夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2022/09/16 10:00:00|活動報告
3年ぶりの海洋道中は無事に実施されました12『スノーケリング』2
皆様おはようございます。

交流プログラムで、八丈富士登山を行った日の午後―
自分達が向かったのは、底土海水浴場でした。

何をやったか―
って、底土と云えば、スノーケリングの他ありません。

登山と海の活動を同じ日に行う事について、
身体に及ぼす気圧の変化による影響は大丈夫なのか―

事前に専門家に相談したところ、
逆はNGだが、
八丈富士の標高であれば、特に問題はないだろう。
との、見解を戴きました。

只、気をつけて欲しいのは、
脚の痙攣などのトラブル。
無理をしないようにとのアドバイスでした。

ともあれ、9人乗りのレンタカーで、
子ども達をピストン輸送です。
底土に向かうと、かなり波っけがあり、
浅い方側は、一部『遊泳禁止』と、なっていました。

それでも、強力な助っ人を得た今回は、
そんな中でも、迷わずGOサイン。

(今回、私たちの海洋道中をサポートして下さったのは、
こちら・・・)
BlueArch | Facebook

でしたが、遊泳可能エリアが限られているので、
スノーケリング組と、
堤防からの飛び込み組に分けて、
途中で交替するプランでスタートしました。

水温は前回よりも少し高くて、
急激な水温変化がなかったので、
入水し易い感じではありました。

自分は、カウンセラーがリーダーを代行していて、
カウンセラー不在となった3班に付いて、
後方支援を行う事にしました。

3班は、先にスノーケリングで、
後で飛び込みのグループです。

堤防では、
1班と2班が、色んな飛び込み方で、
ガンガン飛び込んでいます。
いやあ、楽しそうラブ

が、いかんせん波があって、
子ども達は、ちょっと泳ぎにくそう・・・

でも、そこはそれ、
助っ人のフリーダイバーさん達が、
しっかり付いてくれてますから、
自分も凄く安心できて、
子ども達をサポートしていました。

余りにも、
子ども達が楽しそうに楽しんでいるので、
不肖、アラ還ワタクシも、
飛び込みたくなっちゃいます。そりゃあ・・・

で、
「八丈島の〜っ・・・」

と、声を掛けると、

すかさず、

「きょ〜んっ!!!」

からの〜っ

「死刑〜」の、ポーズでDIVEスマイル

助っ人の皆さん、大喜び拍手

「さすがは長老!!」

ワタクシ、いい気になりました幸せ

わかるかなあびっくり

わっかんねえだろうなあびっくり

そこからはもう、
班入り乱れての、飛び込み合戦でした。

ワタクシも、なんと5回も飛んでしまってぇ、
夕食の後、キャンプファイヤーが始まったのですが、
プログラム中の、記憶無し・・・困った

不意の、
「モッツァレラチーズ!!」の、叫び声で、
やっと、戻って来ました。

モッツァレラチーズについては、
また日を改めて・・・

山も海も、同じ日に楽しめる。
こんな場所は、日本にもここくらいですよグッド

 







2022/09/13 10:00:00|活動報告
3年ぶりの海洋道中は無事に実施されました11『交流の日』1

皆様、おはようございます。

『八丈チャレンジウォーク』と、
『環境学習の時間』を無事に終えた夜は、

ウォークの報告会があり、
焚き火の前で、
各班のウォークの様子を聴きました。

一夜明けた6日目は、
例年は3日目に行っている『交流の日』でした。

そして、今回の交流会は、
海洋道中史上初めての、『八丈富士登山富士山』での、
登山交流会で、あります!!

富士山の本場は、
云わずと知れた、我が山梨であり、
ご当地富士として名高い、

「八丈富士に、一緒に登ってみんけびっくり
って、云ったかどうかは分かりませんが、

島の子と、山梨の子と、バディーを組んで、
お話ししつつ登ってみたら、
きっと素敵な交流になるんじゃないのびっくり

って、事で決まった、登山交流会でした。
先頭は、登山経験豊富な頼れる、
チーフカウンセラーのたけちゃんびっくり

その前に、
交流セレモニーってことで、
お互いの初顔合わせをするレクの後、

「では、登山上の注意をタイソンから・・・」

と、ふいに振られて
ポカン・・・

実は、八丈島が今回で18回目になるのに、
登った事が1度だけなんです・・・

なんて云える情況でなく、記憶を振り絞って、
必死のレクチャーよろよろ

喘息の持病があるので、
トレッキングまではOKなんですが、
登山は敢えて仕事でも辞退させて戴く事が多く、
それなりに知識はあっても余り登山はしないのです。

けれど、登ると決めた以上、
気合いで、登るっきゃありませんグー

発作用の吸入薬は持って来たから大丈夫・・・
脚力だけは自信があるんじゃいウォーキング
さあ、行こうグッド

セレモニーを行った空港を見下ろせる展望台から、
登山口に移動して、いざ出発富士山

登山道は、石積みの階段になっていて、
稜線を登って行きます。

一段、また一段、
踏みしめるように登っていきました。

時々、息苦しくなるので、
お水を入れて、深呼吸。

眼下に見えるのは、雲くもり
真っ白な絶景が広がっていました。

で、頂上一歩手前の、
広いスペースで終結しました。

頂上はそこからまだ稜線を登った先なのですが、
道幅が狭く、
滑落の危険もある事から、ここで終わりびっくり

全員で記念撮影をしたり、
たまたまこの日が誕生日だった山梨のメンバーを、
全員でハッピーバースデーを歌って祝福誕生日

いやあ、疲れたけれども、
楽しい富士登山でありました。

また山梨で会おうねチョキ

と、ハイタッチやグータッチをする、
八丈と山梨の子ども達は、
皆、サイコーの笑顔でありました幸せ

空港展望台で、お弁当を食べながら、
なんとかもったゾ オレ・・・ムフフ

で、でも、
疲れた脚に、体に、更に追い打ちを掛ける、
もひとつの体験が午後に待っています。

だ、大丈夫かな オレ・・・泣く




 







2022/09/10 10:00:00|活動報告
3年ぶりの海洋道中は無事に実施されました10『環境学習の時間』2

皆様おはようございます。

前回、ご報告が途中になって居りました、
『環境学習の時間』について、
どんなワークショップになったか、
お話ししますね〜幸せ

ウォーク出発前に、
探して来る様に伝えた2つの「もの」
それぞれが探した「もの」を持ち寄って、
みんなでシェアしようというワークです。

先ず始めに、みんなに見せたのは、
このBCで拾い集めたアレ・・・。
そう。BB弾です。
一粒つまんで見せながら、

「これって何だか知ってる?」

特に男子からは、直ぐに答えが返って来ました。

「そう。その通り」

と、云って、団長が書いて下さった、
「BB弾」の、段ボールパネルを見せました。

「じゃあ、これって何に使う物?」

今度は、知ってそうだけれども、
ちょっと口ごもっている感じ・・・

それを知っていると、

もしかしてやったことある!?

なんて、言われるかもって、思ったかなウィンク

なので、そっと「サバゲー」のパネルを見せると、
多くの子ども達が、うなずきました。

実は、コレがここにいっぱい落ちているんだよ。

大好きな、毎年来たい場所にコレが落ちていて、
しかも段々と増えて来ている・・・。

「自分はコレがここに残っていて欲しくないんだよね」

「でも、自分達だけの場所じゃないから、
 それをしている事は仕方ないと思うし、
    きっと楽しいんだろうから否定できないよね」

趣味を楽しむ事は、とても大切な事です。

海が汚れるから魚釣りなんてするな―

もし、そんな風に否定されたら哀しいですし、

だからこそ、

釣り場は絶対に汚すまい―

そんな気持ちで、ゴミを拾ったり、
海の環境を守る活動をしている自分がいます。

このBB弾を使う趣味だって同じ事。

打った弾を拾ってくれたりすると嬉しいし、
やってる仲間内で掃除してくれたり、

例えばだけれど、
木の屑(ペレット)の弾って、作れないのかな・・・
そんな話題が出ていたりしてたら、
とっても有り難いですよね。

そんな「違和感」が、
環境への意識を高めるキーワードかもしれません。

さて、話しをワークショップに戻しますね。

ワークの方式は、
コミュニケーションワークで度々使われる、
『ワールドカフェ』と、同じ方式です。

けど、使うのは段ボールと、マジックペン。
段ボールは、色んな用途で使えるようにと、
例年、たくさん準備下さってあります幸せ

もちろん新品じゃなく、
梱包に使われていた使用済みの物です。

それに自由に言葉や絵を書き込んで、
関連するワードを繋いだり、絵を描いたりで、
会話を活性化させる手法です。

先ず各班に、
段ボールの大きなボードを1枚渡して、

じゃあ、みんなが探して来た
残したい「もの」を、先ずは書いてみよう!!

と、振ってみると、
手がどんどん動きます。
色んな「もの」見つけたんだねグッド

この『残したいもの』ワークに10分
段ボールに、いっぱい書いてあります。

続いて、
『残って欲しくないもの』ワークを、
同じやり方で10分続けました。

同じ様に、手は止まりません。
むしろ、こっちの方が多いのかなくらいです。

これで、各班の
『残って欲しいもの』
『残って欲しくないもの』の、
一覧ができあがった訳です。

最後のワークは、
2つのボードを並べてみて、

どっちにもあるものがあるか・ないかびっくり
いっぱい出ているのは、どんな「もの」びっくり

そんな「もの」を、分類してみると、
どんな事が見えて来るかなあ・・・

そして、
自分の班の「残ってほしいもの」
ひとつ。と、
「残って欲しくないもの」を、
ひとつ。を、決めました。

多かったと云うか、
やっぱり、コレがイチバンだった―
って、「もの」は、

八丈島の人達の「やさしさ」・「あたたかさ」
そんな、
子ども達が、歩いている最中も、
見守って、包み込んでくれた、
不変の「もの」が、ダントツの
「残したいもの・残って欲しいもの」でしたラブ

だよね〜グッドグッド

で、残って欲しくないもののトップは、
「ゴミ」泣く

で、ありました。

最後に、ゴミってなんだろうね・・・
何が、ゴミになっちゃうんだろうか・・・

そんな話しをしながら、
子ども達に、考えてみようね。
って、伝えて、

環境学習の時間が終わりましたチョキ

殆どの班が、
歩きながら、ゴミを拾って来てくれました。

「みんなのお陰で、確実に海はキレイになったよ」

拾って来たゴミの数々は、
こんな所にあると嫌だな・・・
拾ったらキレイになるよね・・・

そんな風に心が動いてくれたからです。
裏を返せば、心が動かないものがゴミなのかもびっくり

だから、捨ててしまう・・・。
自分にとって、
全く必要じゃなくなっちゃったから・・・。

そんな余韻の中で、
イチバン体力が残ってそうな2班の男子達が、
何も言わずに、
BB弾を拾い集めてくれていました。

本当に、淡々と、
一粒一粒、ていねいに・・・

いいねグッド

ありがとラブ

サバゲーの写真は、
もちろんイメージです。

下の写真は、
子ども達が拾って来てくれたゴミの一部です

 







2022/09/03 10:00:00|活動報告
3年ぶりの海洋道中は無事に実施されました9 『環境学習の時間』1

皆様おはようございます。

ところで、
3班が八重根漁港で出会った芸能人、
誰だったか分かりましたかびっくり

ともあれ、コロナ禍の今回、
初めて導入した『八丈チャレンジウォーク』は、
無事に全班が、時間内に帰着する事ができました。

一方で、例年と異なり帰着時間が早くなったので、
ある程度、時間が空く事になりました。

この隙間の時間に、
環境について考える時間が持てないか―
と、云う事で、事前に事務局からも相談がありました。

ゴミ拾いを・・・
と、云う提案もあったのですが、
2日目に底土周辺で、既に拾っています。

それに、ゴミ拾いって、
云われてするものではないので、

この時間を自分に任せて欲しい―
と、環境学習のワークショップの実施を提案しました。
これこそ、我が本職でありますグッド

さて、左の写真をご覧下さい。

上はBCの一角。まだテントを張る前です。
閑静で、良い感じでしょ幸せ

こんな場所に、
下の写真の「物」が、たくさん落ちています。

東日本大震災後の、
海洋道中くらいからだったからでしょうかびっくり

段々とコレが目に付く様になって来た気がします。
そして、3年ぶりにここを訪れて、

また増えてるな・・・

って、凄く気になったんです。

このワークショップには、
「コレ」を素材にしよう―

先発隊で来た初日に、決めました。

ウォークの日の2日目―
子ども達がBCに向かって懸命に歩いている時、

自分は、コレを拾い集めていました。

それを見ていた団長さんが、

「コレって、こんな所にあると違和感ありますよね」

そう自分に云ってくれました。

「そうですよね。段々、増えてる気がします」

「コレってBB弾?」

団長が確認してくれました。

「実は、今日の環境学習で、
  コレ使おうと思っています」

ある程度、拾い集めたところで、
今度はワークショップで使う、
段ボールの準備に取り掛かります。

すると団長さんが、

「何かお手伝いする事ありますか?」

そう聴いて下さったので、

お言葉に甘えて、
準備作業を手伝ってもらいました。

パネル状に切り出した何枚かの段ボールに、
キーワードになるセンテンスを書いてもらいました。

『BB弾』・『サバゲー』・『違和感』・・・
そんな言葉をボードに丁寧に書いて下さいました。

実は、子ども達がウォークへ出る前の夜、
課題として、

これから伝える、「二つのもの」を、探して欲しい―

と、云って、

『八丈島にずっと残したいもの』ラブ

と、もう一つは、

『八丈島にずっと残って欲しくないもの』悩み

の二つです。

「もの」については、
敢えてひらがなで「もの」あって、
品物(形のある物だけではない)でなくても良い―

と、伝えて送り出しています。

それぞれの感性でその「もの」を探し出し、
それを持って帰って来て欲しい・・・

子ども達は、
どんな「もの」を、見つけて来るんだろう。

次回は、
実際のワークショップの様子をお伝えしますねグッド

と、云う事で、今日はここまでスマイル

 







2022/09/01 10:00:00|活動報告
3年ぶりの海洋道中は無事に実施されました8 『ウォークの日2』

皆様おはようございます。

1班を追いかけて、割とバタバタだった
『八丈チャレンジウォーク』の、1日目でした。

その夜と朝方、
激しい雷雨が襲いました。
特に昨夜の雷は、
八丈で、今まで体験した事がないくらいでした。
しかも昨夜、発熱を訴えた子がいて、
我々にも緊張が走りました。

子ども達は大丈夫か・・・
急な雨の時には、直ぐに避難できるように、
ビバーク地は、公共の施設の一部をお借りしています。
なので、大丈夫だとは思いながらも、
やはり心配は尽きません。

朝になって、昨夜に発熱した子を再検温すると、
無事に平熱に戻っていて全員がほっ・・・
よっぽど疲れたんでしょうね。
昨夜の雷雨の中で、
テントで身動きもせず爆睡していましたからスマイル

朝、救護車が復活のメンバーを乗せて、
パトロールに向かいました。
そして、各班の様子を伝えてくれましたチョキ

どの班も、元気にビバーク地を出発したようです。
今日は、13時を目途にBCに向けて歩き出しましたウォーキング

例年だと2日目もフル回転でパトロールなのですが、
帰着時間厳守が求められているので、
基本、救護車のみでパトロールになりました。

さて、
2日目にも色んな事が起きました。

先ず、昨日はバタバタだった1班は、
後は帰るのみとなったら、俄然、脚が早くなりました。
トップ2も、元気に歩いて昨日は何だったの状態困った

途中で立ち寄ったのは、
副班長を務めた子のたっての願いで、
「ホタル水路」へ向かいました。

ここは、島でありながら水辺の自然を再現した、
ビオトープだと思って下さい。
水田なんかもあって、
色んな生きものたちが利用しています。

実は、ここを訪れた班は、今まで一度もなかったのです。
名前の通り、季節にはホタルも飛び、
自然好きにはうってつけなスポットなのですが、
あいにく、ここを通るルートを選ばないので、
今回、初めてホタル水路に足跡を残しましたグッド

2班は、登龍峠チャレンジです。
が、昨夜はみんな熟睡したらしく、元気満々、
ぐんぐん歩を進めていました。

余裕もあったので、
底土を回って、ゴミ拾いなどもしてくれたそうですョ幸せ
おれお、グッジョブグッド

3班はなんと八重根漁港で、
テレビのロケに遭遇カメラ

ある芸能人に声を掛けてもらったのですが、
今時の子で、そのタレントを知らなかったみたい・・・

後で確認したら、
ロン○ンブ○ツのRさんの方と、
元A○B48のMSさん、分かるかなあびっくり
上海のA○Bにも参加したM澤S江さんですよ。

Rさんから、「どっから来たの?」って、
声掛けてくれたみたいなのですが、

「垂戸からです」

と、BCの場所を伝えたみたい・・・寝ぼけ

ちゃうやろ〜よろよろ

で、「あっ、山梨からです」照れ

ってなって、
一緒に、写真を撮ってもらったみたいですカメラ

そう言えば、確か今日がOAだそうですよ。
7チャンですテレビ

引っ張ったのがだいちゃんだったから気付いたのですが、
きーちゃんだったら、もしかしてスルーだったかも困った

4班は、
昨日、南原千畳岩に行くのを、
何故か直前で回避しました。

ホントすぐ手前で回避したので、
行こう―
と、進言したんですOK
そして、改めてスルーした南原に向かいました。

これで、よし!!

みんなで決めたコースなんだから、
行かなきゃ勿体ないびっくり

なので、他の班より若干遠回り。
到着が、ギリになりそうだと連絡がありました。

BCでは、指導者達でお昼ご飯の準備が始まりました。
オニギリと、八丈の海水で茹でたジャガイモ、
頑張った子ども達へのご褒美として、
指導者が腕を振るいました。

午後13時前から、
無事にゴールラッシュが始まりました。

1番は2班ラブ 体力バツグンチョキ

2番は1班ポカン 昨日の遅れは何だったのびっくり

3番は3班照れ 順調順調びっくり

4番は4班ニコニコ 頑張ったで賞グッド

ゴールの瞬間をまとめてみましたラブ