげさまで「猫町文庫」第2集が刊行となりました。次の予定で執筆者からお話を聞いたり、読者の方々の反響をうかがったりしたいと思います。奮ってご参集ください。
 なお、出席連絡は不要ですので、当日、会場にお越しください。
 現在、執筆者でご参加を予定しているのは、水木亮氏、三神弘氏、橘田茂樹氏、石川博氏、飯野正仁氏、相川達也氏、磯部敦氏、都築隆広氏です。そのほかのご執筆者も、現在、スケジュールを調整していただいています。

日時:2011年2月20日(日)
 午後2時〜4時30分(予定)
場所:甲府市中央部市民センター
 会議室1
 甲府市丸の内3−26−16 
 рO55−222−4242
費用:コーヒー代300円

※「猫町文庫」第2集をご持参ください。当日販売用も多少用意いたします。










2011/01/10 19:04:00|出版「猫町文庫」
雑誌「猫町文庫」第2集出る!!
雑誌「猫町文庫」第2集出ました!!
今回は堂々の258ページ。
面白く多様な内容で、幅広い読者の方にお読みいただけるはずです。
今日から維持会員の皆様や執筆者にお送りし始めた。
近々、山梨県内の大手書店店頭にも並ぶはず。
直接、猫町文庫にご連絡いただいてもお送りできる。

(内容)
「三つの希望」スズキシン一

《エッセイ》
「映画『俺たちの世界』以前・以後」中島良
「『生』の魅力─美術をめぐる雑感」石川博
「ギターと歩む」@相川達也

《小説》
「黒沼の舟」三神弘
「ルネの贈り物」和田ゆりえ
「仲人屋」水木亮
「人生相談」水木亮
「核シェルター‡シナリオスクール」朱鴉更紗
「ラノベ掲載に寄せて」猫町文庫編集部

《エッセイ》
「清さん、君の名は」磯部敦
「太宰文学研究家・長篠康一郎のこと」@〜出会いから腰越事件まで〜橘田茂樹
「子どもの読書活動推進について−中高生、そして、大人になっても、本が読み続けられるために」福岡哲司
 
《資料紹介・翻訳》
「深沢七郎への旅」A作家以前・〔追想1〕〔追想2〕太田孝/注・福岡哲司
「ミハイル・ブルガーコフ宛パーヴェル・ポポフ書簡集」(1)解説/訳・石原公道
「中村星湖文壇回想集A詩人独歩と語る」中村星湖/注・福岡哲司
「李朝の陶磁」浅川伯教/解説・飯野正仁

「あの街この人(セゴビア・スペイン)」「新刊旧刊」「ああ、ロマン文庫!」「本の一気通巻:歴史の中の芸能と差別@」「資料展など」「『猫町古本市』に街なかの〈縁先〉を見た」 「文芸誌『猫町文庫』のご案内」
表紙:スズキシン一/扉:韮崎市・水上写真館